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日本貧窮者経済新聞
 米露のLNGの欧州への売り込み合戦の勝者は、でもポチが敗者かよ・・・?

 ふむ・・・天然ガス、欧州舞台に米ロが火花 FTサミット 日本経済新聞 米国は、シェールガスの増産で、天然ガスの純輸出国へ変容しようとしているのかね・・・?

米国の天然ガスが欧州などのガス市場で波乱を引き起こす可能性がある。スイスのローザンヌで開かれたFTコモディティ・グローバル・サミットの最終日の27日、登壇した米シェニエール・エナジーのエリック・ベンサウデ氏は「欧州市場で米国とロシアのシェアの戦いになる」との見方を示した。

 何だかまずいじゃん・・・これって、幼い普ちゃんのポチ国にも関係が出てきちゃうね・・・砕氷LNGタンカーが・・・ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け砕氷LNG船“VLADIMIR RUSANOV”が積地サベッタ港で初荷役を実施 〜 世界初の砕氷LNG船プロジェクト 当社第一船のオペレーションを開始 〜|商船三井 こういった奴ね。

 ヤマルのプロジェクトによるLNGが砕氷LNGタンカーでホニングスヴォーグ・・・70°59'02.7N 25°57'48.7E - Google マップ ここで積み替えられて欧州各地へ運ばれるという事のようですね。結局は、砕氷LNGタンカーの不足で・・・砕氷能力の低いタンカーへここで積み替える事で、効率よく欧州各地へとLNGが運ばれる・・・このLNGの動きに対抗して米国が動くという事のようですね。

 ちょっと前は、欧州経由でロシア産のLNGが米国に流れていたのに・・・第1節 米国の「シェール革命」による変化 │ 資源エネルギー庁 これによると・・・

天然ガス増産
シェールガスの生産増により、2006年から米国の天然ガス生産量は増加を始め、2011年には1973年を上回り過去最大となりました。

2013年の生産量は24.3兆立方フィートに達し、米国は今や世界最大の天然ガス生産国となっています。


 だとさ・・・

LNG輸出拡大
米国は、現在でも天然ガスの輸入国であり、主にカナダからパイプライン経由で天然ガスを、トリニダード・トバゴやイエメンなどから液化天然ガス(LNG)を輸入しています。

しかし今後、シェールガスの増産により、輸入量が減少するとともに、輸出量が増加し、2020年までには天然ガスの純輸出国になると予想されています。


 これね・・・2020年頃には天然ガス余りになる・・・従って、輸出を行わないと・・・ロシアに対抗するぞ!という事ですね・・・ガスが余れば、値崩れしちゃうものね・・・死活問題になる・・・

米国では液化天然ガス(LNG)プラントが相次ぎ完成し、トランプ政権はガスの輸出拡大を狙う。米国は欧州に照準を定めており、高いシェアを持つロシアと対立するのは必至。ロシアはアジアに活路を見いだすが、米国も輸出を狙っており競争が激化しそうだ。

 こりゃ、米国から幼い普ちゃんのポチ国はLNGを輸入することになるのでは・・・どうせ、安全保障だとか言い出して・・・2018年5月、「シェール革命」が産んだ天然ガスが日本にも到来|スペシャルコンテンツ|資源エネルギー庁 既にやられたね・・・

2018年5月21日、ある一艘の船が、神奈川県横浜市の港に到着しました。東京ガス株式会社が米国から受け入れた、「シェールガス」由来の液化天然ガス(LNG)を積んだ船です。「シェール革命」によって世界最大の天然ガス生産国となった米国。そんな米国から天然ガスを輸入することは、日本のエネルギー安全保障に大きな影響をもたらします。今回は、シェールガス由来LNGの輸入プロジェクトと、それが持つ意義をご紹介しましょう。

 こりゃ、骨までしゃぶられることになるのでは・・・

今回、横浜市の東京ガス根岸LNG基地に受け入れられた液化天然ガス(LNG、天然ガスを運搬できるよう液化したもの)は、日本初の長期契約に基づいた調達プロジェクトによるものです。メリーランド州ラスビーに位置する「コープポイントLNGプロジェクト」は、現地でのガス調達から液化加工委託、購入まで日本企業がかかわっています(液化加工を受託しているのは米国企業)。「シェール革命」ののち、数年の投資と開発を経て、2018年4月、やっと初出荷にこぎつけたのです。

 液化受託加工をしているのが米国企業って・・・?現地でのガス調達から液化加工委託、購入まで日本企業がかかわっています・・・これって、幼い普ちゃんのポチ国が金を出して、米国企業に貢いでガスを輸入していると書いてあるのかね・・・?

根岸LNG基地で受け入れたLNGは約7万トン。一般家庭の年間都市ガス使用量におきかえると、約22万件分に相当します。コーブポイントLNGプロジェクトは、今後、年230万トンのLNGを20年間にわたって輸出する予定で、東京ガスグループと関西電力グループが購入します。

 今後20年間米国企業に貢がされることになっていて・・・2018年の5月から既に入荷している・・・ああ、全然違った影響が既に出ているよ・・・まあ、砕氷LNGタンカーは不足気味だから、それなりに稼げるが・・・ドイツにロシアのパイプラインが繋がると、LNGは高価だから売りにくくなる・・・従って幼い普ちゃんのポチ国は、米国の余剰分の受け皿になる・・・従って、石炭火力が斜陽で代わりに、天然ガスを使ったガスタービンになるのかね・・・?まさか・・・東京ガス : プレスリリース / 「日立LNG基地 2号LNGタンク」の建設工事着手について これも、米国産LNGの受け入れのための受け皿の投資かね?私の遊び場付近で工事をやっていて気になったが・・・根岸での受け入れの他、日立でも・・・

 米国産のLNGの受け皿が整備されつつあるわけね・・・なんだか、ガス会社の再編が・・・既にあったのかね・・・?こりゃLNGの普及が図られるのかね・・・?関係会社の統合に伴う供給エリア拡大について - 東京ガス ガス本管埋設状況確認サービス 12A地区が消える事になるわけね・・・

 2017年のガス小売り自由化って・・・米国産LNGの受け皿を広げるために・・・ガスの種類を1つにするためのものかよ・・・ガスの自由化で、カス管の共同利用になるわけですから・・・どこも同じ13Aの天然ガスへの切り替えね・・・

 何だよ、国産燃料の石炭から、輸入燃料の石油へのシフトでエネルギー面での米国支配に入って・・・国際石油資本の力が弱くなって・・・幼い普ちゃんのポチ国も少しは石油が自由になったのかと思えば・・・なんと、米国産のLNGの受け皿と化すのね・・・

 完全に米国の属国というか・・・植民地支配と変わらないじゃん・・・国民と陛下の日本国は、米軍の占領下にあって・・・米国資源の押し売りで国富が・・・円安もあって、凄い速度で流出しているという事ね・・・道理で、貧乏なのだ・・・

 こりゃ、幼い普ちゃんのポチ国のガスパイプライン網は急速に整備されて・・・大量の天然ガスを買わざるを得ないわけね・・・あれ、余計なものまで目についたよ・・・ExxonMobil、パプアニューギニアの天然ガス採掘業者を買収 - 化学業界の話題

ExxonMobil が主導のPNG LNGは、パプアニューギニア内陸部のガス田(Hides、Juha、Angore)および油田随伴ガス(Kutubu、Moran、Gobe)から生産されるガスを首都Port Moresby近郊のLNG液化施設までパイプラインで輸送して液化し、輸出するもの。
2014年4月に LNGの生産を開始した。販売契約のうち約50%が日本向けになっている。


 LNGは長期間の保存ができないからね・・・備蓄ができない・・・従って、米国の占領政策は、更に強化されることになるね・・・

2月、ポンペオ米国務長官はワルシャワを訪れ「安全保障で大きなリスクがある」と、ロシア産天然ガスをドイツに送るパイプライン建設計画(ノルドストリーム2)を批判した。「トランプ大統領は権限の範囲内でできることをする」と述べ、計画に参加する欧州企業への制裁を示唆した。

 ドイツがロシアから天然ガスを直結で買うようになれば・・・このガスは欧州で転売されるのでしょうからね・・・LNGには液化のコストがかかるから、ロシア産の天然ガスには米国のLNGは勝てない・・・従って、米国産のLNGが欧州に売れないとなると・・・幼い普ちゃんのポチ国では、米国産のLNGが安全保障の名で押し付けられる・・・その下準備が既に完成していて・・・さらに、消費地が広げられる・・・プロパンは使わない方向かね・・・?

ノルドストリーム2はロシアからバルト海を経由し、ドイツに達する全長1200キロメートルのパイプライン計画だ。ロシア国営エネルギー大手ガスプロムが主導し、19年末にも稼働する見通し。ロシアから欧州へのガスの通り道になっているウクライナの安全保障を脅かすとの指摘があり、米国や東欧が反対している。

 2019年にノルドストリームが稼働したら・・・幼い普ちゃんのポチ国は米国産のLNGを大量に消費・・・石炭火力の火が消え、原子力も火が消える・・・そして、LNGによるガスタービン発電機が主力になるわけね・・・環境に配慮して・・・

ガスプロムの欧州でのシェアは17年に34%と、07年の26%から拡大した。ノルドストリーム2が完成すればロシア依存が高まる可能性がある。

 ロシア依存ではなく、単に米国のLNGの売り先が消滅するだけね・・・

米国は欧州の安全保障が危うくなると主張するが、シェールガスの増産でLNGを売り込む思惑がある。トランプ政権はLNGを輸出するため国内の規制を緩和し、ガス増産を推し進めてきたが、当初検討してきた中国へのガス輸出は貿易戦争で難しくなっている。東京電力ホールディングスと中部電力が燃料事業を統合したJERA(東京・中央)の佐藤裕紀執行役員は「米産LNGが欧州に到着することでロシア産は競争力を失うだろう」と予想。欧州で販売を減らした分を取り返すため「ロシアはアジア市場を狙う」とみる。

 幼い普ちゃんは米国に怒られるのが怖いから、ロシア産の天然ガスは買わない事を決めているとか・・・?露、北極LNGで対日攻勢 高額輸送費に日本企業は慎重 - SankeiBiz(サンケイビズ)

 欧米と対立を深めるプーチン政権はガス輸出先としてアジアを重視。中国はヤマルに出資して期待に応えた。ロシアは来年末、パイプラインを通じた中国向けガス供給も始める方針だが、過度の中国依存は避けたい。このため、ヤマル半島の近くで2022年開始を目指すLNG事業「北極2」で日本を引き込もうと攻勢をかける。

 ただ、日本で新たなLNGを受け入れる余地は小さい。東京電力福島第1原発の事故後、発電用のLNG輸入は急増したが、今後は原発再稼働で需要が減るからだ。また、日本にとっては近隣のサハリン2の生産能力を現在の5割増しの年1500万トンに拡張する計画の方が優先課題だ。

 世耕氏の視察には、丸紅や三井物産、三菱商事の幹部が同行したが、出資するかの判断には至っていない。世耕氏は「北極LNGの成否は経済性が重要な鍵を握る」と述べ、コストダウンが重要だと強調した。


 出資は取りやめになったのだろうね・・・「米産LNGが欧州に到着することでロシア産は競争力を失うだろう」これは、単なる米国への忖度だろうね・・・LNGより、生の天然ガスの方が安いから・・・価格競争力は無いね。「ロシアはアジア市場を狙う」狙ってはいるだろうが・・・既に、幼い普ちゃんのポチ国は米国に落とされている・・・

ロシアは北極海で完成したLNGプラントから日本や中国、韓国に売り込みをかける可能性がある。欧州の資源商社、ビトール・グループのLNG部門トップのパブロ・エスコバル氏は「フィリピン、バングラデシュ、パキスタン、インドなど南アジアの需要は急拡大している」と指摘する。

 LNGじゃなくて、パイプラインで運ぶのではないかね・・・中国経由で・・・露中ガスパイプライン「パワー・オブ・シベリア」、93%が建設完了 - Sputnik 日本 こんな具合に・・・

こうした市場を狙い、米国やロシア、オーストラリア、中東のカタールによるガス販売競争が加速しそうだ。米シェニエール・エナジーのベンサウデ氏は「消費国にとって調達先の選択肢が増える」とエネルギー安全保障の向上につながるとみる。ガス産出国の競争がLNG価格の引き下げにつながる可能性もある。

 幼い普ちゃんのポチ国は・・・既に、米国産LNGの受け皿に決定なのか・・・ああ、最初に思っていたのと全然違うものになっちゃったよ・・・砕氷LNG船への投資が無駄になるだけの話しのつもりが・・・米国の占領政策の一環に・・・いつまで経ってもポチなのか・・・ああ、なんだか・・・真相を見ちゃったような気がするが・・・私のひねくれた精神が見せる幻影かね・・・?

 しかし、なんだか・・・米国が孤立しそうな雰囲気だね・・・環太平洋ではなく・・・太平洋の支配を日米で行うのかね?何も無い海原を・・・

2019.03.28

  

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