現在をうろうろ(888)
日本貧窮者経済新聞
 日本のリーダーシップと中国の世界観ってのは・・・?

 なんだか、大東亜戦争の戦争指導は結構出鱈目みたいな感じですね。前回、ふと気づいて、資料を見始めましたが・・・海軍や陸軍が外征する事を前提としているのに、政府が占領地政策に本腰を入れるのは昭和17年の7月以降・・・軍政官なども増員して・・・色々やって、昭和18年・・・負け始めていますから、まともな占領地政策は行われた感じがしない・・・占領した軍の司令部が無い知恵を絞ってやってたんですかね?そのため、地域によって占領地政策に差があったのか?

 今の政府も、戦争のできる国とかやってますが、占領地政策はどうするのやら?まあ、国連に丸投げですかね?日本主導でやりたそうな雰囲気ですが、軍政官とか養成しているのかね?自衛隊では上級指揮官にそういったものを履修させているのか?・・・いや、自衛隊は名目的には外征用の軍隊ではないから・・・軍政に関しては空白なのか?気になりますね。

 ああ、簡単だ・・・新憲法が成立したら、現行憲法を占領地用の憲法として与えて、基本的にはGHQが行った政策をすれば良いのかな?残念ながら、日本はあの憲法の高邁な精神が実現できなかったけれども、日本から押し付けられた国の中には、あの高邁な精神を実現できる国が現れるかもしれないから・・・国連の精神にも合致しているし・・・日本には、勿体ない憲法ですから・・・これ以上の憲法解釈の変更で・・・あの高邁な精神が穢されるのであれば・・・あの憲法は捨てて、新しい日本にあった安っぽい憲法を戴いた方が良さそうですからね・・・

 しかし、中国相手に戦争して、占領政策はどんな具合にするのかね?まあ、アメリカ様は何かきちんと考えているでしょうが・・・ただ、国土が広すぎますね・・・自治区は独立させて、中核部の分割統治・・・小さな中国へ・・・ですかね?そして、民主化・・・やがて、大中国主義者が現れて中国が統合されて行くとか・・・ちょっと、面白いかも?小説に仕立てられれば・・・しかし、壮大な歴史ドラマが書けそうですが・・・ちょっと、でかすぎるね・・・いずれにせよ、戦争には至らないと思われますが・・・どうなる事やら?

 さて、ちょっと気になる中国・・・ボアオ・アジアフォーラム2015年で習近平国家主席が基調講演を行っていますね。習近平国家主席,ボアオ・アジアフォーラムの年次総会の開幕式で基調講演を行い

 70年以来、世界はかつてない深刻な変化が起き、歴史的に人類の運命を変えた。全世界の殖民体系が崩し、冷戦の対峙が存在しなく、各国の相互連絡と相互依存は日増しに深め、平和、発展、協力、ウィンウィンの時代潮流が前へ進め、国際の力の対比は世界平和を守ることに有利な方向へ発展し、国際情勢の全体の安定を保ち、各国の共同発展を促進する面ではより多くの有利な条件を備えている。

 この70年を振り返っていますね・・・冷戦と冷戦の終結、植民地支配の終焉・・・各国の相互依存が大きくなった・・東南アジアの植民地支配の崩壊は、なんとなく日本政府の怠慢の結果みたいな気がしてきましたし・・・各国の相互依存関係を、中国は・・・平和、発展、協力、ウィンウィンの時代潮流・・・として捉えていますね。日本はなんとなく、相互依存で自国が弱くなったと考えているような感じですね・・・自己中心的に、世界に冠たる日本!とやるとなると・・・相互依存による平和、発展、協力は日本の指導性を発揮できていない事を意味しそうですから・・・世界をリードする日本という枠組みにならない・・・ハッタリ政治屋としては面白くない状況になる・・・自己顕示が困難・・・財政難なんだから、それほど大量のバラマキ行政は国外まで広げられない・・・

現在、国際情勢は深刻且つ複雑な変化が引き続き発生し、世界の多極化、経済のグローバル化の発展を深く入り込んで、文化多様化、社会情報化が継続に推進され、国際構成と国際秩序の調整と変遷が加速されている。世界各国は各自の発展戦略を急いで調整し、変革と革新を推進し、経済の発展方式を転換し、経済構造を調整して、新たな発展空間を開拓している。同時に、世界経済は依然として深い調整期間にあり、低増長、低インフレ、低需要と高失業、高債務、高バブルなどのリストが交織、主要な経済体の勢いと政策の配向が引き続き分化し、経済環境の不確定性が依然として目立てている。テロリスト、ネット安全、エネルギー安全、食料安全、気候変化、重大な伝染性病気などの非伝統的な安全と世界性の挑戦が絶えず増加し、南北発展の格差が依然として大きい。

 国際情勢が複雑化している・・・確かに、情報量が飛躍的に多くなりましたからね・・・分析しなければならない事が多すぎる・・・結局、情報による思惑の複雑化ですかね?情報に触れられない所には・・・情報の闇ができる・・・この闇が格差を作り出しますね。文化多様化?文化は・・・まあ、触れる事ができる文化が増加するという事ですかね?文化=価値観・・・様々な価値観に触れられるようになる・・・結果としては、発展戦略の戦略は常に改訂されて行かなければならない・・・経済の発展方式を転換・・・色々と書いてありますが・・・具体的には何になるのかね?1ベルト1ロードかね?

 世界経済は依然として深い調整期間・・・発展の格差ね・・・

 運命共同体へ歩くためには、協力・ウィンウィン、共同発展を堅持しなければならない。ゼロサムゲームや両勝ちできないという古い思考を捨て、ウィンウィン・共に勝つという新しい理念を樹立し、自身の利益を追求する時に他方の利益にも配慮を加え、自身の発展を求める時に共同発展をも促進すべきだ。協力・ウィンウィンの理念は経済分野だけでなく、政治、安全、文化などの幅広い分野にも適用される。そして、地域の諸国間だけでなく、地域外の国との協力にも適用される。マクロ経済政策協調を強化し、違う経済体の経済政策の変動がもたらすかもしれないマイナス外溢効果を防止し、世界経済の治理変革を積極的に推進し、開放型世界経済体制を守り、世界経済におけるリスクと挑戦を共に対応すべきだ。

 ゼロサムゲーム・両勝ちできないか・・・運命共同体の中ではこいつは・・・ゼロサムゲームや両勝ちが無いのは例外的ではないかと・・・シェアを分ける場合などが該当、市場の覇者・・・市場の拡大の中ではとりあえず、全員が勝ち・・・市場の縮小では全員の負け・・・ああ、運命共同体へ歩むためか・・・了解・・・主語が、国家同士が運命共同体へと歩むためにはの話だからか・・・国家間の敵対的関係からの脱却・・・国内向けの政策と同じように、和を以てともに勝つ・・・ウィンウィンとなるように調整・・・ああ、日本は無理だね・・・

 日本は基本的に貧乏で、搾取型の経済のような気がするから・・・農業の6次化とか言うが・・・国内の農業から始まる産業がウィンウィンの関係ではないからこんな6次化などという話になる・・・1次の農業が搾取され、2次の加工業も搾取され3次が儲けの大部分を得る・・・だから1次がそれより高次なものを行って丸儲け・・・なんって絵を描く事になる・・・物は売れて利益が出る・・・仕入が良ければ儲けは大きい・・・従って、買いたたける環境を作り出す・・・だから、搾取型なんって私は考えちゃう・・・さらに、生産調整による価格の維持とかね・・・

 基本は、都市へ人も物も集約して、少ない生産財を最大限に活用する事で、大きな利潤を生み出そうとするから・・・鉄道は、都市へ人を運ぶためのものになってしまう。そして、海岸沿いの都市は海外からの原料へと切り替えると、内陸の原料生産地が死ぬ・・・いや、国政への発言力が増した団体が殺されたのでは?日本炭鉱労働組合や国鉄労働組合・・・なんとなく、現在殺されそうな農協とか・・・似たパターンのような?国の都合により組織は弱体化される・・・それに先立って、その産業自体の弱体化が図られているような気がしてね・・・国鉄と農協潰しの類似性は・・・?炭鉱もなんとなく・・・妄想なら良いが・・・

 中国の鉄道を眺めていると・・・まさに、物を動かしている・・・石炭を始めとして・・・港は荷揚げ、内陸への原料物質を送り込み、産業を起こす・・・人を職場へ送り出す鉄道ではなく、人の所に仕事をもたらす鉄道という感じですから・・・徒歩通勤が可能な感じ・・・さすがに、大都市圏では人も移動するから、新たな旅客鉄道線が作られる・・・そこでは貨物線から旅客線への変更は無いようですからね・・・日本の場合は・・・都市に人を掻き集めて、産業資本の集約による高効率の製造業、そのため旅客輸送が大きくなれば・・・貨物を殺して旅客へのシフトですかね・・・よって、工業が消滅・・・商業都市へとシフト・・・あれ、随分と長くなった・・・一旦切るか・・・

2015.04.01

  

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