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日本貧窮者経済新聞
 自衛隊はF-35という特攻機を出すことになるのかね・・・?(2)→この最初へ

 前回の続き・・・空自F-35戦闘機はこうして北朝鮮弾道ミサイルを撃墜する?:米MDR報告書 - FNN.jpプライムオンライン これですね・・・F-35って特攻機なのかね?とりあえず、その卓越したステルス性能で出かけられるかもしれないが・・・攻撃をする際にはそのステルス性は失われるわけでね。攻撃用のミサイルにはステルス性は備わっていないから、ウェポン・ベイに格納して運ぶわけだし、開扉すればレーダーに映るでしょうからね・・・敵領空で自らを暴露したら、鈍足で運動性能では練習機に負けるわけですからね・・・従って・・・帰還は困難だから、特攻機ね・・・米国人って馬鹿なのかね?

今回、MDRが注目したのは、航空自衛隊も採用しているF-35戦闘機だ。

(以下、MDR p.55より引用):
米国防省の最新の戦術機であるF-35ライトニングIIには、ブースト段階のミサイルの赤外線を検出できるセンサー・システムがあり、そのコンピュータは、脅威のミサイルの位置を特定できる。今日、F-35は巡航ミサイルを追尾し、破壊できる。そして将来的には、敵の弾道ミサイルをブースト段階で撃墜できる全く新しい、もしくは改造された迎撃ミサイルを搭載する。

 地上からのミサイル発射の探知は、地球が丸いので、高度12000mからでは、地平線までの距離は200km余りね。ここまでしか見えない・・・巡航ミサイルって、無人機のようなものですから・・・マッハ3の熱の壁の手前で飛ぶから迎撃可能というだけね。だから、近頃はマッハ5を目標に高速の兵器を模索しているわけね・・・ステルスより重要な感じがしますがね。

 問題は、F-35のウェポン・ベイに収まるサイズになるかどうかね・・・4m弱程度でしたっけ・・・?条件は、射程は300km程でマッハ5程度のミサイルという事になるかね・・・?パトリオットのミサイルですら5.8mでしたっけ・・・夢物語じゃないかね?

1300km先の弾道ミサイルを捕捉「EO-DASセンサー」
米空軍・航空自衛隊用のF-35ステルスA戦闘機、米海兵隊用で改造「いずも」搭載候補でもあるF-35Bステルス戦闘機は共通して、機体の周りを球体状に感知する光学・赤外線センサー、EO-DASを装備している。


 頭の上を探すのではない事が分かっていないのかね・・・?高度12000mで地平線までの距離は200kmあまり・・・1300km先まで地面を見る事は困難ね・・・高度400km位で地平線までの距離が1300km位になるようですね・・・ガガーリン君が地球は青かったってのは・・・海の上ばかり見ていたのでしょうね。ガガーリン君は高度169〜327kmあたりを飛行でしたからね。

2014年、EO-DASは開発段階で、約1300km離れたところを飛翔するロケットの映像をとらえていた。ただ、この際は爾後、ロケットの飛翔を録画していただけであり、リアルタイムでロケットや弾道ミサイルの飛翔に対応する仕組みがあったわけではない。

 宇宙空間にある奴を探知できても意味はないわけね・・・ブースト段階ですから、地面から離れて高度100kmに達するより前ね・・・迎撃可能高度は高度50km位までじゃないかね・・・?

だが、1300kmという距離は例えば、米海兵隊のF-35Bが配備されている山口県・岩国基地から、北朝鮮の大部分がカバーできる距離だ。つまり、日本の領空またはその周囲からでも、航空自衛隊のF-35A、将来のF-35BのEO-DASセンサーは、コンピュータ・プログラムが開発されれば、弾道ミサイルやロケットをリアルタイムで捕捉できるのかもしれない。

 だから・・・地平線までの距離だって・・・馬鹿らしい。未だに地球が丸い事を理解していないのかね・・・?基本となる物理法則を無視したいようですね・・・1300kmが独り歩きかね・・・?

上述の「ブースト段階のミサイルの赤外線を検出できる」とは、このEO-DASの能力を指しているのだろう。

 200km余り先の地平線までしか見えないの!だから、F-35で発射地点から200km余りの距離まで近づいていないと発射の確認ができないだけの話しね・・・

弾道ミサイルを撃墜するNCADEミサイル計画
では、ブースト段階のロケットやミサイルを撃墜する手段はあり得るのだろうか。

 F-35のウェポン・ベイに搭載できるサイズの迎撃ミサイルは製造すること自体が無理じゃないかね・・・今の固体燃料ロケットエンジンの倍ぐらいの性能が要求されるわけですからね・・・

かつて米国防省は、イラクのスカッド弾道ミサイルの対応に追われた91年の湾岸戦争の経験から、ブースト段階の弾道ミサイルを撃墜するため、F-16戦闘機やF-15戦闘機などに搭載されるAMRAAM空対空ミサイルを改造する。

 現在の奴で、F-35のウェポン・ベイに搭載できるのはタイプCで射程は105kmですから、少なくとも250km程度まで射程を伸ばさないといけなくなる・・・F-35では無理ね。

特に、弾道ミサイルやロケットの赤外線を捕捉する特別なセンサーを搭載する研究を行い、2007年12月には、そのセンサーを搭載したAIM-9X改造空対空ミサイルが、上昇中の模擬弾道ミサイルを撃墜した。このセンサーを、AIM-9Xより射程の長いAMRAAM空対空ミサイルを改造して搭載。ブースト段階の弾道ミサイルを撃墜するNCADE空対空ミサイルを開発するはずであった。

 サイズ的に無理なのだと思うがね・・・鈍足で運動性能も劣るF-35の外部にミサイルをぶら下げてかね・・・?これなら、F-15の方が可能性があるのでは・・・?

しかし、噴射中の射程1000kmを超える弾道ミサイルは、高度30kmを超えると、その加速から迎撃は難しくなる。このため、NCADEミサイルを発射する母機となる戦闘機は標的まで50km以内に近づくことが必要との分析が2012年に出た。これでは、地上の敵の対空ミサイル網に接近しすぎることになりかねない。

 ICBM基地などは国土の中央に置かれるわけね・・・そして、高度12000mから見えるのは200km余りの距離ね・・・左の図で大きな円内に入らないと、国土の中央のミサイル基地は見えない・・・そして、半径50km圏内に進出しないと迎撃できない・・・小さな円内ね・・・赤いピンは、北朝鮮のS-300などの防空ミサイル基地の所在地ね・・・

 一応、攻撃目標は・・・39°26'59.9N 126°15'32.5E - Google マップ ここの弾道ミサイル基地を想定してですがね・・・左の防空網を破って北朝鮮の奥深くまで入るのは困難じゃないかね・・・?

しかしF-35戦闘機は、敵のレーダーに捕捉されにくいステルス機だという前提に立てば、条件は変わるだろう。敵の地対空ミサイル網を掻い潜って、ミサイルの発射機やブーストフェーズの弾道ミサイル、ロケットに接近できるのではないか。

 攻撃のためにウェポン・ベイを開くと探知されるでしょうからね・・・ミサイル自体も探知される・・・ここから、逃避行が始まるわけですが・・・果たして帰れるかね・・・?電波的には不可視かもしれないが・・・昔ながらの眼球1型には捉えられるわけでね・・・

また、F-35に内蔵する新型空対空ミサイルがNCADEより速く、射程が長いなら、さらに状況は違ってくるかもしれない。

 射程が250km位あればね・・・マッハ9ぐらい出て・・・F-35のウェポン・ベイに入ればね・・・発射から60秒程度で迎撃を終了しなければならないのでね・・・無理としか言いようが無いわけね。レーザーで焼くにしろ、高度12000mでの地平線までの距離は200km余りですからね・・・

繰り返しになるかもしれないが、弾道ミサイルも極超音速滑空体を搭載したミサイルも、NCADEを上回る性能の空対空ミサイルを搭載したF-35A・F-35Bには、同じような標的になるかもしれない。
なおNCADEの現在の開発状況は不詳だ。

 F-35で北朝鮮の領土深くまで侵入して攻撃して帰って来られるとは思えないのでね・・・北朝鮮の防空システムが張り子なら問題は無いでしょうが、残念ながら・・・それなりにまともそうですからね・・・

米国やF-35の共同開発国が、MDRに記されたような方向に、F-35と搭載ミサイルを発展させるなら、日本の安全保障という観点からは見過ごせないことになるのではないだろうか。このプロジェクトに日本はどうかかわるのか、かかわらないのか。気にかかる点ではある。

 F-35で特攻をやるのも面白いかもね・・・ミサイルだけじゃなくて、眼球1型を搭載した迎撃戦闘機が飛んでくるとね・・・問題は、200km圏内に24時間F-35を飛ばし続ける事になるのかね・・・これって現実的かね?中国本土のミサイル基地などは・・・かなり奥地にありますからね・・・夢物語の世界かね・・・

2019.06.14

        

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