現在をうろうろ(4223)
日本貧窮者経済新聞
 トランプ君の暴走した先に戦争かね・・・?(2)→この最初へ

 さて、前回の続きですね・・・飯を食うと眠くなる・・・トランプの暴走は「中東大戦争・世界経済危機」を起こしかねない ロシアから見た「正義」 “反逆者”プーチンの挑戦 ダイヤモンド・オンライン 何だか、トランプ君は武器商売がしにくい世界を生み出しちゃうのではないかと・・・?まあ、イスラエルの周辺が安定することは間違いないが・・・それを、狙っているとすればね・・・

 トランプが欧州を批判するもう1つの理由は、ロシアとドイツを結ぶガスパイプラインプロジェクトだ。

<トランプ大統領は、ロシアからドイツに天然ガスを供給するパイプライン計画「ノルド・ストリーム2(Nord Stream II)」に言及し、「ドイツはロシアによる捕らわれの身となっている。膨大なエネルギーをロシアから得ているからだ」と発言。?続けて「世界中の誰もが、このことについて話している。われわれがドイツを守るために数十億ドルも払っているというのに、ドイツは数十億ドルをロシアに支払っていると」「ドイツはロシアに完全に支配されている」と語った。>(AFP=時事 7月11日)


 ドイツに対しての非難であると取るか、自国民に対する提言かで意味が変わりますからね・・・米国国内での世論形成なのか?欧州から兵力の引き上げなのかね・・・?何だか、軍縮を行いたいのではないかとね・・・合理的な判断であるが、米国の兵器産業を考えると・・・一般産業を強化しなければならなくなる・・・

ドイツとロシアが天然ガスを巡って接近?
「ドイツはロシアに完全に支配されている」という、過激な発言が飛び出した。

 既定事実としたいとか・・・?ドイツとロシアの結びつきは戦争を引き起こすことが既にできないほどの関係になっているという事の宣言とかね。ああそうなのか!と、腑に落ちちゃったら・・・認めるしかないじゃん・・・

 欧州がロシアのガスに依存していることは、よく知られた事実である(総輸入量の約4割、総消費量の約3割)。ところで、ロシアのガスは、どうやって欧州まで届くのだろうか?

 公知の事実ですからね・・・エネルギー面での安全保障とか叫ぶ意味が無い・・・結局欧州が相互依存の関係が深くなってしまっている・・・これを、広めているのかもね・・・アメリカ人は田舎者で、相互依存について知らない・・・とかね・・・

 これまで、主なルートはウクライナ経由のパイプラインだった。その後、ロシアとウクライナは、しばしばガス料金問題で対立。「ロシアがウクライナへのガス供給を止めた」というニュースを覚えている方も多いだろう。

 ロシアは、「反ロのウクライナを迂回して、直接欧州にガスを届ける方法」を模索しはじめた。そしてできたのが、ロシアとドイツを直接結ぶ海底パイプライン「ノルド・ストリーム」だ(2011年稼働)。?

 基本的に良好な関係を結んでいれば・・・エネルギーをロシアに求めても問題ないというだけの話しになっているという事になるのかね・・・?

 その後、ロシア―ウクライナ関係は、さらに複雑になっていく。2014年2月、ウクライナで再び革命が起こり、親ロシアのヤヌコビッチ大統領が失脚(親ロ・ヤヌコビッチは、2010年の大統領選で、親欧米派の候補に勝利していた)。

 同年3月、ロシアは、クリミアを併合。同4月、ウクライナ親欧米新政権と、東部親ロシア派ドネツク、ルガンスク州の間で内戦が勃発した。そして現在に至るまで、ロシア―ウクライナ関係は最悪な状態が続いている。

 この辺りは何だか矛盾があるね・・・だって、ウクライナを迂回して欧州へのガスライン・・・ロシアとウクライナの良くない関係・・・だけれども、欧州はロシアからの天然ガスを引こうとしている・・・ウクライナは親欧州かね?何だか、昔ならバルカン半島あたりでやっていたトルコなどとの関係での東方問題が、トルコがNATOに入っちゃったから、東方問題が、クリミア半島へシフト・・・諸侯じゃなくて、地域の中途半端な結合体で成り立っていたウクライナが言語文化圏で解体分離・・・これで、欧州とロシアが困っている・・・?

 じゃあ、ウクライナの内乱を主導したのは誰かね・・・?

 当然ロシアは、「ウクライナを経由しないルート構築」をますます望むようになり、「ガスの安定供給」を願う西欧と利害が一致した。そして現在、進められているのが「ノルド・ストリーム2」プロジェクトだ。(2019年稼働予定)

 結局、ウクライナに親欧米政権なんって無い事になるじゃん・・・親米政権じゃないのかね?欧州はロシアと取引したいが、ウクライナが邪魔なんだから・・・こう考えるしかないじゃん・・・ガスの安定供給にウクライナは邪魔!親欧州じゃないもの!

EUと中国が事実上の「反米声明」を発表
 トランプは、これに反対しているのだ。彼は「ドイツはロシアに完全に支配されている」と批判する。「欧州のロシア依存度が高すぎるのは、安保面で問題」というのだ。これは、その通りかもしれないが、米国には「ノルド・ストリーム2」計画に反対する理由がほかにも2つある。

 米国の国際社会いじりに迷惑している国が多くなっているという事じゃん・・・

 1つは、親米のウクライナ・ポロシェンコ政権を守ること。「ノルド・ストリーム2」が完成すれば、ウクライナは自国領を通過するガスパイプラインの「トランジット料」を得ることができなくなり、経済的に困窮する。

 親米であることが都合が悪くなっている・・・

 もう1つの理由は、米国自身が欧州に液化天然ガスを売りたいから。米国は、シェール革命の恩恵で、世界一の石油・ガス大国に浮上した。それで、石油・ガスの売り込み先を探している。米国は、欧州への輸出を狙っていて、ロシアを排除したいのだ。

 米国がシェールガスを欧州に売りたいだけじゃん・・・でも、コスト面ではパイプラインの方が安価・・・だって、液化するエネルギーが要らないからね。エネルギーなどの安全保障で重要なのは友好関係ですからね・・・友好関係の深化が、米国には気に入らないというだけね・・・

 トランプは、「欧州のロシア依存が高くなりすぎるのは危険」というが、要は「米国のガスを買いなさい」ということなのだ。

 液化と輸送コストの問題があるからね・・・液化のエネルギーは気化させるときにある程度回収できるが・・・シェールガスは安売りはしにくいですからね・・・

 トランプはNATO首脳会議を終えた7月16日、フィンランドの首都ヘルシンキで、プーチンと会談した。「軍縮」「ウクライナ問題」「シリア問題」「イラン問題」など、さまざまなテーマが話し合われたが、具体的合意はなかった。それでも、トランプとプーチンは、最悪になっている米ロ関係を改善させる意志を示した。

 トランプ君の得意技・・・過去の清算だね。結局、米国が方針を変えることになるから・・・米国の強硬派はトランプ君を快く思わなくなる・・・従って、暗殺が近いね・・・あの国は野蛮ですから、テロリストが作った国ですからね・・・

 しかし・・・トランプ君のやり方って・・・リーダースダイジェストの成功者のパターンの体現者じゃン・・・印刷機の会社だっけ?この会社の新入社員が・・・前に悪い関係になって出入り禁止状態になっていて、新入社員でそんなことは知らないで営業に行って・・・注文が取れちゃう話ね・・・ふと思い出しましたね・・・

 同日、EUと中国の首脳会談が北京で行われている。そして、なんとEUと中国が、事実上「反米の共同声明」を出した。

<<中国EU首脳会議>共同声明に「反保護主義」明記
毎日新聞 7/16(月) 23:43配信
【北京・河津啓介】中国と欧州連合(EU)は16日、北京で首脳会議を開いた。
 会議後に発表した共同声明には「反保護主義」が明記された。
 共に米国との通商問題を抱える中国と欧州が連携強化を確認した形だ。>

 <会議には中国の李克強首相とEUのトゥスク欧州理事会常任議長(EU大統領)、ユンケル欧州委員長が出席。会議後の共同会見で、トゥスク氏は同じ日に米露首脳会談も開かれることに言及し、欧州と米露中が
「国際秩序の破壊や貿易戦争の開始を避ける義務がある」
と訴えた。>(同上)


 北朝鮮も似てるじゃん・・・反米的な声明を出すけど、反トランプじゃない・・・多分、EUも中国も反米を言い出すが、反トランプを叫ばなくなるのでは・・・米国の強硬派の問題に収斂するだろうから・・・

「トランプ外交」が中東大戦争を引き起こす可能性
 トゥスクは、「欧州と米露中が」という表現を使った。しかし、「貿易戦争」を開始したのは、米国である。そして、国際秩序を破壊している件についても、「クリミアを併合した」ロシアというよりは、「パリ協定」「イラン核合意」から離脱した米国のことを指しているのだろう。

 だから、私はトランプ外交では戦争は起こらないと思うね。

「孫子の国」中国は、米国と欧州の亀裂を巧みに利用する。

<中国は米中関係の悪化を見据え、欧州との関係を重視している。>(同前)?

<李首相は今月ドイツを公式訪問して経済連携の強化で一致。10日には、ノーベル平和賞を受賞した民主活動家で昨年7月に事実上の獄中死をした劉暁波氏の妻、劉霞さん(57)を解放し、人権問題に関心の高い欧州諸国に配慮を示していた。>(同前)?

 中露の外交は基本的に論理的で理性的ですからね・・・欧州も・・・だけど、米国は自由と民主しかない、幼い普ちゃんのポチ国は単なる怖い怖いの感情論で、理性の欠片もない・・・それだけですからね。理性的な物へ流れるのは自明・・・トランプ君は感情に泳がせて、理性に立ち返らせる話ができるから・・・商売がうまいのだと思いますがね・・・自由にして良い!でも、俺の話を聞け!って感じかね・・・感情に流されたことに気づけは理性の勝利になりますからね・・・まあ、幼い普ちゃんの5歳児の思考では・・・理性など無いから、容認できない!で、暴れだすかね・・・ヤダ!ヤダ!バタバタ・・・背中で床磨き・・・

 劉暁波氏の妻、劉霞さんも、中国にとっては「政治の道具」に過ぎない(それでも、ドイツに脱出できてよかったが)。

「アメリカファースト」を掲げるトランプは、これまで「有言実行」を貫いてきた。「公約を守ること」は、もちろん美徳だろう。しかし、その「公約」自体に問題があれば、約束を守ることで危機が起こることもある。

 「トランプ外交」の結果、起こる可能性のある「大きな災い」が2つある。

 1つは中東戦争だ。トランプ米国は、「イラン核合意」から離脱した。ところが、この合意に参加した他の国々、具体的には、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、中国、イランは「合意維持」を求めている。しかも、国際原子力機関(IAEA)は「イランは、合意を守っている」と宣言しているのだ。

 どうせ、過去を清算する方向で新しい、より親しみの持てる合意を形成するのではないかとね・・・そのためには、古い合意からの離脱が必要だから・・・そして、今は感情に流されている状態を生み出している・・・ここで、トランプ君とロウハニ君との理性的な会談で新しい合意ができるのではないかとね・・・不可侵条約的な内容ね・・・国連加盟国だから、本来は・・・単に確認だけでOKなのですがね・・・

 この件に関しては、「米国が正しい」と考える国は、イランと敵対するイスラエル、サウジアラビアくらいしかない。にもかかわらず、トランプは世界中の国々に「イランからの原油輸入をやめろ」「やめなければ制裁を科す」と脅している。

 感情に流されて、イランからの原油を諦める連中が出るのを予測しているわけね・・・

 これに反発したイランのロウハニ大統領は7月22日、「イランとの戦争が究極の戦争になることを(米国は)理解しなくてはならない!」と、米国を威嚇した。

 北朝鮮と同じで・・・現在の国際法の枠組みでは戦争ができないことを熟知しているだけね・・・そして、戦争にはならないという確信があるから、強気なのでね。夕飯にしなきゃ・・・一旦切る!

2018.07.31

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの


 首相官邸ホームページ
 国会提出法案|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)
 世界のビジネスニュース(通商弘報) - ジェトロ
 銘柄一覧 日本取引所グループ

 聯合ニュース
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren


食べ物が・・・

 野菜ナビ

inserted by FC2 system