現在をうろうろ(955)
日本貧窮者経済新聞
 南アフリカをうろうろ・・・南アフリカの核施設は・・・?

 どうも、私の頭の中の南アフリカは新井白石のレベルである事が判明・・・アパルトヘイトは終わったのは知っているから、もうちょっとはあるのか・・・あとは、知識としては・・・この国は三権を別々の都市に置いていますね。そして、地下資源が豊富・・・金とダイヤモンドの国・・・このあたりまでが私の基本知識・・・

 行政府はプレトリアに置き、立法府はケープタウン、司法府はブルームフォンテーンに・・・で、行政府が国を動かすわけですから首都機能はブレトリアにあるようです。大使館などはこのブレトリアに集まっている・・・何で分けたのやら?多民族国家ですから・・・そして、広い国ですから・・・

 内陸都市のプレトリアがちょっと気になりますね・・・ここの外港に当たるのが・・・鉄道網からするとダーバンと言う事になりますかね?プレトリアもダーバンも言語的にはズールー語圏のような感じですからこれが1つの文化圏を作っている部分と思われますね。

 首都近郊を眺めていたら・・・火力発電所みたいだけど貯炭施設や液体燃料タンクなどが無いのでね・・・これは何?

 というわけで・・・核研究施設が、プレトリアの近くにあるようです・・・座標・・・

 25°48'04.12" S 27°56'51.46" E 右の写真のような、石炭火力には見えない発電所らしきものでね。貯炭施設などが無いのに大きな冷却塔がある・・・右の写真のようなやつですね。それで、原発はどこにあるのか?チェックを始めたというわけです。

 どうやら、これが・・・熱出力20MWのスイミングプール型材料試験炉のSAFARI-1研究炉を中心とした施設のようです。

 この研究施設は、核燃料サイクルのための施設があって、かつて核兵器用の核物質も製造していました。そして、核兵器も保有していましたが・・・自主廃棄という事ですね。

 左の写真が、この核施設の全体像です。アフリカは非核地帯で、南アフリカが自主的に核兵器を解体放棄したので・・・アフリカ非核兵器地帯条約を批准する国が増加して2009年にこの条約が発効しています。そして、この研究施設内にアフリカ原子力委員会が設立されるようです。

 非核地帯は結構広いですね・・・1967年のラテンアメリカ及びカリブ核兵器禁止条約(トラテロルコ条約)、1985年の南太平洋非核地帯条約(ラロトンガ条約)、1995年の東南アジア非核兵器地帯条約(バンコク条約)、2006年の中央アジア非核兵器地帯条約(セメイ条約)・・・こんなのがあります。

 核兵器をいじってる国は・・・イギリス・フランス・ロシア・アメリカ・中国・インド・パキスタン・北朝鮮・イスラエル・・・しかし、我が国は不思議な事を叫んでいる・・・平成27年3月16日 国連創設70周年記念シンポジウムにおける安倍内閣総理大臣スピーチ 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ これでは・・・

 本年は、ヒロシマ、ナガサキ以来、70年を迎える年でもあります。この両都市で重要な国際会議を開き、核軍縮の意義と、拡散の危険を訴えます。その上で、今年も日本は、国連総会に、核軍縮決議案を提出します。

 しかし・・・防衛省・自衛隊:「平成26年度以降に係る防衛計画の大綱について」及び「中期防衛力整備計画(平成26年度〜平成30年度)について」 こ

 国際連合等が行う軍備管理・軍縮の分野における諸活動に協力するた め、引き続き、人的貢献を含め積極的に関与する。 とか書いているけど・・・実質的には軍拡路線が繰り広げられる事になるし・・・

  核兵器の脅威に対しては、核抑止力を中心とする米国の拡大抑止は不可欠であり、その信頼性の維持・強化のために米国と緊密に協力していくとともに、併せて弾道ミサイル防衛や国民保護を含む我が国自身の取 組により適切に対応する。同時に、長期的課題である核兵器のない世界 の実現へ向けて、核軍縮・不拡散のための取組に積極的・能動的な役割 を果たしていく。

 米国の核戦力の強化・・・他の弱体化を図ると言う出鱈目な核軍縮の提案をするようですね・・・ありえないね。南アフリカの方が立派に見えますね。我が国も核装備して、それをネタに核廃絶を叫ぶとか・・・日本は二枚舌政治ですでに国際的に信用できない国になりつつあるようですから・・・だから駄目でしょうね・・・

 さて、南アフリカの商業用の原発は・・・座標・・・

 33°40'34.38" S 18°25'54.21" E ここに、クーバーグ原子力発電所があります。2基の原子炉があって・・・出力はそれぞれ94万kWと言う事ですね。現在、核燃料サイクルに関する施設は南アフリカには無いので、国際市場から燃料を調達しているようです。

 低・中レベルの放射性廃棄物は・・・座標・・・

 30°08'13.00" S 18°34'22.09" E 

 多分、このあたりに埋めているようです・・・ちょっと、確度は低いのですが・・・一応、考えられる場所としては左のような施設があります。

 一応、南アフリカの原発に関しては2014年11月に・・・中国との政府間民用原発エネルギープロジェクト提携協議に署名・・・と言う事で中国の原発が導入される可能性が高くなっていると言う事ですね。

 中国は、カナダ企業との合弁会社を設立するようで・・・南アフリカのほかに、アルゼンチンやルーマニアにも進出するとかやっているらしいですね。

 こりゃ・・・中国風の工業地区もあるのかもしれない・・・まあ、とりあえず、首都のプレトリアへ、ここの外港と思われるダーバンから眺めて行くとしましょう。

2015.04.27

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

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