現在をうろうろ(896)
日本貧窮者経済新聞
 イランの核開発疑惑は・・・?(3)

 イランのウラン鉱山がね?どこにあるのか?こいつが、ちょっと不明・・・でも、イランのウラン転換プラントは判明・・・エスファハン;Esfahanに1975年イランとフランスの協定によって、1984年、エスファハン市の南東4kmの地点にエスファハン原子力技術センターが完成。このセンター内に、中国の援助によりイエローケーキを天然六フッ化ウランに転換するプラント;UCFが建設され、2004年10月にはほぼ完成し、稼働中・・・この場所は・・・座標・・・

 32°34'37.77" N 51°49'43.19" E ここです。右のような工場群で上半分はどうやらジルコニウム製造プラントで、下半分が転換プラントとされているようです。廃液の処理を行っている場所があって、ウランの処理を行っている所でおなじみの色になっていますから、多分、この場所で間違いないと思われます。

 どうやら、この工場の北側の山に坑道を掘って何かしているのが気に入らないらしくて・・・

 確かに何本かの坑道があっていくつかの建物がありますね。

 どうせ、核廃棄物の保管所か何かがあるのではないかと・・・場所がばれているのに、近くに何かを隠すなんって不合理な事をするのかね?まあ、疑おうと思えば何でも疑えますからね・・・日本も、戦争ができる普通の国になるという事ですから、日本も同じように世界から疑われるようになるわけです。

 新しく、軽空母が配備されたとか・・・核兵器を持ってるんじゃないかとか・・・余計な事を言うと疑われるようになる・・・

 さて、ここの工場ではジルコニウムの精錬からやってるのかね?多分クロール法・・・鉱石を石油コークスで還元して、塩素ガスで処理して塩化ジルコニウムを作って、こいつを空気を抜いた熔けたマグネシウムの入った蒸留器にかけて、完全に還元、さらに減圧蒸留して精製・・・砕いて真空中で加熱して地金の完成かな・・・多分、こんな感じ・・・そして、核燃料を入れるパイプなどに加工される・・・

 六フッ化ウランまでの行程はこのエスファハンで行われている・・・ほい、これでちょっとすっきり・・・従って、ナタンズの濃縮工場では六フッ化ウランからのスタートになるという事ですね。核施設に関する知見が増えても、何の役にも立たないが・・・まあ、面白いので良いでしょう。

 さて、イラクにはIR-40と呼ばれている重水炉もありますね・・・座標は・・・

 34°22'23.17" N 49°14'26.94" E ここです。右のような重水炉の建屋があります。そして、この隣には重水製造プラントがあります。

 ここの施設の全景を示すと左のようなものになります。写真中央やや右の広い区画が重水製造装置のようですね。

 他に核施設は、テヘラン原子力研究センターがありますね。5MWのプール型の研究用の原子炉があります。・・・座標は・・・

 35°44'16.96" N 51°23'17.17" E ここです。ここには・・・


 右のような施設がありますね。それから、商業原子力発電所は・・・座標・・・

 28°49'43.16" N 50°53'10.60" E ペルシャ湾の海岸都市ブシェールにありますが・・・こいつは稼働しているのか?2013年に送電網に電力を送り始めていますね。これで、産業が大きく活気づいているはずですね。

 左のような原子炉建屋が並んでいます。

 どうやら、2013年の地震で建屋の壁に亀裂が入ったとか入らないとかで、安全性に関する懸念が生まれているようですね。

 まあ、それでもl原子力の威力は非常なものですから・・・ドバッと石炭や石油を焚くより・・・莫大な電力を発生してくれますからね。産業にとっては非常に大きな力になって行くはずです。2号機
そして3号機も建設されやがて稼働する事になるでしょう。

 日本なんかは、決められない政治屋のために・・・無駄になるかもしれない何基もの石炭火力発電所がオリンピックに向けて建設されていますね。京都議定書の炭素クレジットをどこで手に入れるのやら?現状で何とか電力は足りているが・・・新たな火力発電所はどうするのかね?電力事情も考えないで・・・真夏の最も電力が必要な時期に行うなんって・・・無謀だね。不思議なエネルギー政策をする不思議な日本・・・イランのアメリカに屈しないエネルギー政策の方が立派な気がします。

 さて、中南米はイランの原子力政策に賛意を示していましたっけ・・・ある意味、発展著しい国にとって原子力発電は夢ですからね。どうも、米国はそれに真っ向から反対しますからね・・・アメリカ様を騒ぐ日本の世界での地位はどうなるのやら?虎の威を借りて地球儀を眺めて妄想する外交では・・・先が思いやられる。イランにも、随分と中国の技術が入り込んでいる事も分かったし・・・それなりに成果があった気がします。これで、中国発の列車がトルコへつながりそうな実感が出てきましたね。

 イランを眺めていて、ちょっと気になる物がありました・・・右の奴。なんだか、ミサイルのサイロみたいな感じがしてね。何であるか、不明なものですが・・・

 そのうち、イランの軍事基地も精査する事にしましょう。

 イランは随分と頑張っているような感じですね・・・なんだか、米国に睨まれている国を中国が助けるという構図が・・・イギリス連邦もなんとなくそんな感じがしないでもないが・・・どうも、米国中心で世界を眺めるわけにはいかない状況になりつつあるような?イランの砂漠地帯を眺めていると、なんだか中国流の辺境開発が行われているみたいな感じなのでね・・・

2015.04.04

  

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