現在をうろうろ(754)
日本貧窮者経済新聞
 新「宇宙基本計画」って何だ?戦争準備か・・・?(56)

 さて、次は・・・

3. 我が国の宇宙政策の推進に当たっての基本的なスタンス
 我が国の宇宙政策の目標のうち、「宇宙安全保障の確保」を重点課題として位置付け、環境変化等を考慮しつつ、以下の(1)〜(3)を踏まえて宇宙政策を推進する。
 (1) 宇宙利用による価値の実現(出口戦略)を重視 安全保障や産業振興等の利用ニーズを十分に吸い上げ、体系的に具体化・明確化した上で、宇宙システムや施策がどのような価値を実現し、利用ニーズにどのように貢献するのかについて、宇宙システムの開発や施策の実施に着手する前に十分検討する。
 その際の検討の視座として、安全保障、産業振興、科学技術それぞれへの貢献の観点からは、例えば、@陸・海・空の既存の防衛力との連接性を有し効果的な支援が可能となっているか、A国内外の需要獲得に向けて国際競争力や海外販売力の強化につなげているか、B研究開発によって得られた成果を適時適切に他分野にも開放し、宇宙産業の振興や関連産業の高度化・効率化、新産業の創出等の波及効果を追求し、技術シーズと利用ニーズの有機的サイクルを構築しているか等が考えられる。


 宇宙空間は戦争のための場所になるんですね?・・・宇宙安全保障の確保・・・これって、何だね?例のゴミ拾い系の話か?しかし、今見ているやつは、古い素案の方ですから・・・宇宙空間で衛星が破壊されないようにするためには・・・これは、法整備の話になるのか?それとも、攻撃衛星を攻撃する衛星でも作るのか?それとも、強靭な衛星を作る話になるのか?宇宙での法整備に関してはどこの役割かね?1967年の宇宙法が基本法で、あとは条約法が並ぶ事になるが・・・宇宙政策といっても、結局は予算の分捕りの方針ですかね?

 宇宙利用による価値の実現か・・・今までの研究成果のパッケージ化ですかね・・・例えば、国境監視パッケージとか、領海監視パッケージ・・・何しろ、これから沢山の軍事衛星を打ち上げることになりますから、超高解像度は我が国政府用で、0.5mクラスあたりは目的別のパッケージで提供して金儲け・・・衛星打ち上げは弱小国には厳しいから、大国が安価にお手頃なパッケージを組んで情報販売が良さそうな気がしますね。放送衛星も、トランスポンダー売り・・・どうせ公共放送がメインですから1国当たり3波程度のパッケージなどお手頃では?

 そして、国内産業振興用に漁場の位置とか、沿岸の藻場の探索とか・・・例の海洋資源開発パッケージのような感じで・・・売れそうなものを先にパッケージ化して売り出してしまう・・・山林の密伐採とか・・・山林火災などを含めたパッケージ、農作物の収量予測とか・・・あとは何があるか・・・気象サービスとか・・・日本から発信しても良いし・・・どうせ、世界中に日本軍が派遣されるようになるから、気象データも当然戦略上重要ですから・・・

 あと、戦争を世界中で展開するのなら、地図データの作成なども重要ですね。リモートセンシングの標高データなど精密なものが作れるなら、発展途上国の地図作成と開発一般を業務とするとか・・・国土地理院にノウハウの蓄積があるのでは?

 GPS衛星にトランスポンダーを積んで、情報通信機能を持たせるとか・・・地球を取り巻く事になるから、通信衛星として使えるようにするとかね・・・宇宙空間で中継を行い・・・地域の漁場や天候データなど、有料情報の配信・・・有事になると、潜水艦の位置情報や戦車の所在、空襲警報などを中継するとか・・・GPS受信機に戦略データ受信機も持たせる・・・C4Iシステムを構築・・・防災や制御や戦争だって基本的に同じですからね・・・

 魚に戦争を仕掛けるのも、潜水艦に戦争を仕掛けるのも同じようなものです。漁網でからめ取るか、爆雷で取るかの違いかね。有事に際しての漁船用対潜ミサイルキットなんかも標準化するとか、漁船にはレーダーもソナーも装備されていますから、情報通信ができれば、偵察艇に早変わり、母港に戻って武装すれば対潜ミサイル艇に化ける・・・コンバインも戦車も刈り取る物が違うだけ・・・果実を収穫するか、人の命を収穫するかの違い・・・

 例の、超高速インターネット衛星で技術的な蓄積があるのでは?Satellite Internet IPSTAR Broadband Satellite Operator 既にビジネスとして成り立っている分野ですからね・・・軍用として小型のアンテナで運用できる・・・車載を基本に考えて・・・できればハンディーなもので、衛星を自動追跡できれば尚結構・・・情報表示装置など、我が国の御家芸では?

 軍用としても使えるハイレベルの暗号化の手法は・・・とか、技術的な課題が見えてくるのでは?漁船に積んで戦闘艇に化けさせられるようなインターフェイスの標準化ですかね・・・レーダーや魚群探知機のデータの標準化及び、コネクターの標準化・・・軍用も民生用も同じ仕様で良いでしょう・・・扱うデータの種類が違うだけですから・・・ピケット艇としての運用ができるなら・・・政府も戦争のために本気で漁業振興を行うでしょうね。何しろ、戦闘艇に化ける漁船団を指揮できる・・・通常は水産庁の指導で船団運用・・・有事になると指揮権は防衛省海軍へ・・・シームレスに移行、武装を施せば、船長が艇長に化ける・・・実用の目途が経てば優秀漁船建造補助金がバッチリ出るようになる・・・

 ハーベスタなども、地雷収穫用のアタッチメントと自動運転システムなどを同一の指揮命令システムで運用できるようにするとか・・・結局は何でも一定の規格で量産すれば波及効果も大きいし、技術の進歩も早いですからね。船を走らすのもハーベスタなどを走らせるのも同じようなものですね。自動運転をするとなると、ミリ波のレーダなどを搭載する事になるから・・・ミリ波レーダーで弾道追跡などができ、破壊される前のデータ送信ができれば、戦術目標の設定などに役に立つのでは?トラクターを進撃させ、破壊のためのロケット弾などを追跡・・・データさえ取れれば、発射地点を叩けば良いとか・・・

 試作システムは・・・イリジウムのデータ通信・・・イリジウムGO!でも良いかな?・・・宇宙利用による価値の実現(出口戦略)を重視 安全保障や産業振興等の利用ニーズを十分に吸い上げ、体系的に具体化・明確化した上で、宇宙システムや施策がどのような価値を実現し、利用ニーズにどのように貢献するのかについて、宇宙システムの開発や施策の実施に着手する前に十分検討する・・・なんって、言ってますが、結局は汎用システムの構築で良いという事だと思いますが・・・人間の感覚は視聴覚がメインで、それらを満たす情報通信を行えば良い・・・別に軍事目的に特化する必要もない・・・リモートセンシングで何を集めてくるかが問題になる・・・情報集めは、日本の偵察衛星だって、既に10年程運用しているのですから、それなりの軍事情報や自然災害の解析技術などの蓄積があるはずですし・・・

 各省庁で行っている情報分析なども・・・地図や経済や生産や情報通信・・・様々な蓄積があるから、情報発信のための基礎ができてるはずなんですがね・・・金になるのは、やはり情報処理部門でしょうね・・・

 漁業情報など面白いかも?漁場の位置の指定、漁獲を水揚げする漁港の指定とか・・・加工用に回させるか、生食用にするかとかの配分や漁獲制限をリアルタイムで行うとか・・・海洋調査も同時に行えるようなパッケージを用意するとか・・・リモートセンシングだけでは不足ですから・・・取れている魚の種類や大きさなどのチェックを自動で行うとか・・・漁船の位置と漁獲情報があるなら・・・高速運搬船とか加工船なんか面白いかも?漁場に漁船を張りつけておいて、高速船で運んだり、かつての蟹工船のような水産加工船を走らせるとか・・・アメリカとか中国も走らせていますね・・・圧倒的な情報力で世界の海を荒らし回る日本漁船団なんって面白いかも?有事には戦闘艇にも化けられる情報システム・・・汎用戦闘艇にも兵員輸送車も共通の指揮・通信システム・・・

 情報収集など・・・山火事だってミサイルの発射だって火が出ることは同じとか、割り切って軍事と民需を分けずに開発して行けば良いのではないかと・・・最初から分けるから汎用性が無くなるだけですからね・・・あとは・・・気候をいじれるシステムが欲しいですね・・・宇宙空間に直径100km程のミラーを浮かべて、海水をちょっと暖めるとか・・・台風の進路を変えられるかも?なんってね・・・通常は、太陽光発電所への光の供給・・・有事には放物面に変形させて地面を焼くとか・・駄目か・・・直径100kmなら10TW程度の出力になるかね?

 問題は・・・電波妨害ですね・・・妨害を受けにくいとなると光通信・・・レーザーを使って・・・ゲルマニウムでできた銀色の遠赤外線用のレンズとか・・・馬鹿な妄想はお手のものですね・・・SFの読み過ぎなのかもしれない・・・

2015.02.02

  

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