イランの核開発疑惑は・・・？(1)

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　イランの核開発疑惑は・・・？(1)

　何故かイランを眺めています・・・米国とイランの核交渉がまとまったとか・・・濃縮ウラン工場は1か所にして、遠心分離機を減らすとかやっていますね。段数を減らして核兵器に使える高濃縮ウランの製造を抑制する狙いは達成されたようですね。そして、フォルドゥの核施設は、研究施設として転用するとかの話になったようです。

　というわけで、イランを眺め始めてしまったというわけなんで・・・地下深くのフォルドゥの核施設なんって言われるとね・・・気になるわけです。フォルドゥは・・・ってね。一応は確認しました・・・座標は・・・

　34°53'02.17" N 50°59'54.03" E　ここですね。広い周回道路に囲まれた中に、もう1槨あって、そこが問題の核施設という事のようです。

　問題になっているのは左のような坑道の入口ですね。

　でも、なんとなく核施設という気がしないのだが・・・なんとなくね・・・多分、ミサイルなどの集積所のような気がしてね・・・本気の送電線が引かれて来るのが2012年ですから・・・それまでは、ここで使える電力はそれほど大きくないですからね。それと、水源なのかと・・・地下貯水槽でも作ったんじゃないかね？右上の写真の右下のワジが気になりますから・・・標高データからすると、ここは川が流れるはず・・・

　どうやら、この場所は・・・アメリカ様は怪しい所へ出かけるのが好きですから・・・また、やられた気配がしますね。・・・ここに核施設があるだろ！ちゃんと分かっているんだ！・・・ありません・・・いや、あるはずだ！・・・無いですよ・・・あるはずだ！隠してないで見せろ！・・・それなら・・・ん億ドルで・・・このパターンか？

　外交交渉が上手ければ、随分と金やその他の援助を受けられるような気がしますが・・・少なくとも、この施設には2014年10月2日の段階では纏まった電力は来ていないようです。地表に痕を残さないような送電線の地下埋設技術とか、無線送電の技術や透明な鉄塔を建てるとか、見えない変電所を建てるとか・・・そういった技術があるのなら別ですがね。

　そして、地下変電施設の空冷施設も巧妙に隠されているのなら・・・北朝鮮の地下施設の場合は、一応クーリングタワーなどが出ていますから、確かに動力を使った地下施設の存在が確認できますが・・・きっと、まだ建設途中なのでしょう。噂ではこの施設は2009年に存在が知られるようになって・・・濃縮度約20%のウラン製造を始めたとような事が流れていますがね。

　電力はなく、使った電力での温度上昇は神秘的な装置によって熱がどこかへ運ばれて捨てられる事で解消かね？偉大なるアラーの神の御技の関与でもあるか？なんってね・・・技術には天佑神助は無いはずなんで・・・ありえない。

　一応、ここの施設への送電が予定されている発電所は・・・座標・・・

　34°34'45.87" N 50°45'16.93" E　ここのものですね。ゴムの街の南にある変電所経由で街を反時計回りに回って送電線が伸びて行っています・・・これまた、不思議な送電のパターン・・・

　確認できている範囲からすると、この変電所からの電力は・・・

　街の東を北上して2つに分かれます。

　鉄塔の配置は左のようになります。1つは集落の変電所へ行っています。もう1つは・・・不明な施設に引きこまれています。

　左の写真の左上の鉄塔の連続が切れている部分は、拡大すると右のようになります。

　この近くまでは2011年に高圧線が引き込まれ、2012年になって右の広い建物の敷地内に鉄塔が立ち送電が行われるようになったと思われます。そして、道路が伸び、およそ900ｍ程の間隔がありますから・・・この間を鉄塔なしで送電線を張る事は無理でしょう・・・高度差が無いですから・・・地下埋設で地上に引き出して・・・また鉄塔というのも不合理だし・・・街の建設が凍結されているのか？詳細は不明ですね。しかし、不思議な送電系・・・

　さて、1つ目の新しい方の施設は確認できましたが・・・さて・・・とよそ見をしていると、イランの航空母艦が立派に海に浮いていますね。全長203ｍの映画の撮影用のセットの空母ですね。段々立派になって行く・・・艦載機も並んだし・・・

　我が国も、撮影用として空母を作ってしまうとか・・・駄目か・・・海外の映画会社が保有して、自衛隊が運用・・・面白いと思うが・・・

　さて、ウラン濃縮施設として考えられているもう一つのナタンズはどこにあるのやら？・・・

2015.04.04