現在をうろうろ(5535)
日本貧窮者経済新聞
 米国はクルド人の地をいじりまわして何をしたかったのかね・・・?(1)

 米国は何がしたいのかね・・・確かに、急速に国際情勢が動き始めたような気もするが・・・トルコ軍、トランプが見捨てたクルド人勢力に地上攻撃を開始 駐留米軍は危機、IS捕虜は逃亡の可能性も ワールド 最新記事 ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト ふむ・・・トランプ君は何がしたいのかね・・・?

<トルコの侵攻を事実上容認したことで、シリア駐留米軍も窮地に。ISと勇敢に戦い土地を奪還したクルド人がいなくなれば、ISの元戦闘員が勢力を盛り返す可能性もある>

 トルコがクルド人をどうしたいかの問題だね・・・?米国がクルド人を利用した事は自明ね・・・しかしISとクルド人ね・・・?ISに参加した人間は全員殺されて存在しないというわけではなさそうでね・・・ISの人間はどこへ行ったのかね?単にISを名乗らなくなっただけかね?ISの占領地だった場所の治安維持はどこがやっている?本来なら・・・シリア政府の管轄だが・・・クルド人の自治なのか?問題になるのは・・・ロジャヴァ - Wikipedia この自治区とトルコとの関係だという事ね・・・

 しかしISとは何だったのかね?皆殺しではないわけだから・・・脳味噌の詰め替えでもしたのかね?この地域の理解をしないとダメだという事で・・・

クルド人は一般的にロジャヴァを、クルディスタンを4つに分けた1地域としてみている。すなわちトルコ南東部(北クルディスタン)、イラク北部(南クルディスタン、狭義の「クルディスタン地域」)、イラン西部(東クルディスタン)にロジャヴァ(西クルディスタン)を加えた4地域である。

 左のクルディスタンと呼ばれる領域が問題なわけだね・・・紀元前3000年ごろに楔形文字で、この地の事が刻まれているようで・・・この頃の首都はキルクーク - Wikipedia 当時の城塞都市が・・・35°28'13.2N 44°23'45.1E - Google マップ ここのようですね・・・クルド人にとっては現在の国境が変なわけね。

 ISって何だったのかね?というより、ここに武器を持ち込んだのはどこなんだよ!武装組織は無かったわけですからね・・・アブー・ムスアブ・アッ=ザルカーウィー - Wikipedia この辺りに源流があるわけですから・・・

1989年、ソビエト連邦のアフガニスタン侵攻に対するムジャーヒディーン(アラブ義勇兵)としてアフガニスタンにわたった。しかし、既にソビエト軍は撤退を開始しておりビン・ラーディンとの面会が目的だったと言われる。前後してイスラム主義(イスラム原理主義)運動にのめりこんだザルカーウィーは、アフガニスタンのキャンプをベースとして反ユダヤとヨルダンにおけるイスラーム国家の樹立を掲げる戦闘的なイスラーム原理主義組織「タウヒードとジハード集団」を立ち上げた。

 ソ連のアフガン侵攻に対してだから・・・資金は?パキスタンの軍統合情報局 - Wikipedia こことか・・・

1979年にソ連軍のアフガニスタン侵攻が起きると、ISIはCIAと組み、ハク大統領による反共主義政策もあってソ連や共産主義勢力と闘うムジャーヒディーンに、チャールズ・ウィルソンや中華人民共和国などによる武器援助を大々的に支援した。

 CIAの資金で中国製の武器を流したわけね・・・米国の資金でこの地域に武器が流入しただけじゃん・・・ソ連は正規兵の軍隊だから、軍が去れば兵器は残らない・・・米国の資金で民兵組織が作られて、武器が拡散したわけね・・・チャールズ・ネスビット・ウィルソン - Wikipedia

旧ソ連のアフガニスタン侵攻を食い止めるため、ウィルソンは下院の国防歳出委員会メンバーとして動き、メンバーを味方につけて当時アフガニスタンを侵攻していた旧ソ連軍に対するCIAのアフガン支援の秘密予算の大幅増額を図る。当初500万ドルだった支援額は7年のうちに10億ドルという空前の規模に達し、最終的に数十億ドルという多額の資金を調達した。これによる武器を供給などの支援によりアフガンのイスラム武装勢力ムジャーヒディーンは、最新の武器を手に入れ劣勢を跳ね返し、ソ連軍に撤退を余儀なくさせた。

 この資金ね・・・結果は・・・

しかしながら、アフガニスタンのイスラム武装勢力に行った軍事支援は、旧ソ連軍のアフガニスタン撤退以後、米国につきまとう災いの種となってしまった。ウィルソンが支持し、CIAから何百万ドル単位の支援を受けたアフガニスタンの軍閥たちは現在、国際テロ組織アルカイダなどとのつながりをもつ危険なイスラム原理主義者とみなされており、その中にはグルブッディーン・ヘクマティヤール元首相や、アフガニスタンの旧支配勢力タリバンのジャラルディン・ハッカニ(英語版)司令官など含まれている。

 米国のコントロールを離れてしまった・・・米国の敵になっちゃったわけね・・・宗教的なものですから。支援の仕方を間違えたわけね。宗教がらみは基本的に独裁系の支配体制になるのだからね・・・この中で、反独裁・民主を叫んでも文化がそれを拒むのだから・・・当然、米国の思惑とは違ったものへとなるわけね・・・米国は馬鹿だから文化の力というものを過小評価するからね・・・そして、幼い普ちゃんのポチ国では、米国のこういった暗部に関して一般報道では流れないからね・・・

 米国のイランとの仲違もこの系じゃないかね・・・次はサウジアラビアかね・・・?アフガニスタン紛争 (1978年-1989年) - Wikipedia この間に、民兵組織に武器が渡ったわけね・・・CIAの資金でパキスタンからアフガニスタンへ武器が流れて・・・この辺りの武装が強化されたわけね・・・米国は義勇兵などに武器をばら撒くからダメなんじゃん・・・

ムジャーヒディーンには20以上のイスラム諸国から来た20万人の義勇兵が含まれていた。その中にはサウジアラビアの駐アフガニスタン公式代表となり、後にアメリカ同時多発テロを行うことになる、ウサーマ・ビン・ラーディンも参加していた。

 武器の回収のあてのない20万人もの反ソ連の義勇兵=テロリストね。米国はテロリストを生み出して内戦に持ち込み、そこで軍事介入という馬鹿な方法を取るから・・・武器による自由というわけで・・・事が済むと米国の干渉に対して、この兵器が使われることになるだけね・・・

トルコは10月9日、シリア北東部への軍事作戦を開始した。ターゲットは、これまで米軍が支援してきたクルド人勢力。この地域に駐留し、クルド人を支援してきた米軍が巻き添えをくう危険性も高まっている。シリア駐留米軍にはIS (イスラム国)掃討作戦を打ち切るよう命令が下っており、再び混乱が拡大しかねないことが本誌の取材で明らかになった。

 米国の支援って・・・単にクルド人に武器を与えていたという事なのでしょうね・・・そして、皆殺しじゃないからISが寝返ったようなものね・・・ISではなく見かけは米国側に付いて武器を得て、この武器を米国に向けるという素敵な事態になっている・・・ISの掃討作戦を重ねると、クルド人へ兵器を供給することになるわけね・・・掃討作戦は打ち切りという事になるね。兵器の供給を停止する・・・クルド人にとっては米国の支援は・・・それほど、有難いものではないというだけね・・・

トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領は9日、ISの残党と米軍が支援するシリアのクルド人部隊に対し、シリア政府軍と合同で軍事攻撃を開始するとツイッターで宣言した。ドナルド・トランプ米大統領は、トルコが軍事作戦に踏み切ればトルコに制裁を科し「トルコ経済を完全に破壊する」と脅したが、今更言っても遅過ぎた。

 米国が撤退すれば武器や資金の供給が止まるから・・そして・・・ISの残党と米軍が支援するシリアのクルド人部隊に対し、シリア政府軍と合同で軍事攻撃を開始するとツイッターで宣言・・・これね。これは単なる刀狩をやるわけね・・・馬鹿な米国が拡散してしまった兵器の回収・・・まあ、正規軍に一応組み込んで・・・退役させる手もあるが・・・とにかく米国が拡散させた兵器を何とかしないといけないわけね。米国はジョン・ボルトン - Wikipedia こういった馬鹿が・・・「アメリカ政府はアメリカ合衆国憲法修正第2条(市民の武装権)に反するあらゆる提案を拒否する」・・・こういったものを広めるからね・・・統治の原則から本来外れるわけですがね・・・

修正第2条(人民の武装権)
規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、人民が武器を保有し、また携帯する権利は、これを侵してはならない。
米国憲法修正条項第2条(大礒正美氏による意訳)  連邦政府に対する潜在的抵抗権(自由権)を確保する必要から、正当に組織された義勇軍は禁止されてはならず、 (したがって)義勇兵となるべき邦(州)民が、自己の武器を保有し携帯する権利もまた、連邦政府によって侵害されてはならない。


 規律の問題ね・・・連邦政府と州の関係での武装なのでね・・・個人の武器所有を認めると・・・民主的でないテロによる抵抗を始めるというだけね・・・テロリストが作った国の米国らしい側面ね・・・

トルコは長年、国内とシリアとの国境地帯のクルド人を敵視し、米軍がIS掃討のために軍事・資金援助を行なってきたシリアのクルド人部隊に「テロ組織」のレッテルを貼ってきた。

 米軍がこのクルド人部隊から兵器を回収できるのなら・・・テロリストではないのだがね。米国のやり方はまずいわけね。ちゃんと組織が兵器を管理しないと後片付けが大変になるというわけね。米軍が今までにやった兵器のバラマキで、武装している連中がどのようにふるまうかの問題ね・・・規律ある政府軍に組み込むか武器を奪い取るための闘争を演ずるかの選択になるわけね・・・別にトルコは敵視というより統治の原則として管理されていない兵器を何とかしないといけないという事で、シリア政府と共同作戦に至るわけね・・・

米国防総省の上級職員が9日午後に本誌に明かした話によると、シリアにおける米軍の対IS作戦は完全に打ち切られた。それに伴い、ISの捕虜の扱いなどもトルコの手に委ねられたという。

 米国の手に余るのでトルコに任せる事になっただけね・・・捕虜になったISの連中も武器が無ければ普通の人間だろうね・・・地域社会の一員として行動することになるだけだから・・・

「捕虜になったISの戦闘員が1人も逃亡せず、どんな方法や形であれ、ISが再編成されないよう保証する責任は、今やトルコにある」と、トランプは9日に声明を出した。トランプは、トルコの軍事作戦は「悪い考え」で、アメリカは攻撃を支持しないと述べているものの、これまで米軍と共に戦ってきた忠実で勇敢なクルド人部隊には最近まで一切言及しなかった。

 クルド人部隊には言及できないじゃん・・・単純に大帝国を築いた連中に後始末を任せるしかないのだよ・・・また、米国は文化によって敗退のようですね。この軍事作戦は基本的に刀狩を行う事になるという事だけね・・・クルド人はISを追い出した武器で米軍も追い出す機運へと移行中ね・・・

本誌が7日に伝えたとおり、トルコの軍事攻撃を控えて米軍はシリア北部から撤収したが、シリアから全面撤退はしていない。北部から撤収した部隊には、特殊部隊と偵察部隊も含まれる。

 まあ、米軍のシリアからの全面撤退が終わると・・・この地域の安定は増すね・・・問題は、クルド人自治区の存続がどうなるかだね・・・

国防総省の上級職員によると、クルド人戦闘員の間では、米軍に裏切られたという怒りが高まっており、撤収する米軍を直接攻撃することはないにしても、何らかの形で妨害を行う可能性はあると見ており、現地の米軍指揮官は警戒しているという。

 馬鹿な米国は武器しか渡せないからこうなるね。武器は国土を荒廃させるだけのものでしかないわけでね・・・米国は残念ながら文化や民族に対する敬意が無いから・・・結局は失敗するのだろうね。クルド人戦闘員をまともな軍隊組織に仕立てられなかったのが敗因とも言えるね。規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要・・・規律を教えられなかったというわけね。統治機構とか考えないのかね・・・?まあ、シリア政府を倒すために利用したわけですから・・・

共和党議員も批判
クルド人部隊はもはや、米軍が緊急に結集を呼びかけても応じず、米軍の戦闘部隊のための情報収集にも協力しない可能性がある。上級職員の話では、今のところ米軍の交戦規定は引き続き自衛を中心にしたもので、国防総省はまだシリアからの全面撤退を命じていないという。

 クルド人自治区の統治機構の中にクルド人部隊を組み込めなかったのが問題なのだろうね・・・義勇兵のままで規律の無いテロリストを生み出しただけの話しね。まあ、イスラム教徒の軍隊を作る気も無かったのか・・・対ロシアも意味が薄れつつある中でね・・・さて、一旦切って遅い朝飯だね・・・

2019.10.11

    

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