現在をうろうろ(478)

 農業の振興の可能性は・・・?

 しかし・・・我が国での農業の振興はあるのか?何しろ・・・脱農が進み過ぎているのでは?政治屋さん達の頭の中の日本のイメージは30年以上前の日本のイメージのような感じですからね・・・現在の農業人口は250万人を切っているようですから・・・確かに1970年代なら1500万人ぐらいの農家人口がありましたからなんとかなったと思われますが・・・今更・・・大きく、農業の形を変えない限り、農業振興策は無理なのではないかと・・・やはり、農家の企業化しかないのではないかと・・・農業資本をなんとかしないと・・・大資本でなければ、大きく伸びる事はできないと思われますが・・・北朝鮮は、都市部を除けば、仕事は農業か軍隊か役人か・・・この3つぐらいしか選択肢が無いみたいなので・・・農家を継がなければ、軍隊か役人・・・一般的な能力だと軍隊へ行くしか無くなる・・・転職情報誌があるとは思えないのでね?伝手を頼って都会に出て工場労働者か・・・教育次第ですかね?

 学生時代を思い出します・・・地方出身者は・・・都会に出るために勉強したという感じでしたから・・・新規の就農者を生み出すための方策を・・・しかし、新規の就農者の3割程度が・・・結局は利益を出せずに敗退して行くようですから・・・農家も一日にして成らずという事なのだと思います。年に1回の収穫なら・・・50年農業をやっても50回の反復・・・私もソフィストをやっていて知識の切り売りをしていました・・・大手にいましたから・・・夏季講習などでは、運が悪いと同じ授業を1日に8回も繰り返す事がありましたね・・・こいつはちょっと異常な例ですが・・・3回も同じ授業を立て続けにすると・・・テキストなど、ほぼ暗記できちゃいますからね・・・その上で、さらに5回の反復・・・零細な塾にいるより遥かに授業は上手くなるものです・・・年に1回しかやらない授業では・・・さすがに上手くならない・・・もちろん8回も1日にやると・・・それなりの工夫をしないと授業に飽きるのでね・・・もちろん、クラスのレベルも違いますから、それに合わせての授業・・・上手くならないわけがない・・・農家も、やはり3代ぐらいの蓄積が無いと良くないのかもしれない気がします・・・3代が一緒に働くという意味で・・・それが、切れたら企業化するしかない・・・伝承からマニュアルの時代へ・・・という事だと思われます。

 まあ、我が国の政治屋君は・・・古き日本への郷愁を売りにしていますが・・・果たして、脱農した人達に帰農を促すだけの演説であるのか?この点も気になります・・・古き郷愁は、単なる絵空事に近い郷愁なのかもしれませんから・・・

 最も大切な国益とは何か。日本には世界に誇るべき国柄があります。息を飲むほど美しい田園風景。日本には、朝早く起きて、汗を流して田畑を耕し、水を分かち合いながら五穀豊穣を祈る伝統があります。自助自立を基本としながら、不幸にして誰かが病に倒れれば村の人たちがみんなで助け合う農村文化。その中から生まれた世界に誇る国民皆保険制度を基礎とした社会保障制度。これらの国柄を私は断固として守ります。

 残念ながら、私は、こいつに郷愁を感じないので・・・ソフィストは根性が曲がっていますから・・・この基礎となったのは・・・大宝律令でしょうね・・・令義解に解説があったね・・・五保の規定だっけ・・・中国から輸入された制度・・・相互扶助の精神も基本的には中華帝国のシステムに基礎を置いている・・・法で扶養の義務を命ずるときは・・・そういった風習が存在しない場合ですからね・・・できれば避けたいとか・・・そういった場合ですから・・1千年以上の年月が培った風習・・・中華帝国は偉大ですね。日本の古代の官人も良く理解して日本に合わせて法を仕立て直したようです・・・

 気になるのは・・・農家の数と農協職員+農協にぶら下がる業者の数・・・どちらが多いのだろうか?素朴な疑問・・・

 さて、ふと気になった事があります・・・それは、戦争ができる国づくりに関するものですね・・・事実上日本と中国は・・・かつての東西対決と同じような冷戦構造下にあるような感じですね・・・本格的な冷戦になる前段階かな?あの冷戦がなぜ起こったのか?何が主題であったのか・・・今は?それすら私には良くわかりません・・・イデオロギーの対立であるかもしれないし、領土拡張なのか・・・国際社会での地位の争いだったのか?通貨圏の問題であったのか・・・単に、資本家が自らの財産に対する不安から政治屋がそれに乗って資金を集め、活動したのか?

 私は・・・なんとなく・・・金持ち対貧乏人勢力の・・・世界的な階級闘争の一つの表れではないかと思いますが・・・既得権に対する闘争かな・・・闘争という言葉を使うと、共産主義的な色彩を与えてしまうかもしれませんが・・・基本的には両陣営の形態の違う資本家の環境も含む資本の保護のための闘争・・・そんな気がしてね・・・

 日本と中国が・・・いま、争っていることだって私には良くわかりません・・・尖閣諸島の領有をめぐる争い・・・尖閣諸島に戦争を引き起こすだけの価値があるのか?一般的な所有の意味では価値が殆ど無いから、今まで殆ど手つかずでいたわけですからね。鰹節工場・・・とりあえず、日本政府の賃貸の記録や不動産の登記や鉱業権の設定などがあるので、実効支配している事は間違いない・・・

 中国が領有に関して言い出せるのは・・・多分、1971年に領有権を主張している事によるものかと思われます。領土に関しては1975年のヘルシンキ宣言で凍結されているから、それ以前から疑義があったという事にしているという事なのでしょう。従って、主張は1960年代後半から問題があるよ!っていうわけですね。なんとなく、米中和解・沖縄の返還に関連して・・・台湾が中国の海洋進出に対する布石として投げかけた事からの連鎖のような気もするが・・・

 まあ、中国が古文書を持ちだして・・・古くからの固有の領土であるとかやられると面倒ですね・・・日本は中華帝国の朝貢国だから、日本に対する中国の支配権が存在するとかやられたら面倒だし・・・さすがに、そこまでは騒げないでしょうが・・・台湾政府だと・・・尖閣諸島に郵便番号を振ってあるとかやっているようですが・・・権利の主張の根拠となるものがいずれの国にしろかなり希薄・・・

 だから・・・日中関係のわだかまりが噴き出したものが・・・尖閣諸島と靖国神社というわけですが・・・こいつは、絶対に表面的なものですね。この裏にあるものが問題だと思うのですが・・・それが、良くわからない・・・特に、靖国神社に参拝する理由も私にはちっともわかりませが・・・どうも、靖国神社が身近な神社に感じられなくてね?氏子じゃないし・・・私は、票田を耕す必要がないのでね。不思議な票田の耕し方・・・やはり、日本の「恥」の文化・・・揶揄を基本として、互いに揶揄しないことを盟友の基本とする文化の為せる技なのか?というか・・・世界的に、これが基本なのかもしれないが・・・人類の徒党の組み方のパターンでも調べてみるか・・・ふと沖縄返還か・・・古い話になってきましたね・・・ついでに気になるのは、沖縄での人口減少が遅れているというか・・・人口が維持されている理由も気になりますね。何が違うのか?地域の紐帯なのか?・・・どうも、良くわからん・・・少なくとも、考える事が暗くなってくるね・・・良くない兆候・・・

2014.10.17

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

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