防衛大学校での訓示の中に何がある・・・？（5）

現在をうろうろ（870）

　防衛大学校での訓示の中に何がある・・・？（5）

　続きですが・・・どうも、私にはよくわからない文章が並んでいるとしか思えないのですね。どうも、普段の妄想の積み重ねで、立派な日本語を読み誤っているような気がしないでもない・・・一応、意識しているから、私自身は完全に狂気に取りつかれていて心神耗弱の状態にあるというわけではないようです・・・多分・・・自己診断ですから分かりませんが・・・少なくとも、人に危害を加えるような事は無いので・・・

　御家族の皆様。皆様の大切なご家族を、隊員として送り出して頂いたことに、自衛隊の最高指揮官として、感謝に堪えません。
　皆、こんなに立派な若武者へと、成長いたしました。これは、防衛大学校での学びの日々だけでなく、素晴らしい御家族の背中を、彼らがしっかりと見て育ってきた。その素地があったればこそ、だと、考えております。本当にありがとうございました。
　大切な御家族をお預かりする以上、しっかりと任務を遂行できるよう、万全を期すことをお約束いたします。

　任務を遂行・・・責務の事ですね・・・自衛隊の務めは・・・

　二度と戦争の惨禍を繰り返さない。そのために、自衛隊の中核を担う幹部自衛官として、常日頃から、鍛錬を積み重ね、隙のない備えに万全を期すことであります。そして、いかなる事態にあっても、国民の命と平和な暮らしを、断固として守り抜くことであります。

　こりゃ、難しい任務ですね・・・二度と戦争の惨禍を繰り返さない・・・不戦の誓いですね。戦争で破壊と殺人を犯さない事が要求される。日ごろの鍛錬は簡単・・・これは頑張ればできる・・・いかなる事態にあっても・・・どんな事態？・・・国民の命と平和な暮らしを、断固として守り抜く・・・この条件を満たすためには？

　これって、満たす条件はたった一つしか無いじゃないですか・・・人間の安全保障・・・戦争で破壊と殺人を犯さない、国民の命と平和な暮らしを、断固として守り抜く・・・

　日本の訓示の伝統ってのがね・・・訓示には強制力は無い、しかし、戦前戦中の訓示はなかなか重くて・・・パラオ集団長の判断により、両島守備隊に対して決死を以て来敵を撃滅するように訓示・・・一応政府の公式記録からの引用・・・伝統はつながっているのか？つながっているのなら・・・命令と同一の効果を発する可能性がある・・・

　あの政治屋君が語った内容を実行するには・・・1つだけ方法があります・・・内閣法　第９条　内閣総理大臣に事故のあるとき、又は内閣総理大臣が欠けたときは、その予め指定する国務大臣が、臨時に、内閣総理大臣の職務を行う。

　内閣総理大臣に事故のあるとき・・・これにしちゃう・・・自衛隊法を見ていてちょっとね・・・

第四十三条　隊員は、次の各号の一に該当する場合又は政令で定める場合を除き、その意に反して休職にされることがない。
　一　心身の故障のため長期の休養を要する場合

　心身の故障のために長期の休養が必要にして・・・総理大臣職を、予定する国務大臣に引き継がせて戦争回避・・・つまり、クーデターを起こすのと同じですが・・・一応は、法の支配の枠内だと思われますが・・・内閣法で定める事項というのは、心身の故障も含まれると解釈すれば良い・・・訓示の中で総理大臣の身柄の保護については無いので・・・戦争で破壊と殺人を犯さない・国民の命と平和な暮らしを、断固として守り抜くという指示に対する答えは・・・この道しか無い・・・ただ、この後の宣誓と任官式の内容が不明なので、総理大臣の命令は絶対であるとか、そういったものでどうなるかは不明です。

　前後で矛盾のある命令が出た場合の対応はどうなっているかとか・・・私には、分からない事が沢山あるので、これ以上は何とも言えませんが・・・

　大切な御家族をお預かりする以上、しっかりと任務を遂行できるよう、万全を期すことをお約束いたします。・・・この訓示の中の根本任務を・・・

　二度と戦争の惨禍を繰り返さない。そのために、自衛隊の中核を担う幹部自衛官として、常日頃から、鍛錬を積み重ね、隙のない備えに万全を期すことであります。そして、いかなる事態にあっても、国民の命と平和な暮らしを、断固として守り抜くことであります。

　従って・・・戦争以外の全ての災害に対して、人間の安全保障の立場で自衛隊を運用すると、ご家族に誓った事になるのかね？

　どうも・・・色々な、あの政治屋の話を眺めていると・・・事故のあるとき・・・に該当しそうな気がしてね。ついでに、自衛隊法の規定を眺めていて、もし徴兵が行われるようになったら・・・どのように徴兵逃れをすれば良いかが見えてきました・・・

第三十八条　次の各号のいずれかに該当する者は、隊員となることができない。
　四　日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者
　２　隊員は、前項各号の一に該当するに至つたときは、防衛省令で定める場合を除き、当然失職する。

　成年被後見人又は保佐人や、禁固以上の刑に処せられ・・・法の規定による懲戒・・・というのは面白くないので四項をやらかせばOK・・・政府転覆党とか分かりやすい名前の党を作って、これに加入する・・・当然失職・・・防衛省令がどうなるかによりますが・・・

　どうも、妄想は面白いのですが・・・なんだかね？どうも、何かつまらぬ疑問を持つと、精読したくなるのでね・・・ただ、この動画を見て本当に感動しました・・・弁士なんかは見ていませんでしたが、弁士の後ろに控えている人達の誠実さや、侵攻が起こったら絶対に国民を守るぞというその意志が・・・立派な方々・・・防衛大学校での学びの日々だけでなく、素晴らしい御家族の背中を、彼らがしっかりと見て育ってきた。その素地があったればこそ、だと、そして・・・日々の修練の中で培ったものだと思いますね。いかなる事態にあっても、国民の命と平和な暮らしを、断固として守り抜くことを誓って生きてきた人達。

　問題は、政治屋君の役割ですね・・・外交で絶対に失敗しない、失敗の結果を戦争として自衛隊に転嫁しない事ですね。それができないと・・・

　諸君の務めとは、何か。
　それは、二度と戦争の惨禍を繰り返さない。そのために、自衛隊の中核を担う幹部自衛官として、常日頃から、鍛錬を積み重ね、隙のない備えに万全を期すことであります。そして、いかなる事態にあっても、国民の命と平和な暮らしを、断固として守り抜くことであります。

　自衛隊は務めが果たせない事になる・・・平和な暮らしを、人間の安全保障は、政治屋君の手に握られているのですが・・・果たしてその自覚は？こいつは、私には分かりまえんね・・・きっと、毎日胸に手を当てて自問自答しているのかな？私は、諸君の先頭に立って、この責務を全うする決意であります。という事ですからね・・・「この」の意味内容があいまいですが・・・自衛隊とともに、務めをきちんと果たしてもらいたいものです・・・自衛隊を「わが軍」と言ったとか・・・？内閣法9条状態ですか？まさかね・・・

2015.03.25