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日本貧窮者経済新聞
 韓国のレーダー照射は、韓国側の言い分からすると・・・?

 レーダーの照射事件、韓国側の見解とは違うようですね・・・幼い普ちゃんのポチ国での報道でチェックしたわけですが・・・レーダー照射問題、韓国国防部ブリーフィング全文訳からわかる、日本に跋扈するデマの「曲解の手法」 ハーバービジネスオンライン ふむ・・・面白そうだね。探索レーダー・射撃レーダー・イルミネーター・・・この3種の奴ね。なんとなく、射撃管制レーダーとイルミネーターの解釈なのかね・・・?どうもよくわからないね・・・

 独り歩きする韓国側発表の曲解と嘘

 当初、短編記事で書きませんかと言うことで始まった日韓軍事インシデント「日韓電探照射問題」シリーズは、前回の第四回をもって一段落したと考えています。

 まるで読んでいなかったよ・・・日本側の奴ばかり見ていたのでね・・・

 今後は、日韓両政府による真相究明に期待することですが、本稿で一貫して指摘してきたように本件事態に関しては、軍事機密(防衛機密)が関わるためにたいへんに事実(ファクト)の公表が限られています。

 海外の販売用の兵器は、その諸元がかなり詳細に分かりますからね・・・

 特に英語圏でない日韓両国間での事案であるために日本側に韓国語読解者が少ないが故に韓国側の公式発表について極めて情報が少なく、それに基づく誤解と嘘が独り歩きしています。

 これはいつもの事ですね・・・みんな勝手な推測で書いていますからね・・・

 これはたいへんに憂慮すべきことですが、幸いなことに韓国国防部はブリーフィングの速記録をホームページで公開しています。また、KJ Club掲示板などでは有志が日本語訳を作成していますし、韓国語と日本語は文法が酷似しているためか機械翻訳もある程度の実用性を持っています。

 機械翻訳は非常に役立ってくれますね・・・私などは・・・それに頼っていますからね・・・

 本連載でも一貫して指摘しましたように、韓国側の発表を日本人が読めないことを悪用したチェリー・ピッキング(数多くの事例の中から自らの論証に有利な事例のみを並べ立てることで、命題を論証しようとする論理上の誤謬、あるいは詭弁術)が横行しており、日本におけるフェイクニュースの氾濫となっています。以下に恥ずべき愚劣なフェイクニュースの実例を挙げましょう。

フェイクニュース1) 韓国の電探照射に関する説明は二転三転している

 まず、12月21日に以下の報道が出ます。

“韓国国防部は21日、記者団に「わが軍は正常的な作戦活動中だった。作戦活動の際にレーダーを運用したが、日本の海上哨戒機を追跡する目的で運用した事実はない」と明らかにした。”(参照:“海自機に射撃レーダー照射 「追跡の目的ではない」=韓国国防部” 聯合ニュース2018/12/21)

 その後、次の報道が出ます。

“韓国海軍の艦艇が20日、東海上で日本の海上自衛隊のP1哨戒機に火器管制レーダーを照射したとされる問題で、艦艇は遭難した北朝鮮の漁船を捜索するため、接近していた哨戒機に向けて映像撮影用の光学カメラを使用していたことが23日、わかった。光学カメラを使う際、追跡レーダー(STIR)が共に作動されるが、哨戒機にビームは照射しなかったという。”(参照:“日本哨戒機接近し撮影用光学カメラ稼働 ビーム放射はせず=韓国軍” 聯合ニュース2018/12/23)

 この報道ではSTIR-180での照射を日本側が指摘しているが、実際にはMW-08を使っており、STIR-180は電波を発していないと具体的に機種名まで示しています。一方で日本側(防衛省)は一貫してレーダーの機種を示していません。韓国側の説明は、「MW-08を運用していたが、STIR-180は運用していない」という主張で一貫しています。

 私はてっきりSTIR-180ということで考えていましたからね・・・MW-08は一応チェックしましたが・・・対艦・対空共用の短距離の射撃統制レーダーシステムですから・・・高度は70度まで対応という奴ね・・・周波数帯はNATO呼称のE及びFバンドですね・・・つまり2-3GHz帯と3-4GHz帯ね・・・一応3次元レーダーで高度に関しては仰角方向に12度幅の6つのビームで70度まで対応しているけですね・・・対空射撃はこのレーダーの精度ではできないので、対艦用の射撃レーダーとされているわけですね。MW-08 - Wikipedia

送信機として進行波管(TWT)を、またアンテナとしてストリップラインを積み上げたプレーナアレイ・アンテナを採用するという基本設計は共通であるが、アンテナを構成するストリップラインは16段から8段に減少した。これによってアンテナ重量は1,200 kgから430 kgと軽量化されているが、ビームの生成能力は12本から6本に低下し、仰角は70度までと、天頂方向の捜索には非対応になっている。

 こんな具合ね・・・全自動で20個の空中目標と10個の水上目標を追尾でき、また、2個の水上目標に対する射撃指揮を行なうことができる。・・・航空機への射撃指揮は行えない奴でロックオンされたと主張か・・・そのため、幼い普ちゃんのポチ国ではSTIR-180と言う事になったわけね・・・MW-08でも対艦射撃をする際には・・・レーダーは回転を続けるのではなく目標への照射という事になるのでしょうね・・・自衛隊機が周波数をチェックしていたのかが問題になるのか・・・幼い普ちゃんのポチ国は周波数の開示の要求をしていましたっけ・・・

 この点は本稿で全訳公開する12/24韓国国防部ブリーフィングで明確に指摘されているので、読み進んでご覧になってください。

フェイクニュース2) 当時、海は穏やかであり、韓国側の海が荒れていたという説明は虚偽。

 まず、12月28日公開の日本側映像では、風浪階級に関する明らかに誤った字幕が再三流されており、これがフェイクニュースの論拠となっています。防衛省関係者へは質の低い発表資料によりフェイクニュースの流布に結果として加担したことへの猛省を求めたいです。当日は風浪階級3~4と推定され、これは荒れては居ないが穏やかとも言えません。

 風浪階級は変でしたね・・・この12月28日公開の日本側映像では、風浪階級に関する明らかに誤った字幕が再三流されており、これがフェイクニュースの論拠となっています。・・・これって、防衛省の奴かね?【ノーカット】防衛省がレーダー照射の動画公開 - YouTube

 波高1mうねり1と私は理解していた・・・さざ波がある程度という説明だと・・・風浪階級の1と理解している様だね・・・海面を見ると波高1mと見るべきだよね・・・?

 あれ?そういえば・・・砲の指向を確認しているね・・・火器管制はSTIR-180だね・・・MW-08は対艦射撃もできるが、構成からすると補助的なもので目標捕捉用として使われているわけだね・・・

 目標捕捉でも周波数帯を無視すれば、火器管制レーダーの照射を受けたと判断かね・・・しかし、本気の火器管制レーダーが照射されていれば・・・砲も連動だろうね・・・MW-08の照射による、EO/IRの制御かね・・・?

 しかし、離隔ね・・・STIR-180と判断かね・・・?

 さらに、1)の二転三転フェイクニュースと同じく、これも12/24韓国国防部ブリーフィングをチェリー・ピッキングした典型的なフェイクニュースと言えます。韓国国防部12/24ブリーフィングにおける当該質疑応答を抜き出します。

(質問)ありとあらゆるところから私が質問をされるのですが、この遭難船舶を拿捕する際、射撃統制レーダーを稼働するケースはしばしばあるということでしょうか?

(答弁)(合参関係者)今おっしゃった「射撃統制レーダー」の艦は日本が主張する火器追撃レーダーとは別の概念です。通常、船で運用するレーダーは対艦レーダーを基本的に運用し、任務によっては、あるいは波が多く気象がよくない時、先ほどおっしゃった探索および射撃統制レーダーを運用することになるでしょう。

 火器追撃レーダーは・・・セミ・アクティブ・ホーミング・ミサイルを誘導するためのイルミネーターを意味するようですね・・・射撃統制レーダーは方位角と仰角を探知するレーダーという事では・・・どちらも連続波のようなものではあるが・・・違うよね・・・

 韓国のレーダーの運用は・・・KDX-2 Live Firing Tests Confirm Thales' Leading Position in Naval Defence Systems ここに、情報が少しありますね・・・

The tests consisted of firing two SM2 block 3 missiles at incoming threats. Other systems that participated in these tests were Thales' STIR 240HP long range fire control radar, Thales' MW08 medium range multibeam surveillance radar and the KDX-2's long range surveillance radar.

During the first test, MW08 detected the threat and initiated STIR. After the SM2 was launched, STIR directed the missile towards the threat. The interception point was at a range of approx. 20 km. In the second test, the threat was detected by the KDX 2's long range radar. After designation to STIR the SM2 was guided with STIR’s track data and at a range of approx. 115 km, the SM2 intercepted the target with a direct hit.


 こんな感じね・・・MW-08で探知してSTIRへ引き継がれて迎撃・・・この記事ではKDX-2ですから・・・李舜臣級駆逐艦 - Wikipedia なので、よりハイスペックのSTIR-240HPね・・・

 周波数帯の話が出ているのは・・・MW-08で目標捕捉を行ったが、火器管制レーダーのSTIR-180を起動してはいないという事のようですね・・・幼い普ちゃんのポチ国は受信した周波数を示したうえで、この電波を出したのか・・・?と聞くべきだという事のようですね・・・そうすると、この電波はMW-08のもので、捜索モードから捕捉処理で追尾モードに入ったもので我々の火器管制レーダーとは周波数帯が違うから迎撃のための射撃統制に入ったわけではないし、イルミネーターを照射したわけでもないという事になるのでしょうね・・・

 なんとなく輪郭が分かって来たよ・・・MW-08ではイルミネーターとしてロックオンの状態を作り出すことはできないね・・・しかし、幼い普ちゃんのポチ国の報道では火器追撃レーダー=イルミネーターの照射があった事になるようですね・・・イルミネーターは昔は、捜索モードから、追尾モードに入って、目標が標定されるとパルスの繰返し周波数を上げる事でロックオンの状態にしてセミ・アクティブ・ミサイルに、この電波を受信させて誘導したわけですね。1980年代までは、このパルス繰り返し周波数が高くなることでロックオンの判定をしていた・・・レーダー警報受信機 - Wikipedia・・・これね。

 現在は・・・追尾モードに入ったのと、ロックオンの判定が困難になったので・・・現代のシステムでは、例えばSu-27 フランカー戦闘機で使用されているL-006 ベリョーザ(SPO-15)(ロシア語版)の場合、受信した電波を、内蔵の情報ライブラリーと照合して脅威電波の識別とその度合いの分析を行い、その方位と距離、レーダーの形式を表示できるようになっている。

 そういえば・・・電波の情報ライブラリーってのは・・・幼い普ちゃんのポチ国では米国に依存じゃなかったっけ?データが非常に限られていて・・・AGM-88 (ミサイル) - Wikipedia このミサイルの誘導装置ね・・・弾頭部の説明に・・・

AGM-88の弾頭は、目標となるレーダー施設を破壊し無力化するのはもとより、目標に到達した場合およびPBモード(後述)で目標を捕捉できずに自爆した場合の両方においてAGM-88自身の誘導装置も確実かつ完全に破壊することを課せられている。これは、敵軍にミサイルの技術、性能およびレーダーの情報が漏洩することを避けるためである。

AGM-88のメモリには彼我のレーダーを区別するために友軍のレーダー・パターンも記録されており、これが漏洩すると敵軍に味方のレーダーの妨害策を与えてしまう。また、敵軍が自軍の各種レーダー・パターンが記録されていることを知れば、そのパターンを変更されてしまい、結果として友軍の脅威が拡大してしまう。よって、誘導装置の自己破壊はAGM-88にとって重要な要素である。


 米国は世界中の電波を拾い集めてライブラリーを作っているが・・・幼い普ちゃんのポチ国は・・・じゃなくて・・・レーダー

 このやり取りを見る限り、「波が多く気象がよくない時」という国防部側が記者の質問へ答えるために例示したたとえであってインシデント発生当時の状況を言ったものではないことがわかります。日本のフェイクニュース流布者はここをつまみ食いしています。

 MW-08のレーダー波がライブラリーに登録されていないだけかね・・・?

 また、フェイクニュース1)も「任務によっては、あるいは波が多く気象がよくない時、先ほどおっしゃった探索および射撃統制レーダーを運用することになるでしょう。」という部分をチェリー・ピッキングすることにより韓国側がSTIR-180を使ったかのような混乱を創り出されています。

 もちろん、ここで言いたいのは「韓国側の主張が正しい」ということではありません。どちらの正否も判断する材料が不足していますので。しかしながら、韓国側の主張が全文翻訳して解釈したときとあまりに異なる印象を抱くように操作されているかのような報道・言説が目につくのです。

 なんとなく話が日韓で話が合っていない部分が見えてきた感じね・・・韓国はMW-08を捜索から追尾に切り替えたが、幼い普ちゃんのポチ国は追尾モードをイルミネーターと判断したのかね・・・?しかも、対空ミサイルを誘導できないレーダーと認識できなかった・・・日本の兵器関連の情報は・・・レーダーなどの情報が少なくてね・・・ああ、情報を集めるだけで疲れたよ・・・一応、全文は読んじゃったので、細かな話は抜きね・・・まあ、幼い普ちゃんのポチ国情報は当てにならないからね・・・自分でチェックするしかないようだね・・・

 何だか・・・幼い普ちゃんのポチ国は既に、情報戦に負けているのでは・・・この音覚えておいてください・・・軍事のプロが聞けば分かるわけないじゃん・・・受信した電波を、内蔵の情報ライブラリーと照合して脅威電波の識別とその度合いの分析が必要なのだからね・・・まあ、実戦経験が無いと本気のロックオンを受ける事は無いからね・・・当然、情報も無い・・・

 左の奴は、単に捜索モードと追跡モードの説明にしか過ぎないのではないかね・・・?もしかして・・・本当に遅れた電波兵器しかないのかね・・・?

 なんとなく・・・MW-08の様な、対水上艦の射撃レーダーに限定的な対空3次元レーダーが組み合わされているのは・・・航空機が追跡モードで捉えられたときに・・・ロックオンではない事を示すためなのかもね・・・だから、一般的な対空射撃レーダーの周波数帯から外してある・・・そう考えるのが良さそうだが・・・その識別能力が、聞けば分かるでは・・・ダメじゃん!ああ、MW-08からの電波だ!対空射撃管制はMW-08ではできないからロックオンではない・・・という事ね。

 何だか、幼い普ちゃんのポチ国報道は・・・嘘つき普ちゃんと同じで・・・自分の都合の良い事だけを考えての報道なのかね・・・なんだか、馬鹿みたいだね・・・このポチ国に、高級紙は無いのかね・・・?無いというのが正解かね・・・情けないが・・・これは、これでおしまい!何か、おもしろいことは無いかね・・・

2019.01.22

  

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