現在をうろうろ(742)
日本貧窮者経済新聞
 新「宇宙基本計画」って何だ?戦争準備か・・・?(44)

 さて、前回の続きは・・・宇宙空間の安定的利用を妨げるリスク?・・・宇宙も狭くなっているのでしょうね・・・

(3) 宇宙空間の安定的利用を妨げるリスクが深刻化
 宇宙空間はいずれの国家の領有権も及ばず、各国が自由にアクセス・利用できる共有空間である。このため、各国は宇宙条約が禁じる大量破 壊兵器の配備を除き、民生・安全保障両面で様々な人工衛星を配備し、利用してきた。
 宇宙空間を利用し、経済社会や安全保障上の恩恵を享受する国が増 える一方、宇宙活動国の増加は、負の側面も伴う。人工衛星の数が多く なるにつれ、宇宙空間が混雑化しており、衝突すれば衛星の機能を著しく低下させる恐れのある宇宙ゴミ(スペース・デブリ)の数も急増しており、 各国の宇宙空間の安定的利用にとって深刻な懸念となっている。


 近頃は宇宙空間にゴミが増えているとか・・・現状はどうなっているのやら?ただ、宇宙空間には初めから沢山の塵がありますからね・・・宇宙塵と呼ばれているやつ・・・年間100トンほど降り注いでいるとか・・・ガラスにグリスを薄く塗って外に置いておくと、細かな塵が付いたりします。ニッケル鉄の隕鉄のなれの果てなどは錆びないので識別できるとか・・・2013年の映画ゼロ・グラビティみたいには、ゴミは追い掛けてこないはずですがね・・・何しろ、ゴミとは言えちゃんとした衛星軌道に乗っているわけですから、既知のものであれば、だいたいどこを回っているのかは分かっていますからね。

 ただ、衛星破壊兵器の問題があるわけです。ゴミの拡散ですね。既存の衛星に何かをぶつけて破壊すると、その破片が様々な運動量を得て軌道を変えて行きますからね。衛星は、第一宇宙速度を越えますから、海抜ゼロメートルで、空気の影響がなければ衛星になれる速度が秒速7.9km程ですね。

 ここまでは、別に安全保障とは関係ない話ですね。さて、続きは・・・

 このような中で、中国が平成19年1月に行った衛星破壊実験は、大量のスペース・デブリを発生させ、国際社会の懸念を惹起することとなっ た。中国は宇宙能力を急速に強化するとともに、対衛星兵器の開発を継続しており、レーザー光線を使用して人工衛星の機能を妨害する装置を開発しているとの指摘もある。
 米ソによる二極構造の時代には、相手国の宇宙アセットを攻撃しないとの一定の共通理解が存在していた。しかしながら、多数の宇宙活動国による多極構造の時代には、このような共通理解は必ずしも全ての国に浸透していないのが現状である。


 ああ、新参者を悪者にする話か?最初に衛星破壊実験を成功させたのはソ連ですね。1969年の実験で衛星を破壊しています。米国は1985年に衛星を破壊することに成功します。しかし・・・米国議会は衛星破壊は今後の宇宙開発計画に対して危険をもたらすと判断したため計画は中止となります、そこで米国はレーザーによる眼つぶしを考えます。ソ連は、ある程度の開発が進んだところで開発が停滞してそのままになったようです。そして、2001年に、中国はジュネーブ軍縮会議にて、宇宙の軍事化防止を進める提案を行います。しかし、アメリカの反対により廃案、そこで衛星破壊兵器の開発を行い2007年に破壊実験を成功させ、2008年に中国とロシアは共同でジュネーブ軍縮会議に「宇宙空間における兵器配置、宇宙空間の物体に対する武力行使または武力行使の威嚇を防止する条約」の草案を提出し、これにより衛星攻撃兵器の実験が自粛される事になります。

 歴史上の事実を考えると、なんとなく変な気がしますね・・・中国の行動はなんとなく戦略的な行動のような気がしますが・・・米ソの競争、新参者の登場・・・新参者は技術力の不足から・・・宇宙空間の利用を平和目的だけにして追いつこうとするが、米国の反対で望みは変わらず・・・一念発起、頑張って恐怖を振り撒き・・・ロシアとともに宇宙空間でのぶっ壊しを禁止の方向へ持って行くわけですね・・・いずれの国も破壊技術は持っているから、戦争になれば関係ない・・・アメリカは生半可な牽制では引きませんからね・・・

 なんとなく、中国のやり口はスマートな気がして・・・先ずは、宣言して、さらっとやっちゃう・・・この場合だと、宇宙は戦場にしないという話を持っていて、アメリカの反対で否決、破壊実験をさらりとやって、ロシアとともに再び提案・・・防空識別区を設定、馬鹿にして間抜けな事に出かけてみると、ちゃんと戦闘機が飛んで来る・・・まぐれかと思ってもう一度やっても結果は同じ・・・おとなしくするしかない・・・このパターンって、昔の中華帝国から連綿と続いているような?

 中国の大人と争ってもそう簡単には出し抜けない気がしますが・・・仕方がないから、脅威を叫んで、腰巾着を動かして馬鹿をやったら仲裁に出てくるのが米国かね?また、日本は火中の栗を拾わされることになるのかね?年月が経てもやり口はどこも変わらないような気がしますがね・・・

 日本は・・・どうも、火中の栗を拾う役が似合っているのか?イスラム国でもやってきている・・・そして、また米国の厄介になるのかね?これじゃ、日本は、あちこちの国の手のひらの上で踊らされる役を演じ続けて疲弊して三等国になるのかね?さすがに、商人は賢くて、国内で金を集めて海外投資をして、国内の資産をちゃんと移転しているようですからね。本社が日本支社とか東京営業所になるのも近いのか?可能性が高いのは上海支社の東京営業所とかになるのかね?以下フランチャイズとか・・・

 どこぞの運送屋が釜山に物流拠点を置いて日本に運んでいるあたりを見ると、それほど遠い将来ではない・・・問題は、2020年まで借金をする信用を繋ぐ事ができるかですかね?近頃、ちょっと恐ろしくなっていますのでね。GPIFの金は大丈夫なのか?とかね・・・外資系証券会社経由の金の動きがなんとなくね・・・買いが大きくても売りも大きくて相殺されているから・・・残念ながら、私が見ているのは注文状況で株数で示されているものだから・・・大きな買いが入っても売りで相殺されているのか?大きな売りが出ても買いで相殺されているのか?じゃあ、儲けていないか?儲けの無い所に金は動かさない・・・精査する気力が無い・・・それより、儲けねば・・・円安で株安になる日が来ない事を祈ります。

 なんとなく、株でも為替でも火中の栗を拾っているのではないかと?気になるんです・・・私は、貧乏なので・・・いずれにせよ・・・気になるのは、2015年1月23日の国務省のブリーフィングですね・・

Does that include like military support or intelligence sharing? と聞かれて・・・PSAKI: I'm just not going to get into diplomatic exchanges that we have with Japan and the government. これをどうするのかね?我が政府は・・・日本なんか知らない・・・それに近いんじゃないか?こういった言い方をするというのは何かあるのでは?・・・さて、次は・・・

2015.01.28

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの

 首相官邸ホームページ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)
 世界のビジネスニュース(通商弘報) - ジェトロ

 聯合ニュース
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren

 外国人投資家動向チャート

 International Institute for Strategic Studies IISS
 Chinese Military Review
 外邦図 デジタルアーカイブ - GAIHOZU Map Digital Archive
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 日露戦役写真帖
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮旅行案内記
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮港湾要覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 朝鮮群書大系
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮鉄道旅行便覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 新興産業の基礎知識
 近代デジタルライブラリー - 地方行政区域名称一覧
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮各道府面間里程表
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 最近に於ける注目すべき発明考案
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 国産機械図集
inserted by FC2 system