現在をうろうろ(781)
日本貧窮者経済新聞
 新「宇宙基本計画」って何だ?戦争準備か・・・?(83)

 前回の続きですね。国際交流系の話ですかね・・・

・上記に加え、産学官の多様な主体の参加による諸外国との科学技術協力や人材育成協力等を通じて、すそ野の広い国際宇宙協力を推進することでソフトパワーを発揮し、国際社会における我が国のリーダーシップ 及び外交力の一層の強化につなげる。(内閣府、外務省、文部科学省等)
・特に、アジア太平洋地域については、アジア太平洋地域宇宙機関フォ ーラム(APRSAF:Asia-Pacific Regional Space Agency Forum)の外交上の意義を踏まえつつ、その一層の機能強化を図る。また、ASEAN における宇宙分野及び防災分野における既存の取組を踏まえつつ、我が国として、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA: Economic Research Institute for ASEAN and East Asia)が取り組む「宇宙を活用した防災能力強化のための工程表」の取りまとめが平成 28 年度をめどに完了するよう支援を行う等、ASEAN 地域の発展に貢献するとともに、日 ASEAN 関係を強化する。(内閣府、総務省、外務省、文部科学省、経済産業省、 国土交通省等)


 日本は、国益が前面に出ちゃいますから・・・どうも、宜しくない思いますが・・・このあたりは、中国のソフトパワーの使い方を見習うべきだと思いますが・・・中国は数千年に渡ってあの大帝国をソフトパワーを基本に運営してきたのですからね・・・そのうち、ASEANの学生が中国の大学で学ぶようになるのでは?

 ん?2006年現在、ASEAN各国で学ぶ中国籍各種留学生総数は6万人以上、うちシンガポール約3万4500人、タイ約1万6千人、マレーシア約6500人。・・・2011年日本が世界各国・地域から受け入れた留学生総数は13万8100人、うち中国人留学生は8万7500人と全体の63%を占め、最多となっている。・・・この頃の学生は、もうじき中国で活躍する事になる・・・

 2011年統計による日本人の海外留学者数を集計したところ、57,501人(対前年比559人(約1.0%)減)であり、留学者数の多い国はアメリカ合衆国(19,966人)、中華人民共和国(17,961人)、イギリス(3,705人)でした。・・・

 平成 25 年 5 月 1 日現在の日本に来ている留学生数 135,519 人

 2012年に中国から外国へ留学した学生の総数は39万9600人、うち私費留学生は全体の9割以上を占め、37万4500人となった。

 統計の断片ですが・・・中国は海外留学ブームのようですね・・・日本は人口減少とともに、留学者が減っている・・・中国の大学の研究を眺めていると・・・なんだか、随分と国際的・・・毛沢東語録の世界ではなさそうな・・・

 日本は農協改革より大学を改革した方が良いのではないかと・・・どうせ、農業は滅びるのでしょうから・・・政府も見放して勝手にやれ、中央の統帥は止めるというわけですからね・・・減反政策が無くなれば・・・米価は国際価格まで下がるでしょうから・・・銘柄米以外は多分集約されるか絶滅ですね・・・外米が入れば、私のような貧乏人は外米を食べ・・・いつかは内地米を・・・となるから、内地米の価格は低価格米が入ることで価格が維持されると思いますね。低価格米による国内米の価格の下降が妨げられる・・・

 米はもう少し安ければパンに勝てると思っていますから・・・政府は貧乏人の食料消費を馬鹿にしていると思いますからね・・・2500万所帯の穀物消費性向の変化は間違いなく大きいと思いますね。私も、今年は米が安いから・・・久々で米を主食にしていますからね・・・中国ではテクノクラートの台頭が著しいのか?日本はテクノクラートの地位が伝統的に低いのでは?そのため合理的な施策が行われない場合が多いような気がしますね・・・専門知識を有しないにも関わらず、専門家に対して大きな口を利く・・・

 原発事故に際して・・・専門家が必死の復旧作業を行っている中で・・・馬鹿な老人が、覚えてきた只一言「ベント」・・・これで、指導力を発揮されてはたまらないですからね。結果はベントは・・・ああいった圧力容器は手動ではベントはしないのでは?最後は安全弁が飛ぶようにできているし、水位を維持するために、ベントは基本的にはさせないような設計思想ではないかと・・・冷却水の喪失は、燃料の金属と水蒸気の反応によって水素が発生する事が分かっていますからね・・・そのために、原発の水蒸気温度は、一般火力発電所のものより低く設定されているのでね・・・そこへ、無理やりベント・・・水素の発生とともに、水素の放出・・・結果は水素爆発で放射能汚染が広がった・・・多分、自然に安全弁が開いた場合はそのラインは・・・排気塔に直結なのでは?ドライベントではないかと・・・私の不十分な知識の総動員・・・妄想ですがね・・・だって、基本的な原発に関しての知見で最悪の場合を想定した場合に、人間様の退避を行っても自律的に安定に向かうように設計されていると信じますから・・・水素爆発は起こさせない・・・多分、基本にあるのは、燃料棒の安定、燃料棒からの水素対策を基本として成り立っているはず・・・コントロールできなければメルトダウン・・・その際は・・・水の気化熱を利用しての冷却になる・・・その後は・・・何もできない・・・チャイナシンドローム・・・

 日本は、素人が口出しするのがあたり前のようになっていますからね・・・危険な国・・・国防を担う軍隊が勝てないと言っても・・・それでも戦え!になる・・・本物の専門家よりエセ専門家の方が地位が高く、さらに何も知らない素人が最上位に立ち指導を行う・・・不思議な国・・・民間でも似ていますね。ハッタリだけで世渡りをしている人達・・・結構いますね・・・XXの事なら分かるXXに勤めていたから・・・XXか、凄いね・・・庭掃除・・・はあ?・・・まあいいか、世の中そんなものですから。できるという人間に任せてはいけない・・・やった事が無いから、時間を下さいと言ってくれる人間の方が脈がある・・・

 所詮、技術などは・・・国際社会における我が国のリーダーシップ 及び外交力の一層の強化につなげる・・・ハッタリを噛ます材料に過ぎないという事ですかね?・・・追い打ちをかけるように・・・外交上の意義を踏まえつつ、その一層の機能強化を図る・・・どうやら、ASEAN における宇宙分野及び防災分野における既存の取組というのは、日 ASEAN 関係を強化するための手段であって、それは・・・国際社会における我が国のリーダーシップ 及び外交力の一層の強化につなげる事が目的と書いてあるようにしか見えないが・・・全ては国益のために使われる・・・世界に冠たる日本のために・・・アメリカ様の下でアジアのアメリカから派遣された代官のようにふるまう事が・・・どうやら、アメリカの核の傘を背景にアジアに君臨するアメリカの代官の地位を我が国の政府は望んでいるから、このような宇宙開発のスケジュールの中にその思想が現れているような感じですね。この作文の締めは何かね・・・

iii) 「宇宙システム海外展開タスクフォース(仮称)」の立ち上げ ・宇宙分野における政府及び民間関係者で構成する「宇宙システム海外展開タスクフォース(仮称)」を平成 27 年度前半に立ち上げ、我が国が強みを有する宇宙システムの輸出等、官民一体となって商業宇宙市場の開拓に取り組む。 なお、我が国の宇宙システムの海外展開に当たっては、「国際協調主義に基づく積極的平和主義」等を含む我が国の国家安全保障政策や、 「政府開発援助(ODA)大綱」の見直しとの整合性を十分に踏まえること とする。(内閣官房、内閣府、総務省、外務省、文部科学省、農林水産省、 経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省等)

 安全保障のための衛星と、民生用の衛星は一線を画する事になるから・・・二重の投資になるのか?それとも、民生が先行して、それと同一かちょっとの工夫のあるものが、軍機の下に存在するようになるのか?受注メーカーが民需も軍需も同じになるから・・・多分、民需と称する実験的な衛星しか現れず、基本的には軍需に集約されるのではないかと・・・「国際協調主義に基づく積極的平和主義」等を含む我が国の国家安全保障政策・・・国際協調ではなく、世界に冠たる日本構想ですから・・・戦争の恐怖を抑止力とした積極的な軍拡による平和主義・・・日本による平和をアジアへ!という基本構想と妄想しているのでね・・・ああ・・・日本はどこへ行く?自民党の憲法草案からすると・・・民主の名を借りた憲法の規定による軍事独裁を目指している・・・ナチスが政権を奪取した手法を憲法の中に組み込んでいますからね・・・シームレスに独裁制に移行できる・・・衆議院の解散も、選挙も無く凍結された憲法下での独裁・・・やっと終わったぞ!次は何をするかね?

 しかし・・・ちょっと気になるのは・・・モンゴルとの関係・・・FNNのニュースで・・・

安倍首相は10日夜、モンゴルのサイハンビレグ首相と首相官邸で会談し、日本製の自動車に対する関税を即時撤廃することなどを盛り込んだEPA(経済連携協定)に署名した。
安倍首相は「両国のさらなる関係深化と、そしてモンゴルの経済発展という2つの目標を今後並行して推し進める、重要な基盤となることを確信しております」と述べた。
日本とモンゴルのEPAが、国会の承認を経て発効すると、日本製の自動車に対する関税が原則、即時撤廃されるなど、今後10年をかけて、日本からの輸出品の96%に関税がかからなくなる。
モンゴルからの輸入品については、石炭などの鉱物資源に対する関税が撤廃されるなど、輸入拡大が期待される。

 ・・・モンゴルと国境を接する国は?ロシアと中国・・・両国の領域を越えないと日本と貿易ができない内陸国・・・どういった外交戦略を考えているのか?石炭はロシア経由で手に入れるようですが?なんだかよくわからない・・・中国もロシアも敵じゃん?敵領を通過しなければ、日本と交易ができない場所とのパートナーシップね?平和を前提としなければならないのに・・・戦争準備に邁進する危険な国が・・・?

 ふむ・・・米国人女性のケーラ・ミュラー氏が亡くなった・・・安倍内閣総理大臣による弔意メッセージ か・・・日本人の死者に対する弔意のメッセージはあったっけ?政治的には意味の無い死だったのか?・・・御親族の御心痛を思えば、言葉もありません。政府として、全力を挙げて対応してまいりました。誠に無念、痛恨の極みであります。・・・何もできなかったことに対する言い訳かね?

2015.02.12

  

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