現在をうろうろ(456)

 中国の航空母艦のまとめ(3)

 前回の続きです。着艦の方は技能の程度が分かりそうです・・・

 着艦用は右の写真のようになっていますね。左側の4本のラインが・・・多分着艦用のワイヤーを示しているのでしょう・・・アレスティング・ワイヤーと呼ばれているやつですね。四索横式ですから、右の写真では左から3番目の索を捉えるように訓練していると思われますから・・・まあ、良いのではないかと・・・13億人からの選抜きですから技能優秀なのでしょう・・・中国には戦闘機乗りがウジャウジャいますからね・・・

 さて、この基地には稼働機は何機あるのか・・・どのくらいの運用能力があるかですね・・・この基地の燃料タンクは・・・多分、直径15m程の地下タンク4基が存在しているわけです。

 左の写真の部分ですね。2000kL4基かね?日本の標準的な戦闘機基地よりちょっと多いくらいですかね・・・我が国では、こういった分散配置は、日々の点検業務に時間を要するため・・・大型タンク1基としているような感じですね。どうも、我が国の政策評価書を見ていると、貧乏なためか妙な所をケチりますね・・・近所の戦闘機基地の地下燃料タンクは1基でしか無い・・・先ずは、この燃料タンクを破壊して・・・累卵の危うきを避けるためのもののはずだと思いますが・・・まあ、仕方ない・・・借金の山ですから・・・

 さて、この基地の機体は残念ながら衛星写真には無いので推測するしかありません・・・

 新しい施設ですから・・・タイヤの跡から推測できますね。2013年10月の段階で配備されている機体は・・・左側の5つ、1つ飛んで2つ2つ飛んで2か所は航空機ではなく車両ですね。これで左の組みはおしまいで、右に2機と思われます。9機の機体がこの基地に存在しそうです。

 訓練施設と実艦を比べてみると、ほぼそのまま再現されていますね。運用訓練だけですかね?なんとなく、これだけ配置をそっくりするというのは?やはり静止した地面から100m程で離陸できるという事か?この点が我が国の軍事偵察衛星は少なくとも1日1回はこの上空を通るはずですからそのあたりの情報も捉えていると思われますが・・・

 まあ、離艦は着艦と違って、1・2度体験してしまえばあまり関係なさそうな気もしますね。精々、発艦時間の短縮訓練とかその程度でしかなさそうな気もしてきました・・・このあたりが、スチームカタパルトとは違う点ですかね?スチームカタパルトでは・・・操縦者の意図とは無関係に放りだされる事になるのでしょうから・・・第二次大戦中の巡洋艦などの火薬式のカタパルトも同じようなものですね。火薬式のカタパルトは危険手当が6円出たとか・・・ポン六と称されたようですね。・・・まあ、カタパルトだと、その射出サイクルの速度の問題ですかね・・・ピストンも射出してしまえば・・・とか、余計な事を考えてしまいます・・・意外と、このジャンプ台式の発艦は、航空機のエンジン出力が高ければ、効率的な方法なのかもしれませんね。J-15はこの発進法に基づいて設計されていますから問題ないという事なのでしょう。米軍のスチームカタパルトのサイクルは、機械的限界があるでしょうが・・・こちらは、ジェット後流の偏向板の上げ下げだけですからね・・・技能の向上で発艦サイクルが短くできる?結局のところは、100mで200ノット程度まで加速できるかどうかの問題ですからね。

 その手段は、安上がりであれば良いだけです。自分で勝手に飛び立ってくれればそれに越したことはない・・・スチームカタパルトなど・・・所詮、蒸気機関の仲間ですからね・・・ジェームズ・ワットの時代ならいざ知らず・・・という事でしょう。今は既に超伝導とリニアモーターの世界ですからね・・・高速空母など・・・航空機の速度に比べたら亀の歩みですから・・・近頃では、事実上意味のない言葉だと思われます。カタパルトの性能は・・・ずっと以前から、航空機に人間という壊れ物を乗せることで限界が来ているのではないかと思われます・・・1.5秒で秒速70mまで加速するから・・・この倍ぐらいの加速度を与える事は簡単でしょうが・・・射出したら人間が使いものにならなくなってしまうとマズイ事になりますね。その点、ジャンプ台は人の体に優しいことになるのでしょうか?あまり変わらないですかね?

 近頃の戦争道具は、基本的にやわな人間の体にその限界性能が規制される事になるので・・・できれば無人化したいわけです。人間爆弾や人間魚雷は、その意味で既に意味を持たない・・・人間の存在が戦争道具の機動の限界を規定してしまう。多くの場面で、人間の照準能力を越えたレベルの制御が必要であるという事ですね。今の、戦争には・・・古き良き時代のロマンなど存在しない・・・今の戦争では・・・兵器システムに関しては、脆弱な人間というものを如何に排除するかが問題なのかもしれません。歩兵を除く多くの戦闘で既に人間は基本的な意思決定をするだけのオペレーターに化しているのではないかと・・・進路を定め、自動化された兵器システムの起動を指示するだけか?少なくとも対空兵器に関してはそうなっていそうな感じですね。

 少なくとも、近頃の地対空ミサイルの加速度や照準に関しては人間の脆弱さや反応速度を凌駕しているのでしょう・・・結局のところ、兵器は既に脆弱な人間を部品として扱いたくないのではないかと・・・直ぐ疲れて集中力は無くすし・・・ちょっと緊張感を与えると眠くなったり、腹痛になるし・・・困ったものです。そして、戦争の判断も疑似機械とも言える法律によるなら、政治家の務めを放棄するように思えますが・・・法律の定めによる開戦の条件が成立した、法によって開戦は決せられた・・・ばかみたいな事を我が国は始めようとしていると思うのですが・・・どうなる事やら?政治屋は自分で判断も責任も遡及される事なく開戦する事ができるようになりますね。単に、耳触りの良い自分の言葉に酔っているだけのようですね・・・間もなく、みんなの給料が上がる・・・円が紙屑に近くなるのでね・・・この調子だと昨日の100円は今日の1万円の価値になる日が近い・・・給与は、通貨価値の下落に遅れるから・・・結局はみんな貧乏になり、少なくとも政府の巨額の債務は帳消しになるのでしょう・・・この調子だと・・・私は酒でも買い溜めするかね?腐らないし、それ自体の価値は変わらない・・・

 じゃなくて・・・中国の空母は・・・まあ、一旦切って、配備予定について眺めるとしましょう・・・ああ、どうして愚痴になるのか・・・本物の政治家は日本にはいないのか?

2014.10.05

  

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