現在をうろうろ(529)

 成長戦略で、明るい日本に!の中身はあるのか・・・? その(13)

 最新研究はなかなか面白いですね・・・次は何かな?・・・次世代海洋資源調査技術・・・ふむふむ・・・何をするのやら?海のジパング計画か・・・研究内容は・・・

海洋資源の成因に関する科学的研究 ・・・海洋資源の試料採取・分析により、海底下の鉱物・鉱床の成因を解明する。
海洋資源調査技術の開発・・・海底下鉱物資源の情報等を現在の数倍以上効率良く取得するシステムを開発する。
生態系の実態調査と長期監視技術の開発 ・・・生態系変動予測手法とともに、長期にわたり継続的に環境影響を監視する技術を開発する。

 ふむ、目標は・・・海洋資源調査産業の創出を行い、低コスト、高効率、迅速、安定的な調査技術・ノウハウの確立と、この手法をグローバルスタンダードとして調査システムによる調査案件の受注を目指す。安上がりな国際標準と認められる調査元締め会社を作るための研究ですね。まさか武装強行調査船とか作るのかね?というのは冗談ですが・・・

 技術的目標として掲げているのは・・・海底熱水鉱床を始めとした海洋鉱物資源を低コストかつ短期間に広い範囲を調査する技術の実現ですね。1日当たりの調査可能面積を5倍にしたい・・・経費は5分の1という事ですかね?そして、2018年度までに、世界標準となる海洋資源調査産業を設立させるのか・・・今まで行ってきた海洋調査のパッケージ化ですかね?ここほれワンワン・・・に近いな・・・世界を相手にした調査商売・・・対象国は、海洋開発技術を有しない国々で、鉱区の設定と・・・領海の申請なども行うとか・・・例の国連の大陸棚限界委員会への申請・・・

 高速の遠隔操作無人探査機や自律型無人潜水機・・・安価で高速な自律型無人潜水機ってのは面白いですね・・・燃料電池とかの研究もあるでしょうし・・・長時間の高出力・・・結局のところ、何でもエネルギー源の問題に行きつく事になりますね・・・海洋石油工程股イ分有限公司 競争相手としてかなり手強いでしょうね・・・石油採掘屋ですから・・・基本的に海底油田関連の会社と繋がりがありますから・・・この会社の施設は一通り衛星写真で眺めていますからね・・・基本は沿岸でしょうから・・・深い海での調査なら勝ち目があるが・・・探査技術+採掘技術ですかね・・・数千mの深海に油田があるとか・・・中国には沢山の石油プラットフォームがありますから・・・気配があるとあれで探査を始めちゃいますからね・・・

 さて、他には何が盛り込まれているやら?・・・一般的な海洋調査の手法ですね・・・同時に何台も運用して、短期間に膨大なデータを得ることを目標にしていますね・・・ちょっと気になるのは・・・

C衛星を活用した高速通信技術の開発
@)実施内容
海洋資源調査データの海上から陸上への伝送や無人探査機の遠隔操作等に必要な画像を含む大容量のデータ伝送のために、調査船、ASV、陸上の調査拠点を高速通信でネットワーク化する海洋高速衛星通信技術の研究開発を実施する。 これを用いて複数の AUV を同時運用可能とし、より広い海域を一度に調査することにより、海洋資源調査の飛躍的な高速化実現に貢献する。また、開発した衛星通信装置を調査船にも搭載することにより、ROV の陸上拠点からの遠隔操作、海上からのインターネット接続等の利用が可能になり、海洋資源調査の高度化にも資する。(A「AUV 複数運用手法等の研究開発」B.高性能システム、B「ROV による高効率海中作業システムの開発」と連携。)
A)研究の最終目標
研究開発の最終目標は、ASV で運用可能、10Mbps 級の高速通信が可能な高速衛星通信装置の開発。現状では、想定される ASV への搭載条件(検討中であり見込み)で利用できる衛星通信サービスの通信速度は 500kbps 程度(海上から陸上)しかない。

 ふ〜ん・・・JAXA 超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS) この手の通信衛星を使うような?エネルギー源と通信が焦点になるような感じですね・・・そして、作業の標準化・・・そして、企業化ができて、中国あたりから注文が取れるようだと凄いが・・・一応、企業化以外は既存の研究の延長線上にあるようですから・・・

 さて、次の戦略的イノベーション創造プログラムは・・・自動走行システム・・・長距離トラックのドライバーを失業に追い込むシステムですね。自動宅配システムとか・・・そのうちできるかもしれない・・・近頃は宅配業界が沢山の人員をかき集めていますからね・・・自動配車ができるのなら・・・タクシーだって不要・・・自家用車ではなく、必要な時に来てもらうとか・・・自宅近くに車庫を置く必要が無くても良いぐらいまでに自動運転ができるようになれば凄いのですがね・・・ここまでできれば、確かにイノベーションです・・・

 多分、高速道路の専用レーンを走る大型長距離トラックなどが面白いかもしれませんが・・・ただ、休みなしで走れて・・・人より早く着く位のものでないと面白くないかもしれませんがね・・・人間の方が速いじゃないかでは普及しにくい・・・一般道は運転アシスト程度になるのかな・・・登録された真っ当な道路ならどこでも・・・そこまでなるか?

 さて・・・この戦略的イノベーション創造プログラム(SIP:エスアイピー) - 科学技術政策 - 内閣府 このSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)課題一覧で示されているものからすると・・・技術面だけですね・・・実際に自動運転にするための法整備関連はなさそうです。まあ、内閣府がその辺は適当にやるのかもしれませんが・・・事故の場合の法的責任とか法律がカバーする部分の問題ですね・・・テロ対策も・・・どうも、技術ばかりを先行させるような感じですからね・・・どこまでできるのか・・・技術的には可能ですが・・・運転の楽しみは小さくなるような・・・私のような目的地無いドライブをする者にとってはね・・・まあ、幹線道路を北へ・・・とか・・・でも、絶対機械は広い道をを通ろうとするから・・・利用する道が限定されるでしょうからね・・・かなり細かく予定を立てて指示し続ける事になるのか・・・まあ、IT技術の成果として・・・お勧めのドライブコース、マニアックな風景が楽しめるとか・・・そういったコース情報をランダムにつないで走るとかも面白いかもしれません・・・結局は、そういったドライブの楽しみを感じさせるものへと発展して行くことは予想できますが・・・

 酒を飲んでも帰れるようなシステムなら凄いけど・・・どうなるやら?次は何かね?・・・インフラ維持管理・更新・マネジメント技術・・・なんだか、シムシティーを思い出しますね・・・こりゃ、次回だね・・・

2014.11.06

  

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