現在をうろうろ(6426)
日本貧窮者経済新聞
 また、間抜けな脱北事件の法螺話かね・・・?(2)→この最初へ

 さて、また北朝鮮の御伽話の続きですね・・・北朝鮮の武装兵士が不法越境、中国側と一触即発の事態に(高英起) - 個人 - Yahoo!ニュース しかし、こんな御伽話を報道として流しているのかね・・・?もしかして、北朝鮮の外貨獲得の手伝いと、北朝鮮に関する米国報道の信憑性の破壊のために貢献しているのかね・・・?

 こういった間抜けな報道は、色々と存在理由が付けられるのでね・・・北朝鮮側からすれば、米国が飛びつきそうな法螺話を売ることで外貨を稼ぐことができるわけね・・・また、明らかな法螺話であれば、報道の信頼性が下がる・・・誰も信じなくなるのでね・・・

 どうも、こんな飲チキくさい話だと・・・米国側が流すメリットは無いように思えるのだがね・・・単に、米国から金を巻き上げるために・・・米国が気に入りそうな物語を流すとか・・・?どうも、米国の利益にはなりそうも無くてね・・・とにかく事件に関してはこの数か月の月末から始まる話の様だね・・・整理しないと私の単純な頭では理解不能なのでね・・・

事件のきっかけとなったのは、北朝鮮の咸鏡南道(ハムギョンナムド)咸州(ハムジュ)に住むチョンさん親子だ。

時期は明らかにされていないが、70代の父親は、発熱したことで新型コロナウイルスの疑いがかけられ、自己隔離を強いられた。それも、世界各国の保健当局が推奨する14日間を大きく上回る40日間。しかし治療はおろか、国からは何らの支援も受けられなかった。

 これ・・・40日間の隔離があって、治療も国家からの何らの支援も受けられないというのは・・・一般的な話じゃないかね?日本でも、一旦請求が来て、肩代わりになるわけでね・・・北朝鮮は「隔離」で燃料と食料の供給で監視下ね・・・公式には。

年老いた父親に対する国の無責任な態度に怒り、幻滅した40代の息子は、いつしか脱北を考えるようになった。

 という事は、隔離期間が終わった後の話しかね・・・?

親子は、ポリ車(個人経営の輸送手段)に乗って約300キロ離れた恵山を経て、三池淵(サムジヨン)に向かった。そこで朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の現役軍官(将校)である息子の軍隊時代の同僚と接触。彼を通じて紹介された国境警備隊の政治指導員と計画を練った上で、4日夜に脱北しようとした。

 4日の夜に脱北・・・最初期の感染者で1月中に隔離で3月に隔離が終了というのが最も早いパターンだね・・・これが、初期の外国人との濃厚接触者として隔離された人たちね・・・4月・5月・6月・7月の4日の夜という事になるね・・・

 移動規制はかかっている状態で・・?朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の現役軍官(将校)である息子と、その父が脱北する話しね?現役将官は勤務ローテーションがあるから、1か月以上前に休暇申請だろうね・・・従って、4月4日には間に合わないだろうね・・・締め日の関係もあるだろうが?一般に締め日の1か月前?休みは何日とれるのかね?

 5月4日の可能性は?4月25日の朝鮮人民革命軍創建日は休みだが現役の軍官だと休めないだろうしね・・・?5月1日はメーデーだし・・・6月7月の4日の可能性が高いかね・・・?

 北朝鮮は灯火管制は?夜間外出は?とか・・・余計な事が気になるね・・・300kmですから・・・一般道で砕石を押し固めたマカダム道路だからね・・・時速30kmで・・・10時間・・・ポリ車は2日の契約かね?自動車は事業体でしか買えないから一応は事業体が管理している奴に、運転手が1人・・・軍官の休暇と共に理由を付けているわけね・・・

 計画性が・・・?息子の軍隊時代の同僚と接触。彼を通じて紹介された国境警備隊の政治指導員と計画を練った・・・事前の相談はなかったのかね・・・?ポリ車の事業体と運転手と息子の軍隊時代の同僚で、今は退役かね?軍官をやっていれば現在も同僚だからね・・・?現役軍官(将校)である息子の軍隊時代の・・・だから。そして、この人は国境警備隊の政治指導員に対して大きな影響力を持っているわけね・・・

 なんだか、凄い話じゃないかね・・・?公職に関わる人間が・・・?三池淵辺りの国境警備隊で大粛清にならないかね?この政治指導員は国境警備隊に配属された中央の監視役じゃん・・・?こういった立場の人間が脱北の幇助だよ?

 政治指導員は・・・朝鮮人民軍総政治局 - Wikipedia ここに人間ね。

総政治局は、傘下に総参謀部と対称的な下部機構を組織している。即ち、軍種司令部政治部、軍団政治部、師団政治部、旅団政治部、部隊政治部、区分隊政治部、中隊政治指導員が置かれている。

 政治将校で・・・中隊まで配属されるわけだから・・・中隊長と同格か上の階級だろうね・・・大尉か、それ以上ね・・・これって、それなりに階級が高くないかね?一般に、本部付の中隊長は少佐だものね・・・政治将校は同格でも威力は上だし・・・政治局の大尉を動かせる退役士官って・・・これを動かせる現役軍官(将校)である息子って・・・中佐とか?そういった官位になるが・・・?

 国境警備隊の政治指導員・・・政治局の末端だろうが、これって・・・かなりのエリートが計画している事になるね。なんだか、凄い話じゃないかね?どこまで粛清される・・・?政治局長ってのは軍人のトップのポストだから・・・

歩行が不自由な父親は政治指導員とバイクに乗り、息子は、政治指導員の指示を受けた下戦士(二等兵)と共に山道を歩き、あらかじめ決めておいた場所へと向かった。

 足が不自由な70歳の父親が政治指導員とバイクね・・・先行できるように、そして現役軍官(将校)である息子・・・これは二等兵と山道ね・・・これは分からなくもないが・・・北朝鮮では車道と人道の経路が違うところが結構あるのでね・・・せも、三池淵から中国へ?この事自体が、私には意味不明なのだが・・・?

 三池淵郡・・・あ、市に昇格だ・・・三池淵市 - Wikipedia この郡の北や西の中国側って・・・人が住んでいないのでね。白頭山=中国では長白山の周囲は古くからの禁足地でね・・・聖地だったので封禁だった・・・今でも中国側には人が住んでいないから・・・国境を越えても・・・まあ、道はありますが・・・国境施設は42°01'26.4N 128°16'13.1E - Google マップ ここにありますが・・・?川を越えると中国人がいるのは・・・41°47'31.8N 128°06'21.7E - Google マップ ここかな?長白山観光の・・・長白山南坡山門とか言う場所ね・・・2008年に、この辺りの禁封が解かれで一般開放になって・・・やっと、国境警備以外で人が入れるようになった地域なわけでね・・・

 国境を越えても街が無いので・・・足が悪い70歳の年寄りと川向うに行ってどうするのかね・・・?数十kmを歩くしかないよ・・・?だから、中国側にも人がいないと無理ね・・・足の悪い年寄りとオホーツクの海岸にでも置いて行かれると・・・悩むね。

息子は先に到着したが、いくら待っても父親がやって来る気配がない。下戦士は「まもなく勤務交代時間となるので、川を渡って中国側で身を隠していれば、父親は適宜連れて行く」と告げ、息子に先に川を渡るように言った。

 この無責任な話・・・勤務交代で隊へ戻るのに・・・父親は適宜連れて行く」と告げただって?こりゃ、渡れないね・・・で、渡らせて・・・

ようやく到着した父親が下戦士と共に川を渡ろうとしていたところ、国境警備旅団機動隊に現場を急襲された。父親は「お前だけでも生きろ」と叫んだが、それが息子の居場所を教えてしまう結果となった。武装した兵士が川を渡り、息子も逮捕したのだ。

 オートバイの方が時間がかかったわけね・・・まあ、この辺りの国境警備の様子からすると、越境で捕獲はOKじゃないかね・・・?どこで越境して捕まったか知らないが・・・よほどの偶然出ないと、中国側へ越境した事自体が分からないわけでね・・・国境警備旅団機動隊これって・・・北朝鮮側かね?これは・・・朝鮮人民警備隊 - Wikipedia この旅団?これって、編成地を見ると海岸警備だよね・・・?陸地の国境警備は人民武力省に吸収されて・・・軍事組織で、この旅団は準軍事組織だよね?なんだか変じゃん?

 国境警備旅団は軍および準軍事組織の序列の中では・・・国境警備隊の政治指導員が大尉か少佐だからね・・・これより高位の指揮権を有するのは・・?

旅団長は、少将級で、旅団参謀長は大佐又は少将級である。副旅団長は、軍事副旅団長と後方副旅団長等、2名がおり、階級は大佐である。旅団隷下に連隊、大隊、中隊、小隊、分隊等が朝鮮人民軍の編制と類似して組織されている。

 少将級でも・・・準軍事組織だからね・・・?なんだか、凄い話になるよ・・・?色々な組織の中間管理職が関わることになるからね・・・政治局と軍と国家安全保衛部に跨る事案だからね・・・

 ここまでで、中国側の国境警備隊に関する話が無い事になっているわけね・・・

事件の翌日、中国の辺防部隊(国境警備隊)は大騒ぎとなった。北朝鮮の兵士たちが、武装して自国領土に侵入していたのだから無理もないだろう。事案は上部に報告され、現場を管轄する担当者は、職務怠慢で処罰されてしまった。

 これって?北朝鮮側の国境警備旅団機動隊が越境したのだよね?中国側の国境警備と争いがあった話はなかったから・・・国境警備旅団機動隊が中国側に知らせたのかね・・・?

さらにその翌日、それを恨みに思った中国側の兵士たちは、国境の川に向かい、北朝鮮側に向かって大声で抗議した。

 これってどこで・・・?三池淵市の国境の川で怒鳴り合いができる場所は・・・?双方が常駐しているのは・・・42°01'26.9N 128°16'11.9E - Google マップ ここだが、川が無い・・・三池淵市内には、これをやれる場所がないのだが・・・?

「お前ら(北)朝鮮は、われわれが川に降りることも許さないくせに、なぜ武装した兵士をこちらによこして人を捕まえるのか。公式な手続きにのっとってわれわれに通報すれば良いではないか」

 可能性があるのは、事後的に、越境して脱北者を捕まえました・・・この報告を中国側にしたのでしょうね。そうでなければ、中国側は越境自体を気付かなかったのだろうからね・・・

双方はお互いをなじり合い石を投げ、銃口を向けるなど、一触即発の事態に発展しかねない緊張状態となった。

 だから、こんなのは単なる法螺話だという事になるのだが・・・北朝鮮の専門家のはずなのに、三池淵の辺りの事情すら知らないで間抜けな話を流しているだけじゃん・・・長白山は満州族の聖地で、中国側では封禁地だから道すら無かったわけね。2008年以降道路整備が本格化したが、集落は存在しない・・・

 白頭山の周辺は脱北できるのが左の写真の右の赤丸の大紅湍郡や下の赤丸の恵山市の界隈だけで、長白山の半径50km程の圏内には人がいない・・・観光で整備された道路だけで・・・それ以外は人が入った事も無いような樹海なわけね・・・

 だから、この周辺での脱北ルートは存在しない・・・

そして、北朝鮮側の兵士たちはこう返した。

「西海海上戦闘のような事態が北朝鮮と中国の間で起きそうだな」

これは、1999年6月と2010年11月の2回に渡って北朝鮮と韓国との間で起きた延坪(ヨンピョン)海戦や、2010年3月に起きた韓国の哨戒艦撃沈のことを指すと思われる。これらを通じ、南北双方は多数の戦死者を出した。

報告を受けた国家保衛省(秘密警察)は、兵士たちや越境を指示した保衛指導員を処罰するどころか、「緊迫する中で事件をうまく処理した」と高く評価、模範事例として持ち上げた。

 衝突が起こるほど人がいないわけでね・・・だから、単なる法螺話・・・嘘つきちゃんが騒いでいるだけのように見えますが・・・まあ、中国側に任せずに北朝鮮側で処理したというのは賞賛に値するが・・・この事件は後始末が大変だよ・・・事件で捕まった現役の軍官は朝鮮戦争という戦時下での逃亡罪だから死刑じゃん?運が良ければ銃殺、運が無いと軍籍剥奪の上死刑だと、銃殺の名誉は受けられない・・・政治局の政治指導員が計画しているから・・・党の中央でも問題になる。金正恩君の耳にも入る事案ではないかね・・・?

 この関係でも・・・現役の軍官の息子君と、地方の有力者の軍での同僚との関係と・・・元同僚と政治指導員の大尉か少佐相当の奴との関係ね・・・かなり、高位の連中が絡んでいるから・・・大事じゃん!

一方、親子は取り調べで「中国に行って南朝鮮(韓国)のキリスト教団体の助けを受けて、南朝鮮に行くつもりだった」と自供したという。単に中国に行こうとしただけなら比較的軽い処罰で済まされる可能性があるが、韓国に行こうとした上に、キリスト教団体と接触したならば極刑は避けられない。

 70歳の親は、息子の脱北の道連れだから軽い処罰だろうが・・・現役の軍官の脱北は・・・軍からの逃亡罪だからね。一般法令ではなく、軍法で裁かれる事になるし・・・政治指導員も現役武官の階級を持つわけだからね・・・二等兵相当の下戦士は事情聴取だけかね?いや、非番の時に脱北に関わっているから・・・指揮命令系の中で行為ではないから、これもどうなるかね?

二人がそれを知らないことは考えにくい。拷問で自供を強いられたか、点数を稼ごうとした保衛局の書いた筋書きに沿った自供をさせられた可能性が考えられる。親子は、居住地の咸鏡南道保衛局に護送され、さらに取り調べを受ける予定だ。

 謀略報道作家君はちゃんと話の筋書きを考えたのかね・・・?実行犯グループに、随分と偉い奴を鏤めているからね・・・みんなまとめて死刑になるのでは・・・?そして、粛清の嵐に・・・しかし、北朝鮮の専門家が北朝鮮に関して何も知らないで物語を作っているのかね・・・?馬鹿じゃん!

2020.07.29

    

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