現在をうろうろ(7139)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮の商習慣の法螺話も面白い!

 日に日に北朝鮮に関する報道が粗雑になるね・・・まあ、嘘つきちゃんの法螺話も馬鹿みたいな奴になりつつあるようでね・・・「女性イナゴ商人」踏みにじる金正恩体制に北朝鮮国民が反発(高英起) - 個人 - Yahoo!ニュース ほとんどあり得ない話を製造中かね・・・?

近年の北朝鮮経済の大きな流れは、市場経済と計画経済のハイブリッドな経済体制への移行だ。それに従い、内閣は市場や各機関の経済活動への統制を強めている。その実態は明確になっていない部分も多いものの、当局がこうした取り組みの中で、実質的な税収の拡大を目指していることだけは間違いない。

 まあ、常識の範囲で考えれば簡単な話じゃないかね・・・?どうも、北朝鮮は日に日に豊かになっているようでね・・・配給制もまともに動いているような雰囲気じゃないかね・・・?まあ、日々絶糧とか叫んでいるが・・・?

 どうも、信憑性は皆無という感じでね・・・とりあえず、糧政倉庫も稼働しているように衛星画像からは読み取れるしね・・・どうも、内部情報筋は脳内に存在するだけのような雰囲気だしね・・・何だか、無知ちゃんがイーカゲンな話を作っているだけのようでね・・・

 歴史的なものを無視して色々と法螺話を作っている事も分かって来たしね・・・

それは、最近強化されている「イナゴ商人」の取り締まり強化にも現れている。本来、市場で商売するには、市場管理所に市場管理費という名の税金を支払わなければならないが、払えるほどの儲けがない零細商人、負担を嫌う商人は、市場の周辺や人通りの多いところに露店を開き商売をする。そんな人々を「イナゴ商人」と呼ぶ。

 イナゴ商人と称するような輩がいるのは理解できなくないがね・・・ただ、法によって取り締まられているのだから・・・?馬鹿な話をしているだけじゃないのかね・・・法制度が違うわけだからね・・・

 そういったものを無視して叫んでも無意味だからね・・・市場での商売が認められる・・・律令の昔から、市の司がいて・・・市場の管理をやっているのだからね・・・簡単な話じゃん?馬鹿な米国は、律令の規定などに関する知識も無いのだろうから・・・馬鹿な話を作るというのは自明だしね・・・養老律令 - Wikipedia 大昔のものですが・・・関市令 - Wikipedia 米国のような超後進国と違ってね・・・国史大系. 第12巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 151コマ 関市令 こういった法があるわけでね・・・

 朝鮮も律令を継受していたわけで・・・市以外での売買は・・・官にしか許されないわけで・・・そして、規格が定められていて、規格に合わないものの売買は基本的に禁止なわけでね・・・超後進国の米国には理解できないほど進歩した行政法を有しているわけでね・・・

 米国は超後進国だから・・・規格外れのものなどを商うイナゴ商人の如き輩を許可するだけのようでね・・・買い手の保護を目的とするような法は・・・食品の衛生程度の最低限のものしか考えていないのでしょうね・・・

 こういった市での規制の根拠になる工業・農業規格というのが、式で詳細に規定されるわけでね。この式が確立するのが・・・弘仁式 - Wikipedia これなのでしょうが・・・現在は、その内容は・・・延喜式 - Wikipedia こいつに記されていますね・・・

 だから・・・未だに、この延喜式で定められた規格が・・・そのまま残っている商品もあったりするわけでね・・・延喜式は非常に興味深いもので・・・私は祝詞や神名帳も読みましたが・・・神祇関連以外の物の方が面白くてね・・・事実上の農林・工業規格が示されているのでね・・・

 官も市場から商品を仕入れたりするので・・・こういった規格に合った商品群というのが重要だったわけでね・・・何を規制しているかというと・・・市の中で店を開くと、そこには誰がやっているのか?何を商っているのかを示すわけね・・・どこの誰がやっているのかを示しているわけね・・・日本などが導入した唐の時代では・・・市以外にも現在の店に相当する商人の売り店が存在したわけね・・・これだと、不良品なら・・・そこへ文句を付ければ良いが・・・常設でない市での売買では、買い手を保護するためにとやかく市を開くものがチェックしているわけでね・・・昨日出来たような超後進国の米国には理解できない事だろうがね・・・

 信用のある行商人と、どこの馬の骨か分からない行商人を峻別する事を・・・1200年以上前から行政の先進国はやってきたわけね・・・米国などには、考えも及ばないレベルでね・・・未だに、後進国は英米法なる行政法を持たない法で統治作用をやっているようですがね・・・法整備がダメダメだから・・・憲法とか騒ぐわけでね・・・

 律令での取り締まりは・・・式で定められた規格に沿った商品が流通するようにしたわけでね・・・で、超後進国の間抜けちゃんが、どんな馬鹿話を作っているのかね・・・?

両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋は、最近行われた取り締まりの様子について伝えているが、そのやり口のひどさは、市民が驚愕するほどだという。

 はあ?行政の超後進国の米国だと・・・無知だから驚くのかね・・・?

当局は、従来の安全員(警察官)、糾察隊(各組織の取り締まり班)に加え、地域の人民班長(町内会長)を動員して、取り締まりに当たらせている。

 どこの馬の骨か分からない行商人から買うと・・・それが、盲人に職を与えている工場の・・・「餓死を免れるため」命がけで外出する北朝鮮の障害者たち(高英起) - 個人 - Yahoo!ニュース

彼らはスニーカーを持っていたが、すべて没収された。いずれも工場の製品だった。安全部(警察署)が行った家宅捜索では、工場から盗み出したスニーカーが大量に発見された。

報告を受けた政府は、労働者と家族の秩序を保てなかったとの理由で、工場の支配人を撤職(更迭)処分とした。逮捕された5人の処分について情報筋は触れていないが、コロナ規則を破ったことから、単なる窃盗では済まされないだろう。


 こういった商品の撲滅もしなければならないわけでね・・・明らかにまともでない商品・・・商品の出所を明らかにしなければならないわけでね・・・盗まれたものでは話にならないじゃん!まあ、米国では・・・こういったものも糾察されることなく自由に流通するのかね・・・?まあ、後進国だから・・・こういった行政による消費者保護などは無いのだろうからね・・・米国はそういった、行政の作用が極めて弱い「放置」を自由と称しているような感じでね・・・

 こういった、盗品故買などをするような連中を取り締まるためには・・・行商の鑑札が必要だったりとね・・・関市令・・・関所を越えて移動して市で売るという行為に関する規定であるわけでね・・・だから、こういった人は座に属する事になるわけでね・・・極めて社会主義的な物とも言えるね・・・こういった、規定が伝統的に存在するから・・・北朝鮮では、社会主義が・・・それなりに成功しているとも言えるわけでね・・・

事件が起きたのは先月28日のこと。赤ん坊をおぶった30代女性が、道端でサンチュ(チシャ)とネギを売っていたところに、人民班長の集団がやって来た。女性は「売り切れるまで(商売できるよう)見逃してくれ」と頼み込んだが、「さっさと立ち去れ」と追い払ったという。

 法が要求するのだから仕方ないじゃん!米国のような法整備が遅れている国では、それぞれの事件ごとで判決を出して放逐する事になるのでしょうが・・・行政法の先進国では・・・法が予め予定しているから、処分は決まるわけでね・・・米国のような超後進国を基本にしてはいけないというだけじゃないかね・・・?

 法によって命ずる!立ち去れ!立ち去らないなら・・・これだけの話ね・・・日本の場合は律=刑法を継受しなかったので・・・白州での裁きになるわけね・・・立ち去らないと、捕縛して白州へ引き出されて・・・そこで、判決が出るわけね・・・だから、捕縛するぞ!白州だぞ!刑罰がそこで決まるのだぞ!と、犯罪を構成する前に思いとどまらせるシステムなわけでね・・・なるべく刑罰を避ける方向で調整された法なのだろうとね・・・

この過程で口論が起きたようだが、人民班長の集団は女性の髪を掴んで引きずり、足蹴にするなど暴力を振るった。程度は不明ながら、女性は負傷したようで、病院に搬送される騒ぎとなった。この話はあっという間に市中に広がり、人民班長に対する怨嗟の声が上がった。

 違法行為の継続で・・・捕縛だね・・・もしくは、その場払いで追い出せば良いだけの話ね・・・これは、行政による判断が為されて行われた・・・だから、行政事案の不服申し立ての場合は戦前は大陸法系で・・・行政裁判所が置かれていたら、戦後の憲法は英米法の影響が強いので、戦前の行政裁判所のような特別裁判所は置けないわけね・・・米国は、特別法を作って特別裁判所を乱立されるようですがね・・・ご都合主義だから仕方ないかね・・・?

 とにかく、行政法で取り締まりの範囲が決まるのでね・・・とりあえず、排除するのが律令を継受した国だと基本になるかね・・・?不服申し立てを、あとですることになるかね・・・?行政の判断で排除が決まったわけでね・・・

人民班長は、防犯活動、住民の思想動向の監視、税金の徴収など行政・治安機関の末端要員の顔と、住民の生活を細かくケアするソーシャル・ワーカーのような顔を併せ持つ存在だ。恨まれることもあれば、頼られる場合もあるが、住民の支持を失えば役割を十分に果たせなくなる。

 まずは、行政法の枠組みによって取り締まられるわけでね・・・米国のような後進国だと、法が予定しないから困るわけね・・・だから、警察が出鱈目を始めるわけで・・・米国だと、どこの馬の骨か分からない行商人が来たら・・・?保安官が・・・麻薬取引の疑いがある、その商品のサンチュ(チシャ)とネギと売り上げを押収、そして・・・押収物件の所有権放棄の書類にサインさせて追い出す・・・サインしなければ起訴だ!とかね・・・弁護士費用は高いぞ!とか・・・商品が押収され、麻薬取引で起訴・・・サンチュ(チシャ)とネギと売り上げを回収するのは長い道のり・・・

 地域の安寧のための行為だから・・・基本的に住民の支持があるはずでね・・・結局は、もぐりの商人が横行する事を避ける枠組みだろうね・・・野菜販売の店舗に卸すのはOKなのではないかね・・・商品の信用の維持という奴でね。

今回、特定の人民班長に対する何らかの動きが起きているかは不明だが、一部の市民は安全部(警察署)と洞事務所(末端の行政機関)に対して、人民班長をイナゴ商人取り締まりに動員するのは辞めて欲しいと要求する事態となっている。

 基本的には看板を背負って行商をする人間は・・・移動許可が出て市への参入が許可されるという、律令以来のシステムが未だに北朝鮮では生きているだけの話じゃないかね・・・?個人的な信用の場合は、道端ではなく勝手口での販売・・・互いの信用の担保のために期払いにするとかで・・・継続的な取引関係を認める形になるのだろうとね・・・

 どうやら・・・無知な無祖付き米国の法螺話がベースにあるような感じじゃん・・・

 朝鮮総督府は、こういった商習慣に関してのレポートなどもまとめているのでね・・・行商のシステムは購入販売委託のようなものでね・・・製造者が行商をすることは少ないようでね・・・目利きが仲介するような形を取っているようでね・・・

 食料品店は規格品を置くだけだから・・・公定価格販売になる。野菜は出入りの人を使って頼む形になるのでは・・・だから、許可を受けたものが買い出しに行く形になるわけね・・・北朝鮮で拡大するロックダウン、慈江道全域に封鎖令 DailyNK Japan(デイリーNKジャパン)

副小隊長は、松源郡の中心地にある協同農場の幹部の息子と知り合いで、そのコネを使ってトウガラシを調達、保衛部幹部に届ける一方で、一部をちょろまかして市場で売り払い、利益を得ていた。

 しっかりとした売り手から買って来た商品を流通させるわけでね・・・地位による信用と、取引先との継続した仲介を商売としているわけでね・・・こういった所に、朝鮮総督府の調査結果と重なる部分が現れるわけね・・・季節ものだから・・・副業として行うものね・・・

 普通の農家が副業で移動というのも・・・日本でもあったわけね・・・農閑期に特殊技能を発揮・・・南部杜氏 - Wikipedia こういった職能集団に属していると・・・通行手形が出るし、その信用も高いわけね・・・南部藩では、表向きは明治3年(1870年)まで藩外への出稼ぎを禁止していたが、何かと他の口実を与えてやったり、お目こぼしをしたりして、貧農たちが杜氏として藩外で副収入を得ることを積極的に抑えつけなかった。このことも、南部杜氏が今日では国内最大規模の流派を形成するのに貢献したといえる。・・・こんな具合にね・・・幕藩体制って・・・かなり社会主義的だったわけね・・・藩が解体されて・・・組合形式へ移行ね。

ごく限られたものではあるが、長期間閉じられていた国境が開かれ、貿易が再開されたものの、食糧難の解消には至っておらず、食糧が底をついた絶糧世帯が大幅に増加している。

 まあ、単なる法螺話でしょうね・・・

当局は、庶民が食糧難を耐えしのぐための些細な商売を取り締まり、個人が山を切り開くなどして作った畑を没収している。庶民を豊かにするはずの「国家経済発展5カ年計画」が、庶民を苦しめている。

 北朝鮮では・・・未だに、斜面の傾きで耕作禁止をやっているようだね・・・ちゃんと、大日本帝国時代の山林保護を忠実にやっているようだからね・・・だから、高価な薪は使わず、石炭が燃料の中心になっているようだからね・・・嘘つき米国の法螺話をチェックするのは面白いね・・・

 史料が充実してくると・・・虚川江のダムとかも・・・朝鮮水力調査書. 第2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 22コマ  第三節 虚川江、雲寵川/28 これね・・・若者の命を次々と飲み込む...北朝鮮「呪われた巨大発電所」の実態(高英起) - 個人 - Yahoo!ニュース この法螺話ね・・・

この端川発電所は、中朝国境を流れる三水発電所貯水池や鴨緑江など複数の河川の水を、160キロにも及ぶ地下水路を通して、東海岸まで流し、落差を利用して発電するカスケード発電所だ。途中には8つのダムと発電所が建設され、計画通りなら180万キロワットの電力が生産できるようになる。元々は、朝鮮が日本の植民地支配下にあった時代に、日窒コンツェルン(現チッソ)が計画していたものだ。

創業者の野口遵(のぐち・したがう)は、水量豊かな朝鮮半島北部の鴨緑江をせきとめ、巨大な水力発電所を建設するなど、電力事業に多大な投資を行った。野口はさらに、川をせき止めて巨大な湖を作り、そこの水を東海岸に流して発電し、興南肥料工場など各地の工場に供給するという壮大な計画を立てた。

設計まで終えたが、あまりにも壮大過ぎたため、結局断念した。そして、1945年8月15日の敗戦で日窒は朝鮮半島におけるすべての資産を失い、朝鮮から撤退した。


 この法螺話・・・端川水力は・・・虚川江の水を引く計画でね・・・日窒が計画したのは・・・左の地図に現れるような小規模のダム湖群からの送水ね・・・これをカスケードに配置された水力発電所に流して発電する奴だね・・・

 この虚川江の下流と雲寵川の計画はちょっと違うわけでね・・・雲寵川の計画は・・・戦前に行われたようで・・・元々の計画は・・・

 右のような
14.8kmの水路を作って、139mの落差を利用する計画でしたが・・・

 現実の実施は・・・41°21'29.3N 128°23'40.5E - Google マップ ここで取水した水を・・・2つの水力発電所に2段に分けて実施したようですね・・・概ね2010年から2015年にかけてですかね・・・

 三水水力のダムが・・・41°19'05.9N 128°09'23.2E - Google マップ ここに建設されたのでね・・・三水水力は・・・戦前の計画よりもかなり進んだ考え方で建設ね・・・

 戦前だと・・・どうやら、地盤の良くない所にダムを造る気力に欠けたのか・・・?ってね・・・

 右のように・・・馬鹿デカいダム湖を北朝鮮は作ったわけね・・・

 左下の赤丸の所にダムを作って赤線のように水を引いてね・・・このデカいダム湖の水を・・・41°12'27.2N 128°09'32.7E - Google マップ ここで取水して・・・

 左の水色の線に導水管を掘って・・・40°47'18.2N 128°26'22.9E - Google マップ ここのサージタンクまで引いて発電するわけでね・・・

 結局、日々なんじゃこりゃの情報力も・・・内部情報筋がいるとは思えないほどの低レベルの話のようでね・・・

 まあ、米国の情報優位などは・・・嘘つきちゃんの法螺話の集積に過ぎないようでね・・・

 戦前の日本の技術力では・・・右の光生里にダムを建設できなかったわけでね・・・

 ここの、地盤が良くないので・・・莫大な量の岩石や土砂を積み上げるロックフィルダムが・・・機械力が無いので作れなかったわけでね・・・

 日本では1950年代になると・・・地盤の良い場所が無くなってきて、この手のダムを造るようになるわけでね・・・どうやら、北朝鮮にも
まともなダムを作る技術があるようでね・・・

 まあ、間抜けな米国には・・・そういった事は理解したくないようでね・・・馬鹿な法螺話ばかり流すようでね・・・

 ああ、ダムの話が割り込んだのは・・・両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋・・・こいつはいないのではないかとね・・・?この辺りで市場を持つ街が僅少でね・・・恵山市と甲山の41°05'28.0N 128°17'22.0E - Google マップ ここぐらいかね・・・?こんなものを見ながら・・・水力発電の戦前の計画を眺めていてね・・・

 なんだか・・・何も知らないで、嘘つきちゃんの法螺話を報道と称して流しているようでね・・・?なんだか、馬鹿馬鹿しくてね・・・まあ、私は色々と楽しめますがね・・・技術史なども面白い!

2021.05.12

    








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