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日本貧窮者経済新聞
 アベノミクス景気?その質的変化でウハウハ・・・?(2)→この最初へ

 さて、前回の続き・・・第二段階を迎えて楽しみなアベノミクス景気、その質的変化とは? LIMO くらしとお金の経済メディア これですね。そういえば、アベノミクスの果実とか・・・これは、どこへ行ったのかね・・・?こんなものは存在したのかね?ふと、思い出しましたが・・・以前は、アベノミクスの果実で色々とやるとか叫んでいたようですが・・・?どうしたのかね・・・室に入れて追熟中かね・・・?疑問は一杯湧いて行きますね・・・なるほど・・・成長戦略は供給サイドを重視するもので、景気とは直接関係ないので、本稿では触れないこととします・・・成長戦略には触れられないというだけじゃん・・・アベノミクスの果実はどこにあるのか・・・?その話になっちゃうわけですからね・・・一応は、名目ではGDPの拡大というのがあったようですが・・・名目GDP600兆円の話しも近頃は聞かないしね・・・さて、とにかく続きね・・・

世の中に資金が出回らなかったため、円安と株安も進まないはずでしたが、「偽薬効果」で円安と株高が進みました。結果としては、景気を押し上げたのは円安と株高による景況感の変化であったと思われます。

 はあ?私は・・・古い経済学の信奉者ではないですが・・・多くは古い経済学の信者ですから・・・日銀が市中に紙幣を流し始めたので、それにつれて為替相場が変わったわけね・・・円安がアベノミクスによって生み出されて・・・これは、偽薬効果じゃないね・・・古い経済学では普通の処方ですからね・・・何で、こういった話にするのかね・・・?株高は、単にGPIFや日銀が買い込んだから・・・これが呼び水になって買われたわけね・・・呼び水となる薬は漢方では薬引と言いましたっけ・・・薬引しか処方しない医者じゃね・・・何で得た知識だっけ・・・?笑府かな?落語かもしれないな・・・だから、一応は・・・まともな薬ね・・・決して偽薬ではないわけでね・・・円安で見かけの業績が輸出産業を中心に起こったわけですからね・・・1ドルの商品を売ると80円が、120円にもなった・・・それだけの話しですからね・・・ただ、現場では・・・「日本大安売り!」とみえたのでしょうね・・・販売数はちょっと増えたけど・・・何でこんな金額になるの・・・?って感じでしょうね・・・

アベノミクスの景気回復が不思議であったことについて、詳しくは拙稿『アベノミクス5年の記念日に、不思議だった景気回復を振り返る』をご参照ください。

 貧乏なので買えないのでね・・・

円安、株高でも輸出も設備投資も増えず
もっとも、円安でも輸出数量は増えませんでした。企業が海外現地生産を国産品の輸出に切り替えることはありませんでした。それは、企業が「今は円安だが、どうせ遠からず円高になるだろうから、生産ラインを組み替えるのは危険だ」と考えていたからでしょう。

 あれ?ちゃんと分っているじゃん・・・円安でも輸出数量は増えませんでした・・・でも1ドルの商品を1個売ると80円だったのが120円になった!1.5倍だよ!凄い!・・・で、業績回復ね・・・輸出数量が増えないのだから・・・何のために生産ラインを組み替えるのかね・・・凄い!売れてるよ!1ドルじゃ行き渡らないから、1.5ドルでもっと売ってくれってさ!凄い!さあ、生産ラインを組み替えて2倍の生産量に!現地じゃ4倍まで売れるって言ってる!この工場敷地じゃ、2倍が限界だ!第二工場を!とはならなかったわけじゃン・・・企業が海外現地生産を国産品の輸出に切り替えることはありませんでした・・・必然性が無いわけですからね。数量が価格を動かす大きな要因ですからね・・・生産過剰なら単価が下がる、需要の拡大なら単価が上がる・・・それだけね。

企業収益は絶好調なのに、設備投資も増えませんでした。企業は「どうせ景気は遠からず悪化するのだろうから、設備投資は危険だ」と考えたのでしょう。「そもそも日本は人口が減少して経済が衰退するのだから、投資をするなら海外だ」と考えた企業も多かったようです。

 円安による効果は一時的なもので・・・原材料が高騰するから結局は利益は従前の物に戻るわけですからね・・・円安は国内原料在庫が切れた時点で効果を失う事になりますからね・・・円安前には、外国製のラーメンが安かったのですが、円安になって国産のラーメンの方が安くなっている・・・価格の逆転現象が起こっている・・・近頃はタイ製のラーメンが食えなくてね・・・国産にシフト・・・茨城県産のラーメンに・・・インスタントラーメンも近頃は買えなくて・・・自家製麺ですね・・・人口が減少するのもあるが・・・

 企業としては、税金の安い国が良いですからね・・・問題は、国内に儲けを持ち込むと・・・差額分の税金を毟られるわけでね・・・先方では10%の税金を払い・・・日本では30%の税金だから・・・差額分を徴税されるのは面白くないから・・・現地で利益を再投資することで、節税という事ね・・・国内に資金の還流が無いわけで・・・国内で製造しないで製品を輸入して売った方がおいしいとなればね・・・

企業収益は好調でしたが、賃金は上がりませんでした。非正規労働者の時給は労働力不足を反映して上昇しましたが、正社員は「釣った魚」なので、企業が賃上げをするインセンティブを持たなかったのです。このあたりの事情については拙稿『労働力不足なのに、サラリーマンの給料は上がらないのか』をご参照ください。

 貧乏だから買えないが・・・企業収益は円安で好調・・・でも、円安でも輸出数量は増えませんでした・・・これね。労働者の仕事は忙しくなったのか?仕事量が変わらないのでは、儲かっているという実感はあるのかね・・・?この状況下では・・・有利子負債の解消じゃん?だって、仕事量が変わらないのだから・・・円安が一服すれば、原料価格が上がるから・・・数が売れるようにならなければ・・・無意味ね。

正社員が定年退職して定年後再雇用になったことで年収が大幅に下がり、労働者全体の賃金の平均を押し下げた面も大きかったと言えるでしょう。労働力不足によって高齢者や子育て中の主婦などが短時間労働を始めたことも、一人当たりの賃金を抑制したようです。

 ああ、定年退職して定年後再雇用になったことで年収が大幅に下がり・・・これって、労働者を馬鹿にしているのでは?多くの場合、仕事は同じですからね・・・私の友人は・・・仕事が同じで賃金が6割になるのが面白くなくて・・・子会社の楽な仕事へ移りましたからね・・・100気圧を越えるようなボイラー、ガスタービン発電機、純水製造装置などオペレーションをやっていた人でしたが・・・今は、ホッパーに粉ものを投入する仕事と伝票書きしていますね・・・

 何だか、労働力不足というのがね・・・労働に見合った賃金が得られるのか?の問題じゃないかね・・・高齢者や子育て中の主婦などが短時間労働の賃金・・・一般労働者の6割程度の賃金で使える人材に対する求人ね・・・私は、まだ現役世代ですが・・・賃仕事は嫌ですね・・・とりあえず、最低限の現金を生み出す仕掛けがあるので・・・あとは、食料の製造をやっているわけで・・・

 しかし何で・・・高齢者や子育て中の主婦などが短時間労働を始めた・・・?自分の時間を売りに走ったわけですからね・・・時間を売って賃金を得るわけですからね・・・よほど退屈しているとか・・・?退屈していたら、何かして遊べばよいのに・・・遊ぶ金欲しさに賃仕事でしょうね・・・生活が苦しくなっているだけじゃないのかね・・・

もっとも、こうした効果は「一人あたりの賃金は押し下げたが、労働者全体の賃金は押し上げた」わけですから、個人消費にはプラスに働いたと考えて良いでしょう。

 働きに出なければならない状態に追い詰められているとか・・・?私も、ある意味・・・働きに出なければならない状態に追い込まれて・・・毎朝、野菜いじり・・・開墾作業もしていますからね・・・まだ、カボチャもあるし、大根も収穫したのが残っている・・・まだ、葉っぱを食い終えただけですからね・・・一旦切って昼飯にするか・・・

2018.12.17

  

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