現在をうろうろ(7039)
日本貧窮者経済新聞
 米国の政策は不純な動機が沢山あるようでね・・・?

 さてと・・・何か、新しい話は無いかね・・・夜になると、新しい話が現れるわけが無いのでね。どうも、米国は嘘つきちゃんで法螺話ばかりを流しているような気配でね・・・そろそろ、色々と破綻するのではないかね・・・?ちょっと気になるのは・・・【コラム】米国がレアアース採掘を再開すれば中国の狙いは成功しない(1)(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース 米国がレアアースを、どれだけの補助金で掘らせるのかの問題ね・・・それと、経営規模ね・・・

18日(現地時間)、米アラスカ州アンカレジ。バイデン米政権の発足後初めての米中外交トップ会談が開かれた。アンカレジ入りする前、米国側は同盟国の日本と韓国を順に訪問し、中国の人権問題を公開的に取り上げた。米国の筋肉質の力だけを信じて一人で中国たたきに熱中したトランプ政権とは違い、同盟との協力、自由と民主という価値を前面に出すバイデン政権の戦略が表れていた。アンカレジでの会談の雰囲気は会談場の外の空気ほど冷たかった。米国が新疆ウイグル人権弾圧に言及すると、中国側は米国内の黒人人権問題で対抗した。

 米国を人権問題で叩こうと思えば簡単だが・・・問題は政府は「放置」による人権侵害だからね・・・不作為による侵害だから追及が面倒ね・・・まあ、パターンは簡単に作って、大量の情報を流して攻撃をすれば良いだけでね・・・これは、それほど難しくないでしょうね・・・中国には、それなりの人材と組織があるわけだからね・・・徹底という面では中国側が勝てるね・・・米国の情報優位が破られるのも面白いかもね・・・?

 米国は人権の先進国とは言えないのでね・・・明らかに行政の後進国ですから・・・白人優位主義をどの様にオブラートにくるむのか・・・?トランプ氏がやったのが・・・これだろうね。

米中戦略競争がトランプ第1幕を過ぎてバイデン第2幕を開いている。米中関係がトランプ以前に戻るという期待は最初から違った。米中の衝突はもはや「ブラックスワン」(可能性が低い事件)ではなく、「灰色のサイ」(目に見える無視できない脅威)になった。興味深いのはアンカレジ会談の直前にレアアース(希土類)関連株が急騰しているというニュースだった。どんなことが起きているのか。

 これも、米国の黒い伝説系の話だろうね・・・中国がレアアースの輸出を止めるだろう・・・これに対して、米国は採算を度外視して米国企業に補助金を流すことで生産する!という奴ね・・・これって、ダンピングになるが・・・それを、やるというだけの話ね・・・やると、ダンピングは・・・自傷行為でもあるからね・・・米国は・・・この自傷行為に耐えられる資金があるのか・・・?

 現状で、新疆綿に対するアメリカ綿のシェア拡大や、新疆のトマトに対するカリフォルニアのトマトのシェア拡大で、補助金で何とかなるのか・・・?そういった話なわけでね・・・

 場合によっては、米国での賃金が下がる可能性は・・・?

 つまり、特産品の強化で賃金向上を図るのと、補助金ありきで賃金を下げて特産品の強化をやろうとする米国が勝てるのか・・・?補助金が終わると、賃金が下がって負ける・・・チキンレースに勝つのはどっち?という奴ね・・・私の頭は壊れているのでね・・・

世界最大のレアアース生産国の中国がレアアース輸出を統制するのではという市場の懸念が反映されたのだ。米中アンカレジ会談の直前、レアアース関連株のユニオンは前日比1230ウォン(14.2%)上昇した9890ウォンで取引されていた。デウォン化成、ユニオンマテリアルなども5−6%上昇した。セノテック、ティプレックス、ノバテックなど関連株も値上がりした。

 米国が価格競争で勝てるのか・・・?つまり、現状の中国の輸出量を越えるためのコストはどれだけになるのか・・・この話ね・・・この国際価格では儲からないから撤退した米国勢だからね・・・私の頭は単純で、昔ながらの需要・供給で価格が決まる奴の信奉者で・・・さらに、頭が単純なので・・・セイの法則の信奉者なのでね・・・

 レアアース関連の株価が上昇したのは・・・米国政府が戦略的に補助金を垂れ流すだろうという思惑でしょうからね・・・で、この補助金で市場を独占できるようになるのか・・・?その問題ね・・・補助金の有効期間は短く、その間に黒字化できるのか・・・?今の市場価格が問題になるわけね・・・

 前回の中国のレアアースの輸出制限は一応は自国の資源保護・・・つまり、価格維持の話でやったわけだからね・・・

 米国は、この価格での競争力が無かった・・・今回は株価の上昇分で資金調達能力が上がるし、米国政府からの資金の流れも期待できる・・・これでの株価の上昇でしょうから・・・これらの会社の新規投資が問題になるわけね・・・問題は、中国が作った相場を増産で下げられるのか・・・?これで、市場を奪還するわけですからね・・・

 まあ、米国および同盟国製品で軍需産業を固めるとか・・・そういった政策を民需でやるわけにはいかないですからね・・・結局は、安いものへ流れるから・・・同等なら安物が・・・グレシャムの法則みたいな話ね・・・私の経済学は低きに流れる奴なので・・・これだと、少なくとも損はしない・・・

 米国のポジティブな奴に乗るも良いのですがね・・・ただ、引き時がね・・・物凄く早くしなければならないのでね・・・

中国はレアアースの輸出を統制するのだろうか。トランプ前大統領が関税爆弾を浴びせて中国に圧力を加えた当時、中国はレアアース武器化カードに触れた。トランプ前大統領が中国を相手に貿易戦争を始めると、中国は当惑した。劣勢になってはいけないと判断した中国は、米国の関税爆弾と同じ規模の関税爆弾で応酬したが、中国の対応には限界があった。米国の中国産輸入額(約5000億ドル)が中国の米国産輸入額(約1500億ドル)を圧倒する状況で、中国が米国の関税爆弾についていくのは不可能だった。非対称的な貿易戦争の局面を転換するため中国は妙手を考え始めた。この時に登場したカードがレアアースだった。習近平主席は江西省のレアアース生産地を訪問して決意を表した。

 政治が経済を巻き込むのが米国流なのかもしれないが・・・これが果たして有効なのか・・・?私にはよくわからないのでね・・・輸出を止めるのと、補助金で増産するのではどちらが有利なのか・・・?この問題ね・・・輸出を止めると価格が上昇して、米国は採算ベースに乗るかもしれないが、それは補助金による効果だからね・・・?互いのハッタリの世界で官製相場で価格が決まるが・・・それが、長期的にはどうなるか・・・

 まあ、米国は補助金で優位を生み出すかもしれないが・・・それは、補助金が続く間だけですからね・・・補助金の間に採算性が向上するのか・・・?私には未知数が多くて分からない!

 あとは、資源国は・・・近頃は最終生産品まで自国資源で優位を保とうとするのでね・・・リービッヒの最小律 - Wikipedia 私の壊れた頭は・・・産業の利益も、リービッヒの最小率に従う気がしてね・・・国際分業の世界を・・米国が壊すから、資源国優位になりつつあるという奴ね・・・技術国のアドバンテージが落ちている・・・技術で、高付加価値商品を生み出す日本型の儲けがダメになったから・・・日本は貧乏に嵌っていると言うべきかね・・・?さて、寝るか・・・馬鹿らしい・・・楽しい話にはなりそうもないからね・・・起きた!しかし、ポチな米国の奴隷国の儲ける力はダメダメじゃん・・・

 米国が貧乏になって儲けにくくなったというのもあるが・・・何で、稼げないのかね・・・?

 とにかく、米国は中国からの輸入に頼るようになった・・・ポチな米国の奴隷国より安価に製造できるわけだから・・・概ね何でも資源があるが大生産地に比べると零細でコストがかかるので消滅した産地・・・資源の外部依存で終わったわけだろうがね・・・加工貿易が採算割れ状態で、高度な輸出品が売れていないわけだからね・・・決定的なハイテク製品が無い・・・これに関しては米国も同じだがね・・・

 だから、農業資源国として米国綿・トマトで国際市場を支配したくなって、新疆の綿とトマトをつぶしたいようだからね・・・原油輸出のために、ベネズエラとイランの石油を潰したのだろうからね・・・悪逆な国だと考えれば良い・・・

 ポチな米国の奴隷国の半導体産業も米国が潰したわけでね・・・

 フッ化水素で、台湾と韓国の半導体産業を潰そうとして・・・ポチな米国の奴隷国は米国からの指示で輸出の厳格化を行うわけですが・・・フッ化水素の原料が、中国産の蛍石・・・現地生産品を日本経由で韓国に送っていた奴が終わった・・・米国は、都合で他人の商売へ悪辣な方法で干渉しやがるわけでね・・・米国の法螺話に騙されない世界を生み出さないとダメじゃないかね・・・?

 米国の嘘を許さないためには・・・?教育の程度という事になるかね・・・?じゃなくて・・・

 関税ってのは、私の理解が変なのかね・・・?自国民に買わせないために、買う奴に罰金を与えているのだと理解していたが・・・?輸入品の国内での価格を上げるための手段だからね・・・だから、米国は中国製品を買う自国民を罰して罰金を科したが・・・その罰金を政府に払って中国製品を輸入しているのだからね・・・従って、代替品が無いという事になるかね・・・?

レアアースは半導体・LEDなど電子産業と電気自動車バッテリー、ハイブリッド自動車、再生可能エネルギー部品など新成長産業の核心素材だ。2019年基準で中国の生産量は世界で80%以上を占めている。「竹のカーテン」の中国を改革・開放に導いたトウ小平が「中東に石油があるのなら、中国にはレアアースがある」と話すほどだった。中国がレアアースの輸出を中断すれば、世界経済は大混乱に陥る可能性があることを暗示する。

 中国は鉱石や精鉱の輸出を禁じただけで、合弁企業で製品化されたものを輸出という形を取ったようですからね・・・だから、韓国の半導体潰しは、不発・・・以前の台湾の半導体産業潰しでの経験もあったからかね・・・?

 米国は果たして、レアアース市場に対して何をすることになるのかが問題だがね・・・

◆「希少」という意味とは違い世界各地に埋蔵

 ああ・・・希土ね鉄や銅とか大量に産出する物に対しての話だからね・・・希少な鉱石から細々と・・・キドカラーなんって商標があったね・・・キドカラー - Wikipedia ブラウン管の蛍光体に希土類元素を使って発色を良くした奴・・・カラーテレビの輝度を上げるため、ユウロピウムやテルビウムといった希土類元素をブラウン管内部の蛍光体材料として用いたことによる。「輝度」と「希土」からもじって名付けられた。当時、赤色の発色の良さを売り物にしていた。

 主食や肉や野菜に対しての香辛料のようなものですかね・・・精製分離が困難で少量の使用で効果が違う!という元素の話ですね。まあ、希土でも比較的大量にあって古くから利用されているものって・・・?ああ、発火合金があるね、フェロセリウム・・・フェロセリウム - Wikipedia ライターの石ね・・・セリウムはガラスの研磨剤にも使われるし・・・比較的身近な希土もあるわけでね・・・磁石の合金や・・・まあいいか。

今年3月の全国人民代表会議で、中国はレアアース武器化の意志を公開的に固めた。バイデン大統領はすでに2月末、半導体・電気自動車バッテリー・レアアース・医薬品に中国を排除したサプライチェーンの再編を検討するよう行政命令を発動したところだった。戦雲が漂っている。中国はレアアースを武器化できるのだろうか。

 悪辣な米国の敵視政策に対しての応答ね・・・敵対国からの軍需物資の取得をやめるとか、間抜けな話を米国は考え付いたようででね・・・チタンなどが話題になったね・・・トランプ米大統領、スポンジチタンの輸入是正措置を発動せず、232条調査の結果を受け(日本、米国) ビジネス短信 - ジェトロ こういった奴ね・・・

スポンジチタンは、米商務省によると、航空機のほか、宇宙船、人工衛星、船舶や武器の製造に使われており、米国の消費量(2018年)の68%が輸入されている。232条調査を所管する商務省は、国内企業のチタニウムメタルコーポレーションからの要請を受けて、2019年3月4日からスポンジチタンの輸入が米国の安全保障を損なう脅威に当たるかの調査を進めていた。

 要するにこのパターン・・・国内企業が中国製品の輸入が安全保障を損なう!と申し立て・・・依存度の問題で・・・企業の都合の・・・2019年11月29日に大統領へ提出した報告書(非公開)では、安価なスポンジチタンおよびチタンのスクラップの輸入により、米国産チタンの価格が下落し、ひいては国内生産者の老朽化した生産設備の再建が難しくなるとしている。・・・これは、さすがに認められないという話になったわけね・・・

 要は・・・スポンジチタンの輸入自体は安全保障を損なう恐れがあるものの、対策としては、輸入是正措置とは別の手段が効果的とする報告書の結論に大統領は同意するとした。

 馬鹿な米国は、この輸入是正措置とは別の手段が効果的な手段として・・・黒い伝説を流布しての人権問題での運動を展開というだけの話ね・・・馬鹿じゃん!米国の都合で、新疆では奴隷的な綿花生産がされている!ケシカラン!奴隷的労働を撲滅するために、新疆綿を使うな!あと、トマトもだ!という、馬鹿を始めたという事でしょうね・・・産地潰しの手法を悪辣な米国は考案したという事になるかね・・・

 だから、こういった事をする嘘つきな下劣な国だというだけの話ね・・・米国が、嘘つきで下劣な国であるとすると、悪事を暴くことは簡単になるわけでね・・・馬鹿な米国は自らの悪事で他国を非難するから、非難の内容を米国の過去からチェックすると・・・お前の手口じゃん!と分かるわけでね・・・

結論から言えば、武器化の効果は短期に終わるという。「希少」という名称とは違い、レアアースは世界各地に埋蔵されている。中国がレアアース生産・輸出で圧倒的1位を占める理由は、米国など先進国が環境問題を理由に採掘に消極的であるからだ。逆に言えば、中国の厳格でない環境規制のおかげで中国はレアアースを大量に採掘している。相当なレアアース埋蔵量を持つオーストラリアの場合、採掘はオーストラリアで行われるが、最終分離工程ではマレーシアに移る。環境規制のためだ。中国が世界最大のレアアース生産国家であるのは、先進国と中国の間に存在する巨大な環境規制レベルの差を反映している。

 残念ながら、米国の老朽化した生産施設では国際競争力が無いから、補助金で生産設備の更新などを「安全保障」の名で行いたいのでしょうがね・・・環境問題を理由に採掘に消極的・・・米国企業は環境問題への配慮が低いから、反対運動が起こる・・・前例が山ほどあるのでね・・・つまり、採算割れをした鉱山が放棄される・・・破産処理をして逃げる・・・あとに、環境問題が残る・・・こういったパターンだから。米国にはこの問題が山ほどあるわけね・・・Reveal The problem with America’s abandoned mines アメリカの廃鉱山の問題 こういった奴ね・・・機械翻訳で・・・

鉱山はその誕生の前にその死を計画しています。鉱山からの残りの廃棄物は非常に危険であるため、鉱山会社は、掘り始める前であっても、何十年も前にそれをどうするかを考えなければなりません。

少なくとも、それが今日の仕組みです。しかし、1981年に米国政府が鉱山にリハビリ計画を要求し始めたとき、多くのオペレーターは代わりに単に立ち上がって去りました。政府は 、公有地だけで約46,000の廃鉱山を特定し ました。それらのいくつかは最優先のスーパーファンドサイトです。

 これね・・・廃坑になるのは確実であるが、廃坑を安全な奇麗な状態にすることは考えたくないので、放棄されたわけでね・・・

しかし、ほとんどはマッピングされていません。いくつかの推定によると、 米国には50万もの廃鉱山があります。これらの場所は、隠された鉱山の坑道から落下するリスクは言うまでもなく、水を汚染し、土壌を汚染し、野生生物を殺し、人間を病気にする可能性があります。(これは一部の地域では正当な懸念事項です。カリフォルニアでは、州は廃鉱山を探してそれらを塞ぐために州を精査するチームを採用しています。 これらの人々についての「ダーティジョブ」のエピソードさえありました 。)

先月、ハリケーンオディールからの大雨により、アリゾナ州の2つの廃鉱山で オレンジと茶色のスラッジが漏れ、パタゴニアレイク州立公園につながる水路が脅かされました。特に西部と南西部では、何千もの廃鉱山がアメリカの風景に点在しているので、私たちはどれほど心配する必要がありますか?


 米国の行政の能力が低すぎるから無理なわけね・・・あとは、法規制のぬるい国で掘るようになる・・・Environmental problems of abandoned mines in the United States - Google 検索 こんなので検索すると色々と出て来るわけね。米国は超後進国で行政の能力が低すぎるというだけで・・・嘘と法螺話で世界を動かそうとしているわけでね・・・

 中国の環境規制がぬるいかどうかは・・・米国では掘って稼いで捨てて倒産によって逃げる・・・だから、上納制を取って廃坑に対する費用を要求するとやらない!と、採掘はオーストラリアで、最終分離工程ではマレーシア・・・環境規制のためにね・・・果たして、環境に対する企業家の意識は・・・? 

中国がレアアースを武器化すれば、世界は他の地域にレアアースの輸入先を変えることができる。有力候補地は世界最高品質のレアアース埋蔵地として知られる米カリフォルニア州−ネバタ州境界地域マウンテンパスだ。現在は実質的に廃鉱状態だが、かつてはレアアースの核心供給地だった。米中戦略競争が本格化し、米政界は本格的な再稼働のための補助金支給など関連立法措置を準備している。環境団体の反発が予想されるが、米国内の超党派的な反中感情はこれを難なく乗り越えるだろう。中国がレアアース輸出統制を本格化する場合、輸入国は中国以外の地域でレアアースの生産を模索し、同時に環境破壊的でない代替材を見いだそうとする努力を本格化するだろう。

 米国のシンクタンクは補助金や政策の実施を求めて嘘と法螺話で固めた文書を作るわけでね・・・そんなもので、踊らされる世界ではダメじゃん・・・米国内の超党派的な反中感情を煽ることで、環境団体の反発が予想される中で・・・補助金支給など関連立法措置を求めているわけだからね・・・米国は「安全保障」「人権問題」これだと超党派の結束が固められるというだけね・・・

中国は実際にレアアースを武器化したことがあるのか。2010年9月、日本と領土紛争中の尖閣諸島(中国名:釣魚島)で中国人船長が日本の海警に逮捕されると、中国はレアアースの輸出を統制した。電子産業、医療産業大国の日本は中国レアアースへの依存度が絶対的だった。その結果はどうなったのだろうか。

 まあ、政治利用はね・・・どこまで国際社会の支持が得られるかの問題ですからね・・・だから、米国は古臭い「黒い伝説」を人権問題で始めたわけでね・・・黒い伝説 - Wikipedia

日本は3つの対応を見せた。国際法的対応、産業的対応、経済的対応だ。世界貿易機関(WTO)紛争手続きに中国を提訴し(米国・EUと共同提訴)、中国以外のレアアース輸入先を探し始めた。同時に、代替材の開発を本格化した。驚くことにこの3つはすべて成果を出した。中国はWTO紛争で敗訴した。オーストラリアが新しい輸入先に浮上した。レアアースを使わない産業用モーターが開発された。紛争発生当時に90%に達していたレアアースの中国依存度は2012年には40%台に下がった。結局、中国はレアアース輸出統制をやめるしかなかった。

 代替品を考えるという手段を取るだけの話でね・・・

◆レアアース武器化は現実性が低い脅威
今は当時とは違うのか。10年ほど前とは異なり、WTO紛争解決手続きは植物化した。WTOで1次判定が出るとしても、それを執行する拘束力はない。最終審の役割をする上級委員会が構成されていないからだ。委員3人で構成される上級委員会は任期満了の委員の空席を埋めることができず、2019年末から作動していない。このため中国のレアアース輸出統制を防ぐ国際法的な圧力は弱まった。しかし世界は当時、中国のレアアース輸出統制を受け、中国のレアアース武器化の可能性についてシミュレーションをした。これを通じて、すでに多様な対応策が用意されている。

 米国の場合は、国内の環境問題があるからね・・・掘って儲けて逃げる・・・これを合法化しないといけないわけでね。だから、レアアース埋蔵地として知られる米カリフォルニア州−ネバタ州境界地域マウンテンパス・・・この鉱山って、中国資本が入っていなかったっけ・・・?Mountain Pass mine - Wikipedia

現在の所有権
MPマテリアルズは米国のヘッジファンドであるJHLキャピタルグループ(およびそのCEOであるジェームズリティンスキー)とQVT Financial LPが51.8%所有しており、中国政府の一部の国営企業であるShenghe Resources Holding Co.Ltd。は8.0を保有しています。


 大した事は無いか・・・でも・・・田中貴金属グループ|中国がレアアース生産を拡大、脅かされる米豪の生産計画 これによると・・・

マウンテン・パスで採掘されたレアアースは現在、中国に送られて処理されている。しかし、その体制は2020年末までに変わる可能性があると、JHLキャピタル・グループ(JHL Capital Group LLC)のジェームズ・リティンスキー(James Litinsky)最高経営責任者(CEO)は述べる。同グループは、MPマテリアルズの株式を過半数保有している。

リティンスキーは電話取材で、自前の処理センターを2020年末までに完成させるべく、現在作業を進めているところだと語った。操業が始まれば、マウンテン・パスで採掘された全てのレアアースの処理が可能になるという。そうすれば、レアアースをアメリカの製造業者に直接売り込めるようになる。


 どうも複雑だね・・・Mountain Pass Mine Approved for Sale to JHL, QVT, Shenghe - WSJ マウンテンパス鉱山がJHL、QVT、Shengheへの販売を承認 機械翻訳で・・・

米国の投資家が主導し、中国のShenghe Resources Holding Co.が支援する買収グループは、金曜日に、電子機器の製造に必要な要素の唯一の米国の供給源であるカリフォルニア鉱山を購入する許可を獲得しました。

シカゴのヘッジファンドであるJHLキャピタルグループ、ニューヨークのQVT Financial LP、およびShengheによってまとめられたMP Mine Operations LLCは、破産裁判官によってMountainPass鉱山を引き継ぐことを許可されました。


 なんだか、裏には中国が・・・?見え隠れしているね・・・

中国のレアアース武器化は現実性が高くない脅威にすぎない。短期的な市場かく乱の衝撃はあるだろうが、長くは続かないということだ。むしろ中国にブーメランとして戻ってくることも考えられる。長期的な観点で見ると、世界が中国にレアアース供給を依存すること自体が持続可能でない。現在のように環境汚染を招くレアアース生産方式は変わる必要がある。今は産業論理が環境論理を圧倒しているが、中国も自国の環境目的のためにレアアースの生産を縮小する時がくるだろう。世界が悩むべきことは、中国のレアアース武器化ではなく、環境問題が伴う現在のレアアースの代替材を発見することだ。

 問題は、米国の敵視政策ではないかね・・・?

2021.03.31

    








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