現在をうろうろ(842)
日本貧窮者経済新聞
 ファシズムとの戦いからの勝利70周年・・・(2)

 前回の続きですね・・・再検討すべき文は・・・

 目下、中日関係は確かに厳しい状況にあり、その根本的原因はあの戦争と歴史に対する正しい認識を持ち続けられるか否かにある。正しい歴史観をもつということは、つまり歴史を鑑とし、未来へ向かうことであり、一国の指導者は先人の造り上げた成果を継承するとともに、先人の罪がもたらした歴史的責任をも負うべきである。

 目下の厳しい状況はどのあたりから起こったのかね?外交青書 2014 | 2 中国・モンゴル等 | 外務省 これによると・・・2006年「戦略的互恵関係」の構築に合意した・・・しかし、2013年は日中平和友好条約締結35周年に当たる年であったが、日中関係は引き続き厳しい状況にある。・・・尖閣諸島問題を中心に述べていますが、中国が尖閣諸島をネタに語っているのは何を受けての事なのか?・・・どうも、外交青書の該当箇所の書き方が・・・奴らが悪いんだよ〜お母ちゃん・・・風に見えるんですが?

 少なくとも政治的には問題が山積していますが、経済面では一応は安定している・・・従って、政治的な面でのゆさぶりをかけるためのカードにしか過ぎない・・・戦争をするつもりはなさそうですが・・・まあ、我が国の政治屋君は・・・基本的には国内的にはハッタリを噛ませるしかないので、国際的にはハッタリは利かない・・・従って2枚舌を使う事になる・・・これでは、日本は信用されなくなりますね。日本語は別段特殊な言語でも無く・・・機械翻訳も可能なものですからね・・・国内向けのハッタリの虚勢に満ちた言葉もちゃんと世界各国の言葉に化けて流布して行く・・・

 まあ、全世界が注目し、米国もするなと助言する事をあえて、駅前で制服を着て煙草を吸う高校生みたいなイキガリをやっちゃいますからね・・・まあ、良くまたみっともない事を恥ずかしげもなくやるものだと思いますが・・・でも、日本的な伝統的な考えからすると、凄い事をやったぞという充実感があったのではないかと・・・交番の前で煙草を吸って吸い殻を投げ捨ててきた!とかのパターンかな?どうも、肝試し的な物が我が国は好きなようです・・・まあ、世界の国々は大人だから・・・ガキの馬鹿な振る舞いは見て見ぬふりをしてくれると思いますが・・・特に、日本が世界のあちこちに緑のお金をばら撒いているうちは・・・大国の義務としてのばら撒き・・・しかし、大国の義務としてのばら撒きとしては、かなりお粗末な撒き方に見えるのですが・・・

 尖閣諸島も・・・個人所有だとどうやら中国は所有権者の権利を尊重するようですね・・・国が保有すると・・・国が所有権者として何を行うかわからないのが問題のようですね。どうも、国と個人というものの役割の違いを・・・なんとなく、我が国の政府は理解していない可能性があったのではないのかと・・・国にできて個人にはできない事・・・ふとね。東京都が購入しても多分、これほど問題にはならなかったような気がしますが・・・国にできて東京都にはできない事がありますから・・・東京都は所詮地方自治体ですから・・・

 正しい歴史観をもつということは、つまり歴史を鑑とし、未来へ向かうことであり、一国の指導者は先人の造り上げた成果を継承するとともに、先人の罪がもたらした歴史的責任をも負うべきである。

 さて・・・正しい歴史観ねぇ・・・中国の軍閥が内戦を行っていて、そこへ秩序をもたらすために日本が戦争をしに行ったという解釈ってのが、多分政府のお気に入りのシナリオなのかなと・・・人道的・道義的介入・・・根拠は、薄弱ですが・・・イスラム国との戦い・・・イラクとシリアの内戦に秩序をもたらすために日本は戦争に行きたいのかね?つまり、内戦を平らげる戦争で名をあげれば・・中国で行った軍事行動を正当化できる可能性があるというものかね?まあ、言えなくもないが・・・今更、これを唱えても、後付けで立派な国の振りをするのも難しのではないかと・・・確かに、日本に留学して後に立派な人物になった人も多々いますが・・・中国の混乱に乗じて世界で流行の植民地政策のために日本が動いたというのも、否定しにくい気もしますが・・・

 どうも、中国国内の混乱に対して人道的・道義的介入を行ったと唱えるのはかなり苦しいと思われますが・・・それを叫ぶために、日本を戦争ができる国にして・・・日本の正義の心を示すのもね・・・やはり、内乱の類に手を出すべきではない・・・いずれにせよ恨まれるから・・・

 まあ、私も日本人ですから日本の国民性は分かります・・・牽制したとか好きですから・・・近頃は牽制されているみたいですが・・・実力も伴わないのに好き勝手なことを言って牽制するのが好きですから、奴らにピシリと言ってきた・・・実は奴らに対してではなく別の連中に対して長広舌を・・・それでも、奴らにピシリと言ってきたになっちゃいますからね。直接何かを言うのは下手というか、できないのでね・・・中国の話と、法の支配の話をして・・・報道が中国を法の支配で牽制したと書けば大成功・・・どうやら、討論は嫌いで、演説が好きな政治屋君ですから、自ずとそのディベート能力は知れるものですね・・・論破でないと納得できない・・・そういったお国柄ですから・・・納得させられて帰って来てはいけない国なので・・・従って、断固反対し続けないければならない・・・話を聞いたら負け・・・日本的な会話が5.15事件で起こりますね・・・。話せばわかる。問答無用。・・・実に日本的・・・意志強固ではないし、成り行きで暗殺する羽目になってしまうような感じですから・・・後を頼むで死なれると引っ込みがつかなくなる・・・ただそれだけ、話をしたら殺せなくなる・・・

 国内向けの交渉術では、世界は動かないと思われますが・・・歴史を鑑として、戦争をしない国に・・・戦争状態の国があったら、言葉できちんとした仲介を行わなければならないと思いますが・・・平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して・・・でも、互いの言い分を聞いて調整する事なんかできない政治屋君ですから・・・結局、イスラム国に関しても・・・あちこちに仲介の労を取ってもらう事しかできない・・・した事は、テロに屈しないと述べたことぐらいですかね?

 いずれにせよ、歴史を鑑として、未来に向かうしかない・・・過去に戻って過去をやりなおすことはできないのだから・・・先人の造り上げた成果を継承して、先人の罪がもたらした歴史的責任を負う・・・さて、先人の造り上げた成果は、70年間の平和、こいつを破って戦争だ!再軍備だ!ってやっている・・・先人の罪なんか・・・償いは済んだから関係ない・・・未来に向かう話ですから・・・罪を再び犯さないことの実行に向けた取り組みの話なのだと思いますが・・・政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意・・・ただね、自民党の憲法改正草案は、独裁制に移行するための装置が内在されていますからね・・・日本はどこへ行くのかね?

 当年、日本の軍国主義者が中国人民にもたらしたあの侵略戦争は、我々に大きな被害をもたらし、最終的には日本国民も被害者となった。今年は中日関係にとって重要な節目であり、ある意味検証の年であり、チャンスの年でもあると私は考える。日本の指導者が歴史を正視し、それを貫くなら、中日関係の改善と発展の新たな契機となり、そうすることで必然的に中日の経済貿易関係の発展によりよい条件が生み出されることになるだろう。

 戦争は割に合わない代物ですね・・・人の死は悲しみをもたらしますからね・・・その悲しみは金銭では償えないものですから・・・そして、殺し合いの結果は戦争でも私闘でも同じで、双方に死人が出る・・・一方的な攻撃など無い・・・真珠湾攻撃でも双方に死者が手の指では足りない数が出ていますからね・・・広島・長崎の核攻撃のスコアは・・・残念ながら日本の完敗ですから・・・多分、今でも核攻撃に関してはスコアは、日本がどことやっても同じ結果ですね。どこからともなく飛んできておしまい・・・幸い、人殺しが好きな国は無いので平和が保たれている・・・外交が下手なために国民が戦争に巻き込まれて死ぬわけですからね・・・しかも、殺しをして来いと命ぜられて・・・人殺しが正当化される状況なんか誰が求めるのかね?

 それでも、あの政治屋君は、基本的な価値観を共有できない者は、それを理由に敵として殺す事を国民に要求するのかね?そして、おとなしく殺されない者たちに反撃されて多くの死者を生み出す事を望んでいる・・・崇めるべき軍神を増やすために?ただでなくても、人手不足な世の中で・・・殺されに出す人材などはいるのかね?

 侵略戦争であれ、何かの理由をこじつけて正義のための殺しだと言っても、先方にも死体がゴロゴロ、こちらにも死体がゴロゴロ・・・外交の下手な政治屋のために死体の山ができる・・・第二次世界大戦の日本軍の戦死者は何人いる?300万人程ですね。外交のできない政治屋のために・・・関東大震災の死者10万人、阪神淡路大震災で6500人、東日本大震災で15万人・・・何人の戦死者を積み上げたいのかね?戦争では日常的に死者が出る・・・だって、殺し殺されるために人殺しの道具を持たせて兵を出すわけですから・・・殺して来いといって・・・それでも、戦争ができる国にしたいとは・・・既に、第二次世界大戦は風化してしまったという事ですね。

 ああ、人殺しの準備を進める国なのか・・・情けない・・・恥ずかしくないのかね?防衛大綱では明らかに中国との戦争に向けての軍拡を唱えていますからね・・・理性を失ったら戦争か・・・いざとなった時の人殺しの準備は広言してやるものではない、近隣国が許せる範囲で静かにやるべきなのに、鳴り物入りで宣伝したわけですからね。

 しかし、積極的平和主義と軍拡を声高に唱えて・・・なんだか、三文芝居みたい・・・気に入らない奴がいたら俺は殺しちまうんだ!だから今、この匕首を研いでるんだ!と広言し、人前でわざわざ匕首を研いでいるという感じですかね・・・まったく、弱虫は直ぐにこうやって見せつけることで争いを避けようとする・・・静かに見えないところで研ぎ澄まして準備すれば良いものを・・・つまり、こうやって先に牽制しないと・・・実際の争いでは勝てないから虚勢を張ってみせてるだけに見えますが・・・そうか、我が国の三文芝居を研究するのも良いかも?

 口上も定型的な物がさらっと言えれば良い・・・なんと、単純な話だろうか・・・議論はできないから、議会での質疑も演説というか口上を述べているだけにしか見えないのはそのせいなのか?見せかけの牽制と、定型的な口上の応酬が我が国の政治屋の手法?こいつは、新しい見方だね・・・なんとなく、議会が猿芝居のように見えるのはそのせいか?ふむ、一考を要するな・・・

 政治屋君の頭の中にはどんな戦争があるのか?私の頭の中には死体の山・・・勘弁してほしいね・・・そして、アメリカ様頼みの虎の威を借りる防衛政策・・・集団的自衛権だって?意気地のない高校生が徒党を組むことでイキガルのに似ていると思うが・・・俺のバックには凄いのがいる!というものの、それだけで、交渉力は無いから大変だね・・・これも、非常に恥ずかしいことだと思うのだが・・・きちんと平和のための話もできないなんって・・・それでも一国の首相なのかね?5月のアメリカ議会での演説が楽しみですね。多分、あからさまなブーイングやヤジは飛ばないと思うが・・・大反省大会が待っている可能性が高い気がするが・・・

 日本の指導者が歴史を正視し、それを貫くなら、中日関係の改善と発展の新たな契機となり、そうすることで必然的に中日の経済貿易関係の発展によりよい条件が生み出されることになるだろう。

 別に、戦争がしたいわけではないのだから・・・経済・貿易の発展を望んでいる・・・これは本心でしょう・・・自国民を戦争に巻き込むような政策を唱えるのは日本ぐらいだと思いますから・・・死と破壊が栄光をもたらすと政治屋君は思っているのかね?過去を消すために正義のためと称する戦争をしても、歴史の評価は変わらないだろうし、国民を殺される事になる場所へどうして派遣したがるかね?

 どうも、戦争をする国だ!と公言するのだけは止めてくれ・・・準備は静かにやって、表向きの波風は立てるな・・・死人を作るような話はしないでくれ、あれだけ死人が出たのを何とも思っていないのか?平和裏に物事を進めると明言して、その通りにしてくれと言ってるような感じですが・・・したいのは戦争ではない!商売の話なのだよ!・・・でも、日本は三文芝居的なハッタリの応酬による解決を望むのかね?まあ、三文芝居を喜ぶ観客・報道陣が取り巻きにいますから、結局は・・・情けない話になる・・・ハッタリが裏目に出て、引っ込みがつかなくなって戦争か・・・これが日本のパターンですね。歴史が教える事によれば、この調子だと戦争になりますね。それでなければ、あちこちから後ろ指を指されて泣く事になるのかね?可哀想な政治屋君・・・

2015.03.17

  

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