現在をうろうろ(700)
日本貧窮者経済新聞
 新「宇宙基本計画」って何だ?戦争準備か・・・?(2)

 さて、続きは、我が国の宇宙政策を巡る環境認識ですね。

1. 我が国の宇宙政策を巡る環境認識
(1) 宇宙空間におけるパワー・バランスの変化: かつての米ソ二極構造は多極構造へと転換
 近年の急速な技術革新等に伴う宇宙技術のコモディティ化により、宇宙活動国が増加し、宇宙空間はかつての「米ソ二極構造」から「多極構造」へと転換してきた。特に中国やインドを始めとする新興国や民間企業等がその宇宙活動を急速に活発化させている。また、宇宙開発利用に関する国際協力や宇宙システムの活用により得られた情報を国際的に共用する動きが進展しており、宇宙を巡る国際環境は大きな変革期にある。


 気にしているのは、中国やインドの宇宙開発での長足の進歩ですね。

 中国の宇宙開発は規模が違う・・・日本の様な零細なものではなく・・・海南島の・・・座標・・・

 19°37'48.29" N 110°57'00.90" E ここですね。左の写真の様な宇宙基地が作られています。左の黄色の線は4kmです。広大な宇宙基地・・・やがて、有人月ロケットが飛び立つことになる・・・

 インドの宇宙基地は・・・座標・・・

 13°43'02.55" N 80°13'39.73" E ここですね。

 右の写真のようなロケット発射場があります。

 写真左の黄色い線が1.5kmですから。中国の宇宙基地が大きなものである事が分かりますね。・・・問題になるのが・・・自前のロケットでの4番目の有人飛行・・・ソビエト・アメリカ・中国・・・そして・・・どこになるか?

 日本の宇宙開発は・・・有人計画は無しですかね?

 世界の商業宇宙市場の規模は、今後拡大していく見通しであり、そのけん引役は新興国である。これらの国では、今後 10 年間で、過去 10 年間に比べ 4 倍の人工衛星打ち上げが計画されているものの、これらの国は自国内に宇宙産業基盤を必ずしも有していないため、人工衛星や打ち上げサービスを商業市場から調達していることが多い。自国内に宇宙産業基盤を有さない宇宙活動国の増加は、商業宇宙市場の拡大につながるものであり、我が国を始めとする各国の宇宙産業にとっても好機となりつつある。

 中国の打ち上げビジネスの問題点は・・・アメリカ製部品を用いた衛星の中国への輸出が、ミサイル技術拡散防止の法律でアメリカで禁止されているので、実質的に海外からの受注は困難とされているから・・・中国は商業衛星とセットでの受注になるのか?ちょっと、このあたりが気になりますね。つまり、アメリカ製部品を使わない中国独自の商業衛星・・・安くて性能が良ければOKですから・・・

 ふと・・・馬鹿なことを・・・宇宙船打上げ用航空機・・・高度20km程度から中型ロケットを発射、軌道計算技術・誘導技術が確立すれば面白いかも?対ミサイルシステムにも転用可能・・・さらには核ミサイルを・・・駄目か?戦争道具としては面白いのでは・・・そして、宇宙往還機ではないただの宇宙機を軌道上に上げておく・・・燃料補給をすれば機動的に軌道変更が可能とか、名目は宇宙のゴミ拾い・・・有事には軍事衛星拾いに転身・・・武装を前提として宇宙ステーションを作る・・・有事には宇宙要塞として運用・・・宇宙空間から死の恐怖をまき散らす・・・戦争ができる国だから・・・

 戦争をする国と宣言した以上は・・・宇宙開発もまた軍事技術に転用される事になる・・・

 このような流れの中、世界最大の宇宙大国である米国は、宇宙政策に関する考え方を変えつつある。米国はこれまで、宇宙プロジェクトの実施に当たり、単独で宇宙空間における優位を目指す政策を推進してきたが、近年は同盟国を始めとする責任ある国々や民間事業者等との連携による抗たん性の確保と、相互補完による効率性を重視する政策へと転換してきた。また、米国はこれまで、宇宙空間におけるガバナンスの構築に当たり、米ソ二極が宇宙空間の利用に関する一定の共通理解を有することを前提に、公的には極力自由なルールを設定した上で宇宙を利用する政策を推進してきたが、近年は、多数の宇宙活動主体が宇宙空間の利用に関して共通理解を有していないことを念頭に、一定の規範の枠内での宇宙空間の利用を推進する政策へと転換してきた。

 なんだか不明瞭な文章・・・米国の宇宙プロジェクトは単独での宇宙空間での優位を目指した・・・競合する相手が少ない、技術支援を受ける事もできない・・・1人で走ってきたから・・・同盟国・民間事業者との連携で抗堪性の確保・・・相互補完による効率性を重視・・・抗堪性ねぇ・・・軍事用語ですね・・・一般には敵の攻撃に耐え、能力を維持するための性質・・・国際宇宙ステーションなどの運用の話ですかね?・・・宇宙空間のガバナンスか・・・宇宙空間における軍備競争の防止・・・関連ですね。ジュネーブ軍縮会議での、中国とロシアが、宇宙空間への兵器の配置を禁止することを含む「宇宙空間における兵器配置防止条約案(PPWT)」を提出したが・・・日本は、宇宙空間にも戦争のための道具の・・・衛星を置く準備をしているようですが・・・

 GPSを補完するとかで準天頂衛星を打ち上げていますが・・・ちょっと・・・こいつが良くわからない。日米同盟下ではGPSは使えるだろうし、GPS衛星の打ち上げに協力した方がシームレス・・・まさか、日米同盟とは別な観点?GPSの時刻システムは色々な方面で使われているから、いまさら誤差情報を挿入するつもりもないだろうから、よほどの事が無い限りそのまま運用され続ける・・・しかも、日本軍の進出地域は・・・PKOであるのなら、地球の全域になる・・・従って局地システムでは意味を持たないのでは?軍事偵察衛星にしても然り・・・地球の裏側だってリアルタイムに・・・北朝鮮のミサイル基地などもチェックが必要になりますね・・・

 例えば、右のような移動式のミサイルを擁する北朝鮮のミサイル基地などもチェックが必要になりますね。日本は、全世界に兵力を送れるような軍を建設する必要がある・・・借金の山からそんな予算が引き出せるとは思えないが・・・分析には時間がかかりますからね。

 私の所でも、北朝鮮の20%ぐらいの地域に関しては精査が終わっていますが・・・近頃はサボり気味・・・中国は空港と鉄道・高速道路網を中心に概要しか調べていませんが、それでも、北京の防空ミサイル網や海軍力に関してはかなりの知見を得ましたが・・・まるっきり役に立たない知識ですけどね。

 北米防空司令部の規模はどのくらいなのかが・・・座標・・・

 38°44'39.32" N 104°50'44.07" W ここに地下基地の入口があって、駐車場がありますから、駐車スペースからここの要員はどのくらいか推測できそうな気がしますが・・・偉い人は直接地下壕まで車で入るのかもしれませんが・・・

 左の写真のように、地下へのトンネルがありますね。戦争のできる国にするにはかなりのお金がかかるような感じですね。

 なんとなく、このトンネルの入り口は・・・海南島の海軍基地の入口とか、北朝鮮のミサイル基地の裏口とか・・・なんとなく類似点がありますね。現在の日本の軍事基地はかなりリニューアルしなければならないような気がしますが・・・戦うための基地という感じに・・・

 ノーラッドはサンタクロースを始めとして、ロシア・中国・北朝鮮などの物騒な国のミサイルを監視しているわけですから・・日本のように250人程度の要員ではとてもこなせないはず・・・

 そもそも、我が国の偵察衛星はまともに働いているのかね?現在、光学4号機、5号機実証衛星が稼働しているようですが・・・グーグルEarthの解像度よりちょっと良いようですね・・・しかし、何故・・・中国の密漁船などを捉えていない?捉えているが使っていない?それとも使い方が分からないとか?

 まあ、写真判読は面倒ですね・・・北朝鮮の送電線網を辿るのはなかなか大変でしたが・・・内閣情報センターには2003年以来の膨大な情報の蓄積があるのでしょうから・・・10年以上やっているんですからね・・・きっと凄い資料があるはずですが・・・?溜めこんでいるだけで、外には漏らさないから一般が利用できず、退蔵されるだけ・・・でも、もしかしたら・・・世界最高水準はカタログ値で、実は・・・かも?何しろ、理論上は口径80cm程のレンズを持ったカメラを打ちあげなければならないのですが・・・衛星がこれに不似合なサイズのような気がしますから・・・技術でも物理法則は越えられないという単純な話ですが・・・

2015.01.13

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの

 首相官邸ホームページ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)
 世界のビジネスニュース(通商弘報) - ジェトロ

 聯合ニュース
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren

 外国人投資家動向チャート

 International Institute for Strategic Studies IISS
 Chinese Military Review
 外邦図 デジタルアーカイブ - GAIHOZU Map Digital Archive
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 日露戦役写真帖
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮旅行案内記
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮港湾要覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 朝鮮群書大系
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮鉄道旅行便覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 新興産業の基礎知識
 近代デジタルライブラリー - 地方行政区域名称一覧
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮各道府面間里程表
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 最近に於ける注目すべき発明考案
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 国産機械図集
inserted by FC2 system