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日本貧窮者経済新聞
 衛星画像で見えるものと見えないものと・・・?

 どうも楽しいことは無くてね・・・【コラム】偵察衛星拡充し北朝鮮の挑発に備えなくては(1) Joongang Ilbo 中央日報 ふむ・・・偵察衛星ね?偵察衛星を過信しているのかね・・・?まあ、見えないより見られた方が良いわけですがね・・・ただ、偵察衛星は、結構な速度で飛んでいるのと、狭い範囲しか撮影できないのでね・・・

米国の偵察衛星「キーホール」は250キロメートル離れた宇宙空間から地上の5センチメートルの物体まで把握できる。日本は地上の30センチメートルの物体まで把握できる偵察衛星で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がどこから出てきてどの建物に入るかを把握できると日本メディアが報道したことがある。

 これは無理じゃン?5cmの解像度では・・・

 一般的な航空写真でシーイングが良くても左のような感じですからね・・・衛星から、分厚い大気を通して理論解像度が5cmでも、結構厳しいわけね・・・35°41'32.3N 139°42'07.1E - Google マップ 高解像度だと、撮影できる範囲も狭くなるのでね・・・ピンポイントで分かっている場所を撮影する頃はできるが・・・かなり難しいね・・・

金正恩は5センチメートルの物体まで把握する米国のキーホール衛星の追跡に対してどう考えるだろうか。どこへ行こうと金正恩が最も恐れるのは米国の偵察衛星だろう。キーホール衛星は遠い宇宙を覗いて見るための直径2.4メートルの反射鏡を装備したハッブル望遠鏡が遠い宇宙ではなく地球を覗いて見るようなものだ。金正恩としては動きが手の平を見るようにうかがえるキーホール衛星の存在に鳥肌が立つだろう。

 別に、鳥肌が立つような事は無いと思うがね・・・

 30cm程度の解像度の一般的な商用の衛星画像で、平壌の街角をチェックすると・・・右のような感じで・・・人の存在なども・・・ある程度は見えたりしますがね・・・39°00'47.8N 125°44'59.4E - Google マップ ここですが・・・個人の特定ってのは・・・かなりの解像度が必要だと思いますがね・・・

しかしこの衛星も弱点がある。雨が降ったり雲がかかれば鏡を見るようにはっきりと見ることはできない。よく見るには天気が快晴でなければならない。世界最高の偵察衛星キーホールも細かい情報獲得が可能だが探索範囲が限定され、民間用地球観測衛星がその空白を埋めている。解像度30センチメートル級の米デジタルグローブの光学衛星「ワールドビュー」5基が目標を明確に観察しその実状を明らかにする。

 左のような非常に薄い雲でも・・・見え方に対する影響は非常に大きいわけでね・・・大気の揺らぎで見え方は悪くなるしね・・・サーフィンの写真なども撮りましたが・・・100m程の距離でも大気の状態次第で随分と変わるわけでね・・・大気というのは、それほど均質なものではないのでね・・・蜃気楼とか大気による現象ね・・・地面をほぼ垂直に撮影しているので、それほど影響は無いように撮影しているわけですが・・・良い写真って言うのは、なかなか撮れないという事なわけでね・・・

天候や昼夜に関係なく24時間偵察活動をするにはレーダー衛星も必要だ。レーダー衛星は雲がかかるなど天気が悪かったり暗い夜でも偵察できる強みがある。しかし物体識別能力は1メートル程度のため光学衛星と補完して目標物を探知する。

 特定の物の動きって言うものを探知するのは至って困難なわけね・・・定期的に行われる行事などをチェックする事はできるが・・・特定の個人の動きを追い続けるなんって事は衛星では困難だというだけね。

◇4基の衛星で常時観察
最初のレーダー衛星は1967年にソ連が開発したレゲンダ衛星だった。海の上に浮かぶ米国の空母戦闘艦隊を探知できた。米国は1988年に初のレーダー衛星ラクロスを打ち上げた。その後レーダー衛星技術の発展により軽量化し、地上の自動車を識別できる程度になった。

 あるか無いかの識別の様なものですからね・・・それと、距離の測定の積み上げによって画像を作るので高度差によって位置関係のずれが出たりするのでね・・・既知のデータと比較して補正しないといけないし・・・扱いは、結構厄介ですね。

レーダー衛星が大きく活躍するのは災害が発生した地域だ。2011年の東日本大震災当時、日本の宇宙航空開発研究機構(JAXA)の地球観測衛星「だいち」は津波により浸水した地域の範囲と建物など破壊された地域の状況を把握するのに大きく寄与した。

 ある程度の状況把握はOK・・・

偵察衛星は光学衛星2基、レーダー衛星2基の4基の衛星がひとつのグループを構成する。それにより天気や昼夜に関係なく24時間365日同じ地点を見ることができる。偵察衛星を通じて相手国を覗いて見る能力は米国が世界最高だ。ロシア、中国、日本が後を追う。日本は2025年までに合計10基の偵察衛星で疑わしい地域を1日に何度も見ることができるシステムを構築する。

 衛星は決められた軌道を回るだけなので・・・だるまさんが転んだ・・・これをやることになるかもね?【コラム】偵察衛星拡充し北朝鮮の挑発に備えなくては(2) Joongang Ilbo 中央日報 軌道要素が分かっていれば、見られないように行動する事も可能だというわけね・・・

◇衛星なければ情報劣勢に苦しむ
韓国は現在解像度70センチメートル級のアリラン3号と55センチメートル級のアリラン3A号、1メートル級レーダー衛星の3基を運用している。今年500キログラムの中型級光学衛星を打ち上げ、2021年には1.7トンの50センチメートル級レーダー衛星と1.6トンの30センチメートル級光学衛星を打ち上げる予定だ。計画通りに進めば韓国は人工衛星の側面で準強大国水準に跳躍する基盤を構築することになる。

 基本的には・・・まずは、どこに何があるかを理解しないといけないわけでね・・・38°57'25.9N 125°36'43.2E - Google マップ これが、核施設だと叫んでも、不明ですからね。特別な電力供給を受けている気配が無いので、私には生産施設には見えないのでね・・・はあ?人工衛星の打ち上げ能力の話は・・・?34°25'54.5N 127°32'10.8E - Google マップ ここの打ち上げ施設はどうなっているのかね?羅老宇宙センター - Wikipedia ここね。で、打ち上げるロケットは・・・ヌリ (ロケット) - Wikipedia これね。衛星は色々と作っていましたっけね・・・

 国産の衛星打ち上げロケットが期待されているという話の様ですね・・・なかなか頑張っているね。

人工衛星の寿命は軌道修正をするのに使う燃料に左右される。保守的に計算すれば概ね寿命は4〜5年だが、節約して使えば10年近く延長して使うことができる。

 まあ・・・でも、どの程度解像度?30cm級だよね・・・KH-12 - Wikipedia この性能も法螺話のような感じだがね・・・問題になるのは・・・最後の部分ね・・・

大気の乱れにより光の経路が乱されて発生するシーイングと呼ばれる現象により画像がぼやける可能性があるが、これは非常に短時間の露光による多数のイメージをコンピューターで合成してSN比を高めるスペックル・イメージング技術により、ほぼ100%解決可能である。また、補償光学を用いた主鏡鏡面の制御技術により、カセグレン光学システムの分解能をほぼ回折限界まで引き出すことが可能となっている。

 非常に短時間の露光による多数のイメージによる合成は無理じゃン?1秒間に10枚程度撮れるなら、多少は何とかなるかね・・・でも、大気による擾乱による像のブレって非常に大きいからね・・・数cmの解像度を生み出すことは困難だと思うが・・・補償光学の方も・・・まあ、地上の既知の物体を基準に補償すればある程度はね・・・この記述は願望に近いと思うしね・・・イランのロケットの発射実験の写真は、偵察機によるものじゃないかね・・・?かなり斜めからの撮影ですからね・・・補償光学の成果かね?大気中から宇宙空間へ反射した光だからね・・・

 地平線近くの星の像は・・・あまり良くないのでね・・・カノープス - Wikipedia こういった奴は、あまりスキっとした像にならなくてね・・・

基本的に衛星4基の体制を維持するには寿命が終わった衛星を代替するための新しい衛星を打ち上げなければならない。韓国はそれなりの経済力がある国だ。これに対し北朝鮮は独自の人工衛星がない。

 独自の人工衛星が無くても・・・それほど困らないという感じでしょうからね・・・どうしても気になるのであれば、衛星画像を買えば良いだけでね・・・韓国軍の配備状況などは、グーグルアースなどで十分じゃないかね?

 韓国のロケット発射施設に関しての基本情報は得られるわけですからね・・・右のように・・・どこにどういった施設があるのかの概要を理解する必要があるわけでね・・・

相手方は人工衛星を通じて自分たちの内部を隅々まで覗いて見ているのに自分たちは他の国の内部を覗いて見ることができなければそれだけ情報劣勢に苦しめられることになる。そのため常時人工衛星を通じて周辺国を覗き見ることができる宇宙開発に国民の声援と支持が必要だ。

 確かにその通りだが・・・どこに何があるのかの情報の集積をやらないとダメなだけでね・・・情報の集積を何に使うのか?安全保障だけかね・・・?

◇大型・小型衛星混合して情報収集能力高度化
米国の初期レーダー衛星は直径50メートルの巨大なパラボラアンテナを付けていたが、いまは大幅に小型化された。解像度も1メートル級から30〜50センチメートル級に発展している。人工衛星がない国は情報収集力で後れを取り、絶対準強大国になれない。偵察衛星小型化のおかげで500キログラム程度の衛星が50センチメートルの物体を識別できるほど大型衛星に劣らない解像度を持つ。価格も低くなり複数の衛星を打ち上げ10基以上の衛星による全天候探知時代がきている。

 今は・・・合成開口レーダーとして使うのでね。かつてのようなビームを絞るための巨大なパラボラアンテナを使わなくても良くなったわけね・・・合成開口レーダー - Wikipedia

電磁波を使った観測機器のレンズやアンテナなどの分解能は波長に比例するため、マイクロ波をつかうレーダーは同じ直径の光学レンズの10万分の1程度と分解能が非常に低い。光学レンズ並に分解能を向上するにはアンテナの直径を極めて大きくする必要があり物理的に困難で、これを解消するために合成開口レーダーが開発された。

 これね・・・あとは、コンピューターの処理速度が向上したのでね・・・

米国はすでに大型衛星と小型衛星を混合し完璧に近いほど目標物を探知している。日本も小型人工衛星開発を急ぎ、米国のように大型・小型衛星を混ぜて運用する。

 米国が完璧に?全然探知していないのではないかね・・・?だから、レーダーをあちこちに設置したがっているようにしか見えないがね・・・残念ながら、リモートセンシングは厄介なのでね。

韓国も大型衛星4基体制と小型衛星10基体制を整えるなら予算に大きな負担なく情報獲得能力を高度化できる。このようになれば韓国の情報収集能力を一段階引き上げ国家安全保障がさらに堅固になるだろう。

 かもしれないが・・・問題は、情報の評価が重要でね・・・38°56'26.1N 125°21'45.5E - Google マップ ここの施設の評価などは非常に厄介だね・・・

 爆風除けの大きな土手があって・・・地下への2つのトンネルがある施設ね・・・100m程の大きな建物があって・・・何をしているのか不明・・・

 こういったものを見ると・・・悩むわけね。GoogleEarthでもそれなりに怪しげなものは見つかるが・・・何であるかを確定するためには、その活動の様子を見ないとダメでね・・・そのためには、自前の偵察衛星があると良いわけでね・・・

 何かを知るというのは難しくてね・・・知った所で何になるというわけでもないのですがね・・・

 米国の研究者ってのは・・・何を見ているのやら・・・?明らかに、私とは違った視点で物を見ているのは分かりますがね。

2020.07.20

    

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