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日本貧窮者経済新聞
 トランプ君はどうやら、中国との貿易戦争に負けつつあるようだね・・・

 さて、何も面白い事は無いね・・・意気消沈しかないのか?なんてね・・・米ノーベル賞経済学者「トランプ氏は中国との貿易戦争に負けた」―米華字メディア|レコードチャイナ あれ?クルーグマン君ね・・・どんな話か・・・?

2008年にノーベル経済学賞を受賞した米国のポール・クルーグマン氏は、米紙ニューヨーク・タイムズに投稿した文章の中で「トランプ大統領は間違いなく米中貿易戦争の敗者だ」と論じた。19日付で米華字メディア・多維新聞が伝えた。

 まあ、私もなんとなくそんな風に考えちゃいますね・・・関税をかけて中国製品の排除をしているわけで・・・私は関税を、外国製品を買う奴に対する罰金と考えちゃうのでね・・・罰金は米国民が払う事になる・・・値上げをしない場合は、どこかで儲けが減っているわけでね・・・中国製品は日用品が多いでしょうから・・・仕入れなければならなくて値上げをしないなら・・・米国内の業者の利を薄くすることで対応すると、純益が減るので税金は減る・・・減った税金は政府は関税で得るから・・・まあ、経済は回るでしょうが・・・ショボくなる。こんな感じかね・・・?

 制裁で中国元が弱くなると中国国内での取り分が増加・・・?なんだか・・・分かったようでわからん話になるが・・・日用品はね。奢侈品は欧州産のワインやチーズなどは金持ちが買うから、これは金持ちは気にせず払っちゃうでしょうからね・・・だから、余り関係ないのでは・・・?なんてね・・・

米中両政府は13日、貿易協議において「第1段階」の合意に達したと発表した。米国は15日に予定していた「第4弾」の対中制裁関税発動を見送り、昨年の貿易戦争開始以降、初めて対中制裁関税を一部緩和する形になった。

 だから、自国の商業を薄利へしちゃったのではないかとね・・・関税を上げたままにできないという状況に陥っているとかね・・・?まあ、トランプ君はあたかも勝ったかのように宣伝していますが・・・単なる強弁じゃないかね・・・?

 農産品の輸出もダメだしね・・・中国が南米から輸入するから・・・南米の諸国にも米国は制裁をしたくなるわけでね・・・こちらは取りやめかね・・・?まあ、米国産の穀物を腐らせることなく、どこかが買ってくれれば良いだけですからね・・・まさか、幼い普ちゃんとの電話会談って・・・米国産トウモロコシ購入で初申請 - ロイター

 安倍晋三首相が日米貿易交渉の最中にトランプ米大統領に説明した米国産飼料用トウモロコシ購入の補助制度を巡り、初めて事業者からの申請があったことが21日、分かった。年内に審査を終え、可否を決定する方針だ。購入が交渉合意の切り札になった面があるが、野党は購入に至った経緯が不透明なことを国会で問題視。また9月の募集開始から3カ月間、補助申請がなく、一時は購入が実現しないとの見方が強まっていた。
 農林水産省によると、複数の事業者がいずれも今月半ばに補助申請したという。ただ具体的な購入量や申請件数などは開示していない。内容次第では、日米間の今後の火種になりそうだ。


 数量が出ないと・・・トランプ君も景気の良い話ができないからね・・・頑張って農家の余裕のあるサイロを見つけ出して、今なら安い!で、納品をやっているのかね・・・?輸入の受け入れのサイロの空きは無さそうですからね・・・流石に3か月分の前倒しは無理だろうしね・・・

 いずれにせよ、欧州での穀物の需給も黒海沿岸の積み出し施設の充実が、黒土地帯での穀物増産に繋がると・・・米国産の穀物は売れなくなるしね・・・色々と米国にとっての逆風があるわけね・・・

クルーグマン氏はこれを受け、「トランプ大統領と彼のチームは、今回の協議を米国にとっての“勝利”だと主張している」と紹介。一方で、「トランプ大統領の就任後、貿易赤字は減るどころか増大している。今年10月までの12カ月ではその額が、2016年の5440億ドル(約59兆4775億円)から6910億ドル(約75兆5332億円)にまでなった」と指摘した。

 まあ、数字では勝っているようには見えないからね・・・だから、勝利しているように見せかける事が重要になっているという事なのでしょうが・・・数字を出さないといけないですからね・・・幼い普ちゃんのポチ国では数字を出さなくても、雰囲気だけで満足している人が多いのかね・・・?偉大なる安倍晋三閣下は凄いんだ!で、通用しちゃうようですからね・・・ただ、今回は簡単にはやめられないだろうね・・・アベノミクスに失望したら、日本経済がどうなるやら・・・?考えるだけで恐ろしくなるね・・・

同氏はさらに、今回の合意内容に中国による米国産農産物の輸入拡大が主要項目として含まれたことに言及した上で、「実のところ、トランプ大統領は農産品の輸出業者を見下している」と指摘。「昨年夏にトランプ大統領は日米貿易摩擦の問題に関して、『(日本はわれわれに多くの自動車を送っているが、)一方でわれわれが彼らに送っているのは小麦だ。小麦だぞ』とあざ笑うように発言した」と紹介し、「実際に彼がより重視しているのは製造業だ。普段(農業を重視しているかのように)イメージを取り繕っているのは、農村部の票が必要だからだ」と指摘した。

 まあ、票の重みは同じだからね・・・票に敬意を払うのと同様の敬意を払っているとは思うが、小麦じゃなくて小麦加工品や、より付加価値性の高い製品を輸出したいのは自明だと思うがね・・・しかし、何で農産加工品の輸出が?まあ、リビーのコンビーフも米国産は見ないしね・・・今は、どこで製造しているのかね・・・?キャンベルのチキンスープが欲しくなったが・・・手持ちのキャンベルのクラムチャウダーはオーストラリア製だよ・・・

 米国の製造業が振るわない理由は?人件費かね・・・?しかし、雇用統計は悪くないのだがね・・・ただ、賃金はどうなっているのかね・・・?ちょっと気になるが・・・多国籍化した企業が生産を効率の良い所へ工場を建てたことによる米国内の労働者の仕事が減って、輸入品に依存・・・まあ、米国のメーカーのものかもしれないが・・・米国産で勝負しなくなったことによる弊害ですかね・・・?まあ、類似の競合商品が中国で作られて、競争に負けるというのでもあれば・・・企業としての競争力をつけるために生産効率の良い地域での生産が良くなかった・・・努力が足りない?

 残念ながら、金儲けだとね・・・だから、トランプ君みたいなのが大統領になれたという事かね・・・?

 とにかく農村部の票と、ロストベルトの炭鉱地帯や製鉄業やら・・・鉱業が盛んで米国が、こういったもので稼いでいた時代への憧憬でしょうからね・・・現在は、ちょっと違った産業で稼いでいるが・・・それは、一部のエリートの仕事になっているという事ね・・・頭脳労働が中心になって、体を動かしている連中が海外の、中国を始めとした米国以外のどこかの国というわけね・・・グローバル化に反対したくなるわけね・・・

 下手なグローバル化を進めた結果とも言えるね・・・独ロ結ぶパイプライン建設、参加企業に制裁科す法案 トランプ氏が署名し成立 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News・・・米国による制裁の動きにドイツとロシア、欧州連合(EU)が直ちに反発。中でもドイツは21日、ウルリケ・デンメア(Ulrike Demmer)首相報道官が「こうした種類の域外制裁は認められない」との声明を発表。「ドイツおよび欧州企業が痛手を受ける。制裁はわが国に対する内政干渉だ」と主張した。・・・欧州が米国と袂を分かつことになるかもね・・・米軍が欧州から追い出されると、米国製の兵器の売り上げは一発で消えるからね・・・

 日本だと、日本製以外の商品への不信感で食品産業などが生き残る事になるのかね・・・?そのうち鎖国でも始めそうな勢いのような・・・?米軍の占領下だから米国に付く事になるが・・・しかし、欧州と比べると米国は糞田舎だからね・・・米国の白人は特に田舎者ですから・・・そう考えると・・・グレタ・トゥンベリが白人の高齢男性をいら立たせる理由 Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) この記事は妙に納得できる・・・

農業経済は産業革命によって工業の時代に道を譲り、その時代はさらに、緑の革命とそれを推進するデジタルテクノロジーの時代に取って代わられようとしている。

 デジタルテクノロジーの時代に乗り遅れている連中ね・・・

この新しい経済によって米国で最も大きく影響を受けているのは、石炭産業に依存してきたアパラチア地方だ。この地域を支えてきた産業の衰退は、「電力はよりクリーンで価格の手ごろな燃料で」という経済の変化を表している。つまり、工場や鉱山での仕事は、STEM(科学・技術・工学・数学)を軸とした仕事にその地位を奪われたのだ。

 これね・・・

変化が起きれば、経済的な混乱が起きるのは確実だ。そのなかで何かを“懇願”をするのは、時代の変化によって最大の影響を受ける人たちだ。そして、その懇願は進歩を妨げるためではなく、変化に適応するための助けを求める行動であり、理解できるものだ。

また、変化と混乱のなかでは、人々の不安を食い物にするポピュリスト(大衆主義)の政治家が誰であるかが明らかになり、一方で大胆かつ斬新なアイデアを推進しようとする政治家が称賛される。見識のあるリーダーたちは、最も創造力に富んだ仕事は巨大な煙突と切り離せない産業ではなく、21世紀の「力強さ」である環境に優しいエネルギーやデジタルテクノロジーと結びついたものであることを知っている。


 前時代の腕っぷしで稼いだものが変わった・・・でも・・・

「トランプにとって石炭への執着は、エネルギーに関わるものというよりも白人男性にとっての男らしさ(力強さ)の問題だ。そうした考えを持つのは、トランプだけではない──20世紀を通じて、米国の白人たちはアパラチアの山に暮らす男たちを理想的な米国人男性だと考えてきた」

アールはまた、「トランプは、白人であることの価値が失われたと感じている白人男性の怒りを食い物にしている」と書いている。

「彼らはグローバリゼーションによって、そして8年間にわたって大統領が黒人であったことによって、社会の隅に追いやられたと感じている」


 この最後の抵抗がトランプ君を大統領にしたのでしょうね・・・

トゥンベリは今の年齢ですでに、そのことを理解している──問題は、石炭王国とアパラチアの人々が、そのことを受け入れられるかどうかだ。・・・無理じゃン!アパラチアの辺りの英語は・・・古語に近いからね・・・南部アメリカ英語 - Wikipedia 何で英語での記述なんだよ・・・とにかく、南アパラチアの方言は凄いようでね・・・頭の固い連中が言語も古語を保存しているくらいだからね・・・

続いて、同氏は「トランプ大統領は貿易戦争に敗北している」と主張する根拠を2つ紹介。まず、「米国にとって、広大かつ経済が発展していて、いくつかの方面では米国よりも強大な国を制するというのは永遠に達成できないことだ。トランプ大統領が他の先進国と疎遠になっていることを踏まえればそれはなおさらだ。本来であれば米国はそういった先進国と手を取って、共に中国に圧力を掛けたり、中国の経済政策を変えさせたりすることができたはずだ」とした。

 欧州は基本的に米国を田舎と見ているようでね・・・米国もそれは分かっているようでね・・・だから、既に欧州と米国の間には亀裂が深くなっているわけで・・・欧州が米国を切り離すようになると・・・欲と腐敗にまみれた一部の米国の個人は故郷に錦を飾るために米国を去るのではないかね・・・そうなると、一次産業従事者ばかりが残る事にならないかね・・・ドイツ系アメリカ人が、ドイツ系中国人に変わるとかね・・・

2つ目に、「トランプ大統領の貿易戦略は約束された通りの効果を上げていない。関税は米国の消費者と企業の肩にのしかかっている。もしもトランプ大統領が今回の対中制裁関税の発動を中止していなければ、消費者の負担はより大きくなっていただろう」と分析した。

 これは、私も同じね・・・関税は、それを輸入しようとするものへの罰金だから・・・

その上で同氏は、「トランプ大統領の貿易戦争は米国の名声を損なうだけでなく、米国に長期的な代償を負わせることになる」と指摘。「米国の同盟国は『米国を信用してはならない』と悟り、米国のライバルは『米国を恐れる必要はない』と理解するからだ」と指摘した。

 米国の軍事力は国連という鎖でつながれているので、軍事的な恐喝は無意味だと示している国が増えてきているわけね・・・北朝鮮は屈しない上に米国に対して核による恫喝までするようになっちゃったしね・・・国内資源と産業の活性化で、米国の経済制裁にも耐えられる国が作れるという事ね・・・北朝鮮の場合は、資源国だからね・・・南アフリカも石油の禁輸は石炭液化で克服ね・・・北朝鮮も同じパターンですね・・・米国の謀略報道では、石炭液化が語られないわけね・・・

 欧州に対する制裁で・・・欧州はロシアとの連携を深める事になるし・・・一帯一路に東欧は既に目を向けているし・・・米国の孤立化は、既に見えるような段階にあるわけね・・・

さらに、「北朝鮮の人々が一方でトランプ大統領の機嫌を取りながら、もう一方で核兵器を製造しているように、中国人もトランプ大統領をはっきりと見定めるようになった。彼らは今では、トランプ大統領は発言は大胆だが中身が伴っておらず、政治的に脅かすような方法を取れば萎縮することに気付いている」と論じた。

 中国は、果たして穀物の輸入拡大をするだろうか・・・?幼い普ちゃんのポチ国は補助金で安くすることで牧場のサイロを満たして輸入を一時的に拡大するだろうが・・・継続しての輸入は困難だろうね・・・事実上トランプ君は手詰まり・・・バイオ・エタノール需要も、ベネズエラの重質油が無くなったので、軽油を必要なだけ作ると・・・ガソリンが余って、バイオエタノールの添加ができない・・・ここでも穀物需要が喪失しているわけでね・・・経済制裁で物の流れをいじった結果が出始めているわけね・・・

2019.12.22

    

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