現在をうろうろ（4292） どうも、軍事評論家君たちと私の知識基盤が違いすぎる・・・？（1） 何だか、面白い話はないかね・・・無ければ作ればよいわけですがね・・・何だか、私の知識と随分違った知識で戦争道具が語られているような・・・軍事評論家君は、面白くて売れれば良いだけでしょうがね・・・ 核ミサイルというのも興味深いね・・・放射性降下物とか素敵な言葉が並びますからね・・・放射性降下物は何によって作られるのか・・・？こういったものも興味深いね・・・広島長崎の原爆は何故上空600ｍぐらいで爆発させたか・・・？これは、放射性降下物を最小限に抑えるためという事ですからね。占領する際にはそこに入らなければならないので、放射性降下物が多いと長期間・・・そこで、占領政策自体を行う事ができないから・・・ 放射性降下物は、確かに核爆弾が爆発した際の核分裂によって生み出されるものがありますが、これは比較的少量で・・・核爆発によって発生する放射線などによって、周囲の物質が放射能を帯びて多量の放射性降下物を生み出すわけです・・・ 広島・長崎の原爆では・・・地上に火球が達しない高度での爆発を行ったため、死の灰は比較的少量しか発生しなかった・・・これが、地上爆発だと・・・地面を構成する物質が放射能を帯びることになるので大量の死の灰が生まれるわけです・・・だから、初期のミサイル迎撃用の核ミサイルは・・・電磁パルスを多少は気にしましたが、放射性降下物は気にしなかったわけでね・・・電磁パルスをあまり気にしなかったのは、当時は人工衛星が少なかった・・・これに尽きますかね・・・それと、電磁パルス対策を施せばそれなりに困らないと・・・ただ、通信線への影響を考えて・・・銅などの金属線を使ったケーブルではなく・・・光ファイバーを用いた通信ラインを実用化する事になるわけですね・・・ それなりの高度での核爆発では、放射性降下物＝死の灰の生成は最小限になる・・・じゃあ、核兵器で実現した破壊は・・・？ これは、一次放射線と熱線と衝撃波による被害が主になるわけですね・・・ 特に衝撃波は・・・空中爆発では強烈なものになります。何故かって・・・？爆発によって生じた衝撃波が地面で反射して、強烈な衝撃波が爆心地を中心に、外へと広がっていくわけです・・・爆風 - Wikipedia ここに説明が出ていますが・・・よくわからないですね・・・空中爆発の説明ね・・・  爆薬が空中で爆発した場合には爆風の入射波が地面に当たって地上反射波となって進む。入射波と地上反射波が合わさる融合波面（マッハステム）では圧力が2倍近くにまで高まる（実際には地面が100%全てを反射しないので2倍にはならない、反射しない圧力は地面に穴を穿つのに消費されたりする）。 説明にある図が・・・難解だね・・・仕方がないので図を作ると左のようになります・・・ 反射の法則の理解が良ければ分かりますがね・・・反射の法則は左の図のように考えられるわけです・・・上の白い部分の火球から出た衝撃波が赤い円・黄色い円・緑の円と広がっていくとします・・・ 地上で反射する衝撃波を考えるには地面を対象の面として、左の図は平面でしか説明していないので、対象の軸ですね・・・これを挟んで同じ距離にある火球から出る衝撃波を考えます・・・すると、赤の円は地面を押し、反射を示す影の付いた赤の円は押し返すことになります・・・すると、上からだけでなく下からも押されることになるので、この空間には本来の圧力の2倍の衝撃波に化けるたものの影響を受けるわけです・・・そして、2つの黄色の円の接する場所に高圧部が移動し・・・さらに2つの緑の円が接するところに高圧部が広がっていきます・・・こんな具合に爆心地から地表を衝撃波が円を描くように広がるように走って・・・地上の物を破壊していくわけです・・・こんな具合に地表に融合波面が形成されて広がっていく・・・という事の説明ですね・・・  トリニティー実験での核爆発による右は衝撃波の写真ですが・・・地面に接している所が高い圧力で粉砕されているわけで・・・爆発から16ミリ秒後の写真で帽子のように見えるトップの部分の高さが200ｍ 30ｍの高さの鉄塔の上で爆発させたのでね・・・かなりの放射性降下物ができちゃった・・・ 原爆が高度580mで爆発するように設定されていた理由は融合波面を形成することによって、爆風の効果を高めるためである。地表の構造物を吹き飛ばすデイジーカッターと呼ばれる大型爆弾が地上1mで起爆するように作られているのも同じ理由である。 地表面にできる高圧を利用して・・・地表面をあたかも花園で棒を振り回して花の茎を叩き切って散らすようにね・・・これが、占領政策に赴く場合の正しい核兵器の使い方でね・・・放射能汚染を主眼にするなら地上爆発ね・・・火球に触れた地面を構成するものが放射能を帯び・・・多量の放射性降下物を生み出すわけでね・・・占領する気も無い、再利用させる気も無いのであれば・・・地上爆発・・・こんな感じですね・・・ 宇宙空間で爆発させると、周囲には放射能を帯びる物質が無いので、放射性降下物は気にしなくてよい・・・というわけでね。それで、核ミサイルを核ミサイルで迎撃するという乱暴な方法が考えられたわけです・・・ 現在ほど、電子機器の普及していなかった時代ですからね・・・ 核兵器ってのは、こんな具合に使うのだ！というのが・・・ご理解いただけたでしょうか・・・？理解する必要も無いね・・・こんなものを使ってはいけないのだから・・・使うと面白いかもね。私も、核の火でジュッと焼かれて灰になりたいよ・・・後の事を考えなくてすみますからね・・・お金の心配も、ここで終わる・・・後の事を考えなくてすむのは良いかもね・・・時々、タナトスに取りつかれるので・・・ さて、近頃は多くの衛星も飛んでいて・・・静電気に弱いコンピュータも随分と普及しているし・・・スマートフォンも、電磁パルスには弱いので・・・近頃は、電磁パルスを攻撃に使うのは近場では困難ですね・・・北朝鮮が日本に電磁パルス攻撃をすると、北朝鮮も被害を受ける・・・アパートの隣の部屋の奴が気に入らないので、ダイナマイトを仕掛けて吹き飛ばしたら、自分の部屋も半分吹き飛んだ・・・面白いけど、意味が無いですからね・・・北朝鮮には電磁パルスの影響を受ける電子機器が日本に比べて少ないから・・・影響をあまり受けないかもしれませんがね・・・ そんなわけで・・・なるべく核弾頭を宇宙空間で爆発させずにズタズタに引き裂いて破壊したくなるわけです・・・その方向で、近頃のミサイル防衛システムは考えられているようですね・・・さて、正しい核兵器の使い方は分かったし・・・一旦切ってミサイルの話しでもしますか・・・ 2018.08.21 |
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