新「宇宙基本計画」って何だ？戦争準備か・・・？(16)

現在をうろうろ（714）

　新「宇宙基本計画」って何だ？戦争準備か・・・？(16)

　さて、前回に引き続き・・・国家安全保障戦略　・・・アジア太平洋地域の話へと具体性が増してきたみたいで・・・

２アジア太平洋地域における安全保障環境と課題
（１）アジア太平洋地域の戦略環境の特性
　グローバルなパワーバランスの変化は、国際社会におけるアジア太平洋地域の重要性を高め、安全保障面における協力の機会を提供すると同時に、この地域における問題・緊張も生み出している。
　特に北東アジア地域には、大規模な軍事力を有する国家等が集中し、核兵器を保有又は核開発を継続する国家等も存在する一方、安全保障面の地域協力枠組みは十分に制度化されていない。域内各国の政治・経済・社会体制の違いは依然として大きく、このために各国の安全保障観が多様である点も、この地域の戦略環境の特性である。

　中国が稼ぎ頭で頑張っていますから・・・軍事分野への資金投入も大きく、中国の三艦隊はいずれもかなりの充実度を示していますからね・・・北東アジアの大規模な軍事力を有する国は・・・北東アジアって具体的にはどこの事かね？環日本海諸国？漠然とした地域名で記述するなよ・・・極東ロシア、北朝鮮、韓国、中国、日本の事かね？軍事費が大きいのは順に中国・ロシア・日本・韓国・・・北朝鮮は不明・・・北朝鮮の軍備も悪くないようですから・・・平和国家の日本が世界第6の軍事費を誇っているのが不思議ですが・・・GDP１％枠で大きいが・・・サービス産業のGDPの寄与率は・・・というより、サービス業の分類をきちんとしないとまずい気がしますね・・・物質的な生産物の価値を高めるもの、生産された人間の価値を高めるもの、空気のような消費されて消えるサービス・・・この3つは経済の上では役割が違うから・・・人間も生産物と考える乱暴な三分類ですが・・・私の妄想的経済学の都合で・・・ボーモルの病も気になるし・・・果たして、日本の軍事費はこんな高率で良いのか？気になりますね・・・

　こうした背景の下、パワーバランスの変化に伴い生じる問題や緊張に加え、領域主権や権益等をめぐり、純然たる平時でも有事でもない事態、いわばグレーゾーンの事態が生じやすく、これが更に重大な事態に転じかねないリスクを有している。
　一方、アジア太平洋地域においては、域内諸国の二国間交流と協力の機会の増加がみられるほか、ＡＳＥＡＮ地域フォーラム（ＡＲＦ）等の多国間の安全保障対話や二国間・多国間の共同訓練等も行われ、相互理解の深化と共同対処能力の向上につながっている。地域の安定を確保するためには、こうした重層的な取組を一層促進・発展させていくことが重要である。

　なんだか・・・良くわからない・・・グレーゾーンの事態は、基本的に外交問題に先駆けて、民間での突出した行為に対して警察権の発動のパターンですね・・・外交の成果がまだ不十分であるという事でしょう。きちんと話し合わなければならないのに逃げ回っているかのように、近隣諸国を避けて外交を行っているかに見える政治屋君とか・・・困ったものです。近所付合いをきちんとしなければならないのに・・・神頼みはやめて欲しいものです。

　域内諸国の二国間交流と協力・・・海賊とか密入国対策とか非伝統的安全保障系のものですかね？ARFは・・・ASEAN地域フォーラム（ARF）｜外務省　こんなやつ・・・一応、信頼醸成の促進を経て予防外交の進展を促し紛争へのアプローチの充実という進展を目指して行われているものですが・・・日本は足を引っ張ってるのか？信頼醸成の促進にも至らない・・・制服で煙草を吸う高校生並の行動をしているような？・・・凄いだろ、靖国神社へ行って来た・・・凄いだろ、中国を牽制する発言をしてきた・・・Googleニュースで「中国を牽制」を検索すると、一時期とは随分と違った感じの記事が並びます・・・

　ロシアと中国、中国と米国、日本と米国、韓国と米国、イランと中国・・・環太平洋合同軍事演習・・・など色々と合同軍事演習をやっていますね・・中国は色々な国と合同軍事演習をしていますね・・・特に、中国の病院船はあちこちに出没していますね・・・戦争をしたいのに、とりあえずは仲の良い振りをしているみたいな作文ですね・・・そうなると、次は・・・

（２）北朝鮮の軍事力の増強と挑発行為
　朝鮮半島においては、韓国と北朝鮮双方の大規模な軍事力が対峙している。北朝鮮は、現在も深刻な経済困難に直面しており、人権状況も全く改善しない一方で、軍事面に資源を重点的に配分している。
　また、北朝鮮は、核兵器を始めとする大量破壊兵器や弾道ミサイルの能力を増強するとともに、朝鮮半島における軍事的な挑発行為や我が国に対するものも含め様々な挑発的言動を繰り返し、地域の緊張を高めている。
　特に北朝鮮による米国本土を射程に含む弾道ミサイルの開発や、核兵器の小型化及び弾道ミサイルへの搭載の試みは、我が国を含む地域の安全保障に対する脅威を質的に深刻化させるものである。また、大量破壊兵器等の不拡散の観点からも、国際社会全体にとって深刻な課題となっている。
　さらに、金正恩国防委員会第１委員長を中心とする体制確立が進められる中で、北朝鮮内の情勢も引き続き注視していく必要がある。
　加えて、北朝鮮による拉致問題は我が国の主権と国民の生命・安全に関わる重大な問題であり、国の責任において解決すべき喫緊の課題である。また、基本的人権の侵害という国際社会の普遍的問題である。

　北朝鮮ですね・・・深刻な経済困難は、衛星写真からはあまり見受けられないような感じです。田舎は農地と家屋の比率がどこもほぼ一定ですから・・・あれでは飢えることは無いと思われますね。北朝鮮にはかつての日本と同じような食糧管理法がありますから・・・道境を越えての穀物の移送が原則的に認められていない・・・農地の少ない地域・・・平安南道などでは食料が不足する事は明らかで、郡の移管などで対応している可能性がある・・・平安南北道の工業の稼ぐ力が落ちたための食糧不足という事のような感じですね。

　そして、軍隊が食料増産の旗手となっている・・・付加価値性の高い農作物の生産・・・ロシアとの合弁の家禽工場とか、アヒル養殖は極めて盛ん、ナマズ養殖もかなりの地域で普及している・・・

中国・ロシア・北朝鮮を結ぶ交通網が整備されつつある・・・新規の鉱山開発も行われている・・・鉄道網は、一部を複線化する、新規の路線が作られるなどの変化が見られる・・・トンネル技術も結構進んでいるようだし・・・水力発電所網もかなり充実・・・近頃は送電線網の整備が進んでいる・・・長大な用水路の勾配が小さく、一応は水が流れていることから、精密測量の技術がある・・・製油所に北朝鮮のタンク車が入っているから、北朝鮮国内での油田が生産を行っている可能性がある・・・石炭液化はかなり進んでいるらしい、都市には自由市場が開かれている・・・化学工場は更新されている、主体鉄は実際に生産されている・・・マグネシウム精錬の技術を中国から導入しているらしい・・・火力発電所も新規に作っているなど・・・

　土木工事もなかなか盛んで、右のような間口55ｍ程の入口を持つ地下構造物なども作っていますね。形状からすると、採石場や鉱山には見えませんね・・・しかし・・・この構造物は何なのか？平らに均されるであろう正面は200ｍ×85ｍ程度ですから・・・ヘリポートでも作るのかね？

　北朝鮮も、高度経済成長が始まりそうな気配・・・そして、文化面でも・・・ニュータイプの墓地が現れていますから、葬制などの社会的な変化も見られている・・・おっと、随分と外れた感じ・・・単に、どこの国も国を豊かにするために努力を怠っていない・・・日本は？なんで、軍事大国への道を歩むのかね？金の無駄・・・？次は、中国か・・・

2015.01.17