現在をうろうろ(5235)
日本貧窮者経済新聞
 米国が経済制裁をしまくっているが・・・その根源は何・・・?

 米国は制裁を連発して、この世界をどのようにしたいのかね・・・?ただ、米ドルの国際通貨としての価値を下げたいのか?なんだか良く分からない・・・なんとなく、あまり頭の良い奴らの政策ではないような雰囲気がね。

 貿易赤字ってのは何だろうね?米国の紙幣は、連邦準備銀行の借用証ね・・・1ドル紙幣は、連邦準備銀行が私から1ドル借りましたという奴ね・・・昔は兌換紙幣でしたから、持ってくれば正貨の1ドル銀貨に換えますということになるかね・・・米ドルは金銀の複本位制でしたからね。米国は昔は貧乏でしたから、南北戦争の戦費をひねり出すためにリンカーンがアメリカ財務省に借用証を発行させた・・・これが、今の米ドル紙幣の元でしたっけ・・・独立戦争期にも紙幣は発行されたのですが・・・これは、独立戦争が終わるころには紙くず・・・大量に発行された上に、英国が偽札を大量に投入・・・減価してくれたので、事実上の不良債権処理ができちゃった・・・預金封鎖と新円切替のような奴ね・・・この時発行された紙幣がEarly American currency - Wikipedia この辺りにありますね。Continental currency とかね。

 左のような奴ね・・・これにシリアルナンバーとサインを入れればOKね・・・これなら、偽札は簡単に作れるね・・・3分の1ドル?こいつで、兵士の給料などを払うわけですね・・・

 リンカーンが大統領になって、南部が離脱するというので、紙幣が・・・兵士の給料を支払うために無利子の借用証を発行することになります。ただ、法律が部門のトップのサインを要求していて・・・代理として70人の女性が集められ・・・代筆のサインして大量生産ね・・・

 右の紙幣下中央の2つのサインね。借用証なので・・・ただ、こいつは米国が貧乏だったので、償還できなくて・・・そのまま法貨へと・・・

 いずれにせよ、金銀複本位制の本位貨が不足するので・・・取引の円滑化には紙幣が必要になるのでね・・・ちょうど、日本だと藩札などがそういったものの役割を担い、銅貨で言うと、1文銭の8倍程度の重さの天保銭が100文相当とかで流通したわけでね・・・実際には80文程度・・・これって、税金を払うときは100文だったのかね?と、ちょっと気になっているのでね・・・

 右の奴ね・・・明治の御代になると天保銭は重さで買い上げで新貨へ・・・米ドルは、借用書の系譜にあるわけね・・・国の信用で流通させているというわけね・・・トランプ君は借用書が国外に大量に流れているのを憂慮かね・・・?この辺りは、あまり詳しくないので、慌てて調べていますが・・・時間がかかるね。

 米国政府の借用証書がドル札なわけね。ただ、管理通貨制だからドル札は政府の信用で回っていて・・・不換紙幣だから・・・税金として米国政府に納めると、そのサイクルが終わることになるのかね・・・?そうなると、貿易収支より財政収支の問題じゃないかね?と・・・形式的に考えちゃいますがね。

 そうか・・・双子の赤字じゃン・・・日本経済新聞 電子版 米財政赤字、1兆ドル突破へ 長期金利に上昇圧力 20年度試算、「双子の赤字」拡大へ

18会計年度(17年10月〜18年9月)の財政収支は赤字額が前年度比17%増の7790億ドル(約87兆円)に膨らんだ。連邦法人税率を35%から21%に引き下げた影響で、法人税収は前年度比22%も減少した。

トランプ米政権は法人税率を大幅に引き下げても、企業業績の回復で一定の税収を確保できると主張してきた。米経済は4〜6月期の実質成長率が4%台に高まって企業業績も好調だが、それでも法人部門の大幅な税収減は避けられなかった。

大型減税は18会計年度の途中の18年1月から始まっており、減税による歳入減は19会計年度以降さらに大きくなる。超党派で構成する米議会予算局(CBO)の予測では、19年度の財政赤字は9800億ドル、20年度には1兆80億ドルと大台を突破する。財政赤字が1兆ドルを超えるのはリーマン・ショックの直後を除いて例がなく、税収が増えやすい好況時に財政収支がこれだけ悪化するのは極めて異例だ。


 何だか米中貿易戦争は単純に財政赤字を埋めるための打ち出の小槌かね?とりあえず税収として確保したい金額の見当がついた気がするが・・・関税は間接消費税だよね?購入する米国民が負担するね・・・安全保障とか色々と絡めて無理やりですからね・・・?米中貿易戦争 - Wikipedia ふむ・・・

2018年の動き:追加関税措置発動後、貿易戦争の開戦と停戦
・7月6日 - アメリカが中国から輸入される818品目に対して340億ドル規模の追加関税措置を発表。当初のリストからテレビなどの515品目を除いた。中国も同規模の報復関税を発動し、「史上最大の貿易戦争を仕掛けた」と非難した。
・7月10日 - アメリカは中国の報復関税に対する追加措置として、中国からの衣料品や食料品など6,031品目に対し2,000億ドル規模の追加関税を検討することを発表。リストアップされた品目には、近年アメリカに輸入されていないものも含まれており、課税対象品目は上限に達しているものと考えられている。

 どうも、関税は間接消費税で米国民の負担になるという事実を誤魔化すために勇ましい事を言って、米国民から間接消費税を毟って、法人減税による減少分を補填しているような感じじゃん・・・米国の貿易赤字は、実質的に米ドルという商品の輸出じゃないかね?貿易赤字は、それだけ米国外でドルが必要とされている・・・だから、米ドルが高騰しただけの話のような気がするが・・・ドル安で貿易赤字が増えるのとは違うわけでね。

 だから、貿易赤字の問題ではなく・・・財政赤字の問題で、論点のすり替えをやって関税=間接消費税を取ることで、財政赤字を補填・・・ついでに、米国内に製造拠点を戻す事を叫んでいる・・・じゃあ、法人税の引き下げを行って、海外で稼いだ金を本国に戻しやすくして・・・この分で庶民に流れた金を、関税という間接消費税で回収して、法人税の引き下げと本国への資金の還流で・・・国内での製造業を回復させることで・・・貿易赤字の長期的な改善をということかね?そして、ついでに戦争を・・・これで、湾岸戦争の時のような、戦費負担の受け取りのような移転収支による貿易外収支を改善して・・・一気に米国の再生かね?

 なんとなくMMTの背景には、国際通貨としての米ドルの存在があるとか?米国政府の信用もあるが決済通貨としての需要が米国政府の信用を越えて存在するからOK・・・有効需要に支えられた米ドルということね。米国債を買って米国に米ドルを発行させている・・・幼い普ちゃんのポチ国債が海外での需要は大きければ円も国の信用を越えて発行できるだろうが・・・

 残念ながら、日本国債を外貨準備として買っている国ってあるのかね・・・?だから、幼い普ちゃんのポチ国ではMMTは働かないじゃん・・・有効需要に対しての借金ではなく、無効需要のための借金で粉飾経済にしか見えないのでね・・・

 こうやって考えると、米国の経済政策は・・・なかなか巧妙じゃん?関税で中国を制裁!とか言っているが・・・関税を納めるのは米国民でしょうから・・・法人税での減少分を関税という間接消費税で回収・・・これによって、強制的に物価が上昇するからインフレが拡大ね・・・

 米ドル札が借用証文と考えて、こんな結論か・・・ん!随分遊んだね・・・しかし、こいつを精密化すると修士論文ぐらいにはなるかね?大きな穴が無ければの話ですがね。細かい所は検証していないのでね。今朝は自宅へ行って、昼寝をして・・・ああ、よく遊んだ!おやつにするか・・・

2019.06.29

        

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