現在をうろうろ(4774)
日本貧窮者経済新聞
 韓国が導入しているMW-08というレーダーは・・・?

 なんだか・・・やはり、幼い普ちゃんのポチ国の軍事評論ってのは程度が低いのかね・・・?レーダーシステムに関してのまともな説明が無いからね・・・まるで理解していない可能性が高いような・・・?

 まあ、攻撃兵器に特化した、小学生並みの連中が多いのかね・・・?捜索レーダー・追尾レーダー・イルミネーター・・・・この3つ、そして3次元レーダーというのがどういった原理なのかとかね・・・まあ、私だってそれほど詳しくはないが・・・ただ、韓国政府が流す報道の方がまともなのか?

 レーダーは色々な方式があるからね・・・とりあえず韓国軍が使ったというMW-08というレーダーの機能をチェックしてみるか・・・
MW-08 - Wikipedia これね・・・

MW-08は、オランダのシグナール社(現在のタレス・ネーデルラント社)が開発した3次元レーダー。先行して同社が開発したSバンドのSMARTをもとに、より高周波数のCバンドを使用するよう設計変更した派生型である。

 3次元レーダーってのは距離と方位と高度をチェックできるレーダーですね・・・レーダーは発射した電波が物に当たって戻って来るののを探知して物体の存在を検知するわけですね・・・

 簡単に左の図で0で短い時間電波を発射してt秒後にその電波が戻ってきた・・・これがパルス・レーダーの基本原理ね・・・音で言えば木霊・・・ちょっと離れた所にあるマンション、手をたたくと、その音がマンションから返ってくる・・・音は1秒間に340m進むから、手をたたいて2秒後に音が戻ってくると・・・音は340×2=680 680mを進んで手をたたいた人のもとへ戻ってくるわけだから・・・マンションまでの距離は680mの半分の340mと分かる・・・こんな感じね・・・

 パッシブ・ソナーも同じで、水中では1秒間に1500mほど音は進むことを利用して距離を測定しているわけですね。

 パルスという手をたたいて出した音のように短い時間だけ電波を送信して、それが戻ってくる時間を測定して・・・電波の速度1秒間に30万kmを使って計測しているわけですね・・・

 大東亜戦争の頃の戦艦などは主砲の射程が戦艦大和で42000m程ですね・・・主砲指揮所までおよそ50mあるのは・・・地球が丸いので遠くまで見えるように・・・しかし、主砲の射程が42000mでも、この頃は目視での撃ち合いですから・・・大和級が互いを見るのは・・・光達距離からすると30kmが限界ですから、これより短い距離での撃ち合いね・・・見えれば砲を向ける事は正確にできるが・・・問題は、距離が分からない・・・測距儀を使って距離を測定するわけですが、大型の測距儀でもその精度は大したことが無いので・・・実際に砲撃すると目標より遠かったり、近い所に砲弾が落ちるわけです・・・

 見えている物に砲を向けるのは簡単だが・・・距離がね・・・そこで、電波を使って距離を測った・・・光の速度を利用しているわけですから、正確な距離が出るから命中するわけね・・・昔の戦艦に積まれたレーダーは、電波測距儀であったわけです。レーダーの電波はそれほど細く絞ることができないので方位や高度角の測定の精度が低いので・・・目視による方位角の設定とレーダーの測距による、仰角の設定で命中率を向上させたわけです。野戦の場合は互いに撃ち合うので砲の位置は目で見て分かるが・・・光学式の測距儀では正確な距離がつかめないので、電波を使った測距儀なら暗夜でも正確な距離が出るので命中が見込めるわけね・・・これが、大昔の艦砲の射撃レーダーの使われ方です。

 さて、原理の説明はこんな感じですかね・・・それでは先ずは捜索レーダーという奴ね・・・このレーダーでは距離より方位が問題になります。電波を細く絞って発射・・・そして受信を、方角を変えてチェックしていくわけです・・・レーダーのアンテナを回転させながら探すわけです・・・艦船をチェックするだけなら・・・右の上の図のように水平方向へ電波を絞って発射して、戻る電波をチェックすれば良いわけです・・・この際、反射する電波が到達する時間が分かるので、方位と距離が測定できるわけです・・・

 細く絞ったレーダー波を利用するわけです・・・航空機もチェックするとなると・・・右の図の下の奴ね・・・開きかけの扇の様な形にレーダー波を作って電波を発射して反射する電波をチェックすることで航空機を含めた捜索ができるわけです・・・

 ただ、問題は・・・高度が分からないわけです・・・ただ、どの方向にどれだけの距離だけの所に何かがいる・・・船か飛行機か分からない・・・高度が分からないからね・・・

 高度を知るには・・・右の図の上の奴ね・・・周囲をくるくると回してみるだけではなく・・・上下に振れば高度も知ることができるわけですね・・・昔の対空レーダーは図の下の様な奴で検知して、図の上の様な奴をその方向へ向けて上下に電波を絞ったビームを照射することで高度角を計測して三次元の位置測定を行ったわけです・・・

 やっと3次元レーダーの説明が終わったね・・・距離と方位角と高度角の3つを測定する事ができるレーダーというわけです。

送信機として進行波管(TWT)を、またアンテナとしてストリップラインを積み上げたプレーナアレイ・アンテナを採用するという基本設計は共通であるが、アンテナを構成するストリップラインは16段から8段に減少した。これによってアンテナ重量は1,200 kgから430 kgと軽量化されているが、ビームの生成能力は12本から6本に低下し、仰角は70度までと、天頂方向の捜索には非対応になっている。

 さて・・・これを理解しないといけないのか・・・

 ひどい図だ・・・ストリップ・ラインというのは、電波の細い束とでも考えてね・・・ABCの3つの進行波管から飛び出した電波がアンテナ面で反射して矢印ABCの3つの方向に飛んでいくとでも考えれば良いわけね・・・電波の飛び出す進行波管とアンテナの形状で特定の高度角に向けて電波を発射し受信する事で1度に高度角が分かるわけね・・・

 ビームの精製能力は6本で70度まで対応・・・70÷6=11.6… 12度ずつぐらいに分けているわけね・・・さて、農閑期の土方に化けないと・・・土嚢袋を持って出発!戻りました・・・今日も土嚢を8袋製造・・・さて、続き・・・

 艦から6本のストリップ・ラインが右のように伸びるわけね・・・黄色のストリップ・ラインでT1秒で検知なら黄色の中のT1の黒い線の辺りに航空機がいる事が分かるわけね・・・同じ黄色のストリップ・ラインの中にあってもT2、T3秒後の反射波の検知では高度が違うわけね・・・高度の範囲は、早見表か計算しないと出ないですが・・・射撃指示は方位XX度仰角40度信管XX秒、T・・・ね。射撃指示の「テ」は打てのテというよりは、英語のT;ちょうどのテイが語源のようですが、日本語と被る部分が大きくて面白いね。

 現実の電波は右のようにきっちりと区分けされずに重なる部分が出るから、そういったものを勘案してある程度正確な高度を算定できるわけだね。

 MW-08が対空射撃に使えないのは、こういった理由ですね・・・ビームの幅は・・・中国やロシアはイージス・アショアは恐れないで、その意図を恐れるのでは・・・?(4) ここで見た奴・・・

 およそですが、腕を伸ばして親指の爪の幅ぐらいね・・・こういった幅のビームで監視しているわけです・・・水上艦は大きいので、反射波の範囲の中央、距離は正確に測定できるので・・・その距離に砲の仰角を合わせてテ!で中るわけね・・・

 高度角は・・・上の図のように6つの範囲ぐらいしか分からないので十分な射撃管制はできないという事ね・・・自分で勝手に探すミサイルなら・・・あのあたりだ!行ってこい!でOKでしょうがね・・・ミサイルに「人工頭脳」を搭載しないといけない理由は、レーダーは方角に関してはかなりアバウトだから・・・距離はcm単位の精度ですがね・・・

探知公算80%を期待できる有効探知距離は、レーダー反射断面積(RCS)が0.1平方メートルの目標に対しては17キロメートル、1平方メートルであれば27キロメートルである。マッハ4までの目標を探知可能である。全自動で20個の空中目標と10個の水上目標を追尾でき、また、2個の水上目標に対する射撃指揮を行なうことができる。

 これは、レーダー波からの処理の問題ですね・・・マッハ4というと秒速1360m位ね・・・1分間に27回転するから2秒ちょっと3kmも移動する奴は同じ対象物として処理装置が認識しないよ!という事なのでしょうね・・・継続して同じ対象物として連続的に認識する奴は20個の空中を飛ぶやつ10個の水上を平面的に移動するものまでというわけね・・・これは、データベースの記憶容量としてでしょうね・・・2.2秒ぐらいで蓄積していくデータですから・・・

 2個の水上目標に関しては方位角と距離を確実に捉えていける・・・距離を精密に測定するためにはレーダーの回転を止める必要があるという事かね・・・つまり、ある特定の方角を中心にアンテナを小刻みに左右に振ることで正確な方位角を得るという事なのでしょうね・・・多分、このモードに入って・・・レーダー波の特徴に関して無知なレーダー波警報受信機がガリガリと連続的に電波を探知しただけの話しなのでは・・・対空用のイルミネーターの機能も持たないから・・・こんなレーダーでビビるな!というのが韓国側の主張なのでしょうね・・・だから・・・検知したのはCバンド つまり4-6 GHz帯なのか?それ以外なのか・・・それを明しての抗議なのか?と・・・でも、なんだか幼い普ちゃんのポチ国の対応は、月夜の晩ばかりじゃない!で、打ち切ったわけですから・・・?

このように探知可能距離は比較的短いことから、これを補完するため、同社のDA-08やアメリカ合衆国のAN/SPS-49など、より長波長で探知距離の長いレーダーとともに搭載されることが多いが、小型艦艇の場合は本機のみに頼ることもある。

 三次元レーダーと言っても、射撃に使える精度ではない、水上艦はOK、従って・・・長距離の目標の検出には別のレーダーが必要だが・・・小型艦艇で長距離に対応する能力の無い艇ではこれだけでもOKだよというコンセプトのレーダーね・・・

 私はプロの軍事評論・研究をしてるわけじゃないので・・・どこかに良い資料はあるのかね・・・?

 しかし・・・幼い普ちゃんのポチ国報道は・・・なんだか、感情的なだけで、技術的な裏付けなどは何も無いのかね・・・ここは、やはり情報に関しては非常な後進国なのかもしれない・・・困ったね。

 まあ、基本的に・・・幼い普ちゃんのポチ国には、サイエンス・ライターが不在だからね・・・技術後進国になるのは自明だね・・・国際政治に関しても既に後進国だしね・・・あんな、首相じゃ無理じゃン!

2019.01.27

  

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