現在をうろうろ(4350)
日本貧窮者経済新聞
 戦争道具を少し眺めるか? 照準器は・・・?(1)

 照準器なんって物は単純ですが・・・なかなか重要ですね。投射兵器には必須ですが・・・和弓の場合は照準器は無いですね・・・気合で中てますがね・・・3寸の金的は先ず外したことが無かったですがね・・・調子が良いときは矢筈の切れ込みが見えますからね・・・視力は0.6ぐらいでしたが・・・気合ね・・・こういったときは、ロビンフッド並みですね矢に矢が当たる・・・流石に継矢にはならず矢筈が欠け飛びますからね・・・修理代がかかる・・・28mぐらいだとこういたことも起こるわけで・・・

 照準器は基本的に投射物を目標に向けるためにあるのもですね・・・基本は的・照星・照門の3つが1直線状に並ぶことで正しく的に向けられた事が分かるわけです・・・ここで光の直進が照準に使われていますが・・・投射体は重力の影響や、地球の自転の影響など様々な外力を受けるので・・・こいつを補正しないと当たらないわけですね・・・

昔のサブマシンガン、1928トンプソンのアジャスタブル・ラダー・サイトの例ですね・・・近距離だと銃弾に対する重力の影響を無視できますが・・・遠距離の射撃ではそれなりに弾道が落ちるので、それを補正するわけです・・・

 長距離の射撃では・・・普段は寝かせてある照準器を立てて、小さな穴の開いた円盤状の照門を距離に合わせてやればよいわけです・・・

 重力の影響を受ける事を考えると距離というのが照準にとって重要な要素になるというわけでね・・・

 光の直進に関しては極めて精度が良いですが・・・問題は、投射体の直進性が悪いわけです・・・直進性をよくするために投射体を回転させてジャイロ効果を利用して弾道を安定させても重力で弾道は低下していきますからね・・・さらに、風や地球の自転の影響も受けますからね・・・

 ライフル銃などでは1000mとかそういった射撃をするようですが・・・ボルトアクションライフルだと・・・照準器をリセットして、ボルトを抜いて銃口を後ろから覗いて標的に向け照準器を調整、近距離で試射して狙点の下に行けばOKで・・・1000ヤードで1ヤードの角度差を歩兵ミルなんって言いますね・・・ライフルだと100ヤードで1インチの角度差を使いましたっけ・・・古い記憶なので・・・とにかく、0点調整を行えば、あとは照準器の目盛りを使って照準補正ができる・・・こんな所ですかね・・・

 さて、大砲も似たようなものですね・・・火薬で筒から放り出す奴はどれも同じようなもの・・・ただ、その弾道性能が分かっていれば、それなりに当てられるという事ですが・・・照準を合わせたら銃を確実に静止させられれば・・・静かに引き金を引けて銃の静止を破らなければ・・・

 長距離射撃を行う大砲は昔から考えられ・・・第一次大戦では120kmの長距離射撃を行っていますね・・・パリ砲 - Wikipedia こういったものを製造してパリを砲撃していますからね・・・ただ、砲の命数が短いわけで・・・安価なミサイルへ食指がのびるわけですね・・・一応は、ミサイルの飛行制御は厄介で、砲はそれよりはるかに高精度の射撃ができるというわけで、それなりの大口径砲が作られ続けたわけです。巨大戦艦の時代ね・・・航空機・ミサイルの飛躍的な発達によって大鑑巨砲が消滅・・・というわけですね。

 上陸支援には強力な砲が役に立つので、米海軍は随分と後まで戦艦を保有し続けましたがね・・・そのうち無人の兵器庫艦が作られることになるかもしれないですが・・・まあ、戦争ができない状況ではね・・・国連は米国の剣ではないのでね・・・幼い普ちゃんのポチ国では理解されていないようですが、基本的には米国の勝手な軍事行動をある程度抑止するのに役立っていますからね・・・北朝鮮は、この国連の役割を最大限に利用して、米国と対等に立ち回っているというわけでね・・・

 幼い普ちゃんのポチ国の軍事評論家君の多くは、兵器や戦術レベルの評論のための知識しか持たないようですから、戦時国際法が戦争の始め方みたいな理解をしていたり、戦時でも民用物の破壊などは原則的に許されない、ダムや原発などへの攻撃は禁止とか知らないようですからね・・・小学生並みみたいでね・・・残念ながら、幼い普ちゃんのポチ国の国際法の理解も1970年代の前半で止まっているしね・・・

 また、日ロ首脳会談がありますが・・・まるで期待はできないしね・・・しかし、プーチン君も良く相手してくれるね感心しますよ。北方領土に米軍基地を置かないという米国の言質を取らなければ、先には一歩も進めないのにね・・・幼い普ちゃんは、やるべきこともできない無能ちゃんですから・・・何で、あの地位に居られるのかが不思議でなりませんがね・・・じゃなかった・・・

 さて、長距離射撃で重要なのは、測量ですね。真っ平らな地面であれば問題はあまり無いのですが、高度差があるとか、そういったものも砲撃では問題になりますからね・・・海戦では、波浪による艦の傾きなども・・・砲は水平に設置されて、諸元を定めて発射しないと中らない・・・というわけです。さらに地球が球体ですから・・・

 日本から北極へ向けて砲弾を飛ばすと・・・日本での自転の速度を砲弾は維持して飛んでいくので・・・左の図のように右の方へ飛んでいくわけです・・・地球が円筒形ならば・・・真北の目標地点に落ちるのですが、緯度の高い地域は同じ角度だけ回転しても距離が短いので・・・目標が遅れていくわけでね・・・そのため、右の方へずれちゃう・・・こういった補正もしなければならないわけでね・・・コリオリの力 - Wikipedia 

 この力を発見したコリオリ君は、水車の研究の中で遠心力と回転との間で見出したわけですが・・・気象学で取り上げられて、台風などの渦の巻き方などの説明に使われ、もちろん弾道学でも扱われるようになったというわけですね・・・

 海岸で遊んでいるとこのコリオリの力で南風で海面に北向きの流れができると、コリオリの力で東へ流れずれていくので・・・東海岸では表面の温かい水が沖に流され・・・これによって海底の冷たい海水が引き出されて表面の水温が下がるとか・・・余計な事に気づきますね・・・

 正確な地球の形や、目標の座標が分からないと目標に中てられないわけでね・・・米国はICBMを完成させても、モスクワの正確な座標が分からなかった・・・今では、簡単にわかりますが・・・情報が繋がっていますからね。GPSとカーナビの地図の一致の度合いが極めて高いですからね。今では、モスクワの地図の入ったカーナビを利用すれば正確な座標が出せますから、GPS誘導のミサイルを飛ばすことが出来ますけどね・・・

 モスクワの座標は駐モスクワ米国大使館で、人工衛星を観測する事で正確な座標を得てICBMの精度の向上を行ったりとね・・・このエコー衛星は直径が1号は30m、2号は41mもあって、肉眼でも見えましたからね・・・マイクロ波を反射するだけの銀色の外皮を持った球体ね・・・ICBMによって、測地学は大きく進歩しましたからね・・・

 現在の地理データなどを使えば・・・目標座標の決定や弾道計算はそれほど難しいものではないですからね・・・初期のICBMは、目標の位置すら決定できていない中での開発ですからね・・・この頃は、国際地球観測年とかありましたっけ・・・

2018.09.10

  

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