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日本貧窮者経済新聞
 自民党総裁選討論会で何が話されているのやら・・・?(1)

 さて、自民党の総裁選討論会の話が揃ったようですね・・・
【自民総裁選討論会詳報(1)】安倍首相「新しい国造りに挑戦したい」 石破氏「地方の雇用と所得に全力を」(1-2ページ) - 産経ニュース

 《冒頭、司会者が両氏に抱負を聞いた》

 首相「1点に絞るということですが、現職ですので少し幅広いテーマになるかもしれません。この5年9カ月、3本の政策によって誰にも働く場所がある真っ当な経済を取り戻し、地球儀を俯瞰(ふかん)する外交によって日本は国際社会において大きな存在感を取り戻すことができました。この基盤の上に次の3年間、日本の新しい国造りに挑戦していきたい。そう決意しています」

 何だかね・・・?3本の政策なんってまともに成り立っているのかね・・・誰にも働く場所がある・・・これって、近頃は質の低い仕事が軒並み増えているという感じじゃないかね・・・?コンビニ・宅配などね。専門性が低い仕事が増えているというだけの様な・・・高度な仕事に耐えられるような人材の育成は・・・?高度なスキルを持った人材の育成が行われているような気配があまり無いようですがね・・・

 地球儀を俯瞰するというより、農協さんの旅行のような事で・・・何か成果があったかね・・・?単に、間抜けさをさらして歩いてきたのではないかと・・・それが心配なんですがね。新しい国づくりと言っても・・・いつも明確なビジョンが無くてね・・・虚空を指さして、この道しかないでは・・・何にもならない・・・すべてが道半ばじゃん・・

 「国難とも呼ぶべき少子高齢化に真正面から立ち向かい、教育の無償化を実現します。そして、未来を担う子供たちの世代、子育て世代に思い切って投資してまいります。同時に、経験豊富な高齢者の皆さんがいくつになっても生きがいを持って活躍できる生涯現役社会を実現してまいります。人生100年時代を見据え、全ての世代の皆さんが安心できる全世代型の社会保障制度へと大きく改革を行ってまいります」

 教育の無償化ね・・・できるのかね?生涯現役だって?ふざけるなよ・・・死ぬまで働けなんって、私は嫌だね!また、訳の分からない言葉が全世代型の社会保障制度・・・具体性が無いのですが・・・?どうせ、また言葉だけなのでは・・・?

 「地方においては農業、観光、中小企業で新たな活力が生まれています。さらに弾みをつけていく。また、近年の気象の変化に対応し、防災、減災、国土強靱(きょうじん)化のための緊急対策を3年集中で講じ、強靭なふるさとを構築していく。美しく、伝統あるふるさとを次の世代に引き渡してまいります」

 地方に新たな活力だって・・・幼い普ちゃんの時代は何だか・・・災害漬けの日々じゃないのかね・・・国土強靭化って、地方と国とは役割が違ったのではなかったっけ・・・国は戦争、地方は自然災害・・・企業に金を出させるとか・・・何だか、ご都合主義的な美辞を並べているのかね・・・美しくとか言われるとね・・・

 「外交においては、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)11、日・EU(欧州連合)経済連携協定(EPA)、新しい時代の世界のルールを日本が主導して作り上げていく。北朝鮮問題など戦後日本外交の総決算を行い、アジア太平洋からインドへと広がる広大な地域に、日本がリードし、世界と協力して、平和と繁栄の礎を築いてまいります。戦後70年、一度も行えなかった憲法改正に挑戦をし、国民の皆さんとともに日本の新しい時代を切り拓(ひら)いていく決意であります」

 幼い普ちゃんに何か主導することが出来るのかね・・・関税率の話もオバマ君とまともにできなかったのに・・・鮨屋では原稿なしでしょうからね。サミットのようにシェルパ君がいるわけでもないし・・・ワーキング・ディナーなどでは恥をさらしていただけではないのかね・・・?

 日朝二国間の問題である拉致問題も・・・ドナルド、お願いが利かなくなったしね・・・自分で何ができるのかね・・・?

 石破氏「おはようございます。よろしくお願いいたします。冒頭、多くの災害によって被災をされました方々に心からお見舞いを申し上げ、現場で懸命の努力をされておられます方々に感謝を申し上げます。私は、やらなければいけないのは、この国が30年先も、50年先も、100年先もきちんと存続していくために、今やらねばならないことは何なのか、それを明確にすることです。(人口が)1億2700万人おりますが、西暦2040年には2000万人減る。80年後には7000万人減る。日本をどうして維持をしていくのか、どうやって社会の形を継続していくのか、それに答えを出さなければいけません」

 人口減少はしばらく続くのではないかとね・・・幼い普ちゃんのポチ国の経済が・・・アベノミクスでかなり粉飾され、その反動がもうじき出ますからね・・・オリンピック後の不況が怖いですね。そして、増税もその前にあるしね・・・消費税が上がったらどうなるのやら・・・

 爆発的に人口が増えそうな気配は無いですからね・・・戦争をやって・・・戦後のベビーブームに賭けるとか?

 「経済成長というのは、社会保障を維持するためにやるものです。高齢者の方々が増える。女性の方々の活躍の場を増やしていかねばならない。そのための財源をどのように見いだしていくかということであります。どんなに大企業がもうかろうが、どんなに株をお持ちの方々がお金持ちになろうが、それがそのままで地方や中小企業や農林水産業に波及するわけではない」

 はあ?経済成長って・・・社会保障の維持のためなのかね?私は・・・単に欲望の増大が原動力だと思っていたが・・・株を持ていて金持ちになるのは・・・その会社の価値が高くなることに拠るわけですからね・・・日銀が買いまくることによって株価が上昇しても、その会社の価値が高くなったのとは違いますからね・・・会社の稼ぐ力に対する評価が株価のはずなのだと思いますがね・・・不思議なのは・・・自社株買いが流行っている・・・利益余剰金があるというわけで・・・自己株式を消却していれば良いですが・・・何だかね・・・?こまめに売ってるのかね・・・?

 株は持っていても・・・現金じゃないですからね・・・売らないとお金に化けない・・・お金持ちになっている気分だけではだめですからね・・・まあ、配当は3%程度は出るでしょうが・・・資産株を2億円ほど運用していればね・・・

 アベノミクスは、単に金融市場をいじっただけですからね・・・金融市場の中でバブルを生みだした・・・株価などは7000円ぐらいのものが、なんと3倍以上になったわけですからね・・・これってバブルって言わないかね?金融機関が総出で買いあさった結果ですからね・・・

 見せかけに過ぎない・・・株式市場や国債などの債券市場に流れた金が日銀の当座預金口座にあるから、バブルが弾けないだけですからね・・・戦時中の巨額の国債の発行を・・・ハイパーインフレを避けるために金融商品へ流して吸収・・・昭和13年頃だと・・・おとなしい徴兵保険かね。昔の写真週報の裏の広告ですがね。

 大東亜戦争が始まる昭和16年の末には貯金の奨励ね・・・

 そして、市中から紙幣を引き上げるために国債を乱発ね・・・

 したがって・・・

 特別報国債券など小口のもので戦費を調達するとともに、ハイパーインフレを避けるために現金をあまり流通させないように市中からの吸い上げを図ったわけでね・・・写真週報 政府系の雑誌の宣伝は面白いね・・・

 年金とか積み立て系の物や・・・戦時郵便貯金切手 - Wikipedia こういった風に、大量に発行した紙幣を吸い上げて、通貨の量を調整していたわけでね・・・

 どうも、私は・・・まともじゃない経済学が好きでね・・・こういったものが好奇の対象になっちゃうのでね・・・戦費は紙幣を発行すればよいが・・・紙幣を増やせば紙幣の価値が下がるから・・・吸い上げね。

 今の状況は企業の内部留保がこれに相当していて・・・銀行経由で日銀の当座預金にという事じゃないかね・・・?今、銀行は莫大な金の貸し付けができる状態にあるが、どうなっているのやら・・・?私には馬鹿すぎて良く分かりませんがね・・・中央の金融市場の中ではバブルが起こっているが・・・地方や中小企業や農林水産業に波及するわけではないのは自明ですね・・・

 「経済構造が全く違いますので、地方、中小企業、農林水産業が持っている潜在力は大きなものがあります。これを最大限に引き出していくことが必要であり、政府として、それぞれの地域の考えを最大限に支援する。政府が作ったものを地方がやり、中小企業がやるということではない。地域、地域が望んでいるものに対し、政府が的確に応える。そうであらねばならないと私は思っております」

 値上がり著しい株券を持っていれば、潜在的には金持ちですが・・・株を売らないと物が買えないのでね・・・潜在力があっても、それが実効的なものであるかは不明ね・・・本気を出せば、この子は凄い能力を発揮します!使い古された言葉ね・・・やる気にさせます!地域地域の望みは国会議員を通じて国政に上がって来るわけですが・・・まともに地方で活躍している議員君はどの程度いるのかね・・・?さて、一旦切って野菜いじりに行かなきゃ!戻りました・・・ジャガイモを少し植えてきましたが・・・どうなる事やら?

 「地方に人が足りません。有効求人倍率が上がったというのは人手不足というものを意味するものであります。地方の中小企業の経営者が跡継ぎがいない、どうしたらいいんだ、そういう思いの方がたくさんおられます。第二の人生を地方で過ごしたい、そう思っている人はいっぱいいるのです。どうやってそれをつなげていく仕組みを作るかが喫緊の課題だと思っております」

 地方に人が足りないというより・・・地方から大都市圏に流出しちゃっているだけですね・・・人手不足ではなく、実質的には会社や工場や農地が余っている状態ね・・・私は人間を中心に考えるという悪い癖があってね・・・中小企業経営者の子供が都会へ逃げちゃったというだけですからね・・・都会が人手不足で、そこに吸い上げられた・・・地方がやせ細って来てしまった・・・地方は農業生産があるから昔は大きな家族が養えた・・・食べ物があるから・・・ところが、食べ物以外の支出があるから食い物がある事の豊かさが十分発揮できずに、少子化の流れ・・・その中で、後継者であるはずの若者が都市へ流出・・・

 若者の消えた地方には・・・将来は無い・・・自明・・・

 地方都市の活性化があれば別でしょうがね・・・地方の中堅都市が軒並み斜陽ではね・・・地方の中堅都市の再生の手段があるかどうか・・・かつては地域の物資の集散地でその地位を築いていましたが・・・今はその機能が流通革命で失せてしまったわけですからね・・・物流をある程度統制する必要があるような・・・簡単なのは、長距離トラックの廃止と、鉄道貨物の復権ね・・・物流のノードを鉄道によって生み出して地方都市の集散地化ね・・・

 ただ、これはやりたくない政策でしょうからね・・・かつて、国労潰しでトラック輸送へシフトさせたわけですからね・・・完全自動の貨物列車システムでも考えれば良いのでしょうがね・・・政府が交渉事が下手くそだったというだけで、システムが失われたという感じでしたがね・・・幼い普ちゃんが自民党内でやっている抵抗組織潰しね・・・説得して靡かせるのではなく、恐怖による支配が好きなようでね・・・そのうち思想警察が生まれるでしょうね・・・兵庫県 - Google マップ 面白いね。

 「多くの伸びしろはある。つまり収益というものとは、これは別の概念なのであります。一人一人の所得が増えていかなければ消費は増えない。どんどん安売りをするということは、人口減少下においてデフレしか生みません。金融政策でそうなったか。そうなっていない。いかにして地方に雇用と所得(を生むか)、そのために私は全力を尽くし、次の時代に日本が残るようにしてまいります」

 私はデフレが好きなんですが・・・単に、ポチ国政府の借金の山を軽く見せるための手段としてのインフレじゃね・・・税収を何とかしないとね。借金の利息負担がかなり大きくなっていますからね・・・

 望まれる生活に対して、それを支えるのに必要な所得ですからね・・・勝手に、金のかかる生活を望まれても困るしね・・・しかし、どんどん安売りをする社会って・・・物にあふれた豊かな社会なのではないかとね・・・?現在は、物質的に豊かだからデフレになっているわけで、これは・・・望ましいのでは・・・?

 インフレにするには・・・簡単じゃん・・・商店に並ぶ商品が今の半分ぐらいになって、常に品薄にすればよい・・・外国製品に大きな関税をかけて、ものが入ってくることを阻止すればよい・・・戦前の貧しい社会でも作り出すのかね・・・?

 一旦切って(2)だね・・・

2018.09.17

  

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