現在をうろうろ（4268） 中国やロシアはイージス・アショアは恐れないで、その意図を恐れるのでは・・・？（2）→この最初へ さて、前回の続きで・・・陸上イージスなどの実力をチェックしてみていますが・・・何だか、弾道ミサイルの迎撃って、かなり困難なのではないかと・・・ほとんど、推測されたコースの物しか迎撃できないような・・・1000ｋｍとかの高速の距離の物体の探知は、非常に困難という事のようですね・・・とにかく前回の・・・中国やロシアも恐れるイージス・アショア 日本に配備される最高性能装備は高いか安いか(1-9) JBpress(日本ビジネスプレス) こいつを続けましょう・・・まあ、その前に、現実に配備されているものの配備の様子から推測される性能ね・・・  左の奴は・・・太い線がイランのミサイルサイロから飛ぶイスラエルの首都とされるテルアビブへ向かうミサイルのコースですね。そして、細い線がトルコのレーダーが指向している方位を示したものです。交差する場所はミサイルサイロから130ｋｍ程の所ですね。ミサイルの飛行距離は1200ｋｍ余りで・・・トルコのレーダー基地から2つのラインが交差するところまで630ｋｍ程ですかね。光達距離で計算してみると、高度80ｋｍあたりから観測できますから・・・まあ、この辺りで高度130ｋｍを超える位になっているのではないかとね・・・だから、きわめて合理的に、探知できそうな配備のような・・・探知から10分ほどで到達ね・・・ イスラエルの防空システムは・・・テルアビブ防衛のは、この予定コースの下にあって・・・テルアビブの中心街から10ｋｍ程の所ですね・・・32°08'04.6N 34°52'05.9E - Google マップ この辺り・・・  大きな軍事施設で掩体などがあるので、多分・・・イスラエルはあまり見ていないのでね・・・赤い線が、イランのサイロからのミサイルコースね・・・合理的な、ミサイル防衛を行っているように見えるのですがね・・・ ミサイルの迎撃は、ミサイルの目標からちょっと離れた場所に前方展開が基本だと思うわけでね・・・目標地点から正面衝突を狙うのが楽ですからね・・・野球のフライを捕るのと同じね。落ちてくる場所にミットを構えるなら、コースも何もないわけで・・・横から走ってジャンプして取るなんて・・・  北朝鮮から飛んで来る東京へのフライを・・・秋田や山口から走って行って捕球するのは合理的かね・・・？左の図を見れば、どこで待っていれば良いかは明白じゃん・・・どう見ても、東京を狙ってください・・・という布陣ですからね・・・高度100ｋｍ位で迎撃するなら・・・長野県の上田や佐久あたりに展開しているのが良さそうに見えますがね・・・さて、本来の記事の方へ戻りましょう・・・ この決定により陸上イージスの能力や価格が明らかになってきた。 陸上イージスの価格が公表されると、それを待っていたかのように大手メディアをはじめとする陸上イージス反対派が反対キャンペーンを開始した。 主な反対理由は、高価である、米朝首脳会談などによる緊張緩和に逆行する、北朝鮮・中国・ロシアが反対しているなどである。 高価ですね・・既に、日本には積み上げた借金を返済する事が事実上不可能になりつつあるわけでね・・・金利を抑えてはいますが、金利すら払えなくなれば・・・早晩資金繰りがつかなくなる・・・それだけね。現在の国際法の枠組みでは戦争はできない・・・朝鮮戦争が終わると、北朝鮮も国連の一員ですから・・・戦争中なのでちょっと特殊なだけでね・・・ しかし、陸上イージスは、従来のイージス艦と「PAC-3」による2層の弾道ミサイル防衛体制を大幅に強化する優れた装備品だ。 そうね。想定されるミサイルのコースの真下あたりにあれば・・・中距離弾道弾の再突入速度はmod.go.jp 弾道ミサイル防衛 平成２０年３月 防衛省  右のように、秒速3ｋｍから7ｋｍ位ですからね・・・高度100ｋｍから、30秒ぐらいで落ちてくるわけでね・・・スタンダードミサイルの速度は4.5 km/s (Mach 15.25) SM-3 Block IIA こんなもののようですからね・・・だから、飛んで来るミサイルと同じぐらいの速度でしかない・・・RIM-161 Standard Missile 3 - Wikipedia  左のように示されていますからね。高性能でも上の北朝鮮から飛んで来るミサイルの速度と補足するミサイルの速度が同じだと・・・東京をどうやったら秋田や山口から守ることができる・・・？それに、届くのか・・・？ 例えば、北朝鮮の弾道ミサイルのみならず、中国の中距離弾道ミサイルにも対応可能で、北朝鮮の弾道ミサイル（例えば「火星14」）のロフテッド機動*1の射撃にも対応可能である。 目標の東京から迎撃するなら可能でしょうね・・・山口から旗対嶺から東京へ飛ぶミサイルのコースをなんとなく示して、同じぐらいの速度で飛ぶミサイルで迎撃すると・・・  雰囲気からすると・・・右のようになるのでは・・・発射から少し遅れての迎撃ですから飛距離はちょっと迎撃ミサイルの方が短い・・・迎撃するのに500ｋｍも飛ばなければならない・・・東京から迎撃するのならOKでしょうね・・・落ちてくる奴に向けてミサイルを発射すればよいわけですから・・・ 異種弾道ミサイルの多数同時射撃にも状況により100％ではないが対応可能であり、我が国の防衛体制の強化や日米同盟の強化に寄与できる非常に優れた装備品である。 レーダーは秒速3ｋｍ位で動いていくものを1.7度のビームで追う事になるわけですね・・・  さて、秒速3ｋｍで飛行している事にしますか・・・山口のイージス・アショアから370ｋｍの距離ね（370×2×3.14）÷360÷1.7＝３．７９… 凄いね1.7度のビーム幅4ｋｍの像が出るのかね？平面で計算しているから、実際にはこの上空ですから・・・さらに距離があるので、もっと大きな像になるわけね・・・直径1ｍに満たない再突入体に直径53ｃｍのミサイルを命中させるのだよ・・・4ｋｍ×4ｋｍの像で捉えられる・・・これが動いていく様子から推測する事は可能で・・・処理後の像の大きさはかなり小さくなるが・・・？ 150ｋｍの距離では（150×2×3.14）÷360÷1.7＝１．５３… だから1.5ｋｍ 70ｋｍの距離では（70×2×3.14）÷360÷1.7＝０．７１… で700ｍぐらいの目標として探知・・・最終的にはミサイルが自分で誘導していくわけだから・・・目標から500ｍ位の範囲に送り込めば迎撃してくれるというのがこのミサイルの性能じゃないのかね・・・？一応、小学生でも解ける算数の問題として考えていますが・・・なるほどね・・・これでは、想定されるコース上になければ、レーダーのビーム幅からすると迎撃はかなり苦しいじゃん・・・イージス艦は艦隊を守るわけだから自艦の方へ飛んで来るミサイルを迎撃すればよいのだからこの程度のレーダーの性能で、高度100ｋｍ前後で飛んで来るミサイルを迎撃すればよい事になる・・・レーダーのビーム幅の1.7度はAN-SPY-1 - Wikipedia これからね・・・しかし、これより高性能で遠くまで届くレーダーという話だが・・・LMSSR（Lockheed Martin Solid State Radar）ロッキード・マーチン固体素子レーダーって具体的に何なのかね？単に、探知距離が長いのは・・・木の葉のように揺れる船の上じゃないからだけのような気がするが・・・？ 我が国の周辺国が反対したとしても、我が国が自らの安全保障に関する決定を行うことは当然のことである。 陸上イージスは、2019年度予算の審議及び決定の過程において間違いなく議論の焦点になるであろうし、秋から始まる臨時国会でも大いに議論されるであろう。 本稿においては、メディアなどで批判されている陸上イージスが、我が国の防衛に大きな貢献をする必要不可欠な装備品であるという観点で議論を進めていきたいと思う。 国連加盟国は、国連加盟国同士で戦争なんかできるわけないじゃん・・・我が国の周辺国が反対したとしても、我が国が自らの安全保障に関する決定を行うことは当然のこと・・・馬鹿かね？我が道を行くでもよいが・・・北朝鮮と同じことになるだけじゃん・・・まあ、核兵器を装備しなければ・・・中国は、日本への渡航自粛を述べるだけでしょうね・・・これだけで、オリンピックでも儲けはどの程度変わるかね？あと、カジノ・・・中国からの博徒が来なければ・・・？ まあ、イージス・アショアは山口や秋田を防衛するには良いでしょうが・・・普通は首都を狙わないかね・・・？しかし、面白いね・・・僕が欲しいおもちゃで、凄いんだ！だから絶対に買ってもらうんだという気概で議論を進めたいって書いてあるように見えるのだが・・・一旦切るか・・・ 2018.08.13 |
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