現在をうろうろ（5034） 北朝鮮経済が揺れているか・・・？（2）→この最初へ さて、前回の続き・・・追い込まれた金正恩委員長…北朝鮮経済が揺れている（１） Joongang Ilbo 中央日報 これですね・・・どうも、分析が甘い気がするがね・・・朝飯は目玉粥・・・目玉が映るほどの薄い粥に野菜をたくさん入れて・・・味付けは洋風なので、リゾットね・・・米を少々、コーングリッツを入れて・・・香辛料を駆使して・・・それでも、薄い粥だね・・・ヘルシーとも言えるが・・・とにかく続きね・・・ これによって北朝鮮の２０１８年の対中輸出は２億１３１４万ドルと、前年比８８％減少し、ほとんど崩壊レベルにある。経済成長率も２０１７年が−３．５％、１８年が−５％（推定）と後退している。２０１８年は南北・米朝・中朝首脳会談で「制裁が近く緩和されるだろう」という期待心理があった。しかしハノイ米朝会談が決裂し、北朝鮮経済が揺れる状況だ。昨年下半期以降、平壌（ピョンヤン）のマンション価格（入居権）は半分に落ちた。鉄鉱石団地の茂山（ムサン）鉱山は浸水し、金策（キムチェク）製鉄所は中国産コークスの輸入がふさがって停止しているという。今年に入って主要国営企業も部品・資材不足で次々と稼働が中断している。さらに衣類賃加工輸出がふさがり、軽工業分野の雇用崩壊も深刻なレベルだ。 なんだ？この分析は・・・国連制裁の結果ですから、北朝鮮は織り込み済みね・・・輸入もできないのだからね・・・しかし、北朝鮮の生産は衰えている気配が無いので、国内市場に商品が溢れている・・・内需が好調になっているわけね。日本や韓国は米国の思惑で石炭から石油への転換をしちゃったから・・・輸入が止まれば、工業原料が底をついて経済が崩壊するが・・・北朝鮮は資源国ですからね・・・大東亜戦争で本気で日本が困るのは、関釜航路や台湾航路が止まる時点ね。さらには青函航路までね・・・昭和18年の末で、米国の潜水艦が日本近海を跳梁跋扈するようになってね・・・昭和20年3月には米軍による爆雷のB-29による投下によっての飢餓作戦ね・・・これで、日本の商船は壊滅状態ね・・・ 北朝鮮制裁では、人間の安全保障の概念が働いて、無制限の制裁ができないのでね・・・平壌のマンションの入居権が半額ってのは・・・平均だよね・・・最初に高層マンションが新たに作られたのが目抜きだよね・・・場末にも広がっているから、平均は下がるのが当然じゃないかね・・・？それだけの建築ブームね・・・不況で建築ブームが起こるかね？柳京ホテルが完成しなかった理由は・・・？そして、完成するのは何故・・・？  廃墟と馬鹿にされつつ幾星霜・・・しかし、北朝鮮は馬鹿にされても諦めないのがね・・・ロールオーバーを組んでありますから、立派になった姿も見てやってくださいな・・・ 結局は、資材が豊かになったという事ですからね・・・茂山鉱山の浸水か・・・  川沿いが壊滅的な打撃を受けたね・・・右のように家屋が流された・・・復興は・・・この川沿いに築堤が為され、中央部に中層住宅が建てられたようですね・・・鉱山は、古い方はほとんど被害は無かったのですが・・・茂山の市街と反対側の新鉱山は壊滅的な打撃を受けましたが・・・ロールオーバーを組みましたから、カーソルを写真の上に持って行くと、復興状況が分かります・・・  左の奴が被災後の鉱山街の様子ですね・・・ほぼ壊滅・・・現在は、復旧しているようですね・・・その様子は、ロールオーバーを組んでありますから、カーソルを持って行けば見えますね・・・ここの場合は、大雨になったら逃げろ！なのでしょう・・・被災現場での復興ですからね・・・特に、治山治水の気配は無いですから・・・恒久的な集落ではないという事なのでしょう・・・ 金策市の製鉄は・・・主体鉄だから、コークスは不要じゃん・・・？無煙炭でやっているはずですが・・・？これは、誤報じゃないかね・・・40°42'40.0N 129°14'01.2E - Google マップ ここの製鉄所ね・・・昔は高周波による製鉄をやっていた所ね。現在はロータリーキルンを使った、直接製鉄法ですから・・・コークスではなく無煙炭ね。 コークスを作る瀝青炭はロシアからの輸入じゃなかったっけ・・・？コークスを使う高炉式製鉄は・・・41°45'45.9N 129°45'04.2E - Google マップ このマップは・・・石油精製所かよ・・・？八幡製鉄所のコピーのような製鉄所は、現在解体中じゃン・・・施設の更新を行っているから、コークス炉などは動いていないという事ね・・・ロシアからの瀝青炭の輸入も制限されているだろうしね・・・ 現状で、北朝鮮は輸出に回る分が内需での消化になっているのでは・・・みなさん、新しい靴を、新しい衣料品を手に入れているとか・・・？食品もバリエーションが増えているようですからね・・・まあ、豊かさをチェックするなら・・・ゴミ捨て場かな？ボミ捨て場にゴミが山盛りになっているかどうかね・・・  平壌市の廃棄物処分場は・・・39°04'10.2N 125°42'09.4E - Google マップ ここでしたが・・・2000年の状態は、右のようなものですね・・・2017年には満杯になり・・・リサイクル処分でも始めたかね・・・？多分、物資が不足しているとされていますから・・・リサイクル率は高いのではないかと思いますが・・・特に、石油化学製品は無いわけでね・・・石炭化学工業からの生産品なのでね・・・炭化水素源として・・・どの程度の活用が為されているのかが気になりますね・・・ 北朝鮮に関する主な情報源が米国の戦時謀略報道だから・・・当てにならない・・・それだけね。 それでも北朝鮮経済専門家の間で解けない謎は、北朝鮮市場の為替レート・コメ価格・原油価格が安定を維持している点だ。国際制裁にもかかわらず、為替レートは１ドル＝８０００ウォン水準、コメは１キロあたり５０００−６０００ウォン、ガソリンは１キロあたり１万６０００−１万８０００ウォン水準で推移している。専門家は２つの解釈を示している。まず、国際制裁で商品の供給が減っただけに所得の減少で市場の需要も減ったという分析だ。しかしこれよりも説得力のある解釈は、北朝鮮が保有外貨を取り崩して生活必需品を輸入し、市場に供給しているということだ。実際、北朝鮮の対中貿易赤字は２０１７年から２年連続で２０億ドルを超えている。しかしこうした構造は持続不可能だ。外貨が枯渇して北朝鮮経済が深刻な危機を迎えるのは時間の問題だ。 為替レートやコメの価格が変わらないというのは・・・単に、困窮していないだけね・・・保有外貨の取り崩しなどは無いね・・・だって、北朝鮮は産金国だよ・・・米国の死んだ大統領の肖像画の入った紙切れより強力な外貨を生産できるのだからね・・・それに、鉱業権でも売っているのでは・・・？北朝鮮は金塊という外貨製造能力を持っていて、古い河川敷を掘り返しているね・・・金山にもそれなりの投資をしているし・・・ だから、未だに信用崩壊には至っていないだけね・・・資源国の強みね・・・幼い普ちゃんのポチ国など、信用崩壊があればイチコロじゃないかね・・・まあ、金山があるが・・・民営ですからね・・・国が収用する事も可能かもしれないが・・・どうなる事やら・・・？ 資本主義と社会主義では経理が違いますからね・・・幼い普ちゃんのポチ国では・・・下請けと中間搾取で、見かけのGDPが大きくなっている。さらには、研究開発費が・・・以前から節税でアウトソーシングになっているから・・・色々とダブル・トリプルでカウントされている部分が大きいのではないかとね・・・なんで、元世界第二位の経済大国がこんなに貧乏なのかね・・・？私には、こっちの方が理解できないね・・・ 北朝鮮の方は持続不可能とは思えないのだがね・・・危ないのは、幼い普ちゃんのポチ国の方じゃないかとね・・・？ 北朝鮮は労働新聞を通じて「水と空気さえあれば生きていける」と主張する。「一滴の油、１ワットの電気、セメント１グラム、木片一つも大切にしよう」と忍耐の生活に入る雰囲気だ。しかし金正恩委員長が示唆した「新しい道」は非常に危険な選択だ。核・ミサイル試験を再開する場合、対北朝鮮制裁はさらに強まり、中国の水面下の協力さえも得るのが難しくなる。仲裁者を自負する文在寅（ムン・ジェイン）政権も困難な状況を迎える。 水と空気か・・・確かに言えるかもね・・・水があれば農業ができる・・・私は農本主義者なのでね・・・食い物の無い所には生活は無いわけですからね・・・空気が無い所は地上には無いのでね・・・私も、資源重視で・・・貧乏生活・・・井戸を掘るかね・・・？ 一方、米国のトランプ大統領は「すでに北朝鮮は相当な苦痛を受けている」とし「１年後には分かるはずなので見てみよう」という立場だ。「取引の達人」にふさわしく相手の首をしめながらも「私と金正恩委員長の関係は非常に良い」という甘いコメントで退路までも遮断した。 あれ？これが変だと思うわけね・・・トランプ君、つまりホワイトハウスとの関係は悪くないが・・・米国国務省との関係が良くないだけね・・・どうも、この辺りを報道は理解していないような感じね・・・米国の政治システムの理解は難しいが・・・ 金正恩委員長が追い込まれている状況だ。 これは特にないと思うがね・・・？さて、夕飯の支度でもするかね・・・ 2019.04.17 |
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