現在をうろうろ（5229） 北朝鮮の漁船による亡命事件は・・・？（2）→この最初へ さて、前回の続き・・・北漁船亡命：燃料は？ 民間人なの？ 木造漁船に深まる疑惑の数々-Chosun online 朝鮮日報 これですね。しかし、鏡城（咸鏡北道）−三陟間を航行するのに1000リットルの軽油が必要ってね。大和堆へ往復するだけで2000リットルも必要だったら・・・ドラム缶1本が200リットルですから、ドラム缶10本分だよ。こんなので大和堆あたりへ沢山の北朝鮮漁船が出ているとなると、北朝鮮では軽油が潤沢にあることになっちゃうからね・・・レーダーの電源車を1日動かしてドラム缶数本・・・・・・B-1が今世紀では最も北の空域を飛行・・・これに対して、北朝鮮が反応しなかったので、こんな燃料も無いとか言われていましたね・・・B-1が帰りに領空侵犯でもしていたらミサイルが飛んで面白かったのにね・・・【動画あり】「大和堆」に今年も北朝鮮漁船 海保が取り締まり状況公表 - 産経ニュース 日本の排他的経済水域（ＥＥＺ）にある日本海の好漁場「大和堆（やまとたい）」周辺で違法操業する北朝鮮漁船に対応している海上保安庁は１４日、５月下旬からの取り締まり状況を公表した。 海保によると１４日現在、ＥＥＺに侵入するなどした延べ３１８隻に退去警告を実施。昨年同期は延べ３３０隻だった。また、ＥＥＺから退去させるため延べ５０隻に放水。昨年同期は同９９隻で、いずれも減少した。 5月下旬から6月14日までで300隻も来ているなら・・・ドラム缶3000本分だよ・・・しかし、あの船じゃこんなに積めないという事は低速で燃費が良いのでしょうね・・・日本の昔の漁船も100リットルも積んでいなかったような気がしますがね・・・ （2）船員らは本当に民間人なのか 韓国政府は、亡命当日（15日）に第1次合同情報調査を実施した。統一部（省に相当）は、16日午前にこの調査結果の通報を受け、同日午後にすぐさま南北共同連絡事務所を通して北朝鮮側へ船員二人の送還を通知し、18日に送り返した。1次調査で帰還の意思を示した二人の船員を「民間人」と規定した後、速やかに北へ送ったのだ。韓国軍関係者は「1回の調査と一方的な話だけで民間人だと判断し、北へ送り返したということ。だが、幾つかの状況や服装などからみて、一般の漁業者ではないかもしれないという疑いは十分にある」と語った。二人の船員が金銭的な利益を得て二人の亡命を助けてやったのか、さもなくば別の意図を持っていたのかは、ミステリーとして残ることになった。 帰りたいって・・・それなら返せばよいのでは？だって、工作員だとしても秘密裏に入国できなければ意味がないわけでね・・・工作員で上陸に失敗して返されたら・・・？日々反省文と辛い労働になるのでしょうから、わざわざ手元に置く必要は無いでしょうからね・・・どうせ、簡単に捕まるようでは大した情報は持っていないでしょうしね・・・重要な情報を持っているのであれば、捕まらないように努力するでしょうからね・・・だから、民間人と判断しても良いのではないかね・・・？ 細かい事を詮索しないで返すのが良いのでしょうね・・・亡命者の方はしばらくは監視下に置かないとね・・・それだけの話じゃないかね・・・？ 一部では、人民服・戦闘服に見える亡命の服装を巡り「軍人説」「スパイ説」なども提起された。だが韓国軍は、細かな理由を明かさないまま「民間人で間違いない」と主張するばかりだ。国情院は、国会情報委への報告で「古い戦闘服を着ていたのは間違いないが、軍事訓練は受けていないと判断した。体つき、体格、肩の筋肉の発達状態、動作などから、戦闘訓練を受けたことがある人間かそうでないかを識別する技術がある」と説明した。韓国軍の関係者は「北朝鮮では漁業者と軍人の境界があいまいなケースもあり、漁業者が軍服を着ているケースもある」と語った。 北朝鮮では軍服は生地も仕立ても良いから引っ張りだこなのでは？兵士も売ってしまい、軍服を着用せずに作業をしているとか・・・あり得ない報道をやっていたりしますからね・・・昔の東京の安月給の警官は、制服は生地が支給されるから・・・古い制服を長持ちさせて、この生地を売って小遣い銭にしていたりしていましたからね・・・この手の手口で・・・軍服が民間に多く流通しているという事なのでしょうね・・・それに、予備役制もあるから・・・家には普通に軍服や事業服があるのでは・・・？国民皆兵でしょうからね・・・階級章などのマークが付いていない古い戦闘服では民間人と判断するしかないわけでしょうね・・・拷問にでもかけて口を割らすのかね？民間人を拷問にかけても民間人と言い張るし、工作員を拷問にかけても民間人と言い張るでしょうから・・・どうやって判断する？それだけの話しでしょうね・・・ 北朝鮮は軍が水産業を行っていますからね・・・日々魚と戦争をやっているのでね・・・北朝鮮の衛星画像を眺めるようになって、海軍の営庭に不審なものがあって・・・だって、漁網にしか見えなくてね・・・海軍部隊が漁労をやるんだと・・・ちょっと驚きましたからね。陸軍は農園を経営しているし・・・加工場なども経営していますからね・・・ （3）漁労作業を行ったのは間違いないか 北朝鮮の木造漁船は三陟入港当時、漁労用の道具は別段備えていなかったといわれている。最初の通報者は「船の中に網が一つだけあったが、ほぼ新品で使った形跡はなく、奇妙だった」と語った。国情院は、この点について「国立科学捜査研究院に分析を依頼したGPS（衛星利用測位システム）に残っていた跡から見るに、漁労活動を行っていたのは間違いなさそう」と説明した。また韓国軍は「最近はイカ漁のシーズンなので、東海岸での北朝鮮漁船の操業は多かった」という。しかし漁業者らは「沖で使うイカ漁用の網ではなかった」「イカを取ったら（イカの）墨で船がひどいありさまになるのに、きれいすぎる」と指摘した。 ふむ、漁船もGPSを積んでいるのか・・・？まあ、ソマリアの海賊もGPSで荒らしまわっていましたっけ・・・ソマリアの漁師はビクトリア湖の漁師から漁業を習ったので沿岸での活動だけだったのがね。GPS搭載だと地文航法などをしなくて良いわけだから・・・簡単だね。沿岸での漁労だったのでは？鏡城湾沖なら、5・6月なら鰮漁じゃないかね？鰤漁とか・・・咸北要覧 附間島琿春 - 国立国会図書館デジタルコレクション 69コマ 重要漁獲物一覧表・・・これを見るとね。イワシやブリなど・・・イカにこだわる必要は無いのでは？それに、亡命するつもりなら・・・形だけの漁労じゃないかね？ それに、燃料をそれほど積んでいないわけですからね・・・積み荷が重ければ燃料をそれだけ食うし・・・ （4）出港日はいつなのか 北朝鮮漁船の出港日もはっきりしない。韓国軍は、19日のブリーフィングで「9日に咸鏡北道鏡城を出港した」と説明したが、海警の最初の状況報告書には「北朝鮮の木造船の船員らは5日に出港した」と記されている。韓国軍関係者は「最初の供述より、合同調査の結論の方がもう少し事実に近いと思える」と語った。 これは・・・鏡城を5日に出港、別の港にでも1回入っているのでは？最初の状況報告書は聞き取りでしょうからね・・・3日ほどの漁労を鏡城沖で行い、9日に出奔・・・GPSの解析結果の反映じゃないのかね？ 詳細は、そのうち分かってくるかもしれないしね・・・しかし1000リットルも燃料が必要かね28馬力のエンジンでしょ？全速などで走ったら燃費が悪くなるからね・・・数ノットならフルスロットルの10分の1以下の燃料消費でしょうからね・・・全速で16ノットで25時間、4ノットで100時間・・・半分以下の燃料で着くね・・・大和堆への出漁と変わらないから・・・大和堆へはどんな風に出漁しているのかね？ドラム缶10本分の燃料とは思えないしね・・・ 戦前の30馬力クラスのエンジンで、全力で1時間当たり10リットルほどの燃料消費でしたね・・・昔の漁船は5ノット程度しか出していなかったしね・・・ あとは、こういった2ｍぐらいの高さの漁船が巡視船の20ｍぐらいの高さからで、地球が丸いので電波で24ｋｍ程、目視で12ｋｍ程度しか確認できないというだけの話しね・・・高い所からの電波では波のエコーで判別できない・・・偵察機での目視識別になるのでしょうが・・・ 国情院の報告を受けた国会情報委の委員らも、漁船に乗っていた船員について話が食い違っている。一部の委員は「ソウルに暮らしている脱北者のおばを訪ねた船員が、逆に北へ戻っていった」と語った。だが別の委員は「脱北したおばを訪ねた船員は20代の亡命者で、今回（韓国に）残った」と語った。 報告書が複数あるからじゃないかね？それと・・・戦争の終結のためでもあるだろうね。既に、半ば終戦モードですからね・・・それより、どうも米国を封じ込めた方が良さそうな雰囲気もあるから・・・このまま行くと、米国包囲網の構築が行われるのではないかとね・・・韓国にも、朝鮮戦争の終結に反対している連中が沢山いるのかもしれないがね。 単に、警戒が甘いと騒ぎたいような感じですかね・・・沖合で待機して早朝に入港・・・監視体制が甘い事による恐怖かね？早く戦争を終わらせれば良いだけの話なのに・・・米国務省と議会が納得しないという事なのでしょうね・・・  左のような船で来たのか・・・これでは探知が困難では・・・イカ釣り船なら・・・レーダー波を反射する構造物があるからね。長さ10メートル、幅2.5メートル、重さ1.8トン、エンジン出力28馬力 漁獲があれば・・・喫水は1ｍぐらいになるのかね・・・？この状態だと60ｃｍ程度かね？ あと母船となるような船は鏡城には無いね・・・  どうやら、この船で右のようなコースを通ったようですね。鬱陵島から12ｋｍ位の所を通ていますね・・・どうやら、鬱陵島を目視しているとか・・・？ いずれにせよ、およそ400海里の航海で、鏡城沖でブリ漁でもしていた所から離脱かね・・・？それが9日で、5日ぐらいの航行かね？4ノット程度の経済航行でしょうね・・・大体推測の通りですかね？  記事を読み終わってから情報収集を・・・この船の上部は左のようですね・・・鏡城の標準的なものですね・・・41°40'19.5N 129°42'26.0E - Google マップ  気になっているのは・・・右の写真のスクリューがね・・・上に立ち上がっている・・・それとも予備なのか？ 鏡城の漁船は砂浜に引き上げているので、これって・・・ユニバーサルジョイントで上に上げているのかね・・・？ここまで上に上げるものなのか・・・？なんって、余計な事が気になるのでね・・・  日本の昔の本では遠洋漁船 - 国立国会図書館デジタルコレクション 45コマ 推進軸の引上げ装置に関する説明がありますね・・・ 左の奴の簡易型なのでしょうが・・・北朝鮮の漁船ですが、なんだか昔の日本の漁船のような雰囲気だね・・・これって、和船といっても通用しちゃうのでは？もちろん、無塗装で、小口に銅板でも丁寧に張ると・・・？  海岸に放棄された木造の和船型の残骸があるね・・・近いうちに眺めてみるかね・・・？ 手持ちの画像だと・・・右が舞子の浜から淡路島方面を眺めたという絵葉書からね。なかなか興味深いものですね・・・日本では砂浜に漁船を引き上げる所は稀でしょうからね・・・あるのかね？鏡城の浜のように昭和40年代の前半あたりまでは砂浜に漁船が引き上げられている所を見かけましたがね・・・漁港の整備とFRP船で、そういった景色も見られなくなったようですね・・・  日本だと・・・利尻では左のように未だに船を引き上げていますね・・・今でも船を引き上げているとなると・・・京都にありましたっけ・・・伊根町 - Google 検索 舟屋の中に引き上げていましたね・・・結局、漁船 浜上げ - Google 検索 こういった浜上げができる船が減っているのでしょうね・・・地域によっては、そういった仕様のものが使われている・・・その他 - マリン製品 ヤマハ発動機 漁船設計者の浜ある記（3） これぞ究極のバランス性、北海道の磯船 浜揚なのか・・・？ 検索語句が頭の中に溜ってきますね・・・なんとなく眺めてきたもの・・・学生時代は、随分と写真を撮って歩いていましたから、色々と見てきましたね・・・後には、原チャリで東北や北海道をうろついていたのでね・・・京都の日本海外側の海岸は・・・出雲方面に車で行った時に、海岸線に沿って走っていて・・・珍しい景色を・・・ さて晩飯の支度でもするか・・・ 2019.06.27 |
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