現在をうろうろ(5285)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮の興南から見る北朝鮮の化学工業は・・・?(1)→この最初へ

 さて、幼い普ちゃんのポチ国経済も何だか危なそうな雰囲気だし・・・只でなくとも、輸出が伸びない中で輸出制限をしようとかね・・・なんだか、非常に高価な選挙対策になりそうな気がするが・・・嫌いだから仕方ないか・・・

 しかし、何を考えているのやら・・・?さて、北朝鮮の化学工業は随分と戦前とは様変わりしている事が分かりますね・・・1945年の米陸軍の1万分の1の市街地図を眺めているのですが・・・どうやら、大日本帝国の地図を英訳したような感じですね・・・

 だって・・・地図記号が・・・左の様な奴ですからね・・・逓信省のマークなどで郵便局が・・・比較的見慣れた地図記号で記された地図ですがね・・・これの興南地区の地図を眺めて悩むわけです・・・日本の地図を使ったと書いてありますね・・・

 日窒の工場に関しては企業の情報で構築したようですから1937年当時の様子のようですね・・・マグネシウム工場とアルミニウム工場などは不明ということで・・・諜報活動の結果で位置を示してありますが・・・なんとなくという感じですね・・・

 一応、配置図があるので、現在の工場と比較する事が可能ですが・・・

 生産設備のベースになっているもの自体が既に大きく変化していて・・・幼い普ちゃんのポチ国内の、未だに戦前の施設を使っているとか・・・そういったものでは既に無い事が分かりますね・・・一応は、朝鮮窒素本社の建物は未だに健在とか、そういったものは結構残っていますね・・・

 使っていないけれども、50mプールの遺構があったりとね・・・なかなか興味深いものです・・・この地図は・・・Korea City Plans - Perry-Castaneda Map Collection - UT Library Online ここのものですね・・・

 さて、工場の概要は・・・日本窒素事業概要 - 国立国会図書館デジタルコレクション これを眺めながらですね・・・

 朝鮮窒素の本社の建物はこの本では左のようなもので・・・39°50'23.7N 127°37'08.9E - Google マップ ここに現存・・・ただ、ペンキで塗られて可愛くなっていますがね・・・

 日帝残滓が北朝鮮にはたくさん残っていて興味深いですがね・・・

 一応、こういった残滓も面白い・・・福利厚生施設は結構現存していますね・・・

 朝鮮窒素興南工場の社員倶楽部は・・・

 左のようなもので・・・39°50'21.8N 127°36'59.2E - Google マップ ここに現存していますね。残念ながら、本社の隣の供給所の裏にあった武徳殿は消滅ですね・・・

 洋風建築は残されたが・・・

 流石に・・・右のような武徳殿は残さなかったという事のようですね。福利厚生施設では・・・どうやら、パターゴルフ場・スキー場・プールなどがあったようですが・・・プールは39°50'27.8N 127°36'54.6E - Google マップ ここに現存・・・使用されてはいないようですね。あと、会社の寮なども多くは現存しています・・・そして、社員住宅もそれなりに使われていますね・・・

 さて、主力工場ですが・・・

 左の写真の39°50'23.2N 127°37'21.0E - Google マップ 上の大きな赤い四角で囲まれたところが、旧電解工場で、水を電気分解して水素を製造していた場所ですね。

 右のような電解槽が並んでいたわけで、これによって水素が製造されていたわけです。そして下の四角で囲んだ部分がアンモニア合成工場です・・・

 二つの四角の間の青く塗られたタンク群がアンモニア合成の原料となる水素と窒素の貯蔵タンクで、どうやら・・・このタンク群は現役と思われます・・・

 かつてのアンモニア工場の中は・・・右の様であったのですが、現在は屋根も無く装置類は撤去されていますね・・・

 このアンモニア合成工場などは働いていないわけですが・・・タンクは現役ね。ちょっと変遷が分からないと現況がつかめない・・・

 左が2007年の状態で、A・Bには肥料貯蔵倉庫があったのですが更地へと・・・

 Bは何かの生産施設へ移行、Cはかつては液体空気の製造と分留をやっていたようですね。つまり、酸素と窒素の製造・・・この窒素と水素を反応させてNH3を製造していたわけです。

 AとEの間の更地には、かつては硫酸工場がありDには硝酸工場とリン酸工場があって、Eの2つの建物が魚油とグリセリン工場であったようです。

 そして、Eの南に過リン酸工場があったとされています。製造された硫酸とアンモニアを反応させて硫安を製造というわけですね・・・硫酸は、かつては黄鉄鉱のような硫化鉄の鉱石を焙焼して二酸化硫黄を発生させて、こいつを水に吸収させて硫酸を製造していたわけですね・・・リン酸工場は、どうやら・・・リン鉱石にコークス、珪砂、鉄くずを混合して熱風炉で焼いて五酸化二リンを製造してこいつと水を反応させてリン酸を製造ですかね?

 このリン酸とアンモニアを反応させてリン酸アンモニウムを製造・・・他には、カーバイドを窒化窯で空気中の窒素と反応させて石灰窒素とか・・・硫安を苛性ソーダの製造で出た塩素と反応させて塩安にするとか・・・色々とやっているわけですね。

 Eの魚油・グリセリン工場は・・・ダイナマイトの原料の製造用ですね。イワシからとったイワシ油を生成して、これをニッケル触媒に触れさせて水素と反応させて硬化油を作り・・・まあ、マーガリンのような奴ね。これを加水分解して、グリセリンと脂肪酸に分解・・・脂肪酸は精製して様々な用途に・・・水酸化ナトリウムとで石鹸製造とかね。

 そうだ・・・石灰窒素の原料のカーバイドは日窒本宮工場で製造・・・これは、39°51'12.1N 127°34'52.2E - Google マップ ここにあったようですね・・・後に作られた奴かね?米軍の地図だと・・・39°50'45.1N 127°35'16.8E - Google マップ この辺りになっているがね・・・?

 右の様な工場が近くにあって、ここで作ったカーバイドを窒化炉で石灰窒素へ・・・主体肥料って奴ね。米軍の地図と変電所の位置が一致しているようですから・・・ここにあったが、生産施設の改変があったようですね・・・

 工場の北西側は日窒燃料工業龍興工場が作れれて大きく拡大されていたようですからね・・・

 ついでに、お間抜けな38Northの連中が化学兵器関連で騒いだ貯水地ね・・・39°50'39.8N 127°34'37.6E - Google マップ ここで取水して、

 左のようにポンプアップして・・・工場や街の水源として利用したようですね・・・

 一応は、米陸軍の地図にも揚水機場が入っているのでね・・・そして、ここから配水池へ・・・配水池は39°50'50.6N 127°37'27.7E - Google マップ ここの地下タンクですね・・・ここからのパイプラインの意味がやっと分かったという感じですね・・・

 これで、工場用水の方はOKかね・・・調整池だったのだろうとね・・・38Northの連中は古い資料などのチェックなどはほとんどしていない事だけは確実だね・・・奴らは、都市システムとか考えていないのかね?

 随分と長くなったよ・・・もう1730じゃん・・・一旦切って、何かお茶でも・・・誰か来た、帰った・・・アップロードして寝る!

2019.07.13

    

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