現在をうろうろ(749)
日本貧窮者経済新聞
 新「宇宙基本計画」って何だ?戦争準備か・・・?(51)

 さて、続きは何かな?

(6) 科学技術と安全保障・産業振興の有機的サイクルの不在
 我が国はこれまで宇宙分野における科学技術の振興に精力的に取り組み、宇宙に関連する人的基盤や技術基盤を強化するとともに、人類の知的資産の創出や地球規模課題の解決等に大きな貢献を果たしてきた。宇宙分野における科学技術の意義・重要性は、将来に渡って損なわれる ことはなく、我が国として、今後ともこの分野に積極的に取り組んでいく必要がある。
 しかしながら、我が国では、長い期間、安全保障用途の宇宙利用を積 極的に展開できる環境になかったため、関連する研究開発が十分に行われてこなかった。また、宇宙分野における研究開発の成果を宇宙産業 の振興や関連産業の高度化・効率化等に活用する取組も不足しており、利用ニーズと技術シーズの有機的なサイクルが形成されてこなかった。


 前半は正しいですね。しかし、後半は何かね?これ自体間違っているのでは?何しろ、素人でも楽しめる衛星画像を、軍事目的で非公開にしたのでは、誰も楽しめない・・・精々、ひまわりの雲の写真・・・あんなもの、自分の頭の上に雲があるかどうかなど一瞥でおしまい・・・楽しくもない・・・動画は興味深いですが・・・通信衛星の重要性も分かるが、国内なら、ネットで動画だって送れるし・・・衛星の必要性など肌で感じられるものではないし・・・有人衛星を打ち上げるというわけでもない・・・数か月に1度、下手をすると数年に1度の更新のGoogle Earthの画像でも十分楽しめる・・・この上、日本の宇宙技術の何を下々は欲するか?の問題ですね。GPSだって、米国ので十分だし・・・

 基本的には、画像解析は様々な分野で利用できるが・・・問題は、その画像が只同然で手に入るかだけですね。期待して購入したら、役に立たなかった、なんってあたり前かな・・・宇宙分野における研究開発の成果を宇宙産業 の振興や関連産業の高度化・効率化等に活用する取組も不足しており・・・取り組ませる材料を提示していない・・・軍事利用という枠でどうせ囲ったら、もう絶対に民間にはその情報は出てこない・・・情報収集衛星の集めた生のデータの一片すら出てこない・・・民間に提供された映像は米国から買い込んだものだというわけで、国民の財産だと思っていない・・・防衛機密は政府の財産で、国民の財産ではない事になるから・・・今後、軍事転用可能な技術は全て公開を凍結された技術になるから・・・これまで以上に・・・利用ニーズと技術シーズの有機的なサイクルが形成されてこなかった・・・どころでなく、軍事利用のニーズによって、民生技術とは違った、秘密裏の開発になり、コストは増大して行くことになるでしょうね・・・企業は、旨みが無いからさらに離れて行くことになるのかね・・・

 という事は・・・宇宙開発の予算は、将来的には軍事費になるが、科学研究費の名目で、軍事費とは別枠で立てられる事になるのかな?防衛予算がなしくずしで増加して行くことになる話のような感じですね。軍国主義に主導される素敵な日本の未来かね・・・続きは・・・

 欧米等においては、国防当局が宇宙システムの利用ニーズを研究開発機関に提示し、これを踏まえた先端的な研究開発が遂行され、その技術的成果が安全保障用途へ活用された上で、宇宙産業の振興や関連産業の高度化・効率化にも転用されている。我が国としても、安全保障を始 めとした利用ニーズを十分踏まえ、また利用ニーズと技術シーズの有機的サイクルの形成を意識した先端的な研究開発を行い、その成果を産業 振興等にもつなげていく必要がある。

 宇宙開発は軍事利用から始まって、米国が主導して、民需への転用を許した事に、現在の通信衛星や画像衛星やGPS衛星があるのではないのかね?米軍が握って離さなければ利用できなかったものですからね・・・まあ、昔々のエコー衛星などは利用できましたけど・・・見えたし、受動通信衛星ですから・・・

 まあ、民需で・・・赤外線から紫外線領域までの画像でもあれば面白そうですね。家屋の温度分布とか・・・地温の変化とか・・・単に見るだけでなく結局のところ、リモートセンシング技術は見ることから始まりますからね・・・何でも素材が山ほどあれば何かを思いつくわけですからね・・・しかし・・・陸地観測衛星は海の上も飛んでいたはずですが・・・海のデータは拾っていないような?何故?見る物が無いから?・・・まあいいや、無いものは無い・・・LandBrowser ランドサットのデータが近頃見れますが、やはり0.5m級の映像を眺めていると・・・30m級の画像は・・・しかし、雲などは興味深い・・・気象衛星とは違いますからね・・・船も一応は写っていますが・・・さて、こいつは何の役に立つのか?色々いじっているうちに何か分かるかもしれないし・・・そのうち・・・

 さて、再び出てきましたが・・・用ニーズと技術シーズの有機的サイクルの形成を意識した先端的な研究開発を行い、その成果を産業 振興等にもつなげていく必要がある・・・先端的研究か・・・この言葉が好きだね?しかも、成果を産業振興につなげる・・・役に立つかどうか分からない研究と、これがあれば完成する研究というのもあるけど・・・

 まあ、興味から始まって何が見えるのか?・・・火山の噴火口の温度なんかも面白そうだな・・・なんって、眺めると・・・右のような感じですね。
Satellite: LANDSAT8
ID: LC81120382013279KUJ00
Path: 112 Row: 038 Num: 57

 これの熱赤外画像を出しているわけですけど・・・興味深い・・・噴煙や噴気活動などもチェックできるのか?2013年の279日か・・・10月6日の画像ですね・・・IDは年初からの日数で示されていますね。いじっているうちに色々と情報が読めるようになって・・・何かに気付いて、使い道が見つかるのだと思うのでね・・・衛星画像にはどのような内容が盛り込まれているの知識が必要ですね。400〜450nm・650〜680nmあたりの吸収が葉緑体でしたっけ・・・11の帯域で光を扱っている・・・geotiffの扱いも覚えないといけない・・・コンピュータ時代の研究者は大変だね・・・ダウンロードしたファイルを解凍して、テキストデータを眺めて・・・どうやらこいつを読み取るとGoogle Earth上に上手く貼り付けられそうな気配・・・中心座標とか・・・まあ、そのうち・・・

 しかし・・・我が国の偵察衛星は、こういった急に現れる熱源などチェックしているはずなんですが・・・噴火関連の逸早い発表が内閣府などから無い所をみると、偵察衛星はまともに運用されていない可能性が高い?海水面の温度の高い所などは・・・多分、中国の原潜対策でチェックしているだろうから・・・海底火山なども引っかかりそうな感じがしますが?中国・北朝鮮の戦車とか兵員輸送車両や艦艇のチェックばかりなのかね?

 先端技術を利用するのはなかなか面倒・・・どうも、圧倒的に知識が足りない・・・日々、お勉強・・・情けない・・・何でこうなる・・・藻場から始まったのか・・・大きな藻場なら見つけられるか?解像度が30mクラスだから・・・結局のところ可能性の追求ですかね・・・政治より、こういった研究ゴッコの方が面白い・・・

2015.01.30

  

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 今回は無し

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