現在をうろうろ(6002)
日本貧窮者経済新聞
 英国と日本の防疫システムの違い・・・?(2)→この最初へ

 さて、前回の続き・・・新型コロナ「不都合な真実」をあなたは受け入れられるか 木村正人 コラム ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト なかなか興味深いね・・・医療崩壊を避けるのと、自宅療養が好きな国民性がマッチしての英国流の防疫ということのようだね・・・具合が悪くなると・・・看護婦を雇っちゃうとか・・・そういった文化じゃなかったっけ・・・?往診とか・・・さて、とにかく決意から始まるわけね・・・

そのため今回は一転「生命を救い、人々を守る」決意を表明した。

 はあ・・・クラスターの把握と房の摘み取りをやらないと追いつかなくなるのは自明ね・・・あとは、英国の場合の死亡率の高さは、どうやら、医療が遅れるという欠点かね・・・本人任せだから、私も多分・・・めんどくさくて救急車を呼ばずに倒れているかも・・・?

集団免疫宣言には筆者も驚いたが、戦いが始まる前にベースラインを示しておくことは不可欠だ。最初に楽観的な見通しを示すより、国民に正直に「不都合な真実」を知らせておかなければならない。これは未知のウイルスと人類の英知と人道主義をかけた"戦争"になるからだ。

 まあ、有効ですがね・・・ただ、死人が山ほど出る・・・
日付 感染者数 重篤な肺炎 死者
2020/4/4 32035 1177 224
2020/4/8 61267 2252 429
2020/4/12 117173 4306 820
2020/4/16 224093 8235 1569
2020/4/20 428577 15750 3000
2020/4/24 819654 30122 5738
2020/4/28 1567587 57609 10973
2020/5/2 2998011 110177 20986
2020/5/6 5733696 210713 40136
2020/5/10 10965693 402989 76760
2020/5/14 20971888 770717 146803
2020/5/18 40108737 1473996 280761
2020/5/22 76707959 2819017 536956

 私の推測の奴ね・・・5月22日には英国の人口を越えて7700万人が感染して・・・53万人が死ぬ・・・これで、終わるわけね・・・感染の終了!

英政府の行動計画は英インペリアル・カレッジ・ロンドンMRCセンターの感染症数理モデルに基づく。同センターは1人の感染者から生じうる二次感染者数を示す基本再生産数を2.6と推定する。集団免疫獲得のために必要な免疫保有者の割合を集団免疫閾(しきい)値と言う。

(1− 1/基本再生産数)×100の簡単な式で計算できるので2.6を入れて計算すると閾値は61.5%という答えが出てくる。同センターは致死率を1%弱としているので。どれだけ犠牲者が出るか誰でも試算できる。

6644万人(英国の人口)×61.5%(閾値)×1%弱(致死率)=約40万人が集団免疫を獲得するまでに亡くなる。これが新型コロナウイルスを巡る「不都合な真実」だ。医師や統計学者なら誰でも知っている事実で、一般市民に隠す方がおかしい。


 私の推測値って何故か・・・実験的なものですが合うのでね・・・これを起こさないために・・・潜在的な感染の可能性のある人も、歩かせなければ良いわけでね・・・日本の宝の国立感染症研究所と保健所の働きが凄いわけね・・・初期に理論感染者数を越える検査をやっているわけね・・・これで、感染者をかなり減らしているし、未発症の感染者も引導を渡しているから・・・発症しても、感染を広げることなく捕獲をしているわけ・・・だから、日本の宝だと・・・国立感染症研究所と保健所は・・・凄い事をやっていると、私としては目頭が熱くなるほどの感動を・・・

前回の記者会見では削減率は次のように説明された。それでも相当な数の高齢者らが亡くなることは明白だ。

(1)熱や咳の症状がある人は1週間、自宅隔離→ピークを20〜25%削減
(2)症状がある人の家族全員が14日間自宅に留まる自宅検疫→ピークを25%削減
(3)新型コロナウイルスに脆弱な高齢者をケア→死亡率を20〜30%削減

 消極的な防疫なのね・・・(1)の段階で濃厚接触者のリストを作らせて提出・・・濃厚接触者への引導を、熱が出たら、濃厚接触者のリストを作って提出し外出を控える・・・苦しくなったら検査で陽性なら隔離治療・・・陰性なら一般の肺炎治療・・・

 日本のアドバンテージは、濃厚接触者に引導を渡して、行動を控えさせ発症したら検査で陽性なら隔離医療への陰性なら一般の治療へ・・・この部分ね。

日本ほどではないにせよ、英国でも高齢化が進んでおり、5人に1人が65歳以上。シルバーデモクラシーは欧州連合(EU)離脱でも大きな原動力となっており、集団免疫獲得を目指すというのは高齢者を見捨てることかという反発を招いても何の不思議もない。

 集団免疫でも・・・出かけるのを控えて感染を防ぐ人間が出る・・・病が猖獗を極めると外出するものが無くなるから・・・平常のままで放っておいても・・・私の計算での・・・死者が5000を超えて来ると、通常の生活が心理的に困難になって・・・ほぼ4月の半ばには通りは病人車と死体運搬の車だけになる・・・勝手に引きこもってくれる・・・何の本だっけ・・・以前は・・・書庫の奥のあのあたりに・・・まあ、どうでも良いか。段々思い出してきたよ・・・

3つのコロナ関連死
クリス・ホウィッティ主席医務官は記者会見で3つの死を考える必要があると問いかけた。新型コロナウイルス肺炎による直接的な死、ICUや人工呼吸器などNHSの医療資源が枯渇することによる間接的な死、隔離など公衆衛生的介入による負の影響──だ。

 英国人は強制隔離が嫌いなのだよ・・・家族から離れてとかがダメだとかね・・・あとは、強制隔離の暗い歴史があるようでね。昔の英国映画ではよく出てくるパターン・・・公衆衛生の介入での隔離施設が・・・悪い事になっているからね。行ったら死ぬと思っているような話が、小説などに散見・・・

インペリアル・カレッジ・ロンドンMRCセンターは世界中に広がった批判に応えるため、英国や他の国の政策のもとになっている感染症数理モデルを公開した。

(1)症例の自宅隔離。咳または発熱がある人は7日間自宅に留まる
(2)自宅検疫。症状がある人の家族全員が14日間自宅に留まる
(3)社会的距離。世帯・学校・職場の外で接触を4分の3減らす
(4)高齢者の社会的距離。深刻な疾病リスクが最も高い70歳以上の人々のみ社会から距離を置く
(5)学校および大学の閉鎖

 隔離しなくても・・・濃厚接触者対策をするかどうかね・・・濃厚接触者の予防的な認知ってのが重要だと・・・検査を最低限にして効率化が・・・引導を渡してあるから、歩き回らない・・・こんな所かね?知らなければ出かけるし・・・マスクは病人がするものだから・・・感染させないために予防的な使用はしないのでね・・・

こうした公衆衛生的介入によって2つのシナリオが想定されるという。

【シナリオ1】介入は感染拡大を遅らせるが、感染を完全には妨げない。このためハイリスクグループを保護しながら医療への需要を減らす。春から夏にかけての3〜4カ月の間に流行のピークが訪れる。

 積極的な防疫をしないといけないわけね・・・消極的な防疫を前提にすると集団免疫宣言を出すことになるだけね・・・この辺りが、私はモデル化に苦しんだ部分ね・・・今は、なんとなく分かるわけですがね・・・大規模モデルを作ってみようかなんって思ったわけですがね・・・

最適な政策(自宅隔離、自宅検疫、高齢者の社会的距離の組み合わせ)によりピーク時の医療需要が3分の2減少し、死亡が半減する可能性がある。

 行政の介入で、感染の可能性の告知という奴ね・・・まだ、発症していないが・・・潜在的なクラスターの中にいるから、発熱したら即検査とかね・・・検体を取りに行くから連絡!というパターンね・・・

しかし流行は依然として26万人の死をもたらす可能性が高い。医療制度、特にICUを圧倒する恐れがある。

 私の推測だと・・・情報社会だから、2万人から4万人の死者じゃないかね・・・?ICUは考える必要は無いような気がするが・・・英国の早期に医療に任せないとどうせ、手遅れ・・・

【シナリオ2】より集中的な介入は感染を止め、症例数を低レベルに減らすことができる。ただ介入が緩和されると症例数は増加すると予測される。症例数は減少するが介入し続けない限り、冬に流行するリスクがある。

 単に、濃厚感染者の把握と告知だけで・・・自宅待機で、発症しなかったら良かったね!で、終わりで良いのかもしれないね・・・感染者も、感染の可能性のある人間も歩かせなければ良いわけでね・・・

全人口の社会的距離、症例の自宅隔離、家族の自宅検疫(および学校と大学の閉鎖の可能性)の組み合わせが必要になる可能性が高い。

 英国人は・・・自宅から出なくなるから・・・という事じゃないかね?

対策を一時的に緩和することが可能かもしれないが、症例数が増加した場合は迅速に再導入する必要がある。今後数週間の中国や韓国の状況を注視する必要がある。

 律令以来の社会システムで回っているから・・・国立感染症研究所と保健所の働きが際立つのだと・・・何も説明できない幼い普ちゃんでも、システムが・・・国民を守ってくれるのでね・・・

インペリアル・カレッジ・ロンドンのニール・ファーガソン教授は「世界は何世代にもわたる中で最も深刻な公衆衛生上の危機に直面している。おそらくワクチンが利用できるようになるまで特に大規模な社会的距離を何カ月もの間、設置する必要があるだろう。国々や世界への影響は深刻だ」と語る。

 今回の日本の宝の国立感染症研究所と保健所の働きを記述して、世界に知らしめる疫学者が必要なだけね・・・日本はこれで疫病に勝ちました!という奴ね・・・

どこかの国の研究者が世界の先陣を切ってワクチンの開発に成功したとしても、それが日本に優先して配分される保証は何一つない。

 ワクチン開発の話は半年で消えるよ・・・まあ、多少は研究が行われるが、変異株を、次は対象とするから・・・

私たちは生物学的な死を免れることができても経済的な死、社会的な死、そして人道的な死と闘わなければならない。これでも、まだ東京五輪・パラリンピックの開催が可能だと考えているとしたら、どうかしている。政治指導者にはもっと過酷な選択がこれから待ち受けている。

 オリンピアードはその精神からすると・・・大会は要しないのでね・・・開催が困難なら・・・みなし開催ね・・・そして4年が経過する・・・

余談になるが筆者は「ドリトル先生航海記」や人形劇「サンダーバード」を観て育った世代。今も英国の子供たちはSFテレビドラマ「ドクター・フー」が大好きだ。ニュートンやダーウィンを生んだ科学の祖国・英国の決断を見守りたい。

 まあ、数値の推移からすると・・・ちゃんと公衆衛生が機能している様だから・・・そろそろ終わると思うが・・・封じ込められるのでは?ただ、効率が悪いね・・・日本の国立感染症研究所と保健所の働きは凄い!日本の宝だよ!

2020.03.17

    

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの


 首相官邸ホームページ
 国会提出法案|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)
 世界のビジネスニュース(通商弘報) - ジェトロ
 銘柄一覧 日本取引所グループ

 聯合ニュース
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren


食べ物が・・・

 野菜ナビ

inserted by FC2 system