平安南道北道の工業とそのインフラ（25）　楽元機械連合企業所（３）・・・

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　平安南道北道の工業とそのインフラ（25）　楽元機械連合企業所（３）・・・

　いつの間にか平安南道北部を越えて、平安北道に入っていましたね。どうやら、表題と一致していないことに気付きました・・・仕方ないから一字変更・・・さて、この楽元機械連合企業所の製品群ですが、かなり多岐に渡っているようです。油圧装置が基本ですかね？そして、履帯を履いた無限軌道車・・・

　右のようなものを作りだすための工場群が集約されているという事のようです。

　ちょっと気になるのは、この動力源ですね。多分、ディーゼルエンジンを基本として、油圧モーターか電気モーターで動かしている・・・この構成部品のうち誇らしげに並べられているものを見ると・・・

　左の様な製品群があります。

　どうやら電気モーターのようですね。

　拡大写真がありますね。右のようなものです。展示しているという事は、ここの工場で工夫したものという意味合いですかね？まさか主体モーターかね？ライセンス生産ではない、下敷きはあるかもしれないがそれなりの工夫を加味したものという感じなのかもしれません。

　生産設備にはプレス機もある事が分かりますから、金型工場もありそうです。

　板金のための各種加工工作機械が揃っているようですが・・・なんとなく、試作工場が量産を行っているような雰囲気が・・・プレス加工による標準化されたパーツと手で曲線を生み出して生産しているのか？

　炭酸ガスレーザー加工機ですかね？それとも単なるプロッターで罫書き作業を行っている？

　いずれにせよ、新しい機材がそれほど珍しい状態ではないのかね？

　油圧モーターや油圧ポンプかね？油圧機器は・・・ユンボをいじる時がありますが、こまかな装備品までチェックした事が無いので・・・ちょっと分かりかねます。

　油圧シリンダーと高圧パイプやパッキン類ですね。

　油圧装置にまぎれて、危ないものがあります・・・

　高圧装置の一種ですが・・・油圧シリンダーの技術は砲身の技術に近いのか？焼嵌多重構造シリンダーとか、巻き線によって強化しているとか？薬莢や砲弾がありますが・・・砲弾は削岩機のロッドの仲間か？となると、この工場は超高圧シリンダー工場と称する砲身工場があったり、自走砲なども作っている可能性が高いですね。技術的には同系統のものですね。

　どう見ても砲弾ですね。銅の覆帯がついています。この工場の主力製品かね？

　右はどうやら、空気液化装置の部品のようですね。

　どうやら、どんな製品を作ってるのか良くわかりました。砲熕関連の製品も扱っているとは・・・ちょっと意外な感じがしますが、技術の系統から考えれば理解できますね。すると、焼嵌のための垂直のピットがあるのかね？170ｍｍ主体砲ってやつは50口径ぐらいとすると8.5ｍを越えますね・・・12ｍほどの砲身製造能力を考えて巻上げ機などを含めて地上２０ｍ、地下15ｍ程度のピットか・・・長い誘導加熱炉を備えているとか？

　砲腔をあけるための中刳盤や施条機やらブローチ盤とかあるのかね？どうやら、この工場群はかなりの工作機械が揃っていると思われます・・・試作量産？少量多品種・・・時々大量生産というものですかね？そうなると・・・一国の選りすぐりの工員が集まっているとか？ちょうど技能オリンピックのチャンピオンばかりいるような工場かね？

　価値の原理が、稼ぐ金銭よりも技能の高さによる尊敬という可能性はありますから・・・稼ぐ金ではなく感謝状の数とか・・・金と尊敬のどちらを稼ぐ方が難しく、やりがいのあるものなのか？階級社会ですから・・・同じ階級であれば生活は同じ・・・その中での格差は・・・尊敬の概念か・・・比較文化論をやっても仕方ないですが・・・

2014.09.09