現在をうろうろ(823)
日本貧窮者経済新聞
 日本的な物事の終わらせ方?中国の辺境進出は・・・?

 何で、日本は・・・毎回同じ事をするのだろうか?なんって・・・補給の弱い日本・・・地方まではこれでは、アベノミクスの果実も届きそうも無いような・・・今に届く、必ず届けるの声だけかね?ちょっと、映画 硫黄島を見てたんで・・・その上で、中国の鉄道網の拡張されて行く様子を眺めているとね・・・

 挙句の果てにはこれしか無いって・・・玉砕・・・どうやら、この道しかないとか言ってるようでは、何も起死回生の策は無いという事かね?そんな風に悲観的に思ってしまいますね。まあ、政治屋君には策が無くても庶民は生き続けますから・・・人返しがあろうが、大都市圏が住みやすければ、そこへの移住が増えるのは自明・・・情けないですが、どうもそう言う事のようですね。

 都市の役割、田舎の役割・・・ちょっと考え直してみる必要もあるかと思いますね。少なくとも、中国での物流の在り方から、鉄道とトラック輸送、船舶輸送の割り振りはなんとなく理解した気がしますね。そして、律令の国であることから、交通網の整備は国の責任という意志が強そうですね。多分、貨物輸送が不振であれば、路線の端を作らないようにして、沿線に産業を起こすことで、貨物輸送を生かすための努力をし・・・不採算であっても、それを支えるという感じですかね?

 ただ、ちょっと気になるのは金荘線ですね。これに関しては強化策と思える物をやっていない・・・産業の興隆のために、新たな送電線と工業用地、港湾設備の強化を行おうとしているが・・・そして、完全に新たな旅客輸送が中心になる路線を生み出そうとしている・・・新たに作られるのは、北朝鮮の玄関口の丹東と大連を結ぶ路線ですね。明らかに役割が違う・・・旧来の線を拡張するのとは違いますね・・・これって、なぜ?気になりますね。

 海城から岫岩満族自治県岫岩までの海岫線も性格が似ていた・・・Wikiから新しい情報・・・海岫線は時速50kmでしか運用できない線とのこと・・・それで、高速化の改修を行っているのか・・・山岳鉄道なんで、改修が行われている、金荘線は現在の路線の近くではあるが、遥かに直線性の良い経路になるようです・・・旧線は廃止になるのか?日本だと、新線が通れば、旧線は廃止ですが・・・新線ができて廃線・・・街の雰囲気は、なんとなく鉾田に似ているかな・・・かつては、地域物流の中核だったが・・・鹿島参宮鉄道は・・・観光路線ですが近代デジタルライブラリー - 鹿島大社と参宮鐵道 この参宮鉄道はあまり記録には現れませんね・・・鹿島神宮へ行くというイメージが無い・・・鹿島神宮はやはり成田・佐原・香取神宮・潮来・鹿島神宮・・・利根川、もしくは土浦から汽船でという感じですかね?

 なんとなく、既得権益に配慮か?小型船の船主には、同じ基盤でより大型船を運用できるように社会基盤を整備するとか?なんとなく、既存の権益を尊重し、より大きな利潤が上がるものへ転換させることで文句が出ないようにしているのか?最悪が現状維持・・・どうも、権益を吸い上げて束ねて経済性を向上させるというやり方ではないような気がしますね・・・?新線と在来線の並立・・・在来線の強化?・・・利益調整の関係かね?

 利権を吸い上げてまとめる事で経済性の向上ってのは、進歩の余地があまりないような気がするのですが・・・創業型ではないですから。そう言えば、鹿島参宮鉄道じゃなくて鹿島鉄道線・・・どうも、鹿島線とか大洗鹿島線とかごちゃまぜになりそうな感じですが・・・石岡から鉾田間の鉄道の息の根をとめたのは、百里基地のへの航空燃料の輸送の打ち切りですからね。定期的な燃料輸送が無くなると鉄道は死ぬ・・・そもそも、参宮鉄道という観光鉄道では鉄道は生きられなかった・・・JRの鹿島線はいつまで生きられるのやら?特急が来なくなりましたからね・・・こいつも気になりますね・・・サッカーでの集客はどの程度有効なのやら?

 我が国は観光立国を目指す?なんだか、本当に滅びの道を歩まされているのか?なんって・・・

 国の役割が、中国のように律令以来の伝統で交通網の整備であるのなら・・・道路・鉄道・航路・航空路の整備であるなら・・・日本はどれも中途半端ですかね?結果として、個人のレベルで参入できるトラック輸送が国内輸送の中心になるのかね?鹿島参宮鉄道や銚子遊覧鉄道などが、地域の金持ち連中の出資で成立していますね。そのレベル・・・そして銚子では・・・今や、ぬれせんべいで電車が走っている状態・・・製造業は強し・・・?

 銚子の場合は一応、石材の運搬、外川港の水産物を銚子まで運び、そこから利根川水運を利用して東京へという目算がありましたが、目新しい物の導入には力が入りますが・・・石材は終わるし、銚子漁港の整備で外川の地位が低下ですかね?輸送終末点を強化するのではなく、採算がとりやすい所まで後退させることで利潤を確保するのが日本型なのかもしれませんね。どうやら、役割を終わらせるのが好きなのか?

 ふむ・・・どうやら、役割を終わらせるってのが我が国の終末期の行政のパターンなのか?華々しい引退、もしくは攻撃対象として、打ち破り中央の威光を輝かしめる。玉砕するか、中央の意向に反して戦いみじめな敗北で中央を輝かせる。どうも、地方はいつも見捨てられる事を繰り返しているような気がしますね。今度は、中央の威光を高めるために農協中央会が攻撃を受けているとかね。まあ、農業補助金の分捕りのための組織の様なものですから、財政難の、組合員の資金をバックに中補助金をうるさく取り立てに来る強い組織は解体したくなるのも分かりますがね。

 都市は農業生産物で生きているのですから、都市の稼ぎを農村に還元するのが国の務めだと思いますが・・・金が無いとうるさい連中は要らない!やっつけてしまえ!やっつけることで中央の威光を輝かす事になると信じてるのでしょう。生活者は玉砕するわけにはいきませんからね・・・それでも生き続ける・・・地方は今度はどんな役割を政府から与えられるのやら?気になりますね。その割には、形式的な敗北で、監査団体を農協の下に作ってそれに監査を行わせるんじゃ同じじゃん?農協は目的を達し、政治屋君は面子が立つから、これで良いのか?なんだか、これも日本的な解決の一つの形かね?

 あれ、中国を見ていたのに・・・座標・・・

 39°11'34.84" N 122°03'34.44" E 右のような場所をね。ここはかつては塩田ですかね?2003年の様子です。ここが埋め立てられて2013年には工場が建って操業が開始されます。この工場は東北特鋼集団のもののようです。そして、ここまでの路線は強化されています。多分、重量物の運搬が可能な高速線に生まれ変わったのではないかと思われます。Wikiの金荘線情報では・・・2011年5月30日より、瀋大線周水子駅始発で東北特鋼集団の新工場が金荘線登沙河駅に隣接しているので、工場直行列車「東北特鋼号」1日2往復の運行を始めた。15両編成、定員は1640人、所要時間65分。・・・という事ですね。

 この記述だと・・・新工場への出稼ぎ?周水子は大連周水子国際空港の辺りですね。そこから1時間以上もかけての新工場への勤務?これって、懲罰的なものではないですよね?それなら往復2時間以上の見返りが無ければ行かないね・・・通勤手当は専用列車だから出ないし・・・こりゃ、新工場の立上要員で高賃金が保障されて手当てが出る?・・・田舎の工場だから社会インフラが充実したら、希望者は引っ越し?自宅を持つとか?・・・何か利益が無ければ行きませんね・・・

 ふむ、住民の移転方法として・・・仕事を都市外に置いて、工場などによる需要で社会インフラが充実する事を予定している?企業城下町を作り出しながら辺境開発を行っているという事なのか?大連での工場用地の不足に対して、大連での地上げと、郊外のベットタウン化で対応しているのではないという事ですね。どうも、日本とはやり方が随分と違うような気がしますね・・・

2015.03.09

  

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