現在をうろうろ(4510)
日本貧窮者経済新聞
 ミャンマーでは日本に期待しているって・・・?(2)→この最初へ

 さて、前回の続き・・・【国際情勢分析】ミャンマーで高まる日本への期待 欧米「人権圧力」と中国「債務のわな」の間で…(1-4ページ) - 産経ニュース 果たして日本が期待されているのか・・・日本が期待しているような感じもしないでもないが・・・?何だか、大丈夫なのかね・・・制裁の動きもある中で・・・まあ、欧州勢が撤退している中ですから、有利とも言えるがね・・・?

 スー・チー氏率いる与党、国民民主連盟(NLD)のジン・マー・アウン下院議員は、ミャンマーのネットメディア「イラワジ」との対談記事(13日配信)で、スー・チー氏が最近語った話として「日本は欧米との関係が良く、(ミャンマーの)外交危機に際して仲介役となってくれる」と期待を示した。

 これって、首脳外交の領域の話しじゃん・・・偉大なる安倍晋三閣下にそれだけの力量があるとは思えないのだがね・・・ミャンマーへの中国の投資は限定的に継続という感じですね。基本、損しない取引を中国はやっているようですからね・・・ミャンマー経由で19°21'43.1N 93°41'01.3E - Google マップ この石油基地に陸揚げした原油や天然ガスを昆明の・・・24°54'46.7N 102°22'21.0E - Google マップ この石油基地に送り込むためのパイプラインを建設したようですしね・・・

 一方で日本の対応には批判の声も上がる。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの東アジア担当、リサ・タッシ氏は9月、米外交専門誌「ディプロマット」(電子版)への寄稿で、「日本はロヒンギャやその他の少数民族に対するミャンマー軍の愚かな行いをはっきりと糾弾すべきだ」と主張した。

 米国を怒らせることになっちゃうかもね・・・米国の先住民の扱いはどうなのか・・・?民族対立ってのは厄介だね。困った事に、幼い普ちゃんは、異文化の理解をしたくないようですから・・・単に、無視しているだけとか・・・?そのうちしわ寄せが、どこかに現れることになるでしょうね・・・

 ただ、なんだか・・・海外でまともに稼げそうな場所がミャンマーにしか無いような雰囲気でね・・・財界の強い要請でのミャンマーへしがみついているという感じもしないでもないが・・・?

 さて、軍による蛮行が行われたという証拠は・・・BBC News 【ロヒンギャ危機】 衛星写真が組織的な焼き討ち示すと人権団体

 右のような辺りが焼き討ちにあったとされていますね・・・ため池に行く道の南側か・・・座標もあるしね・・・特徴的な青の大きな屋根の場所が・・・20°30'48.7N 92°34'46.5E - Google マップ ここですね。

 右の場所が示されている所に応答するのかね・・・?微妙に傾き補正がされていない左の写真との照合が面倒ですがね・・・

 この辺りの集落の家のつながりからすると・・・均質に見えるが・・・?集落の様子がよく分かる衛星写真は・・・

 ふむ・・・草ぶきの煙り出しのある家屋のようですね・・・この辺り一帯がロヒンギャの集落でこういった集落が丸ごと消されているという事かね・・・?

 あれ?なんだか変だね?

 これって・・・開発行為の跡じゃないかね・・・?

 右が、2016年の画像で・・・青い大きな屋根の建物の周辺の建物は区画整理事業が終わった後の物に見えるから・・・2000年代初頭から区画整理が行われているような・・・

 20016年の青の大屋根の建物の周辺ね・・・明らかに区画整理が行われている・・・これが広がって行ってるね・・・なんとなく、強制的な農村改革が行われているという感じかな?住民登録のある納税者と住民登録の無い非納税者・・・で、再開発の際の差別によって非納税者の流民化が起こっている?何だか、組織的な焼き討ちというより・・・強制執行のような感じだね・・・

 なんだか、この場所は海岸の後背湿地の埋め立て再開発事業の最前線じゃないのかね・・・?用水・悪水路の整備と耕地の拡大、集落の再編・・・20°26'54.4N 92°38'33.3E - Google マップ この新興集落ね・・・

 右のような場所ですね・・・私は悪徳開発業者にもなれるのでね・・・海岸の緑の濃い地域が集落で・・・ちょっと高くなっている・・・周辺にはラグーン、潟湖(せきこ)の周辺に広がる集落・・・この集落を破壊して、この潟湖を埋め立てて住民は山裾へ追いやれば・・・耕地面積は倍になる・・・八郎潟の干拓などと同じようなものですね・・・八郎潟の干拓では周辺集落は潰さなかったでしょうが・・・

 渡良瀬遊水池の闘争なども彷彿とさせるような・・・?こんな変な考えが浮かんじゃったのは・・・ビルマ:ロヒンギャの村が多数さら地にされる Human Rights Watch この派手な記事・・・

国家最高顧問事務所情報委員会は昨年12月1日に、政府がラカイン州全域の20を超える村に住宅を建設したと発表。AFP通信によると、 今年2月12日にWin Myat Ayef社会福祉相が、集落のさら地化はより高水準の村の再建計画の一貫と発言した。同相は、政府が「村の新建設計画を立てようとして」おり、[難民が]帰還したあかつきには出身地かその最も近くに住める」と述べた。

 どうやら・・・日本も危ないね・・・欧米から叩かれるのでは?だって・・・安倍総理大臣とアウン・サン・スー・チー・ミャンマー国家最高顧問との会談 | 外務省 これの・・・

4 ラカイン州情勢
(2)帰還民の受入に向けた環境整備を加速して頂きたい,国連機関との協力が拡大されることを期待する,日本は,ラカイン州北部の2ヶ村で,住宅等の建設を11月下旬に着工予定で,このほか,州全体を対象に,道路,電力,給水分野を支援する。

(3)国内避難民に関し,彼らの安全や移動の自由を確保しながら,適切に国内避難民(IDP)キャンプを閉鎖し,再定住を進めることが重要。
また,安倍総理大臣から,拘束されているロイター通信記者の件について,日本の関心を改めて伝えました。
 これに対し,アウン・サン・スー・チー国家最高顧問から,ミャンマー政府として,独立調査団が自由かつ独立した形で効果的に調査ができるよう進めているし,国軍や警察当局は独立調査団に協力しなければならない,帰還民の受入れの環境整備に最大限取り組んでいる,ロイター記者の件についても法に従って対応している旨述べました。

 これね・・・この事業は日本が噛んでいないかね?八郎潟を思い出したのね・・・八郎潟 - Wikipedia

第二次世界大戦後、食糧増産を目的として干拓工事が行われ、干拓の先進国であるオランダの技術協力を受け、20年の歳月と約852億円の費用を投じて約17,000haの干拓地が造成された[6]。この事業は、サンフランシスコ講和条約にオランダを批准させるため、賠償金の代わりにオランダへ技術協力費を支払い得る大規模事業をアメリカから求められていた吉田茂に対し、建設省住宅局職員の下河辺淳(後の国土事務次官)が提案したものだという。

 何だか、同じパターンで行われているのではないかとね・・・住宅建設をする?なんだか変でね・・・ロヒンギャ問題は2012年ごろから表面化したのでは・・・?【ミャンマー】日本のNGO、ラカイン州で100校建設 欧米と一線画し支援継続(2018年4月7日) - エキサイトニュース

 2012年から事業を開始し、2017年度に100校に達した。2022年までにさらに80校を建設する予定となっている。地域住民を建設工事に参加させることで、地元の産業発展に役立てるのも狙いの一つだ。一方、多数の難民を出した同州北部マウンドーなどでは、イスラム教徒やラカイン民族が一緒に学ぶ学校の校舎も建設していたが、政情が不安定なため休校になっている学校もあるという。ただ、日本財団幹部はこうした多民族が幼いころから一緒に学ぶ学校の意義を強調、ミャンマー政府などと調整のうえで積極的に支援を進める方針だ。

 集落移転事業として、学校を新築して、子供の流れを作って・・・集落の移転では?どこに学校が作られたかをチェックすれば、悪辣な計画が見えて来るかもね・・・?どうやら、日本の企画屋はミャンマーの経済支配を考えたのかね・・・?やり方としては何だか非常に真っ当な雰囲気だが・・・精緻に組み上げられた都市・僻地の開発事業だが・・・中国というプレーヤーがいるからね・・・一旦切っておやつだね。昼飯も食い損ねている・・・

2018.10.27

  

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