現在をうろうろ(940)
日本貧窮者経済新聞
 中国の防空識別圏とその運用の様子は・・・?

 防空識別圏ってのは・・・脅威に対応するためのために設定するものですね。ここに入った来たらチェックするよ・・・場合によっては撃ち落とすかも知れないよ・・・この場合ってのが問題ですけどね。報道ではとんでもない事のように・・・強引な話であるとか、そんな感じですね。

 無理な線引きをした場合の目的は何か?ちょっと気になりますね・・・道理の通じる国かの確認ですかね?一応中国での防空識別圏での識別に関しては・・・Announcement of the Aircraft Identification Rules for the East China Sea Air Defense Identification Zone of the P.R.C. ここの書かれていますね。面倒だから、機械翻訳の結果を並べて置きましょう。

まず、東シナ海防空識別圏に飛行する航空機は、これらの規則を遵守しなければなりません。

第二に、東シナ海防空識別圏に飛行する航空機は識別の以下の手段を提供する必要があります。

1.飛行計画識別。東シナ海防空識別圏は中華人民共和国の外務省や中国民用航空局に飛行計画を報告する必要がで飛行する航空機。

2.無線識別。東シナ海防空識別圏に飛行する航空機は、双方向無線通信を維持し、東シナ海防空識別圏またはによって認可単位の行政機関からの識別の問い合わせにタイムリーかつ正確な方法で応答しなければならないオルガン。

3.トランスポンダ識別。東シナ海防空識別圏に飛行する航空機は、二次レーダートランスポンダを搭載した場合には、コース全体を通して作業トランスポンダを維持する必要があります。

4.ロゴ識別。東シナ海防空識別圏に飛行する航空機は、明らかに、関連する国際条約に基づいて彼らの国籍や、登録識別のロゴマークを付ける必要があります。

第三に、東シナ海防空識別圏に飛行する航空機は、東シナ海防空識別圏や臓器によって認可単位の行政機関の指示に従ってください。中国の軍隊は、識別に協力または指示に従うことを拒否しない航空機に対応するための防御的な緊急対策を採用する。

第四に、中華人民共和国の国防部は、東シナ海防空識別圏の行政機関である。

第五に、中華人民共和国の国防部は、これらのルールの説明を担当しています。

第六に、これらのルールは、午前10時2013年11月23日に施行される。

 ふむ・・・別に大したことは無いですね・・・このあたりを飛行する航空機は・・・主に大きな航空機でしょうから、一人乗りの単発機でふらふらやる場所ではなさそうですからね。多くの航空機はトランスポンダによる識別ができるわけですからね。つまり、このあたりを飛び交うレーダー波には応答を要求する信号が含まれているという事になりますね。二次レーダーと呼ばれているやつによる応答・・・これで、殆どの航空機は識別される。

 一応は・・・このあたりを通るときには必ず挨拶せよという事ですね。挨拶は、機械的な物でもかまわない。ただ、声をかけられたら返事をしろよ。事前に挨拶状があればそれでもいいよ・・・こんな感じですね。無線も積んでいないようなら、ちゃんと標識をつけて問合せ先が分かるようにしておいてよ・・・多分、届け出があって飛んでいるのだろうから・・・

 そう言えば、この防空識別圏は日本のと中国のが重なっていますが・・・この部分では双方ここで示されているような対応になっている?片務的なものなのか双務的なの・・・中国軍機、自衛隊機を妨害 急上昇で乱気流も 5・6月:朝日新聞デジタル ちょっと、この状況を考えてみるとしますか・・・

 中国軍の戦闘機が今年5月と6月、東シナ海の公海上空で自衛隊機に異常接近した問題で、中国軍機が自衛隊機の下方から急上昇して飛行を妨害する危険行為をしていたことがわかった。一歩間違えば、自衛隊機が墜落する可能性もあったという。複数の日中関係筋が明らかにした。

 中国軍のSu27戦闘機は5月24日と6月11日、計4回にわたり、自衛隊のYS11EB電子測定機とOP3C画像データ収集機に接近。最も近づいた時の距離は約30メートルだった。日中関係筋によると、中国軍機はそのうちの1回、自衛隊機に下方から接近。急上昇して前方に出た後、乱気流を起こして自衛隊機の飛行を妨害したという。気流を乱すのに、推力を増すアフターバーナー(再燃焼装置)を使ったとの見方もある。

 こうした危険行為は首相官邸にも報告され、「墜落につながる異常な行為で、戦闘行為に近い」との衝撃が広がっているという。

 ああ、分からない・・・まず、この飛行は中国に通告されていたのか?そして、トランスポンダによって応答が為されたのか?国際周波数での問いかけが無かったのか?自衛隊機が返事をしたのか?この部分ですね。従って、この報道では分からない・・・第三に・・・の部分ですね。名乗りが無いか従わない者に対する行為が行われている。さて、問題は別の所にありますね・・・自衛隊のYS11EB電子測定機とOP3C画像データ収集機・・・これって、スパイ機ですね・・・チェックが必要・・・何のために飛んでいたのか?

 外務省内を検索すると・・・中国軍機による自衛隊機への近接飛行事案(5月24日)について | 外務省 これが出てきますね・・・齋木外務事務次官から程永華駐日中国大使への抗議 | 外務省 こいつがありますが・・・なんだかちょっと変?

 中国への抗議内容・・・

2.この中で、齋木次官は、自衛隊航空機は、いずれも平素から行っている警戒監視活動に従事していたものであり、このような活動は国際法上及び国際慣習法上何ら問題のない正当な行為であって、中国側が指摘するような危険な行為や演習の妨害は一切行っていない旨伝え、今般の中国側の主張は、我が国としては全く受け入れられない旨強く抗議しました。

 これって、日本人だと分かりますね・・・平素の事じゃないようですね・・・中国側から指摘された内容は図星・・・演習の妨害・・・これか・・・何の演習を中国はこの時期にやってたのかね?・・・どうやら、中ロ海上演習を偵察した際に中国の戦闘機が緊急発進して対応・・・という事のようですね。中露合同軍事演習「海上連合2014」、全艦艇が集結--人民網日本語版--人民日報 という事は、この演習に関しての電子偵察を試みたという事ですね。まあ、演習周辺海域周辺に出かけるのはOKですが・・・演習海域は事前に通告がありわけですから・・・この記事は2014年5月19日のものですね。中露海軍が合同軍事演習実施へ--人民網日本語版--人民日報・・・ん〜・・・

 梁報道官は「今回の合同演習は中露両国海軍が両国元首の共通認識を実行に移し、両国の政治的相互信頼を強化し、両国の友好・実務協力を強化する重要な措置であり、中露両国・両軍の戦略協力パートナーシップを揺るぎないものにし、発展させ、海上合同行動の指揮連携と支援の演習をし、海上の安全保障上の脅威への中露両海軍の合同対処能力を高め、中露海上合同軍事演習の組織・実施方法を最適化し、規範化し、地域の平和・安定を共同で守る上でプラスの意義を持つ。演習は第三国を念頭に置いたものではない」と強調した。

 ああ、日本を念頭に置いたわけではない・・・ふ〜ん・・・あれ、これの前段階があるようですね・・・安倍政権へのけん制か? 中国、軍事演習妨害で日本を非難 ニュースフィア 2013年10月24日から11月1日までの演習で・・・人民解放軍海軍が実弾演習を行っている海域に日本の軍艦が侵入、演習を妨害したと主張・・・なんだかね・・・この手の奴の真実は藪の中ですから分かりませんが、どうやら・・・状況からすると、我が国の政府は随分と強気なのかなと?

 この記事の中に気になる物がありますね・・・安倍政権は、もはや、中国との相互利益のための戦略的関係を築こうとしていない。尖閣諸島の領有権問題を利用して、年末までに、自衛隊に関する新しい法案と、これまでになく強固な防衛構想を成立させようとしている・・・誤解を解くべきではないかね?

 ふむ・・・ちょっと、日本からの中国の抗議へ戻って・・・

3.その上で、齋木次官は、両国間で不測の事態を回避・防止するため、日中の防衛当局間において、海上及び空域での安全確保について話し合うことが重要であり、防衛当局間の海上連絡メカニズムを早期に運用開始すべき旨改めて指摘しました。

 あれ?強固な防衛構想・・・防衛当局間の海上連絡メカニズム・・・そう言えば・・・【参院予算委詳報】安倍首相「友好とは言いなりになることではない」「鳩山元首相で失った信頼取り戻す」(1-8ページ) - 産経ニュース この中に何やら気にかかる文章が・・・

首相「昨年、習近平国家主席と首脳会談を行いました。その際、われわれは領海、そして公海の上空における連絡メカニズム、これは第1次政権のときから私が中国側に呼びかけ、残念ながらその後、実行されてきていなかったわけだが、その後、今回、中国側も対応するということになった。こういうことこそ、エスカレートさせないという、まさに核心ではないかと思うわけでありまして、私はやるべきことはきちんとやっているわけであるし、おおむね首脳の皆さんにはご理解されているんだろうと考えているところではございますが、いずれにいたしましても今後、こうした誤解を解いていくよう努力を重ねていきたい」・・・どうやら、尖閣諸島の領有問題を利用するつもりのようですね・・・納得できていない首脳として・・・習国家主席がいるようですね。あれ?別口の変な話が・・・

2015.04.20

  

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