現在をうろうろ(994)
日本貧窮者経済新聞
 日米防衛協力のための指針 2015年4月27日版は・・・?(9)

 さて、続きですね・・・防衛協力なんってレベルじゃないみたいな感じですね。明らかに行政にアメリカ様の意向が大きく反映する事になるシステムが構築される事になる・・・日本の暴走は止まるのか?それとも、改憲・・・これで、危険な国に化けるのか?それとも、アメリカ様の属国になるのか?政府の中枢にアメリカとの連絡事務所ができたら・・・属国化が始まったと見れば良い事になりますかね?日本にアメリカの総督が置かれるようになるのかね?妄想としては面白い・・・さて、続きは武力攻撃があった時か・・・

C.日本に対する武力攻撃への対処行動
 日本に対する武力攻撃への共同対処行動は、引き続き、日米間の安全保障及び防衛協力の中核的要素である。
 日本に対する武力攻撃が予測される場合、日米両政府は、日本の防衛のために必要な準備を行いつつ、武力攻撃を抑止し及び事態を緩和するための措置をとる。
 日本に対する武力攻撃が発生した場合、日米両政府は、極力早期にこれを排除し及び更なる攻撃を抑止するため、適切な共同対処行動を実施する。日米両政府はまた、第W章に掲げるものを含む必要な措置をとる。


 最初の文の引き続きってのは何?平時から切れめなく・・・その延長線上で・・・アメリカ様は逃げないで・・・と書かれているのか?武力攻撃が予想される?どんな状況?なんとなく怖い、宣戦布告に近い文書が来た(ハル・ノートのようなもの)、宣戦布告があった・・・日本の防衛・・・よほど怯えているのかね?まあ、中国は怖いし、価値観を共有していると思っていた韓国も・・・怖い国になったし、ロシアとは平和条約は結べないし・・・台湾も中国に接近している中で・・・四面楚歌?アメリカ様の後ろに隠れての外交しかできない・・・ハッタリ首脳外交の成果なのか?なかなか面白い・・・W章は何・・・まあ、後回しですね。武力攻撃はどんなものを想定しているのか?

 中国軍の尖閣諸島の占領は考えにくいね・・・リスクの割に得られるものが少なすぎるから・・・事実上意味が無い・・・日本の武力による制圧も、国際社会の承認は得られにくい・・・日本経済は政府の財政悪化でかなり脆弱な状態にあるから・・・経済的な揺さぶりに弱いから・・・こちらですね。まさか・・・それで、政府は日本をアメリカに売ったのかね?年間30兆円程の投資とか・・・このぐらいの資金があれば、財政再建も可能かもしれないが・・・気になるのは、総理の訪米で財政再建の話が無かった事、エネルギー問題に関しても影が薄かった・・・報道は、戦後70年の談話関連だけで塗りつぶされていた・・・

1.日本に対する武力攻撃が予測される場合
 日本に対する武力攻撃が予測される場合、日米両政府は、攻撃を抑止し及び事態を緩和するため、包括的かつ強固な政府一体となっての取組を通じ、情報共有及び政策面の協議を強化し、外交努力を含むあらゆる手段を追求する。
 自衛隊及び米軍は、必要な部隊展開の実施を含め、共同作戦のための適切な態勢をとる。日本は、米軍の部隊展開を支援するための基盤を確立し及び維持する。日米両政府による準備には、施設・区域の共同使用、補給、整備、輸送、施設及び衛生を含むが、これらに限らない相互の後方支援及び日本国内の米国の施設・区域の警護の強化を含み得る。


 ふむ・・・日本は、米軍の部隊展開を支援するための基盤を確立し及び維持する。・・・基地はそのままか・・・後方支援関係を強化・・・シーベースはどうなるのかね?日本を対中国の不沈空母化するのかね?日本の外交努力はどうなるのやら?事務レベルは良いとしても・・・閣僚級はどうも・・・首脳になると・・・という感じですから、なんだか本末転倒?日本に対する武力攻撃が起こるときね・・・どんな状況下で起こるのかね?自存自衛のとかを振りかざさせる状況下にならなければならないから・・・やはり、相互作用という事になるね・・・どうやら、日本はプレッシャーに弱いから、過剰に反応して不安の種を周辺地域にまき散らす可能性が高いような気がしますね。なんとなくね・・・外交がまともにできない感じで・・・思い込みも激しいし・・・最初から決めてかかるからうまくいかないような気がしてね・・・合意に導くという態度に欠ける・・・政治も、そんな感じですからね・・・力強い・・・が強引という事になる。不退転の決意が重んじられ、死守命令が平気で出される・・・柔軟性は言葉だけでまるでなし。そんな感じですからね・・・続きは、武力攻撃が生じたら・・・

2.日本に対する武力攻撃が発生した場合
a.整合のとれた対処行動のための基本的考え方
 外交努力及び抑止にもかかわらず、日本に対する武力攻撃が発生した場合、日米両国は、迅速に武力攻撃を排除し及び更なる攻撃を抑止するために協力し、日本の平和及び安全を回復する。当該整合のとれた行動は、この地域の平和及び安全の回復に寄与する。


 想定されるのは、中国または北朝鮮からのミサイルが発射された場合ですかね?10分以内での判断をしなければならないが・・・今更、冷戦の話になるのかね?Timeline Bulletin of the Atomic Scientists なるほど、世界の終末まで3分になってるのね。アメリカ様が騒ぎすぎるのが問題なのかもしれませんが・・・日本の政策もこの時計に影響するかね?

 欧州が冷戦を回避しえたのは・・・結局のところ、1975年のヘルシンキ宣言で、1975年時点の国境で凍結して、侵略の恐怖を取り除いた事にあるのだが・・・領土交渉をする気はないようだから、日本と中国・韓国は冷戦構造を維持し続けることになるわけですね。この恐怖の上に、自民党政権が成立し続けることになる・・・そして、今回の歴史的文書の合意で・・・事実上日本は・・・かつてのベトナムと同じような位置付けになる・・・

 ああ、逃げる算段が先頭にあったのは・・・ベトナム戦争の際末期の想定なのかね?米国政府に対して協力した連中がサイゴンを脱出した作戦・・・フリークエント・ウィンド作戦ですね。1975年4月29日から30日へ欠けての・・・

 この時の難民か・・・ああ、なんだ・・・朝鮮半島有事での韓国人難民の話と思った奴・・・

1.非戦闘員を退避させるための活動
 日本国民又は米国国民である非戦闘員を第三国から安全な地域に退避させる必要がある場合、各政府は、自国民の退避及び現地当局との関係の処理について責任を有する。
 日米両政府は、適切な場合に、日本国民又は米国国民である非戦闘員の退避を計画するに当たり調整し及び当該非戦闘員の退避の実施に当たって協力する。これらの退避活動は、輸送手段、施設等の各国の能力を相互補完的に使用して実施される。日米両政府は、各々、第三国の非戦闘員に対して退避に係る援助を行うことを検討することができる。


 軍事同盟のガイドラインとしてはおかしいと思ったら・・・日本から第三国への退避なら・・・ぴったりじゃん・・・まさか、政府も逃げ出す準備をしているとか?そうなると、首相官邸から、立川へ行って・・・そこから逃げるんですね。要人輸送という事なら、妙に納得できますね。沈みかかった船から逃げ出すネズミのように・・・だって・・・この、文言通りのものであるなら・・・不特定多数の輸送計画の策定ってのは、事実上やってみないと分からない事になるのでは?その場にある輸送手段、実際にそこにいる、日本人やアメリカ人・・・

 要人の脱出だと・・・フリークエント・ウィンド作戦では、在留アメリカ市民1373名、南ベトナム市民及びその他の国籍者5595名がアメリカ軍およびエア・アメリカのヘリコプターにより沖合いのアメリカ海軍艦船に脱出・・・という事ですから1万人程度を最大として企画して、輸送ヘリは海中へ投棄・・・赤十字との連携が良いのだろうと思いますが・・・やはり、この項目は軍事同盟にはそぐわない気がしてね・・・ちょっと、納得・・・日本を脱出する戦争指導者ね・・・ミサイル攻撃では先ずは首脳の退避から始まる・・・

 日本は、日本の国民及び領域の防衛を引き続き主体的に実施し、日本に対する武力攻撃を極力早期に排除するため直ちに行動する。自衛隊は、日本及びその周辺海空域並びに海空域の接近経路における防勢作戦を主体的に実施する。米国は、日本と緊密に調整し、適切な支援を行う。米軍は、日本を防衛するため、自衛隊を支援し及び補完する。米国は、日本の防衛を支援し並びに平和及び安全を回復するような方法で、この地域の環境を形成するための行動をとる。

 やはり、怯えての軍事同盟の強化にしか見えないが・・・正義無き戦争は国際社会の支持を得られないから・・・常に、正義を味方として行動していれば良いと思うのだが・・・このあたりが不思議ですね。そうなると・・・平成27年4月10日 第49回 国家公務員合同初任研修閉講式 安倍内閣総理大臣訓示 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ ここで語った・・・

 大江は、国際ルールに対する深い見識を武器に、堂々と正義を貫きました。慎重な審理を経て、「自然の正道に反する」。こう述べて、中国人全員の解放を決定しました。
 大江は、200人を超える中国人たちを、人身売買の瀬戸際から救い出し、無事、母国・清国へと帰れるよう、取り計らったそうであります。
 この快挙を、当時日本にいたアメリカ人学者グリフィスは、こう評価しています。日本は、「ペルーの甲鉄艦隊も、また時代遅れの連中も恐れず、人間の自由のために一撃を加え」た、と。
 その後、日本政府は、ペルー政府から賠償を請求されますが、初めての国際仲裁裁判に臨み、完全に勝利します。

 というやつを信じていないという事になりますかね・・・ああ、この考えは既に時代遅れなのかね?日本国憲法の中にある・・・いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。・・・こういった事を考える時代ではなくなったという事か?既に、正義の通用する時代ではない・・・まさか、北斗の拳とかの読み過ぎではないかと?仕方ないね・・・上司が白と言えば部下は白という国ですから・・・普遍的な真理や正義などは考えてはいけない全体主義国家なのですから・・・ある意味、民度は非常に低い・・・自由・民主という意味では。逆に、統制という意味合いでは民度は非常に高い・・・という事になりますね。

2015.05.09

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

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 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)
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