中国の航空母艦のまとめ（１）

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　中国の航空母艦のまとめ（１）

　どうも、中国の空母が気になりますね・・・本物の空母も1隻あるし、艦載機の訓練基地もあるし、艦載機を初めてテストした所のジャンプ台の所在も分かっていますから、現状で集められる情報を集積しておくのも良さそうです。

　まずは、本物の空母の母港の座標は・・・　35°43'05.19" N 120°00'26.85" E　ここですね。

　右の写真のようにそれなりの空母があります。反対側に停泊しているのが、生活保障船と呼ばれる船種ですね・・・これが随伴していれば、宿泊施設など不要という素敵な代物ですが、甲板上に余計な物がありませんから、レーダーや通信能力を高めてあるのでしょう。アメリカ第七艦隊のブルーリッジに匹敵するのではないかと妄想していますが・・・通信用のマストの構成やレーダー装備の様子がブルーリッジと良く似ているのでね。実質的な艦隊旗艦なのではないかと・・・何しろ、この生活保障船は大型船ですから・・・

　ここの軍港は、かなりの艦艇が在泊していますから、桟橋から引っ剥がして写真の上で並べてみますか・・・フリートタンカーや、合成するには小さすぎる艦艇もありますが、このあたりは省略して・・・適当に並べてみますかね・・・どんなものになるやら？蘭州級駆逐艦などもいますから・・・

　ざっと、この日の在泊艦艇を並べると、左の写真のようになりますね。同一高度からのものですから大きさの関係が良く分かって面白いものです・・・これに、潜水艦隊もくっつけるとなかなか立派な機動部隊になりそうです。

　こんな具合に並べると、生活保障船の大きさが分かります。この船の通信機能が高いのなら・・・間違いなく旗艦として運用していると思うのですが・・・まあ、この空母は、カタパルトが無いのでカタパルト運用関係の人員がいないので、比較的余裕があるとは思いますが・・・艦隊司令部を置くだけの余裕はないと思いますね。

　さて、潜水艦隊の基地の座標は・・・

　36°06'41.93" N 120°34'28.89" E　ここですから・・・

　中国で有事となると、右の基地の水面下の連中を含めて、こんな艦隊が出てくるという事ですね。

　三胴の高速艦もあるし・・・なかなか興味深い・・・この中で、建造開始が最も古いのは・・・もしかしたら・・・この空母かね？1985年起工ですから・・・とりあえずは綺麗な艦になっていますね。完成前に連れてきて中国で完成したから・・・新品か？

　さて、これで母港はOK・・・この空母の艦載機になるのは、J-15ですね。ジャンプ台を使った滑走路での試験は西安の空港でのようです。座標は・・・

　34°38'51.73" N 109°14'47.60" E　ここですね。左の写真のような滑走路が2009年ごろには完成しています。全長は630ｍちょっとぐらいですから500ｍ程度からテストを開始して行ったのではないかと妄想しちゃいますね。テスト用の滑走路ですから、多分過積載での試験もしたのではないかと・・・それでも600ｍの滑走距離でOKという考えですかね？

　この空港はテスト用なんですかね？雑多な航空機が置かれていますから・・・このJ-15は遼寧省瀋陽で作っているようですね・・・瀋陽には3つほど空港がありますから、そのうちのどれかに隣接する形で工場があるのでしょう・・・

　瀋陽の3つの空港を眺めると・・・一応、J-15らしき機体が置かれている空港があって、空港に隣接する巨大な工場がありますね・・・座標・・・

　41°51'38.35" N 123°26'02.87" E　ここに、2013年10月12日に駐機している機体がJ-15っぽいのでね。多分・・・黄色くないから、量産機なのでしょう・・・およそ全長22ｍ、全幅15ｍの機体・・・

　多分間違いないと思われます。2013年12月に量産が開始されたと報じられていますから、量産試作機か・・・事実上の量産機ではないかと・・・

　全体像は、左の写真のようになります。

　ここの工場群が・・・瀋陽飛機工業集団の工場群である可能性は高いですね。

　さて、次は、このJ-15に関する情報を引き出すとしましょう。

2014.10.05