北朝鮮の道と・・橋の文化・・・？

現在をうろうろ（463）

　北朝鮮の道と・・橋の文化・・・？

　北朝鮮の道路を辿っていても、あまり面白いものはありませんが・・・日本だって、ドライブしいて興味深い景色にぶち当たることは稀なんですが・・・座標・・・

　39°30'14.81" N 125°54'52.58" E　ここに、渡し船・・・フェリーがありますね。長さ9ｍ幅6ｍ程ですが・・・右の写真のように2つの道路を結んでいるようです・・・一応、ＧｏｏｇｌＥａｒｔｈ上を道路のパスを結んで道路の系統性をチェックしているのですが・・・渡し船は初めてですね。川幅は190ｍ程ありますから、結構楽しめそうな感じです。どうも、こういったものが好きで・・・困ったものです。

　北朝鮮には、牛に揺られてのツアーとか無いですかね？私は、ベンツで走りまわるより、牛に曳かれる車の方が高級な乗り物に感じちゃうんで・・・車なんかは、使わない時にはガソリンを食わないでおとなしくしていますが・・・牛は何も働かせなくても餌は食いますから・・・その意味高級な代物だと認識しています・・・それに、牛は食えるけど、車は食えないのでね・・・ただ、速度の問題ですかね？別に速いからと言って価値が高いわけではないと思いますがね・・・

　牛の歩みは人間の歩みとさほど変わりませんから・・・だから、時々牛車から降りて、回りを散策・・・小走りで追い付けばいいや！なんって思うわけでね・・・この渡し船は・・・多分、龍岩里と旧下里を結ぶ古くからの街道のようです・・・

　古い地図で眺めると・・・左の地図の舊下里・龍岩里の間のちょっと太めの直線だと思われます。

　北朝鮮の道は結構面白いですね・・・特に山間部のちょっとした平野・・ここの川筋の道など・・・四駆のトラックで走るには非常に面白そうです・・・5人ぐらい荷台に乗せて・・・古絨毯と板の数枚でも乗せて・・・悪路走行は間違いなく上手くなりますからね・・・別に悪路にしようとしているわけでもないのですが・・・河川敷の道路だかよくわからない場所をトラックが走り回っている事が、読み取れますから・・・正式な道なのか、それとも、便宜的な道なのか不明な物が多いのですが・・・

　勝利58号に幅広のタイヤを履かせて、走らせたら、絶対に面白いと・・・直6のエンジンで3.5リットル、70馬力・・・ちょっと非力か？しかし、悪路走行はパワーじゃないから・・・このぐらいが良いのかもしれませんね。4速マニュアル・・・これは6速ぐらい欲しい気がしますが・・・ギアの配分次第ですが・・・スーパーローとオーバードライブ付きとか無いのかね？どうやら二駆と四駆があるような感じですが・・・四駆の2トントラックか・・・四駆は厳密にはＧＡＺ-63で勝利58号はＧＡＺ-51の二駆なのかね？ＦＲのような感じですね・・・すると、随分と頑張って走らせているような・・・北朝鮮のトラック運転手は、悪路走行の名人ばかり揃っているとか？わだちの様子からすると・・・絶対に・・・周期操舵走行効果を利用しているように見えます・・・ソーイングってやつですね。タイヤのグリップをチェックしながら最大の駆動が得られるように小刻みにハンドルを切る・・・従って・・・何台も走ると、衛星写真では車が走行した跡が・・轍の跡が判然としなくなる・・・従って、道が消えたように見えるという事のようです。

　他には・・・どうも、橋は好きでないのか？座標・・・

　39°41'26.08" N 125°26'02.64" E　ここ、明らかに車道は川をそのまま横切り・・・橋は歩いて渡るものという意識があるのかも？近頃はコンクリートの規格板の橋が小川に架けられる事が多くなっているようです。

　朝鮮の伝統的な橋というと・・・飛び石で渡るやつですからね・・・衛星写真の解像度で、そういった伝統的な川の渡り方をしている場所はあまり見かけませんが・・・

　どこかないかね？

小規模な物は見かけたけど・・・

　ソウルにはありますから・・・ソウルの街中の川・・・その中には右の写真のような、伝統的な飛び石方式の川を渡るための橋？と言ってよいのか・・・とにかく、川を渡るための設備がありますね・・・これが伝統の形であるのなら・・・車は橋を渡らないものと考えているのか？

　結局のところ、一年の大半は水の流れない川で・・・川が流れていれば川を渡らないで済ませる事ができる社会なのか？という事ですね・・・そういえば・・・過日ソウルへ行ったとき・・・雨が降ったんです・・・そこで観察できたこと・・・ソウルの市民は雨に濡れるのを極度に嫌がるようです・・・そして、傘が大きいんですね。ちょっとびっくり、小柄なお年寄りが大きな傘をさして歩いているのは・・・まるで傘が歩いているような？ホテルからバスに乗るのに・・・現地のガイドさんは、バスまでの数歩の距離でも、手を頭にかざして雨からの防御の姿勢・・・、ほんとに小降りで日本だと傘を差さない人が沢山出るような状況でも・・・殆どの人がきちんと傘をさしていたっけ・・・雨に対する文化の違いなのか？雨の日は遠くから日本人であることがばれる・・・？

　ちょっと、興味深い橋が・・・座標・・・

　39°41'41.83" N 125°32'35.64" E　ここです・・・ここには細い橋がかかっています。多分、人道用・・・多少の水でもトラックは押し渡って行くのでしょうが・・・ここには、細いながらも人が渡れそうな橋があります。目的は・・・どうやら・・・通学用のようです。この写真の右に集落が広がり・・・写真左の集落には小学校があるようです・・・

　左の写真がその目的地の小学校と思われる建物・・・ちゃんとヒヨコが歩いています・・・

　学校は雨が降ってもサボるわけにはいかないでしょうし・・・農作業は休みだとしても・・・

　そして、安全に渡れるようにとの親心の為せる技なのかと・・・ふとね・・・こういった物を眺めていると・・・これは滅ぼさなければならない悪の枢軸に組みする国とは考え難い気がしてね・・・

　普通の田舎の風景・・・何で、我が国の政治屋は、戦争のできる国を作ろうとするかね？総理大臣の権能は大きく・・・自衛隊に侵略計画を企画せよと命ずれば、ちゃんとした計画が出てくるはずです・・・そして、指示を出せば良い・・・侵攻せよ・・・これで我が国の軍隊は、侵略軍として行動できるのですから・・・軍には拒否権はない、命ぜられた仕事をするだけですから・・・その後で、議会を招集して、説明責任を果たせば良い・・・議会を納得させればＯＫ、そうでなければ・・・始まってしまった戦争をどのようにして終わらせるか・・・次の、総理大臣が考える事になるだけですからね・・・軍を養うという事はそういった意味を持つのに・・・自分で始める度胸は無いから・・・法によって、戦争を自動的に始められる国にしようとしている・・・法が命ずるので、内閣総理大臣の私は・・・止むを得ず宣戦を布告するものであります・・・この形で、責任を回避したいのでしょう。

　どうしても、戦争がしたいようです・・・しかし、北朝鮮をネタに、中国と戦争して勝てるのかね？国力は頭数で15倍近くありますから・・・殴り合いでは10倍を越えるものを叩きのめすのは不可能ですし・・・東シナ海・南シナ海のシーレーン防衛は夢物語だし・・・日本船団は無いですから・・・守るべきシーレーンは仮想のものでしか無い・・・この船はパナマ船籍だが、日本資本のものであるから、日本への廻送を命ずる・・・私はＸＸ人なので日本の戦争に巻き込まれたくない・・・船長以下、退船します・・・給料の残りは指定口座に振り込んでね・・・さようなら。・・・船は残るが船員がいない・・・中立国の船だって、日本に対して戦争遂行のための物資を無保険で運ぶとは思えないし・・・我が国の政府が補償すると言っても・・・命あってのものだねだから、中国の臨検をかいくぐって日本への航海をするとは思えない・・・日米間の貿易だって・・・通商破壊で、空母と原潜が遊弋するなかで・・・商船など標的でしか無い・・・

　まさか、集団的自衛権の話は、シチュエーションがちょっと違うのか？・・・

　日本人を、同盟国であり、能力を有する米国が救助、輸送しているとき、日本近海で攻撃があるかもしれない。このような場合でも日本自身が攻撃を受けていなければ、日本人が乗っているこの米国の船を日本の自衛隊は守ることができない、これが憲法の現在の解釈です。・・・これ・・・そもそも運ばないから・・・それより・・・

　日本への物資を、同盟国であり、能力を有する米国が輸送しているとき、日本近海で臨検（攻撃）があるかもしれない。このような場合でも日本自身が攻撃を受けていなければ、日本への物資が乗っているこの同盟国である米国の船を日本の自衛隊は守ることができない、これが憲法の現在の解釈です。

　日本が、中国に対して宣戦布告をすれば、中国は多分直接の交戦をすること無く、当然の権利としての臨検を行う事で日本を経済封鎖する事になりますね。東シナ海・南シナ海は航行不能・・・しかし、韓国が中立なら、アメリカも中立でアメリカは韓国へは物資を自由に移送できる・・・日本へは？多分、中国は太平洋上で臨検するはずですね。日本向けは不可・・・日本には商船団は無いので・・・日本への物資の輸送能力がありそうなのは米国ですが・・・アメリカの商船団ってどの程度のものかね？あちゃ、駄目だ、アメリカは日本以上に商船を持っていない、アメリカが日本に物資を運ぶこと自体が前提になりえない・・・日本は・・・中心になるのは内航船でそれでも20,845（千DWT）、アメリカは12,479（千DWT）でしかない・・・アメリカの軍艦が日本へネズミ輸送を展開するとは思えないが・・・

　どうも、色々な意味で、我が国は戦争のできない国なのではないかと・・・日本が世界有数の外航船の保有国で、日本人の海員が動かしているなら、ある程度の戦争の可能性が出てきますが・・・護送船団など組めるような感じの軍艦は無いし・・・これから建艦競争をしても、中国に勝てるのか？私の妄想研究では、既に2隻の空母を起工して建造中だと思いますが・・・

　中国も軍事衛星を持っていますから・・・太平洋上の商船の把握など簡単でしょう・・・それと空母と高速船の組み合わせで公海上での臨検拿捕・・・捕捉要員を生活保障船に積んで補給するようであれば・・・とりあえず拿捕、本国へ廻漕・・・そこで放してやればＯＫ・・・日本にやって来る船など無い・・・拿捕で問題になるのは捕捉要員の数ですからね・・・これの補充が利く体制であれば・・・経済封鎖は簡単・・・日本の制空権の彼方で行えば良い・・・だから、中国にとって空母が必要になるのかね？中国だって、人命軽視の作戦は立てないと思うのでね・・・しかし、我が国の政府はどんな形の戦争を考えているのかね？シーレーン防衛とか言ってるから、明らかに対中戦の構えですが・・・？やはり、ハッタリかね？このハッタリが高いものにならないことを祈るしかない・・・

2014.10.08