日本が改憲を考える理由は・・・韓国軍への補給が気に入らないからか・・・？

現在をうろうろ（858）

　日本が改憲を考える理由は・・・韓国軍への補給が気に入らないからか・・・？

　どうやら、米国の中国に対する侵攻の片棒を担がされるような気配ですね。ただ、前線に出る事は無いとしても、兵站を担うわけですから・・・日本国内で危ない場所は米国の兵站を担っている場所という事になりますかね。

　どうも、危険な米国とは手を切った方が良さそうな感じがしてきましたが・・・戦争を叫ぶ連中はあまり、まともとは言い難いですからね。米国の戦略は基本的にはイギリスが世界の海を支配したように、海上での覇権の確立という事になるでしょう。中国は、海軍を建設していますが、なんとなく、地上の航空基地による制空の範囲での運用のような感じですね。

　中国も強襲揚陸艦を持っていますね。しかし・・・なんとなく、こんなものより中国の人口の方が威力が大きいような？海外に出て来る中国人のパワーが・・・民間人が集住して中国人街を生み出してしまいますからね。平和的に流出して行く中国人達・・・

　さて、ちょっと政治屋悪魔君にまねて、中国包囲網を俯瞰してみて、どこに拠点があれば良さそうか？なんってものを考えてみると・・・上陸作戦は、青島の南から上海の北までを想定すると・・・第一波のグアムから戦略爆撃機、沖縄からの戦闘機を含めて上陸地域の攻撃と制空権の確保・・・航空消耗戦になる前に、上陸艦隊を足並みをそろえて出撃・・・となると、佐世保や鎮海などが出撃基地になりそうな・・・済州島などにも海軍基地があると便利ですね・・・というわけで、ちょっとチェックすると・・・座標・・・

　33°13'36.50" N 126°29'05.75" E　ここに右のような新しい港を作ろうとしています。どうやら2011年ごろから建設が本格化しているようです。どうも、軍事的な動向に関しての関心が無くて・・・こんなもののニュースは気にしていなかった・・・

　噂では・・・強襲揚陸艦の独島を旗艦とし、イージス艦や潜水艦など20隻から構成される艦隊の母港となる・・・ここも、どうやら東シナ海の中国包囲網を担う米国の意図が強く出ているのではないかと思われます。

　ネット上の情報はちょっと交錯していますね・・・この基地が中国に使われるとか、日本に向けての基地ではないかとか？日韓は、基本的にアメリカ様の戦略のお追従ですから・・・中国の基地になるとか日本向けの基地であるとかの可能性はまずないと思われますね。

　東シナ海を威圧するためのものではないかと思われます。

　済州島のレーダーサイトは・・・座標・・・

　33°14'18.22" N 126°15'28.99" E　ここにあって、左のように、覆域があります。内側が高度200ｍ外側が高度1000ｍの侵入に対するものです。

　レーダーサイトは右のようなものです。

　しかし、日韓関係はどうなっているのやら？米国の戦略からすると、日本も韓国も同じ方向性での足並みを要求されているはずですが・・・

　日韓政府の仲違で・・・ネット情報が、たぶん米国の意図とは違った、中国が利用するようになるとか、日本に矛先が向けられているというのになってしまっているような感じですね。問題は我が国の政府が、何故、韓国に対して敵対的なのか？憲法改正をしてまで、戦争をしたい理由というやつの根底にあるのは何か？

　可能性があるのは、中国に対しての戦争での戦功の問題のような気がしてきます。現行憲法では、どんなに解釈をひんまげても・・・米軍の後方支援しかできない・・・韓国軍が済州島に強襲揚陸艦を中心とする艦隊を配置する・・・佐世保の米海軍の揚陸艦を中心とする艦隊がある。この調子だと、沖縄にも強襲揚陸艦を配備しそうな雰囲気・・・これらの3艦隊が中国へ出撃して、日本の艦隊は・・・米国海軍の輸送船団の護衛任務・・・となると、我が国の伝統的な考えからすると・・・

　有名な歌にある・・・輜重輸卒が兵隊ならば蝶々トンボも鳥のうち焼いた魚が泳ぎだし絵に描くダルマにゃ手足出て電信柱に花が咲く・・・これを護衛するだけのちっぽけな仕事が与えられる事になる・・・先陣を切ってカッコよく！が、そうはいかない・・・韓国軍は先陣を切れる！・・・韓国軍の輸送に甘んじる・・・許せん！というところか・・・準備段階で気に入らないから、敵の中国だけでなく、同盟関係にあるはずの韓国にも当たり散らしているという事か？

　どうも、輸送の護衛という・・・仕事しか与えられないのは、日米安保条約の条文の・・・

第三条
　締約国は、個別的に及び相互に協力して、継続的かつ効果的な自助及び相互援助により、武力攻撃に抵抗するそれぞれの能力を、憲法上の規定に従うことを条件として、維持し発展させる。

　この文言によるものですね。現行憲法下では・・・従って、先陣を切れるようにするための改憲を考えているという事ですね。そして、人権に関して・・・人間を兵士にすることは人権を剥奪して、人殺しができ、殺されても良い兵士に改変する事になるので、自民党の憲法草案では、公益・公の秩序で人権を制限できるようにしてあるという事でしょう。徴兵制に反対！というやつを公益・公の秩序で抑え込むためのものですね。既に、戦争マシンは動きはじめてしまったようですから、こいつを止めるのは難しそうですね。憲法を改正して・・・現行憲法は、やはりユネスコの記憶遺産に葬るのが良さそうです。これ以上あの、素晴らしい憲法の文言を穢させるのは、忍びないのでね。

　どうやら、それで・・・強襲揚陸艦を2015年度の予算に組み込んで・・・我が国も、中国上陸作戦の先鋒を担えるようにしたいという事ですかね。従って、この艦の規模の強襲揚陸部隊を1900名、作戦遂行で3割の消耗を見込んでの病床の整備という事になるのかね？手術室は6ですから軍医もそれなりの数を乗せなければならない・・・このあたりの規模の縮小が行われるのであれば、人命軽視の糞軍隊である事が分かるという意味で、ちょっと重要ですね。果たして、米国海軍並の設備になるか？気になりますね。

　これで、対中国戦で勲功をたてられる条件がそろいそうな感じですね。そうなれば4艦隊で中国を・・・となるのかね？一番戦争がやりたくなるのが日本であるような気がしますが・・・前回見た機動揚陸プラットフォームが、渡洋上陸作戦を非常に楽なものにする事になるし・・・あとは、機動揚陸プラットフォームを介して運びこむ物資の集積と移送手段の問題という事になりますね。日本の苦手な兵站・・・アメリカ様の企画でやれば、勤勉なる日本には巨大な兵站基地ができる事になる？

2015.03.22