2014年12月の月例経済報告に見る日本経済の先行きは・・・？（3）

現在をうろうろ（649）

　2014年12月の月例経済報告に見る日本経済の先行きは・・・？（3）

　どうも、読み進んでも具体性などは全然ないみたいな感じですが？考えるネタにはなるかもしれませんから、読み進んでみますか・・・しかし、この作文をした人も、あまり面白くなかったのではないかと・・・技巧の尽くしようもないし・・・天佑を信じ、早くやれ、頑張れ・・・良い案があれば人も金も出す・・・

１．競争力強化のための投資促進、イノベーション創出等
　経済政策パッケージに定められた設備投資やベンチャー投資等を促進する減税措置に加え、我が国の国際競争力の強化に資する設備投資等やイノベーション創出を促進するための措置を講じる。さらに、日本企業の海外展開を支援するとともに、成長資金の供給に資する金融機能の強化等に取り組む。

　投資は、ビジョンに対して投資するのですから、未来のビジョンを示さなければならないのですが・・・それが政治家の仕事・・・政治屋は同じ事しか叫べないから政治屋・・・水素社会を建設とかビジョンを示しても、水素は何から作るので挫折しちゃいますから・・・そりゃ、無限のエネルギーの下ではエネルギーコンテナとしての水素は優れているが・・・前提がマズイ・・・脱原発は無理でしょうから、原発に関して・・・この道しか無いと言えないのが情けない。技術はきちんと説明すれば良いのですが・・・日本は金もエネルギーもないから原発の再稼働によって一次エネルギーの生産を増強して、どの企業に、もどの工場にも十分な電力を供給する。夜間電力による昼間電力の上限を定めるような事は無く、夏でも十分な電力を供給できるようにする。夜間電力はすべて水素などのエネルギー資源の生産に当て、水素社会を作り出す。これによって日本は天然ガスなどのエネルギー資源を購入する事は無くなる。そして、水素化学工業を起こし、空気中の二酸化炭素も含む炭素源を利用して産業に必要な基礎資源物質も生産する事で、日本は世界初の天然資源に依存する必要のない生産国になる！とかね・・・只に近いエネルギーが十分にあれば、只の土も資源になる・・・水は水素と酸素に分けられる、二酸化炭素は炭素と酸素に分けられ、炭素源にだって使える・・・電力が十分だったら、数十階建ての植物工場だって作れる・・・生産にはエネルギーが必要なのだ！・・・この道しか無い・・・とかは、妄想家は簡単に言えますが、政治屋には無理ですね・・・円安・物価上昇・紙幣の紙屑化しかないのです・・・これじゃ意気は上がらない・・・栄光の21世紀はどこへ行った・・・

　国内の充実をさせたいのか、国外への展開をさせたいのか？この文章自体に盛り込まれている内容がね・・・金は用意した、減税もあるよ。日本でやるのか？何についての国際競争力の強化をするのか？重点課題が無いから、金の流れが見えない・・・農産品を海外に売りまくるから、商社よ集まれ、農業のIT化を考えろ、農家は無制限に重点作物を生産するのだ！新規の開墾も認める、農地の改良も認める、場合によっては山も動かすとかね・・・こういった音頭を取るのが政治家ではないかと・・・独裁政権を打ち立てるための陰謀的憲法改正など、政治屋の仕事かもしれないが、政治家の仕事には思えない・・・陰謀的な国家略奪を除けばナチの政策はかなり立派なものですからね。私は若者から始める・・・若者が将来を作るからだ。その将来のため、日本の地方は先ずは基本生産である人間の糧を増産する。日本は農産品の輸出国になる！そして、都市及び臨海部は工業生産を重点的に行う、そのためにはエネルギーが必要である、エネルギーなき経済再建は不可能である！

　農産品・工業製品の販路を広げるために海外展開に関しては、国策会社を作る・・・商社の海外拠点を統合して強力な販売網を構築する。気概のある商社よ外務省とともに二人三脚で販売網を整備せよ。政府の信用で金は作る。それ以上の金を本国に還流せよ。made in japan　で世界を埋め尽くすのだ！

　まあ、こういった方向にはならないでしょうね・・・日本は日本製の武器で世界を戦争の巷にするつもりですから・・・商社は中国製の兵器を安く買いたたいて、テロリストに闇で売りさばいて、それに対抗する日本製の兵器を売りさばくとか・・・考える事が真っ黒になってるな・・・戦争道具ですからどうしても暗黒面を見てしまう・・・続きは・・・

（１）競争力強化に資する設備投資等の促進
　中小企業・小規模事業者の事業革新や新陳代謝に必要な設備投資及び地域の研究開発の基盤整備等を支援するとともに、研究開発型ベンチャー企業等の技術の実用化支援やリースによる先端設備投資支援を講じる。また、ヘルスケア施設向けの資金供給を強化するための環境整備を行う。

　中小企業に不足しているのは、金と人材・・・この2つがあれば、研究開発も投資もできる・・・金と人材が得られるようになるためには・・・安い材料に大きな付加価値をつけられる商品がある事・・・中小企業は、基本的に大きな会社からの注文で動くから・・・その注文が長く続く中で、生産方法についてのイノベーションの積み重ねで育って行く・・・中小企業の研究開発は新製品の開発というものではないような気がするが・・・新しい商品を思いついて、その実現のために小さな会社を起こすことから始めるのではないですからね。・・・これなら、うちの技術で安く作れる！そういったマッチングを行う事を考える方がよさそうな気がしますがね・・・それと、金を放り込むのではなく、金を使い方をどうするのか？ですかね・・・

　下請けにこれをやらせたいとか・・・大企業の開発力からの要請による資金援助の方がよさそうな気がするが・・・中小企業に開発を願うのは、そして、現在の生産で手いっぱいで新規投資などは・・・資金の返済の裏付けになる仕事が無ければ融資は受けられない・・・だから、雇用関連の補助金は貰いたがるが施設拡充の資金援助は受けにくいのだと思いますがね・・・

　ベンチャー企業か・・・良いアイディアは、人を動かし金を動かす事ができるんですよ・・・ベンチャーが起業するときは・・・研究開発型ベンチャー企業等の技術の実用化支援やリースによる先端設備投資支援を講じる・・・こういった物が無くても、勝手に立ちあがって業務は拡大して行くものですから・・・理由は簡単、まわりの人が夢を見るから・・・

　ああ、株価が下がってきた・・・資金が流れ込んでくるなら、そこから資金を回収しようとするので、市場の全体の規模は経済の元気度で決まるような気がしますね・・・このぐらいの価値の総体だろう・・・円で取引しているから、円安でこのぐらいの値段・・・それより高いから買わない、儲かったからどんどん売るぞ・・・ちょっと下がった、なら買いだ・・・まだ資金が流れて株価が上がったら売りだ・・・多分ね・・・

　誰かが鴨にされているのでなければ良いですが・・・どうも、証券会社ってのは変なもので・・・投資信託で利益が出たので、まとめて売って買い替えようとポチ・・・すると、予想通り電話・・・儲かってるのに何で売るんですか？大抵は損が出るようだと売るのですが・・・？笑いながら貧乏だから・・・投資の予定は？・・・安心しな、別の投資信託に乗り換える予定だから・・・不思議な会話・・・儲かっている時に売って利益確定しなくてどうするのかね？元気な時には楽にできる・・・損している時に売るのは難しい・・・

　株屋のお姉さんの気にしているのは私の金の行方ですからね・・・株屋は的確な助言をして客の資金を増やす事に資するものではないのかと・・・相場が下がれば、利益確定していなければ、それはただの夢の金額の記録にしか過ぎない・・・株屋は私の総資産の大半の売りに警戒する・・・どこかの会社に乗り換えるのかと・・・普段から、ちゃんと情報を流してくれるなら、コミュニケーションがあれば、いきなりの株屋の乗り換えなんって無いのにね・・・株屋の恐れているのは、株屋からの資金の引上げ・・・客に損をさせることは恐れていないような感じですね・・・まったく、どういった教育をしているのやら？

　ヘルスケア施設向けの資金供給だって？馬鹿じゃないかね・・・バブル期の税金対策を忘れたのかね？中小企業だって儲けが出れば自前の保養施設を持つし、個人だって別荘を持つんだからね・・・先ずは、足元の景気さえよければそんな物に金を使う必要はない・・・勝手にヘルスケア施設なんって生えてくる・・・金周りが良くなれば、みんな健康になっちゃう・・・経済が悪くて死にそうな気分になるから・・・健康に気を使う事になるのではないかとね・・・金周りが良ければ・・・無理しても不健康な事に金を使うようになる・・・経済は良い子の作文では上手くいかない・・・それと、サービスは基本的に利益率が低すぎるのが難点・・・マクロ経済学の問題点はこのあたりにあるような気がしてね・・・このあたりで一旦切るか・・・

2014.12.23