現在をうろうろ(541)

 どうせ、中国は恐るるに足らずとかやってるのだろが・・・?

 日中首脳会談の報道内容が・・・日本は横並びで、しかも遅い・・・新華社は早々と報道していますが・・・この差は何?新華社は独自のルートで日中首脳会談の内容を手に入れたのか?どうも、よくわからない・・・新華社の報道でも無難な線だと思われるが・・・習近平は、日本の安倍晋三首相と会談 というわけで、新華社の記事を中国国務院で発表に使っていますね。従って、早い時点での公表が為されているけど、日本の報道機関はそれを報道していない事になりますね・・・中華人民共和国中央人民政府 ここでのものですね・・・

 日本の報道の速報性はどうなっているのやら・・・今回の報道はいつになるのか?欧米でも新華社の報道を引用したものが15時を過ぎると出回り始めましたが・・・日本報道では詳報は現れてきませんね・・・ロイターの英語版の方が日本語版より情報が速いのか・・・

 産経の報道を見落としていました・・・13時4分・・・首相は会談終了後、北京市内のホテルで記者団に、首脳会談が実現したことについて「日中関係が戦略的互恵関係の原点に立ち戻って関係を改善させていく第一歩となった」と述べた。偶発的衝突を避けるための日中防衛当局間の「海上連絡メカニズム」に関しては「具体的な事務的作業に入ることになった」と強調した。・・・・つまり、これだけだったので記事にできないとの判断ですかね?

 気になるのは・・・これでは、事前合意に基づくものですね・・・20分程度で話せる内容は大したものはないでしょうが・・・さて、どんな話をしたやら・・・

 さて・・・中国の軍備からすると、現状で戦争など仕掛ける気はないと思われますね・・・例えば、日米と戦うとすると・・・どうするかな?あの軍備で・・・海外に艦隊をサポートする拠点を持ちませんから、宣戦布告をしたり、受けたりした場合は・・・とりあえず軍の即応体制をあげていつでも戦争ができる状態まで引上げ・・・東シナ海・南シナ海のシーレーン防衛と、戦争当事国の艦艇の排除・・・海上封鎖を行う事になると思いますね・・・これで、日本は数カ月の命・・・多分、これが最も安上がりな戦争ですかね・・・中国沿岸の空軍基地の制空権の下での警戒警備で十分ですから・・・原潜が多分、太平洋に進出するぐらいでは?アメリカを巻き込んでの戦争になってもASEAN諸国はあまり動きそうもない気がしますからね・・・日本の生命線はこの状況下では・・・北米航路ですから・・・走る船があったとして・・・そうなると、中国はこれの切断を図るから・・・銚子の北東あたりからアリューシャン列島方面への攻撃型原潜の派遣ですかね?いや・・・日本船籍の船は世界に殆ど無いから、無制限潜水艦作戦を行うわけにいかないから・・・空母の持つ制空下での臨検・拿捕か・・・中国にとっては艦隊運用が要になるか?打って出る戦術などは絶対に行わないと思いますがね・・・

 それも、補給が面倒ですから・・・やはり、潜水艦による東京湾・紀伊水道・豊後水道の機雷封鎖ですかね・・・後は待てばよい・・・

 近頃の戦争は領土問題での戦争が絶滅状態なんでね・・・政治の手段としての戦争となると、なるべく自国の経済に負担がかからないように行うのが無難な線で、戦争は大量の物資の無駄遣いに過ぎないと私は思うのでね・・・どうも、産経新聞を眺めていると、威勢の良い戦争論が現れてくるのでね・・・中国は日米と戦争するか スケープゴートは日本 尖閣に手を出す可能性は「ある」 ・・・こんなのを見るとね・・・武力を使わない宣戦布告というのも選択肢に入れる必要がありますからね・・・しかし・・・なぜ500年間の戦争のパターンを分析するかね?これが納得できない・・・現在の国際社会、特に欧州に関しては1975年のヘルシンキ宣言で縛られていることを忘れている・・・領土拡張のための戦争を放棄した欧州・旧ソ連ですからね・・・従って、領土拡張を唱える事は、この欧州・旧ソ連邦の国々はあの馬鹿は何やってる・・・でおしまい・・・当然米国もそっぽを向くわけですね・・・核保有国の連携は強いので、中国が領土拡張の野望を持つ事は無い・・・尖閣諸島は、単なる外交カードの一枚に過ぎない・・・

 日本的な戦争観は・・・日本が戦争する場合は、相手国は日本が保有する兵器と同種の兵器で攻撃してくるものと思っている・・・潜水艦は通常型なら世界一・・・だから負けない・・・しかし、格の違う原潜というものに対しても勝てると信じちゃう・・・おめでたい頭で考えるわけです・・・常に考えるのは対等での戦術レベルの話が中心ですね。従って国力10分の1でも勝てると信じるわけです。従って・・・第二次世界大戦のやり直し的な発想で戦争を語り始める・・・

 戦争を開始するときに、圧倒的な差があっても・・・何故か、恐るるに足らずの話になる・・・というか、そちらへ誘導してしまう・・・

 米国の空母は原子力で動くため航続距離も長いから、距離が離れても制空力を持ち続けるから、制圧力は本土から離れてもほとんど下がらないと言い出す・・・本当かね?高々90機程度の航空機ですからね・・・食料も燃料も補給がなければその活動は制限される・・・原子炉は動いていますが、航空燃料が残り少なくなりました・・・食べ物もないです・・・常に、自分の都合が良い場所での戦闘の話が好きなんでね・・・私なんかは、戦うのが面倒なので、経済封鎖ができるならそれで勝ちを収めたいと思いますし・・・そもそも、米中は大陸間弾道弾を持つ核保有国ですから、米中の直接対決はありえない・・・自国の権益は、米中二国の間に存在する国々の中で守ればよい・・・直接の干矛を交えるわけ無いじゃん・・・どうも、日本は劇画調の派手な立ち回りが好きなんで、直ぐに直接対決のパターンを語りたがる・・・

 しかし、1975年のヘルシンキ宣言の結果、領土紛争を戦争で解決できないから・・・内乱を利用して国を引き裂いて自国の経済圏の中に組み込むのが流行っているというのに・・・

 恐るるに足らず・・・今の戦争ではミサイルが重要というのは分かるが・・・中国は沿岸、陸上に数多くのミサイルを保有するが、中国が飛ばせるミサイルの距離はせいぜい600キロ。日本周辺で比較すると、米国の方が上だ・・・となってしまう・・・不思議な論理、600km根拠は?多分・・・日本には届かない距離だから・・・中国のミサイルの射程は・・・月にも至りますからね・・・どうも、直ぐにお手盛りの数字が出てくる・・・軍拡のコストは安いのか?平和を模索する方がもっと安く・・・経済封鎖に耐えられる国・・・即ち友好国の多い国が周辺に山ほどなければならないが・・・日本は経済封鎖に耐えられる国なのか?それは無いから・・・生きる道は平和しかない・・・論理的帰結・・・なんで戦争がこうも好きなのやら?不思議なお国柄・・・

 多分・・・恐るるに足らずとやっているから、余計な外交カードをばら撒いて帰って来るような?大いに恐れるべきだと・・・その方が余計な心配が少なくなるから楽なのに・・・最悪を想定するのが嫌いなだけなんだろうけど・・・理由は、対抗策を考えるのが面倒なのか、知恵が足りないから避けるのではないかと、妄想しますがね・・・最後は子供じみたひと暴れで、現実を思い知る・・・幼いのかね?気になります・・・

2014.11.11

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

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