現在をうろうろ(407)

 平安南道北部の工業とそのインフラ(13) ウラン鉱山の可能性のある場所と金倉里と泰川水力・原子力発電所・・・

 とりあえず、我が妄想的衛星写真判読によって、ウラン鉱石の出所はなんとなく判明・・・多分・・・旧大館駅;現大寧江駅東北東約3kmの金風洞であると・・・字の判別が困難・・・金凰洞かも?行政区分でこのあたりの外南面の洞は9つでこの名がリストに無い・・・有色陶土の産地かもしれませんが・・・どうも行政区分と警察区と鉱山屋の使う地域名称が微妙に異なるのが興味深い・・・

 右の地図ですね。大館の東部に、大館駅が置かれ、それが今では大寧江駅となっています。大寧江・・・このあたりを流れる川の名前のようですが、ここを流れている川の名は兄弟川となっています。金凰洞か金風洞?の谷は、東の金上洞へ続く道が通っているようです。

 大寧江駅から西へ15km程の所に1000mを越える天摩山があります。この山のあたりの水力発電所近くに、地下工場があって、そこで精錬などを行っているという噂も流れていますが・・・天摩山あたりからの水もずいぶんと新たな用水路が作られて利用されている様です。

 やはり、測量技術の飛躍的な進歩があったのではないかと・・・右の地図のレベルの測量では、ちょっと作れない水路網を作っているような感じです。農家に水を隈なく送れれば・・・評判は悪くないはず・・・古い水系に対してもかなり気を使った感じですね。途中の川からの水の収奪は原則として行っていない・・・立体交差で避けていますね。

 噂の場所をチェックしてみると・・・この近くでは、大館郡金倉里の大規模地下施設というのが疑われていましたね。金倉里どこ?右の地図では現れませんが生下里ですかね?JOINS 大館郡 この地図の金倉里の位置は・・・座標・・・

 40°07'12.20" N 125°08'42.29" E ここです。ここの見学費用が3億ドルと吹っ掛けたわけですね。こいつは高価なツァーですね・・・トンネルとパイプラインとダム見学か・・・左の写真のような場所ですね。

 ざっと見て・・・これでは大した施設はできそうもないような気がしますが・・・パイプラインとトンネルは右上の部分ですね。まさか、アメリカの視察申し入れに対して3億ドルと冗談で言ったら本当になったとか?1.5km程のトンネルを掘っていますね。そして、出た石を使ってダムを作ろうとした様な感じですね。

 どうも、天摩山観光用の道路みたいな感じですね。12km程近道ができそうです。その上、流路が定まらないために架橋と道路整備が困難な谷の出口の道を使わないでのコースになりますから、天候とは関係なく、天摩山観光が楽しめますね。

 なんとなく、例の・・・強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法 この法の最後の文言を付け加えたくなるのは・・・

 第二十八条  国は、国際社会における我が国の利益の増進に資するため、我が国の国土強靱化に対する諸外国の理解を深めるよう努めなければならない

 この事かね?観光用の道路のトンネルと、それを守るためのダムと、その付帯工事を地下核施設と思いこませて法外な視察代金を振り込ませる・・・相当な対価で見学する事を許可するとか・・・?しかし、米国は視察の結果でがっかりしたか?それとも、安心したか・・・3億ドル相当の穀物・・・

 右の写真の様な、掘りだしたものを運び出すためのパイプラインとトンネルですね。

 あとは・・・泰川郡には巨大な水力発電所と高圧電線が張り巡らされている核関連秘密施設があるとか?この噂は・・・泰川の巨大な水力発電所は・・・座標は・・・

 39°58'16.12" N 125°31'13.98" E ここですね。ここの地下にタービン室があるようです。そして、変電設備があって・・・

 地下にタービン室があるのは、このダムの水面の標高が100m程で、写真中央右やや下の排水口の標高が40m程しか無いので地下に置くしかない・・・少しでも高さを稼がなければならない・・・写真で排水口の上にかなり広い面積を占める変電施設があります。この変電施設は近頃拡張されている・・・さて・・・送電系統をチェックしますか・・・

 鉄塔はざっと見て、4つの方向へ高圧線を導いています。天気の良い時の衛星写真は田園風景を見ながらの散歩の様なものですね。送電系統をチェックしてみると・・・1つは煕川の水力発電所の電源系統と交わっていますね。

 右の図が平壌への電力系統で、現在判明している分です。清川の火力発電所のものは、この系統には入っていません。写真右上の青い四角が煕川水力発電所のもので、左の上が・・・泰川の上流にある発電所で、その下の四角が巨大な水力発電所です。

 この泰川の水力発電所からの送電線は・・・完成しなかった原子力発電所も含む予定だったようです。・・・座標・・・

 39°55'39.34" N 125°34'07.80" E ここですね。

 左の写真が、泰川の20万キロワットの発電所になるはずのものですね。1994年から凍結されていますが・・・何故か、クレーンの向きは変化していますから、完全に諦めたのではなさそうな感じですね。

 本来は上の図の中に加わる予定だった発電所です。ダムから5km程の所にあります。

 泰川水力として知られている発電所群は・・・

 上の送電系の左上の青い四角、これが1号発電所で15万キロワットという事のようです。そして、その下の青い四角が大きなダムを持つのが2号発電所で50万キロワットという事のようです。

 さて、この大きな水力発電所関連の送電系は上流の1号発電所とつながる1系統、平壌への1系統、地域の高圧2系統、地域の低圧1系統が当初のもののようです。その後、この下流の高低差の小さなダムを作り3〜5号発電所として、各3万2,000キロワットを発電しているようです。これと平壌の送電系が煕川水力発電所で増強されたのか?これに伴って、2012年あたりから、安州の南興青年化学工場への送電系が新設されていきます・・・こうなると、他の系統もきちんと見ておかないと・・・

2014.09.03

  

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