現在をうろうろ(4711)
日本貧窮者経済新聞
 何だか、防衛計画大綱に夢物語を考えているのではないかと・・・?(13)→この最初へ

 思わぬことに気付いたために、長くなっちゃったよ・・・とにかく前回の続き・・・飛躍的進歩を遂げる軍事技術と日本の防衛戦略 新防衛計画の大綱・中期防衛力整備計画の光と影(1-12) JBpress(日本ビジネスプレス) これね。

 私は謀略系の報道が好きでね・・・精査すると、色々と面白い真実が隠れていたり、その糸口があったりするのでね・・・だから、荒唐無稽な内容のものでも一応は精査したくなるわけね・・・

 今回の収穫は、自衛隊の高級幹部が幻滅するほど・・・米国は日本と肩を並べて戦う気は無いという事ね・・・華々しい前線での活躍は米国、幼い普ちゃんのポチ国は戦争に参加できないポチ国の防衛と米国輸送船団の日本までの護衛という事なのでしょうね・・・日本からは米国の輸送艦艇と護衛艦隊のようですね・・・そうしないと、比較的安全な後方支援基地として日本が使えなくなる・・・そして、日本の米国基地は日本人の人の盾で守られている・・・

 イージス・アショアの配備は拒否できないという事ね。そして、相模補給廠にレーダーや無人偵察機などのデータを集約して米本土へ送るために第38防空砲兵旅団司令部が置かれ、衛星回線のバックアップとして民用物の高速光海底ケーブルのジュピターが設置される・・・

 米国の輸送艦隊の護衛のためにヘリ空母がF-35Bを運用できる空母へ改造される・・・中国の遼寧や、現在建造中の002型空母を主力とする通商破壊に対抗するための処置でしょうね・・・第2列島線の防衛かね・・・?

 この記事が分かりにくいのは2種類の戦争に関して語っているからではないかと・・・大前提、米国は自ら開戦をしない・・・中国が日本を攻撃する場合と幼い普ちゃんのポチ国が中国を攻撃する場合ね・・・

 海上民兵の間抜けな話が出てくるのは・・・中国が国権の発動としての戦争を始めないだろう・・・よって、海上民兵が中国共産党=く動く人民解放軍ではなく「勝手」に、尖閣などを占領して、人民解放軍海軍などが参戦しない場合を考えているようですからね・・・

 漁船による海上民兵に対する抗戦簡単ですからね・・・3000トンクラスのそれなりに速度の出る貨客船と対戦車兵器を有する歩兵を乗せて・・・多少の対空機銃ね・・・ミートチョッパーを搭載してやれば良いでしょうね・・・だって・・・想定しているのは・・・

●漁船などを大量に投入した海上民兵による機雷などによる港湾封鎖、島嶼への精鋭部隊の輸送・港湾からの上陸(習主席はロシアのウクライナにおけるハイブリッド戦の研究を指示)

 これね・・・ハイブリット戦の意味は・・・単に中国人民解放軍の指揮下に無い独立した民兵としての海上民兵ね。つまり、正規軍でない連中が、国家の下を離れて、国家と同等な組織で戦闘行動を行う場合・・・(習主席はロシアのウクライナにおけるハイブリッド戦の研究を指示)・・・こういった余計な事を書くから意味が変わる・・・

 だから、表向きは中国政府とは無関係な元海上民兵組織の者が中国人民解放軍海軍の指揮から外れて独自に・・・ただし、裏では共産党政府の支援の下に・・・尖閣を占拠して、ここを拠点に南西諸島の島々を攻略・・・漁民が物資を尖閣へ送り、海上民兵を養う形でも想定したのかね・・・?ただ、尖閣にはまともな港湾施設が無いから集結不能なので・・・

 島嶼への中国の侵攻は、まさに中国版ハイブリッド戦であり、海上民兵に支援された空挺や海軍歩兵を含む精強な部隊が侵攻してくる。

 宮古島などを例に挙げれば、あらゆる港・空港を使い、一挙に5000〜6000人の迫撃砲や「RPG7」などの携帯ミサイルを持った部隊が、階級章もつけずに、宣戦布告することなく上陸して島を早期に占領しに来るだろう。

 今配置を検討している500人程度の部隊が10倍以上の「軍隊」を相手にすることになる。


 宮古島なら適当じゃん!で・・・海上民兵崩れの・・・一種の海賊による宮古島の拠点化ね・・・これなら、中国政府とは無関係で戦争が始められるが、あまりにも小粒ね・・・こんなのは、補給を断ち切れば良いだけですからね・・・本格的な火力を有しない漁船・・・アフリカの角での海賊掃討戦と同じようなものね・・・ただ、これではハイブリット戦の要件に足りない・・・海上民兵の占拠と、宮古島の島民の中国への帰属の強い願いが無いとね・・・ウクライナからロシアへの領土の割譲が民主的な手段で行われることが、ウクライナでのハイブリット戦の意味ですからね・・・宮古島が・・・●中国共産党が指揮する「統一戦線工作」による洗脳(大衆操作)による無血開城・・・とならないとダメなわけね。

 この戦いだと・・・日本の対処は、司法権に基づくものになるから・・・初期段階では海上保安庁の指揮下に自衛隊が補助的に活躍する事になるね・・・まあ、途中から自衛隊が主力でしょうがね・・・漁船と大型の巡視船では海空決戦などにはならないね・・・中国から独立した元海上民兵の海賊国家の宮古島への・・・留学生・旅行者などによる国内蜂起(ゲリラ・特殊部隊)と呼応しての一挙に5000〜6000人の迫撃砲や「RPG7」などの携帯ミサイルを持った部隊が、階級章もつけずに、宣戦布告することなく上陸して島を早期に占領・・・

 ただ、問題は宮古島の島民が「統一戦線工作」による洗脳(大衆操作)による無血開城と民主的手段で宮古島の中国への編入は無理じゃン!まさか、宮古島の島民は反日の気があって、実は抗日組織が存在しているとか・・・?

 ん?既に・・・中国への併合を望んでいる島民が大多数だとかね・・・?何だか、本土の人間に琉球処分などの意識が強いのかね・・・半ば外地扱いしているとか・・・?

 つまり、南西諸島は日本ではないという意識・・・南西諸島の人間は日本への強い帰属意識があるにもかかわらず・・・という感じかね?

 日本への帰属意識を失いつつある日本の辺境とか?小笠原諸島は米国への帰属、北海道はロシアへ・・・これだと、笑えるかもね・・・?というより・・・そういった風が広まっているなら・・・確かに・・・

 日本の歴史が途切れるのか、続くのかの過渡期の戦略は実に難しい。

 さて、もう一つのシナリオね・・・

 防衛省・自衛隊:日米防衛協力のための指針(2015.4.27)・・・これを元に防衛大綱が・・・?過渡期というより、2015年時点の枠組みでの整備が2025年に向けて作られているだけじゃないのかね・・・?専守防衛・米国の補給線の防衛が任務だから・・・ストレスがたまるわけなのでしょうね・・・輜重輸卒とその防衛がポチ国の自衛隊の役割と知ったからかね・・・?幼い普ちゃんのポチ国の存亡をかけた海空戦をしたい!と叫んでいるのかね・・・?でも、幼い普ちゃんのポチ国が勝手に中国との戦争を始めると・・・

 幼い普ちゃんの青島・上海奇襲攻撃によって始まる戦争で、先ず中国が第1列島線に仕かける短期高烈度決戦は1〜2か月続くと見積もられている一方、有事、米海空軍は当初の損害を回避するために一時グアム以遠に避退する中で海自・空自は国土防衛にどのように貢献するのか?・・・米軍は日中戦争に巻き込まれたくないので退避ね。多分、日米間での取り決めでは?日本が勝手に始めた戦争では米国は日本を支持しない!だから、この話になる・・・

 この・・・有事、米海空軍は当初の損害を回避するために一時グアム以遠に避退以後に米軍が戻るのは・・・米軍は南西諸島および日本本土の防衛が、米海空軍のあらゆる艦船および航空機の安全を保証するものでなければ、船を沈める攻撃行動には出られない。 戻っては来ない・・・事実上の幼い普ちゃんのポチ国の勝利が無い限りは・・・これらの内容から・・・短期高烈度決戦は1〜2か月続くと見積もられている・・・つまり、自衛隊の抗戦能力が1〜2カ月しかない・・・

 だから、もっと兵器を充実させなければならない・・・という話かね・・・?

 日本が中国に対して・・・東シナ海の覇権をかけて宣戦布告と同時に、上海の東海艦隊と青島・大連の北海艦隊の基地を叩く!

 あ・・・無理だね。上海の東海艦隊は左の半径30km圏内に分散して存在していますからね・・・撃滅しにくいじゃん・・・北海艦隊は・・・青島・旅順・大連にいますからね・・・

 右のように、青島は半径45km圏内と旅順・大連の半径30km圏内の基地を叩かないと・・・F-35の500機もあれば一次攻撃ぐらいはできるが・・・どの程度の効果が期待できるやら・・・?

 これで、2艦隊の3分の2を撃滅しても・・・南海艦隊と東海艦隊の台湾以南の艦隊は無傷ですからね・・・これだと、艦の数では・・・やはり、中国の方が多くなるね・・・

 これだけの事をやると・・・安保理が開かれて・・・戦闘行為の中止が決議され・・・とりあえず、経済制裁かね?それでも、幼い普ちゃんのポチ国が軍事行動を取ると・・・世界のどことも相手にされなくなる・・・日本が世界から切り離される日がやって来るね・・・1か月で開いている食料品店が無くなる・・・都市住民が都市を放棄することになるね・・・天然ガスは1カ月程度で底をつくのでね・・・液化して長期間保持することは困難、検査などは無視して原発の再稼働で電力を賄って・・・化石燃料の温存と鉄道を動かすことになるかね・・・物流は事実上液体燃料不足で途絶える・・・政府は持ちこたえられるかね・・・?多分、食糧暴動で自壊するのでは・・・?ここで、米軍が戻ってきて・・・軍政かね?

 内容の無い長い記事でしたが・・・中国との戦争が自衛隊内でどのように考えられているのかが、ある程度明瞭になった気がするね・・・産経新聞の野口君の叫んでいた海上民兵の話の出所はどこなのかね・・・?自衛隊や政府のかね・・・?いずれにせよ与太話だろうね・・・面白かったが、馬鹿らしいお話ですね。

2019.01.05

  

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