現在をうろうろ(866)
日本貧窮者経済新聞
 防衛大学校での訓示の中に何がある・・・?(1)

 やはり、私の日本語の読解能力には・・・かなり疑わしいのかと?どうも、立派そうな文言なのですが、どうしても違ったものに見えてしまう・・・防衛大学校での政治屋君の訓示が・・・なんだか変?・・・平成27年3月22日 平成26年度 防衛大学校卒業式 内閣総理大臣訓示 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ

 その日のガダルカナル島には、70年前と同じように、雲一つなく、強い日差しが降り注いでいたそうであります。
 昨年秋、練習艦「かしま」のタラップをのぼる、諸君の先輩たちの胸には、かの地で収容された百三十七柱の御遺骨が、しっかりと捧持されていました。そして、御遺骨に、無事祖国へと御帰還いただく。今回の練習航海では、その任務にあたってくれました。
 遠い異国の地において、祖国の行く末を案じ、家族の幸せを願いながら、戦場で倒れられた多くの尊い命。そのご冥福を、戦後70年という節目の年に幹部自衛官への道を踏み出す、諸君たちと共に、お祈りしたいと思います。
 そして、こうした尊い犠牲の上に、我が国の現在の平和がある。そのことを、私たちは、改めて、深く胸に刻まなければなりません。
 二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。私たちには、その大きな責任があります。


 どうも、唐突な始まりです・・・この文の前には普通の挨拶があって・・・一言申し上げたいと思います。・・・・ここからのつながりです。・・・その日のガダルカナル島には70年前と・・・「この日」は気になりますね。こんな風な話の始まり形をすると、何だろうと?聞こうとする姿勢が変わって来ますから、テクニックとしてはなかなか良いものですね・・・敗戦の日の8月15日と同じように・・・昨年の秋・・・まあ、ガダルカナルは南緯9度ですから熱帯ですから秋でも問題は無いですね。タラップを上っていますから、ガダルカナルを出港するときの描写をしています。収集された遺骨の日本へ・・・戦場で倒れられた多くの尊い命・・・戦場で倒れた事が尊いのか?命そのものが尊いのか?それはこの文からは読み取れないですね。尊い命をなげうって、国に住む人々を守るために戦っていたことで尊いと私は思いますが・・・

 同時に、無能な外交の結果としての戦争を引き起こした政府が・・・ぶつぶつ・・・こうした尊い犠牲の上に、我が国の現在の平和がある・・・戦争がこの犠牲者を生んだ・・・尊い犠牲の上に?平和がある?・・・普通の言い方かもしれませんがこの言い方は好きになれないですね・・・ここで死んだ人の御蔭で、戦争が回避されたのなら、尊い犠牲の上に平和があると言えますが・・・無能な外交のによって起こった戦争のために死んだ人たち・・・多くの人が死んで、負けたことで・・・訪れた平和・・・敗戦国の悲惨さですね。ところがまるで、戦勝国の追悼の辞のような?・・・と気になった事が分かりました。どうも、私は物事をひねくれてとられるのか?どうも、文章を雰囲気で読むという事ができなくて・・・その日-8月15日-秋・・・このつながりも気になるし・・・まあ、70年前を敗戦の日とするならば・・・

 二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないという割には・・・大きな責任があるという割には、周辺諸外国との外交があまりにも乱暴な気がしますが・・・

 戦後、我が国は、ひたすらに平和国家としての道を歩んできました。
 しかし、それは、「平和国家」という言葉を唱えるだけで、実現したものではありません。
 自衛隊の創設、日米安保条約の改定、そして国連PKOへの参加。国際社会の変化と向き合い、憲法が掲げる平和主義の理念のもと、果敢に「行動」してきた、先人たちの努力の賜物である。私は、そう考えます。


 あれ?憲法の精神って・・・

 恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 これに集約されていると思いましたが・・・私が・・・訓示をするならこれを引用しますが・・・私も君たちと同じように国防に命を賭けます。君たちは国防の最後の砦です、君たちが実戦部隊を指揮しないように、努力します・・・君たちが、君たちが学んだ事を実行に移す時は、残念ながら、私の敗北の尻拭いになります。そうとしか言いようがない・・・

 人が人を殺すために立ちあがらせたら・・・立ちあがった人は人で無くなるわけですから・・・人を戦士にすることは、戦士が人を殺す事ができるのは・・・人から戦士になることは・・・他人の人権を蹂躙する事を認める事は・・・戦士の人権も無いものとする事を意味します・・・人殺しには人権は無い・・・ただそれだけと私は思いますから・・・だから、人殺しには死刑を科すことができる・・・

 「治に居て、乱を忘れず」
 自衛隊、そして防衛大学校の創設の父でもある、吉田茂元総理が、防大一期生に託した言葉であります。
 「昨日までの平和」は、「明日からの平和」を保障するものではありません。大量破壊兵器の拡散や、テロの脅威など、国際情勢は、私たちが望むと、望まざるとにかかわらず、絶えず変転しています。
 「不戦の誓い」を現実のものとするためには、私たちもまた、先人たちに倣い、決然と「行動」しなければなりません。
いわゆるグレーゾーンに関するものから、集団的自衛権に関するものまで、切れ目のない対応を可能とするための法整備を進めてまいります。
 「行動」を起こせば、批判にさらされます。過去においても、「日本が戦争に巻き込まれる」といった、ただ不安を煽ろうとする無責任な言説が繰り返されてきました。しかし、そうした批判が荒唐無稽なものであったことは、この70年の歴史が証明しています。


 治に居て、乱を忘れず・・・これは、別に文句をつけるつもりは無いですが・・・静かにやれば良い事ですが・・・散々牽制をしたとか、報道がやったあとでは・・・あまり意味が無いと思いますがね。報道の責任でもある・・・煽っていないとは言いにくいのでは?自分が行う場合にはグレー、他人が行う分にはブラックなのかね?

 不戦の誓いを守るためにはどうすれば良いか?不戦の誓い・・・たとえ殺されても、静かに死ぬことになると思いますが・・・戦う事を放棄したわけですから・・・殺されても気にしない・・・殺されたら気にする必要は無いですが・・・不戦の誓いを守ることで勝った!と言えるのはどのような状況かという事です・・・というか・・・ここでの「行動」は何?・・・特に・・・「不戦の誓い」を現実のものとするためには、私たちもまた、先人たちに倣い、決然と「行動」しなければなりません。・・・ここで言う先人ってだれ?候補者は東条英機?まさかね・・・つまり、こういった曖昧な言い回しをされると困るんです・・・文脈からすると、日本が戦争に巻き込まれる・・・こういった批判から岸信介であろうと思われますが・・・荒唐無稽かどうかは可能性の問題でしかない。少なくとも、米国の戦争に日本は巻き込まれ、憲法で許されるぎりぎりの線の兵站を担う事になったのは、先に示したように明らかですからね・・・さてさて、どうなるやら?

2015.03.25

  

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