現在をうろうろ(815)
日本貧窮者経済新聞
 中国のプルトニウム製造施設・・・?

 我ながら、安上がりにできているのかと・・・一応、マイブームのフルートは続いているのですが・・・近頃練習に使っているのは、メインは青いプラスチックフルート、そして日替わりで金属製のフルートなんですが・・・このところ、古い1952のムラマツが2週間ほど出ていました・・・ちょっと、練習する曲が変わって・・・Eメカが必要な曲なんで・・・どうも、安定して3オクターブ目のEが出にくいのでね・・・しかも、青いプラスチック製のフルートにもEメカがついていないので・・・ちょっと、ムラマツのカタログを見て金のEメカ付きっていいな・・・と眺めるわけです・・・見ているのは、All14金の・・・500まんえんか・・・とか眺めて・・・手に取るのは7118円の中国製・・・なかなか良い音、3オクターブ目のEもF#もちゃんと出るOK・・・これですからね・・・税込みでAll18金だったら・・・このフルートが半端じゃないロットで注文できる・・・なんってね。

 馬鹿なことばかり考えています。・・・しかし、一万円以下のフルートが楽天では消滅したようです・・・また現れるかもしれませんが、円安の影響が出ていると思われます。ちょっと、精査・・・昨年、無理して買い込んだ中国製の製品群を・・・多くのものが消滅・・・価格は1割程度上がっていますね・・・物によっては同製品の最低価格で3割も上昇しているものもありますね。やはり・・・無理して買い込む最後の機会だったのかもしれません・・・何しろ、近頃は中国の人件費がうなぎのぼり・・・日本で生産した方が良いというので中国から撤退する企業も出そうな勢いですからね・・・どうなる事やら?

 ただ、国産品は高価なので・・・未だに中国製は安価ですね・・・それでも、円安の威力は絶大で、日銀のインフレターゲットは2%ですが・・・明らかな解離が見られるという事は・・・舶来品は非常に高価になっている・・・私も、安価な国産愛好家への回帰の必要があるような感じですね・・・生活必需品に関しては、国産の割安感が現れているような・・・しかし、この事は、内需関連企業にとっては厳しいのではないかと・・・そして、私のような貧民にも・・・国産の最低価格帯より低い舶来品が減りつつある・・・既にタイ米は買えない・・・国産の古米の方が安い・・・

 ああ、段々世知辛い世の中になって行く・・・とか言いながら、中国をチェックしていると、また不思議な風景に出くわしました。一応、中国の発電所もチェックしているんですが・・・発電所みたいで発電所でないものを発見・・・これは何?というわけです。・・・座標は・・・

 40°13'09.04" N 97°21'50.84" E このあたりで・・・

 全体像としては右のようなもので、鉄道網があるのですが・・・幹線からの支線ですが・・・百度マップにもこの線の一部の記載はありますから・・・なんだろうと?甘粛省玉門市の東南東25km程の所にあるのですが・・・

 この施設で気になるのは、左のものなんです。基部の直径が60mの大きな通風冷却塔が6基あります。

 この施設のすぐ南には、標準的な火力発電所が稼働中で・・・

 右のように基部の直径が50mの通風冷却塔が2基備えられています。

 上の写真の主要部を拡大すると・・・これって、どう見ても原子炉に見えるんですね・・・多分、原子炉・・・困ったことにタービン建屋が無さそうで、巨大な冷却塔が並んでいる・・・核分裂のエネルギーを熱として回収して放出しているという事になります・・・これって、プルトニウム製造用の原子炉という事になりそうです。

 左の写真が、原子炉と思われる建屋の拡大写真です。多分、プルトニウム製造用の黒鉛炉か何かであると思われます。

 これでは確証になりませんので、資料を調べて行くと・・・プルトニウム生産炉 (03-04-11-04) - ATOMICA -

 記述内容で中国関連を拾っていくと・・・中国は旧ソ連の支援を得てゴビ砂漠の甘粛省にプルトニウム生産炉を建設した。・・・
5.中国のプルトニウム生産炉(サイトの場所は図10参照)
 1950年代中国は核分裂物質を製造する技術を持っておらず、原爆を設計することができなかった。1954年10月中国と旧ソ連は科学および技術に関する協力協定に署名し、以来旧ソ連からの技術援助で、人材の養成とともに原子力施設の整備を図ってきた。また旧ソ連から機器および原子力技術者の供給を得て甘粛省蘭州にガス拡散式濃縮プラントを建設していた。1960年旧ソ連が中国への支援を中断し技術者を全て引き上げたので、中国は非常な困難を克服して、自力でプルトニウム生産炉、再処理プラント、濃縮プラントを完成させた。1964年10月16日の初の原爆実験にはプルトニウム生産が間に合わず、ウラン原爆が使用された。以下には粛北と広元のプルトニウム生産炉を示すが、包頭核燃料工場にも20MWt〜50MWtのプルトニウム生産炉があって1962年に初臨界に達したとの情報もある。中国のプルトニウム生産炉については表4参照。・・・

 上の奴はここの写真です・・・確かに6基の通風冷却塔が存在しています。どうやら、右の写真の・・・このあたりのアングルで撮影したもののような感じですね。およその位置も甘粛省粛北というのに合致しますから・・・

 この場所が、中国の核兵器の製造プラントの1つである事が判明したという事にしておきましょう。さあ、ここがプルトニウム生産炉であると分かれば、周辺施設を心おきなく調査できますね・・・気合を入れて!

 といいつつ・・・ここの画像は2011年のものですからちょっと古いですね。

2015年2月15日のランドサットのデータでは左のようなものですね。モノクロの高解像度データでは原子炉区画と隣の再処理区画の間に新しい建物が存在していますから、このあたりの施設は現在も更新されている現役の施設であると思われます。

 あちゃ、やられた・・・Google Earthは初期画面が最新のものでないというのを忘れていました・・・

 道理でランドサットのバンド6・7でやたらと明るいものが写っていたわけです。例の青いトタン屋根でした。

 この青の屋根がやたらと白くなっていたというわけですね。妙に納得・・・ここの工場の構成はどうなっているのか?先に引いて来た解説によると・・・自力でプルトニウム生産炉、再処理プラント、濃縮プラントを建設・・・

 さて・・・多分左からプルトニウム生産炉、中央が燃料再処理プラントで、右がガス拡散法によるウラン濃縮ではないかと・・・なんとなく・・・

 中国の核関連施設は他にはどこにあるのやら?一応、気になる場所はリストアップしてありますが、どうも確証が得られたわけでもないのでね・・・

 一応は、この場所は中国のプルトニウム生産を担っている場所であると確定ですかね?

2015.03.03

  

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